Mr.コンティのRising JAPAN

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6月4日 Socceroos 戦に向けて…. Kewell out Kennedy & Ognenovski come back

2013-06-02 | FIFA World Cup
ブルガリアに敗戦を喫した Samurai Blue 。ワールドカップ予選ホーム最終戦を前に不安を煽るマスコミあるけど、ここは結果よりも選手の調整と最終確認が大事。そして手の内を何もわざわざ対戦を控えた相手に見せる必要もない。
6月4日、さいたまスタジアムでの試合は日本よりもオーストラリアの方が大事な試合。それを考えれば….と思う。


Kewell released by Qatari club 16th May

Harry Kewell が所属していたカタール Al Gharafa から契約を延長しないと通告された。これにより Kewell の日本戦の出場は完全に潰えたこととなった。 今さら Kewell が?と思われる方も多いだろうがそれは3月のワールドカップ予選のオマーン戦で Mark Bresciano が負傷をし、彼の“代役”として Al Gharafa が Kewell と6週間の短期契約を結んだのだった。
在籍中 Kewell は3試合でQatar SC 相手に1ゴールを決めるなど、次のワールドカップ予選の事も考え契約延長を望んでいたのだが Bresciano が回復したので契約延長には至らなかったらしい
Kewell は2012年3月に当時の所属先であった Melbourne Victory を退団して以来1年以上に亘り所属先の決まらない“浪人”状態が続いてる。 
既に34歳になった Kewell は England に戻るとか言われているが来シーズンの A-League 入りも噂されている。
Holger Osieck オーストラリア代表監督は翌週の日本戦からのワールドカップ予選3連戦に向けてのメンバー発表を前に Kewell の所属先決定とそこでのレギュラー出場を望んでいたがこれで彼のメンバー入りは無くなったと思われている。

“ Holgaer Osieck 監督には是非代表でプレーしたい、まだ代表に貢献することが出来ると話していた。しかしそれは彼が決めることでいかなる彼の決定を私は祖恩寵する。 私は悪い気はしていないプレーをする機会を実際に与えれてくれた Al Gharafa には大変感謝している。 代表チームに選ばれる最低条件は所属先のクラブが決まっていることだ。それは充分に理解している。”
この様に語った。

Jets exit race for Kewell 29th May
Newcastle Jets は来シーズンの Kewell 争奪戦から降りたことを表明した。
来シーズン A-League 入りが噂されており Kewell 争奪が関心を呼んでおり目下のところ Melbourne Hearts がその候補と見られているらしい。
Harryは友好的に語ってくれたそして我々は明らかに彼の入団の可能性に就いて話し合いに大変興味があった。交渉はオファー提示にまで進んだが残念ながら彼と自分の家族の為には合わないとみなしたのだろう。我々は彼を A-League で見られることを希望している。なぜなら、彼の様な選手が同じリーグにいることは利益をもたらすからだ。 “ Jets の Robbie Middleby CEOはこの様に語った。 

それにしても Socceroos はまだBresciano どころか Kewell にまで頼らねばならないのだろうか?
所属先が決まっていないのであれば Neil も同じなんだけど。




Kennedy, Ognenovski return for Socceroos
Socceroos のHolger Osieck 監督はワールドカップ予選の最終3連戦に向けて26人のメンバーを発表した。
そこには3月のオマーン戦を累積警告で出場できなかった Lucas Neil そして昨年 Brisbane でのワールドカップ予選の日本戦以来ほぼ1年振りの選出となった Josh Kennedy, Sasa Ognenovski そして Mitchell Langerak.達も選ばれた。
そして A-Lueague からIvan Franjic (Brisbane Roar), Eugene Galekovic (Adelaide United), Mark Milligan (Melbourne Victory), Jade North (Brisbane Roar), Archie Thompson (Melbourne Victory), Michael Thwaite (Perth Glory) そして Dario Vidosic (Adelaide United) 達7選手が選出された。

GK
Mark SCHWARZER , Fulham FC, ENGLAND - 105 (0)  Eugene GALEKOVIC, Adelaide United FC, AUSTRALIA - 6 (0) Mitchell LANGERAK B.V. Borussia 09 Dortmund, GERMANY,

DF
Robert CORNTHWAITE, 全南 韓国- 7 (3), Ivan FRANJIC, Brisbane Roar FC, AUSTRALIA - 3 (0) Ryan McGOWAN,
山東魯能 中国- 3 (0)  Mark MILLIGAN, Melbourne Victory FC, AUSTRALIA - 19 (2)  Lucas NEILL, uncontracted - 89 (0)  Jade NORTH, Brisbane Roar FC, AUSTRALIA - 39 (0)  Sasa OGNENOVSKI, Umm Salal SC, QATAR - 18 (1)
Michael THWAITE, Perth Glory FC, AUSTRALIA - 11 (0)  Luke WILKSHIRE, FK Dinamo Moscow, RUSSIA - 75 (8)

MF
Mark BRESCIANO, Al Gharafa, QATAR - 66 (12) Alex BROSQUE, Al-Ain Club, UAE - 21 (5) James HOLLAND, FK Austria Vienna, AUSTRIA - 10 (0) Mile JEDINAK, Crystal Palace FC, ENGLAND - 38 (3) Robbie KRUSE, Fortuna Dusseldorf, GERMANY - 23 (2)  Matthew McKAY, 長春亜泰 中国- 35 (1)  Tommy OAR, FC Utrecht, NETHERLANDS - 7 (0)  Tom ROGIC, Celtic FC, SCOTLAND - 4 (0)  Michael ZULLO, FC Utrecht, NETHERLANDS - 10 (0)

FW
Tim CAHILL, New York Red Bulls, USA - 61 (27) Brett HOLMAN, Aston Villa FC, ENGLAND - 59 (9) Josh KENNEDY,
名古屋グランパス 日本- 30 (15)  Archie THOMPSON, Melbourne Victory FC, AUSTRALIA - 47 (28)  Dario VIDOSIC, Adelaide United FC, AUSTRALIA - 14 (1)

Socceroos stick with old guard for qualifiers 24th May
Neil の累積警告出場停止を受けて3月のオマーン戦のCBは Michael Thwaite と Robert Cornthwaite であったが日本戦には 35歳のNeil が復帰しその相方はオマーン戦をけがで欠場した34歳の Sasa Ognenovski となる模様。

“ Lucas と Sasa がまた戻ってくる。 彼らは何試合も一緒にプレーしている。この二人は経験もありチームに貢献する特別な技術を持っている。そして私が期待するところは彼らはこういった試合を何度も経験しているという事だ。 そして彼らは日本の超満員の競技場の試合でどういうことを望まれているかをわかっている。 我々には特にメンタル的な強さが必要とされる。
選手がコンスタントにプレーできないことは案じられることだ。 Neil はおおくを進化させ、今でもチームの主将である。そして彼にチームを活性化させたい。“ この様に Osieck 監督は語っている。 また Kennedy の招集に就いては Cahill との併用は示唆しなかったらしい。

昨年6月の Brisbane でのワールドカップ予選そして2011年1月の Asian Cup 決勝戦は Neil, Ognenovski がCBを組んだ。
Pim Verbeek 時代は全く声が掛からなかった Ognenovski 。2008年はACLで当時所属していた Adelaide United のメンバーとして鹿島アントラーズと対戦。 あのマルキーニョスを完全にストップし試合後地元アナウンサーが“ Historical !! “ と叫んだ勝利に大いに貢献したそのパフォーマンスは忘れられない。 Craig Moore のバックアップとしてなぜワールドカップ南ア大会メンバーに入れなかったのか今でも不思議に思う。
Neil のキャリアーは今さら述べる必要もないが今年の1月から Neil は所属クラブが決まらない“浪人”状態だ。 そちらの方が懸念されると思う。



Holger: We want three points in Japan

地元紙のインタビューで Osieck 監督は日本には旅行に出かけるのではない勝ち点3を狙うと話した。その記事から下記の通りに抜粋した。 
チーム戦術の変更に就いては
我々はいつも強さを前面に出して戦っていた。日本に対してそうやると、日本に対してそうすると彼らに攻撃の機会を与えてしまう。だからそれはセカンドベストにするだろう。 我々は充分に力がある。 それを試合に生かす。 と答えている

失望を味わったオマーン戦はどう見るか?
それは全くハッピーな結果では無かった。 特に前半は選手達は少し惰眠状態であった。 それは私が想像したことではなかった。後半は、もう 0-2 でリードされており遅すぎたと思った。しかし選手達は本当のスピリッツを見せた。 それは前半よりもずっと改善されたことで同点に追いつくことが出来た。もちろん勝つこともできたであろうが前半惨めなパフォーマンスの負債を返すことが出来た。

日本戦で焦点となるパフォーマンスは何かあるか?
まず基本的なミスを犯してはならない。 振り返ってみればそのための理由を探さねばならない。それは普通に好きなことではない。我々のビルドアップは遅すぎた。 我々のパスタイミングはまとまりがなく、何度もボールを失った。そしてほとんど前線に出ることが出来なかった。 我々はまず日本戦では絶対にそれらを改善せねばならない。 より攻撃的に、日本の第3列のDF陣の中でプレーせねばならない。 我々はピッチ上で我々の指示を忠実に守る選手達を誇りに思う。

メンタルの面は? 日本戦ではチームにプレッシャーを与えるのか取り除くのか?
どんなゲームであれ試合に臨むにあたりプレッシャーは感じる。 相手に対してのリスペクトを失う必要はない。 

オマーン戦後選手達にはどう接したのか? 何か期待できたリアクションは?
ハーフタイムでは既に選手達に強い言葉を発した。 選手達は我々が負っていた負債をわかっていた。 試合後は言ってみれば、より積極的なアプローチがあったことが分かった。だから2ゴールを挙げられた。 しかし誰もがハッピーでは無かった。 大体のところ我々は期待していた域に達しなかった我々はその再現を避けなければならない。 我々はファイトを見せる準備をせねばならない。そして私はまだ多くのやるべき事や質の向上があると思っている。

得失点差は?オーストラリアは日本を除くと得失点差で優位に立っている。 失点しないことに重きを置くのか? 
最終順位を決定するときに得失点差は大きな問題となってくる。 それを考えることもあるだろうが、得失点差を計算しながらプレーはしない。 我々は勝ち点を得て心配をしなくてもいいような位置に付きたい。

日本では3年間浦和レッズの監督として日本にいた。 代表チームの監督になってからそれ以来初めての来日となる。電話等で日本チームの情報を収集できたか?
日本にはコンタクト出来得る多くの人がいる。しかし日本戦の為に連絡を取ったことはなかった。 日本チームと選手達はよく知っている。何人かの選手は私が浦和レッズ監督時代に私の下でプレーしていた。 日本代表には本当の秘密は私にはない。 我々は彼らの強さ、質の高さを知っている。 我々は全力を尽くし彼らに対して結果を出さねばならない。

5月30日の日本対ブルガリア戦はスカウティングの為に観戦に行くのか?
普通準備試合は良い指南にはならに。 通常、2軍選手や控え選手が多用される。 今そこに行くのは大きな問題となるのでテレビで観戦する。 豊田は我々の日本でのキャンプ地から遠い。 チームキャンプの最中に更に旅程を付け加える必要はない。

Ryoichi Maeda, Hiroshi Kiyotake, Takashi Inui, Shinji Kagawa, Mike Havenaar, Shinji Okazaki – 日本に才能ある攻撃選手がそろっている。彼らは日本の日本の強さとなっているか?
彼らはホームゲームでは大変攻撃的になる。 彼らは素晴らしい選手達である。特に香川慎二は。他の選手達も Bundesliga ではレギュラーだ。 本当にアタッキングエリアでは彼らは強靭だ。 我々にとっては大きな挑戦となる。

Keisuke Honda のフィットネスには問題があるらしいが、彼はプレーすると思うか?
この日本戦の出場に就いては彼にはクェッションマークが付けられている事は知っている。 しかしそれに焦点を当てすぎるべきではない。 もし本田が出場するなら香川は左サイドで。本田が出なければ香川がトップ下に配置され清武が左に、似たようなタイプの選手が揃っている。

またこういった質疑以外に Sasa Ognenovski の招集に就いてはいくつかの組み合わせを試したが、ワールドカップ南ア大会以降 Neil とのコンビネーションを組んでいることを重要視したためと答えており、Socceroos の懸案になっている左サイドバックの人選に就いてはそれを“アキレス腱”と認めおり、 Brisbane Roar の Ivan Franjic のこのポジションの起用を聞かれても明言は避けていた。 Franjic は今年1月、香港で開催された東アジア選手権予選では左サイドバックに起用されていた。 
これまで代表で30試合出場し15ゴールを挙げている Josh Kennedy の1年ぶりの招集に就いては所属先の名古屋グランパスエイトで今シーズンは7試合に出場している事を挙げそれが招集に繋がったと言及。 更にその高さの重要性を唱えながらもハイボールを中心としたゲームプランに変更はしないと語っていた。

そしてHarry Kewell に就いては状態さえ上がればいつでも代表に招集する可能性がある、扉は開かれていると話し、最後にオマーン戦を見て多くの国民が予選突破に向けて悲観的な考えしか持っていないことに就いては


監督として楽観的な考えしか持っていない。そうでなければ誤ったことをしてしまう。 おそらく人々がこの状況を強く意識していることは悪いことではない。 オマーン戦に先駆けて日曜日の午後に散策をしている様な気分であり、総得点だけを語るのであれば( 5試合6得点 )大変危険な状態だ。 それは選手達と代表チームの周囲にインパクトを与える。 私はむしろより現実的な状況にいる。 彼らは全てにファイトしなければならず、それを取って当然と思われないことも起こさねばならないと言っている。 それらはこれまで行われたことよりも良いアプローチであると思われる。

この様に結んでいた。  

Asian Cup 決勝戦よりもこのワールドカップ予選の方が緊張が高くなる。 4年前は日豪ともに予選突破を決めた後のMCG での予選最終戦であった。オーストラリアと真剣勝負が出来る重要な機会。 日本はこの試合で結果をだしてこそワールドカップで対戦する列強と戦えるというもの。 しっかりと結果を出してほしいものだ。




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