最近、トンイ(韓国ドラマ)にはまっています。途中から観たので今、DVDを借りてきて最初から観なおしています。トンイはの出身でありながら朝鮮王朝の第21代王の英租の母となった実在の女性スクピンチェシ・トンイを主人公にしたドラマだそうです。子供の時代から側室になるまでの苦難と波乱に満ちた人生が描かれているようです。(まだ途中なので・・)子供時代の子役が実に上手なのに驚かされます。貧しさや苦境に負けずいつも前向きで、機知に富んだ行動がドラマを明るくしています。ドラマの底に朝廷内の抗争の濡れ衣を着せられて無実の罪で殺されてしまった父と兄の真犯人をトンイがたった一つの手掛かりを頼りに探すという話が流れています。韓国テレビドラマは、歴史物の「チャングム」「ホジュン」「チュモン」などを見ましたが、どれも面白く、架空の話でなく、実在の人物を主人公にしたドラマなのが関心を呼びます。
韓国語のまま日本語訳で観ていますが、音楽が良いのも楽しめます。音楽は時に流れる寂しげな音色の二胡だろうと思われる楽器の音色とメロディが綺麗です。朝鮮王朝時代の宮廷の色々な部署が描かれているのも面白いです。今回は音楽部門が主に描かれています。当時は厳然たる階級社会ですから、身分や職業で服装や使う言葉が違うのは興味深いです。宮廷に入ってからは色々な陰謀に巻き込まれ、ハラハラさせられます。王様の側室ヒビンという女性がとても優雅な感じの「すごい美人だなぁ」と思っていたら、実は朝鮮王朝の三悪女の一人だったというのには驚きました。いつの時代も権力に絡む策謀や争いがあるものだと又、観ていて興味深いです。この「トンイ」は毎週土曜日のNHKBSで8時半からと日曜のNHK総合で11時から再放送されています。
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