今、日本ばかりでなく世界的にヒットしているという「君の名は」を遅まきながら、日曜日に家内と近くの映画館で観てきました。上映期間がほぼ終わりに近づいていると思うのに、館内はほぼ満席でした。
(映画についてネタバレしないように記載。)監督は国際的なアニメーション映画祭でグランプリを受賞している若手で新鋭の新海誠監督です。物語は千年ぶりに大型彗星が地球に接近する1か月前に、田舎に住む主人公の高校生の女の子「三葉(みつは)」と都会に住む男の子「瀧(たき)」が時々夢の中で入れ替わるところから始まります。新海監督の話に次のようなものがありました。小野小町の歌に『思いつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを(恋しい人を思いながら寝たので夢の中に出てきたのだろうか 夢だとわかっていれば目を覚まさなかったのに)』。この作品は「夢の中で入れ替わる」「彗星」「組紐」をモチーフにしているそうです。
「知らない者同士でも人と人はいつか何処かで巡り会う」というテーマに上記モチーフを組み入れて作品化した映画のようです。風景、音楽、描写がとてもきれいな映画でした。風景も実際に存在する街や村を精緻に描いているそうです。「予告・あらすじ」を知りたい方はこちらをどうぞ。※「君の名は」
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