今年は近年になく桜の開花が早いそうで東京も今日のテレビで一週間ほど早く満開の報道がされていました。家から10分の処にある公園の桜も満開になっていました。ここの桜は僕が船橋に引っ越してきた40数年前はまだ元気な若木でしたが、今はもう太く大きな黒っぽい老木になってしまっています。幹にはこの写真のように緑色の苔が生えているものもあります。
その桜の老木を良く見ると、木の幹から新しい細い桜の木が何本も出てきて花を咲かせているではないですか。衰えていく自分の体を察知して新しい生命を繋いでいかないといけない事を知っているかのようでした。幹が朽ちてしまったら、この若い木も共倒れになる気もしますが、物言わぬ桜の老木に何だか愛しさを感じ植物の生命力は凄いなぁと思った次第です。
(子孫を残そうとする老木)
公園の桜が満開です。