9月10日、オーストラリアに舞い戻りました。 明日からここメルボルンでは国際見本市が開催され、それに出展参加するのです。この展示会は隔年毎に開催され、4年前から参加しているので今回が3回目です。オーストラリア第2の都市メルボルンも毎年訪れているがどうもシドニー程街から元気を貰えないなぁ。それは気候のせいか、それともシドニーの人々が言う”あそこは保守的だから..."のせいか? 中学、高校時代によく聴いていた海外放送 ABC Radio Australia がここにあるり、中学時代はいつかメルボルンに行って見たいなぁ….と思いを馳せていたものだった。 今はその日本語放送も無くなってしまった。これも国際映像発達の時代、インターネット時代、の時の流れか?ここに来る度に思う。いつか海外放送を聴く事を再開したいのだけれど、中学時代よりも語学力も上がったし、これからも上げたいし……..
投宿したホテルには FOXTEL が映る。テレビを点けると A -League の中継をしていた。対戦カードは New Zeland Knights vs Melbourne Victory 今朝出発したニュージーランドのオークランド、North Harbour Stadium からの生中継だ。 画像からも激しい降雨がよく判る。今朝は午前4時半にホテルをチェックアウトしたのがその時はそれ程強い雨ではなかったが….. ニュージーランドから唯一 A League に参加している New Zealand Knights。昨シーズンは散々な1年だっただろう。何しろレギュラーシーズン14試合中、勝ったのはたった1回だけ。総得点はわずか15点。この日対戦した Melbourne Victory の Archie Thompson 1人でたたき出したゴール数が8。 トンプソン1人で Knights の総得点の半分以上叩き出されている。 しかし、今年は違う。開幕戦の Newcastle United Jets に 1-0 で勝利を収め、続く Adelaide United とは 0-0 で引分けており、地元に帰った第三戦の Victory 戦は大いに期待された。 しかし、相手の Victory は Adelaide, Sydney を連覇して勢いに乗る。そして試合内容もその勢いのままホームの Knights を圧倒する。 開始6分にオランダから帰ってきた6月の Socceroos の一員トンプソンからの絶妙のラストパスをオルソップが決めて先制。続いて22分,今度はオルソップのスルーをトンプソンが決めて追加点。この2人にやられてしまっていた。そして36分にはサルキスのFKを元オーストラリア代表のマスカットが決めて3点目。マスカットは Crystal Palace , Wolverhampton Wanderers (England) Rangers (Scotland); Millwall (England) でもプレー経験があり、2001年のワールドカッププレーオフのウルグアイ戦でPKを決めてホームでの勝利を演出した。後半はKnights もがんばりリヒターが2度決定機を作ったが得点はならず、今季初失点を喫すると共に黒星も喫してしまった。これで Victory は3連勝。前節の Sydney FCとの激戦を制し、勢いに乗っているのがよく判る。 この Knights だが、今年は一味違うのでは….. と地元の Knights サポーターから聞いた。
まず、監督が元 Premiership のフルハムでコーチ経験のあるポール・ネヴィンが就任。 フルハムでコーチ経験と言ってもそれはリザーブリーグやアカデミーでの事だが、コールマン監督の推薦があったらしい。 昨季ここでプレーをしたオーストラリア生まれの日本人、今矢直城を始め13名がチームを去ったが、新加入選手のレベルは他チームに決して見劣りしない。
まず、その筆頭はネヴィン監督が自ら連れて来た22歳のガーナ人選手マルキ・ブアリ。イングランド U15, U16 代表経験もある。ポジションは中盤の右。Newcastle 戦ではゴールを決めてさっそく期待に応えている。
ミカエル・タンブルはオーストラリア U20, U23 にも選ばれており、2001年の FIFA U-20 では日本戦にも出場したのではないか?ベルギーの Standard Liege の在籍経験がある。 しかしGKには昨年から A-League 随一のタレント ダニー・ミロシェヴィッチがいる。ミロシェビッチはプレミアの Leeds United でN.マーティン、P.ロビンソンらと5シーズンを過ごし、後にブンデスリーガの Arminia Bielefeld でもプレーをした。昨シーズンは彼がいなければ本当にどうなっていただろう?
32歳ベテランの中盤選手リチャード・ジョンソンは1990年代からプレミアでのプレー経験がありMiddlesbrough, Tottenham Hotspur でキャリアがあるが、彼が中心選手として活躍したのはWatford で在籍10年以上を誇る。昨シーズンは Newcatle United Jets に所属し、今シーズンからKnights に入った。
スコット・ゲミルは Scotland でも著名な選手で同国代表キャップ数27を誇る35歳のMF。Nottingham Forest, Everton でもプレーしワールドカップ予選にも Scotland 代表で出場している。
Che Burnce はニュージーランド代表 All White のセンターバック。今年より彼のホームタウンWaikato にある Newe Zeland FC より移籍。 また同じ経歴を持つ19歳の Michael Wite は左の中盤。 New Zeland FC を経て、今季より Knights 入りを果たした。ニュージーランド U17, U20 にも選ばれており、オーストラリアU20 とのテストマッチでのプレーを観たネヴィン監督がじきじきにスカウトしたとの事。
ワールドカップでも馴染みになった象牙海岸事、コートダジュールのデフェンシブMF Jonas Salley 24歳は Victoria 州リーグの South Melbourne からやって来た。アフリカ選手独特の身体能力の高さに期待が掛かる。
Gregory Duruz はスイス人の左サイドバック。スイスFC Thun には9年間在籍し、Champions League ではJuventus, Manchester United, Valencia とも戦った。スイスU16, U18, U20, U21.での代表歴がある。スペイン語、ドイツ語、フランス語そして英語が話せるとの事。私も頑張らねば?
20歳のFW Adam Casey はオーストラリア U17の代表歴があり, 現在はU 20 ばかりでなく北京五輪予選に向けての U23の代表候補でもある。日本五輪代表とも対戦するかな?
かつてのポルトガルU21 代表FWのダニ・ロドリゲスはグレン=ホドルに見出されてSouthampton Iでプレーをした。怪我で低迷していたが、心機一転 A- League に活躍を求めた26歳。彼がポルトガル代表入り出来れば A League も世界に知られるところになるだろう。
こうしてみればなかなか良い補強になっているかもしれない。新加入の選手だけを見れば A-League でも1,2を争うかもしれない。 後は2年目の選手との融合だけど、その前にオーストラリアのチームとは移動距離、時差との戦いもあるだろう。 次節はアウェィで Queensland Roar 戦だ。さてどうなるか…..
投宿したホテルには FOXTEL が映る。テレビを点けると A -League の中継をしていた。対戦カードは New Zeland Knights vs Melbourne Victory 今朝出発したニュージーランドのオークランド、North Harbour Stadium からの生中継だ。 画像からも激しい降雨がよく判る。今朝は午前4時半にホテルをチェックアウトしたのがその時はそれ程強い雨ではなかったが….. ニュージーランドから唯一 A League に参加している New Zealand Knights。昨シーズンは散々な1年だっただろう。何しろレギュラーシーズン14試合中、勝ったのはたった1回だけ。総得点はわずか15点。この日対戦した Melbourne Victory の Archie Thompson 1人でたたき出したゴール数が8。 トンプソン1人で Knights の総得点の半分以上叩き出されている。 しかし、今年は違う。開幕戦の Newcastle United Jets に 1-0 で勝利を収め、続く Adelaide United とは 0-0 で引分けており、地元に帰った第三戦の Victory 戦は大いに期待された。 しかし、相手の Victory は Adelaide, Sydney を連覇して勢いに乗る。そして試合内容もその勢いのままホームの Knights を圧倒する。 開始6分にオランダから帰ってきた6月の Socceroos の一員トンプソンからの絶妙のラストパスをオルソップが決めて先制。続いて22分,今度はオルソップのスルーをトンプソンが決めて追加点。この2人にやられてしまっていた。そして36分にはサルキスのFKを元オーストラリア代表のマスカットが決めて3点目。マスカットは Crystal Palace , Wolverhampton Wanderers (England) Rangers (Scotland); Millwall (England) でもプレー経験があり、2001年のワールドカッププレーオフのウルグアイ戦でPKを決めてホームでの勝利を演出した。後半はKnights もがんばりリヒターが2度決定機を作ったが得点はならず、今季初失点を喫すると共に黒星も喫してしまった。これで Victory は3連勝。前節の Sydney FCとの激戦を制し、勢いに乗っているのがよく判る。 この Knights だが、今年は一味違うのでは….. と地元の Knights サポーターから聞いた。
まず、監督が元 Premiership のフルハムでコーチ経験のあるポール・ネヴィンが就任。 フルハムでコーチ経験と言ってもそれはリザーブリーグやアカデミーでの事だが、コールマン監督の推薦があったらしい。 昨季ここでプレーをしたオーストラリア生まれの日本人、今矢直城を始め13名がチームを去ったが、新加入選手のレベルは他チームに決して見劣りしない。
まず、その筆頭はネヴィン監督が自ら連れて来た22歳のガーナ人選手マルキ・ブアリ。イングランド U15, U16 代表経験もある。ポジションは中盤の右。Newcastle 戦ではゴールを決めてさっそく期待に応えている。
ミカエル・タンブルはオーストラリア U20, U23 にも選ばれており、2001年の FIFA U-20 では日本戦にも出場したのではないか?ベルギーの Standard Liege の在籍経験がある。 しかしGKには昨年から A-League 随一のタレント ダニー・ミロシェヴィッチがいる。ミロシェビッチはプレミアの Leeds United でN.マーティン、P.ロビンソンらと5シーズンを過ごし、後にブンデスリーガの Arminia Bielefeld でもプレーをした。昨シーズンは彼がいなければ本当にどうなっていただろう?
32歳ベテランの中盤選手リチャード・ジョンソンは1990年代からプレミアでのプレー経験がありMiddlesbrough, Tottenham Hotspur でキャリアがあるが、彼が中心選手として活躍したのはWatford で在籍10年以上を誇る。昨シーズンは Newcatle United Jets に所属し、今シーズンからKnights に入った。
スコット・ゲミルは Scotland でも著名な選手で同国代表キャップ数27を誇る35歳のMF。Nottingham Forest, Everton でもプレーしワールドカップ予選にも Scotland 代表で出場している。
Che Burnce はニュージーランド代表 All White のセンターバック。今年より彼のホームタウンWaikato にある Newe Zeland FC より移籍。 また同じ経歴を持つ19歳の Michael Wite は左の中盤。 New Zeland FC を経て、今季より Knights 入りを果たした。ニュージーランド U17, U20 にも選ばれており、オーストラリアU20 とのテストマッチでのプレーを観たネヴィン監督がじきじきにスカウトしたとの事。
ワールドカップでも馴染みになった象牙海岸事、コートダジュールのデフェンシブMF Jonas Salley 24歳は Victoria 州リーグの South Melbourne からやって来た。アフリカ選手独特の身体能力の高さに期待が掛かる。
Gregory Duruz はスイス人の左サイドバック。スイスFC Thun には9年間在籍し、Champions League ではJuventus, Manchester United, Valencia とも戦った。スイスU16, U18, U20, U21.での代表歴がある。スペイン語、ドイツ語、フランス語そして英語が話せるとの事。私も頑張らねば?
20歳のFW Adam Casey はオーストラリア U17の代表歴があり, 現在はU 20 ばかりでなく北京五輪予選に向けての U23の代表候補でもある。日本五輪代表とも対戦するかな?
かつてのポルトガルU21 代表FWのダニ・ロドリゲスはグレン=ホドルに見出されてSouthampton Iでプレーをした。怪我で低迷していたが、心機一転 A- League に活躍を求めた26歳。彼がポルトガル代表入り出来れば A League も世界に知られるところになるだろう。
こうしてみればなかなか良い補強になっているかもしれない。新加入の選手だけを見れば A-League でも1,2を争うかもしれない。 後は2年目の選手との融合だけど、その前にオーストラリアのチームとは移動距離、時差との戦いもあるだろう。 次節はアウェィで Queensland Roar 戦だ。さてどうなるか…..
昨シーズンはぶっち切りの最下位で、ついでに観客動員も最低でした。まあNZだからしょうがないなと思ってました。
それが今シーズンはすでに1勝してます。相変わらず観客動員の方は苦戦してるようです。
チャールトンと提携してる関係で、アラン・カービシュリーがわざわざNZまで来て、御前試合をやるそうです(ソースはtribal.com)。
このコネは羨ましいですね。次のサッカールーの監督、やってくれないかなあ。
Aリーグもメルボルン×シドニーの試合が4万近く入るなど、動員面で差が出てきたようですね。
シドニーやメルボルンのホームゲームは1万5000から2万はコンスタントに入ってます。
バティの移住の件は彼のサイトや、ウィキペディアの英語版にも載ってました。子息も地元の有名校に通っているそうです。
同じ南半球で気候が合うんでしょうか。
息子さんにはぜひサッカールーを目指してもらいたいです(サッカーやってるか不明ですけど)。
http://www.gabrielbatistuta.net/