3月11日の大地震、そして津波から10日が過ぎた。まだまだ東京都周辺は計画停電、ガソリン不足、一部の食品不足に悩まされている。それにまだ起きる余震…いつになったら地震前に生活に戻れるのだろう…。
しかしテレビに映し出される東北地方の被災者の方々を見ると自分達がどれだけ恵まれているか…住む家もある。失った私物は皆無。この程度で被災した何て恥ずかしくて言えない…
恥ずかしいと言えば…..
20年以上前、私は自衛隊と関わりをもっていた。その時ある部隊の幹部と何度か話した。その幹部が云ったことが印象的だった。
私達が暇な時が平和なんだよ….
そして私は思った。何だ… 国民の税金で…普段は何してるんや、俺も勉強し直して防衛大を出て一生楽して暮らせないかなぁ..
駐屯地の草刈りに、掃除、たまにソフトボールなんかやっていたなぁ…..
まだ自衛隊が海外派兵されることなんか誰も考えつかなかった時代だった。
しかし1995年、阪神淡路大震災で必死に救助活動をしていた自衛隊員をテレビで見た。中には家族が被災している隊員もいたらしい。しかし任務を遂行する彼らを見て昔抱いた事を思い出した。そして自分を恥じた。俺は何て恥ずべき男なんだ….
今回も被災地でそして福島の原子力発電所で救助活動や放水活動をする自衛隊員を見てまた昔の自分を恥じた。
そしてあの時の幹部の言葉も思い出した。
私達が暇な時が平和なんだよ….
日本列島にはやく平和が来てほしい。それが平和と気づく今…
All Whites withdraw from Japan match
3月17日 New Zealand Football 協会 ( N.Z.F. ) は今般の地震、津波による被災状況並びにその後の被害状況に就いて日本サッカー協会 JFA 並びに在日ニュージーランド大使館からの報告を受け3月29日の日本代表との親善試合そして福岡で開催される U-17 の Sanix Cup に選手達並びに役員達の健康と安全を保証出来ないと言う理由でそれぞれのチームの派遣を見送る決定したと発表した。
JFAは All Whites の試合会場を東京国立競技場から震災からの二次被害の可能性のより低い大阪長居競技場に変更する事を示唆したのだが…..
“試合を2週間後にひかえたこの決定は厳しいものだったがメディアが発する原子力発電所を取り巻く日本の不確かな状況を鑑み、判断を誤らぬようにとの用心から日本行きを断念する事にした。その瞬間はニュージーランドで感情的なものがひた走ったがこの状況でサッカーの試合を行う事は得策なことでは無いと感じた。この決定を尊重してくれた日本サッカー協会の理解には深く感謝する。 我々のハートは復興を前にした全ての人達そして日本人と共にある。 ニュージーランド協会は可能な限り日本と試合を組めるように努力する。“
ニュージーランド協会の Frank van Hattum 会長はこうコメントを残した。All Whites は3月22日武漢で中国代表と親善試合を行う。
Soccer: All Whites, Japan set for charity match
3月16日日本サッカー協会 ( JFA ) は3月25日のモンテネグロ戦を中止とし29日に行われるニュージーランド戦の試合会場を東京から大阪に移し、この試合をチャリティーマッチとすることを提案して来た。
“我々は3月29日、長居競技場でチャリティーマッチを行う。” JFA 小倉会長は共同通信社に語った。
もし All Whites が日本行きをキャンセルすれば対戦相手は日本代表と国内チームとすると発表したと共同通信社は報道した。
“日本の人達に大きな連帯感を持っているところを見せたかったがまずは選手達やスタッフに安全保証の確認をする必要がある。我々は今JFA としかるべき日本政府機関とこういった安全の保証がなされるかを確認する作業をおこなっている。”
NZF の Frank van Hattum 会長のコメントだ。
小倉会長は震災にあった二カ国同士が試合をする事は適切な事であると語った。
“まだまだ必要な詳細はあるが日本と同様大きな被災を負ったニュージーランドとは是非試合を行いたい。ザッケローニ監督と日本代表選手達は被害に遭った人達の為に何か手助けになりたい、と語っていた。” この様に話していたとの事だった。
地震、津波そして原子力発電所の事故…状況は厳しくなるばかり、折角入手した楽しみにしていた試合のチケットだけど今はそれを云っている場合ではなかったのだろう…..
Three new caps in All Whites squad
3月18日、Ricki Herbert All Whites 監督は中国遠征に向かう最終18選手を発表した。
そこにはMelbourne Victory のMarco Rojas, Major League Soccer でプレーするJake Gleeson そしてJ-League アルビレックス新潟でプレーするフルバックのMichael Fitzgerald ら代表デビューを迎えた3選手が含まれていた。
そしてこの遠征には前に試合で退場となった West Ham United のDF Winston Reid そして故障中のWellington Phoenix のDF Ben Sigmund は選出されなかった。そして怪我で離脱している Mark Paston も対象から外れた。
ワールドカップ前はレギュラーGKだった Glen Moss はこれからアピールのチャンスか….
その一方で南アフリカワールドカップメンバーに直前で漏れた Brisbane Roar の Kosta Barbarouses も遠征メンバーに選ばれた。今シーズン A-League で11ゴールを上げたのが評価されたらしい。
また先の A-League Grand Final に Central Coast Mariners のメンバーとして出場した MF Michael McGlinchey も選出された。
このメンバーは2012年に組まれているワールドカップ予選6試合に向けてのチーム作りの礎となると言われている。
Goalkeepers
Glen Moss (Gold Coast United, Aus - 16/0) Jake Gleeson (Portland Timbers, Usa - 0/0)
Defenders
Tony Lochhead (Wellington Phoenix - 33/0) Ivan Vicelich (Auckland City, Nzl - 71/7) Ryan Nelsen (Blackburn Rovers, Eng - 45/9) Andrew Boyens (Chivas, Usa - 16/0) Tommy Smith (Ipswich Town, Eng - 7/0) Michael Fitzgerald (Albirex Niigata, Jpn - 0/0)
Midfielders
Michael McGlinchey (Central Coast Mariners, Aus - 7/0) Jeremy Brockie (Newcastle Jets, Aus - 21/0) David Mulligan (Auckland City, Nzl - 25/3) Aaron Clapham (Canterbury United, Nzl - 2/0) Marco Rojas (Melbourne Victory, Aus - 0/0)
Forwards
Shane Smeltz (Gold Coast United, Aus - 34/18) Rory Fallon (Plymouth Argyle, Eng - 11/3) Chris Killen (Shenzhen Ruby, Chn - 36/18) Chris Wood (Brighton And Hove Albion, Eng - 14/1) Kosta Barbarouses (Brisbane Roar, Aus - 1/0)
そしてこのメンバー発表後 Shane Smeltz の Perth Glory 移籍が発表された。
Ryan Nelsen をはじめ南アフリカワールドカップメンバーが13人含まれたこのメンバー。是非とも観てみたかった。
それだけに今回の決定は残念でたまらないがこう云う状況なら仕方ない。
しかしながら All Whites もこの試合中止は大打撃だ。中国戦の後の代表戦は全く白紙らしい。そしてニュージーランドのワールドカップ予選は2012年6月からでこれも実は8カ月延期された。また Christchurch 地震のチャリティーマッチもなかなか決まらない。ニュージーランドサッカー界が最も懸念するのがワールドカップで得た機運を霧散させない事。
日本戦の“実現”はニュージーランド側も望んでいる事はよく理解できる。そして彼らもホームゲームは必要だ。9月、10月はラグビーのワールドカップでホームゲームは出来ないが…..
被災されている方々はスポーツ観戦どころでは無い。 状況が改善されまたスポーツ観戦が出来る日まで待とう。
そして Frank van Hattum 会長の言葉、両国が対戦できる日が実現する日を待とう……
しかしテレビに映し出される東北地方の被災者の方々を見ると自分達がどれだけ恵まれているか…住む家もある。失った私物は皆無。この程度で被災した何て恥ずかしくて言えない…
恥ずかしいと言えば…..
20年以上前、私は自衛隊と関わりをもっていた。その時ある部隊の幹部と何度か話した。その幹部が云ったことが印象的だった。
私達が暇な時が平和なんだよ….
そして私は思った。何だ… 国民の税金で…普段は何してるんや、俺も勉強し直して防衛大を出て一生楽して暮らせないかなぁ..
駐屯地の草刈りに、掃除、たまにソフトボールなんかやっていたなぁ…..
まだ自衛隊が海外派兵されることなんか誰も考えつかなかった時代だった。
しかし1995年、阪神淡路大震災で必死に救助活動をしていた自衛隊員をテレビで見た。中には家族が被災している隊員もいたらしい。しかし任務を遂行する彼らを見て昔抱いた事を思い出した。そして自分を恥じた。俺は何て恥ずべき男なんだ….
今回も被災地でそして福島の原子力発電所で救助活動や放水活動をする自衛隊員を見てまた昔の自分を恥じた。
そしてあの時の幹部の言葉も思い出した。
私達が暇な時が平和なんだよ….
日本列島にはやく平和が来てほしい。それが平和と気づく今…
All Whites withdraw from Japan match
3月17日 New Zealand Football 協会 ( N.Z.F. ) は今般の地震、津波による被災状況並びにその後の被害状況に就いて日本サッカー協会 JFA 並びに在日ニュージーランド大使館からの報告を受け3月29日の日本代表との親善試合そして福岡で開催される U-17 の Sanix Cup に選手達並びに役員達の健康と安全を保証出来ないと言う理由でそれぞれのチームの派遣を見送る決定したと発表した。
JFAは All Whites の試合会場を東京国立競技場から震災からの二次被害の可能性のより低い大阪長居競技場に変更する事を示唆したのだが…..
“試合を2週間後にひかえたこの決定は厳しいものだったがメディアが発する原子力発電所を取り巻く日本の不確かな状況を鑑み、判断を誤らぬようにとの用心から日本行きを断念する事にした。その瞬間はニュージーランドで感情的なものがひた走ったがこの状況でサッカーの試合を行う事は得策なことでは無いと感じた。この決定を尊重してくれた日本サッカー協会の理解には深く感謝する。 我々のハートは復興を前にした全ての人達そして日本人と共にある。 ニュージーランド協会は可能な限り日本と試合を組めるように努力する。“
ニュージーランド協会の Frank van Hattum 会長はこうコメントを残した。All Whites は3月22日武漢で中国代表と親善試合を行う。
Soccer: All Whites, Japan set for charity match
3月16日日本サッカー協会 ( JFA ) は3月25日のモンテネグロ戦を中止とし29日に行われるニュージーランド戦の試合会場を東京から大阪に移し、この試合をチャリティーマッチとすることを提案して来た。
“我々は3月29日、長居競技場でチャリティーマッチを行う。” JFA 小倉会長は共同通信社に語った。
もし All Whites が日本行きをキャンセルすれば対戦相手は日本代表と国内チームとすると発表したと共同通信社は報道した。
“日本の人達に大きな連帯感を持っているところを見せたかったがまずは選手達やスタッフに安全保証の確認をする必要がある。我々は今JFA としかるべき日本政府機関とこういった安全の保証がなされるかを確認する作業をおこなっている。”
NZF の Frank van Hattum 会長のコメントだ。
小倉会長は震災にあった二カ国同士が試合をする事は適切な事であると語った。
“まだまだ必要な詳細はあるが日本と同様大きな被災を負ったニュージーランドとは是非試合を行いたい。ザッケローニ監督と日本代表選手達は被害に遭った人達の為に何か手助けになりたい、と語っていた。” この様に話していたとの事だった。
地震、津波そして原子力発電所の事故…状況は厳しくなるばかり、折角入手した楽しみにしていた試合のチケットだけど今はそれを云っている場合ではなかったのだろう…..
Three new caps in All Whites squad
3月18日、Ricki Herbert All Whites 監督は中国遠征に向かう最終18選手を発表した。
そこにはMelbourne Victory のMarco Rojas, Major League Soccer でプレーするJake Gleeson そしてJ-League アルビレックス新潟でプレーするフルバックのMichael Fitzgerald ら代表デビューを迎えた3選手が含まれていた。
そしてこの遠征には前に試合で退場となった West Ham United のDF Winston Reid そして故障中のWellington Phoenix のDF Ben Sigmund は選出されなかった。そして怪我で離脱している Mark Paston も対象から外れた。
ワールドカップ前はレギュラーGKだった Glen Moss はこれからアピールのチャンスか….
その一方で南アフリカワールドカップメンバーに直前で漏れた Brisbane Roar の Kosta Barbarouses も遠征メンバーに選ばれた。今シーズン A-League で11ゴールを上げたのが評価されたらしい。
また先の A-League Grand Final に Central Coast Mariners のメンバーとして出場した MF Michael McGlinchey も選出された。
このメンバーは2012年に組まれているワールドカップ予選6試合に向けてのチーム作りの礎となると言われている。
Goalkeepers
Glen Moss (Gold Coast United, Aus - 16/0) Jake Gleeson (Portland Timbers, Usa - 0/0)
Defenders
Tony Lochhead (Wellington Phoenix - 33/0) Ivan Vicelich (Auckland City, Nzl - 71/7) Ryan Nelsen (Blackburn Rovers, Eng - 45/9) Andrew Boyens (Chivas, Usa - 16/0) Tommy Smith (Ipswich Town, Eng - 7/0) Michael Fitzgerald (Albirex Niigata, Jpn - 0/0)
Midfielders
Michael McGlinchey (Central Coast Mariners, Aus - 7/0) Jeremy Brockie (Newcastle Jets, Aus - 21/0) David Mulligan (Auckland City, Nzl - 25/3) Aaron Clapham (Canterbury United, Nzl - 2/0) Marco Rojas (Melbourne Victory, Aus - 0/0)
Forwards
Shane Smeltz (Gold Coast United, Aus - 34/18) Rory Fallon (Plymouth Argyle, Eng - 11/3) Chris Killen (Shenzhen Ruby, Chn - 36/18) Chris Wood (Brighton And Hove Albion, Eng - 14/1) Kosta Barbarouses (Brisbane Roar, Aus - 1/0)
そしてこのメンバー発表後 Shane Smeltz の Perth Glory 移籍が発表された。
Ryan Nelsen をはじめ南アフリカワールドカップメンバーが13人含まれたこのメンバー。是非とも観てみたかった。
それだけに今回の決定は残念でたまらないがこう云う状況なら仕方ない。
しかしながら All Whites もこの試合中止は大打撃だ。中国戦の後の代表戦は全く白紙らしい。そしてニュージーランドのワールドカップ予選は2012年6月からでこれも実は8カ月延期された。また Christchurch 地震のチャリティーマッチもなかなか決まらない。ニュージーランドサッカー界が最も懸念するのがワールドカップで得た機運を霧散させない事。
日本戦の“実現”はニュージーランド側も望んでいる事はよく理解できる。そして彼らもホームゲームは必要だ。9月、10月はラグビーのワールドカップでホームゲームは出来ないが…..
被災されている方々はスポーツ観戦どころでは無い。 状況が改善されまたスポーツ観戦が出来る日まで待とう。
そして Frank van Hattum 会長の言葉、両国が対戦できる日が実現する日を待とう……
管のパフォーマンスのせいで悪化した原発にしても蓮方が無駄と決め付け仕分けしたスーパー堤防にしても今年のアジア杯での大会規定を知らなかったとか・・・はぁ。
チャリティーマッチ見て勇気貰おう by栃木県民
ところでチャリマッチ放送あんの?
コメントありがとうございました。
おっしゃる通り。何百年に一度の被害だからこそその規模は果てしなく膨大でその為に予算を投じると言う事も視野に入れるべきでしょう。
でもスーパー堤防が本当に役にたつかどうかはその時にならねばわかりませんね。
腹が立つのはこの災害を自分の政治生命延命または選挙活動のチャンスと明らかに捉えている政治家達がいること。
いつの世ももっとも被害被るのは一般の人達ですね...
それで失った家や財産が取り戻せると言うわけではないですがチャリティーマッチで King Kazu が炎のパファーマンスを見せてくれれば被災者の人達も...と思います。(電気のいまだに通らない被災地もあるらしいですが。)
テレビ放送ある事を祈ります...