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本・黒野伸一 「幸せまねき」

2011-03-12 08:30:26 | 図書館本 読書備忘録 
         幸せまねき (小学館文庫)

 作品の紹介
タロウとミケと家族の復讐劇!?が今、はじまる。きらら文学賞作家が描く“愛とキズナ”の物語。「Google ブック検索」より

 黒野伸一さんは 「万寿子さんの庭」 以来です。

猫達がたちあがります。すごいパワー!
犬の タロウ と 猫の ミケ は互いにおしゃべりをします。ペットはそうやって過ごしているね。ワンコの忠実さもとってもとっても伝わってきて やっぱり家族なのですね。

すごいな タロウ は・・・  

どこにでもありそうなお話しですが、真ん中にペットのワンコとニャンコがいます。

この  ふたり  がとってもいいのです。 


電車が動き始め、昨日地震で帰宅できなかった方々の帰宅ラッシュが始まっています。
「お並びくださ~い!」 「危険です。押さないでくださ~い!」 「お下がりくださ~い!」
電話の向こうからは息子の声より駅員さんの必死の叫びが聞こえてきます。
動いている電車を探してまずは地下鉄に頼ったようです。 今どこ? なんで銀座っ!
とにかく早く帰って寝たいのでしょう。が、その前にやらなくてはならないことが待っています。少しはやっといてあげようとは思いましたが、どのように整理しているのか皆目見当がつきません。やたら手を出さずに帰ってきたら手伝いましょう。
携帯は駅員さんと息子の声以外にも、「押してんじゃねぇーよ!」 イラついている声を拾っています。
帰ったらテレビを見てみるといいでしょう。甚大な被害を目の当たりにして、地震の怖さ、津波の怖さ、悲しみの深さ、命、家族の大切さを知るでしょう。
「そんなことでイラついてんじゃねぇーよ!」 聞こえました?

 
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