6月17日のかたつむり会(散歩)は宗吾霊堂のアジサイの鑑賞でした。今回は幹事でしたので、案内書を作ったり、送ったり、参加者の確認をしたりで作業が色々ありました。気温が28度と高くなる予報で「暑い中での散歩になるかな」と心配しましたが、曇り空で暑くなったのは帰る頃になってからで良かったです。
京成津田沼から35分程で宗吾霊堂駅に着き、そこから参加者9名でゆっくりした登り坂を20分ほど歩くと宗吾霊堂に着きます。アジサイ祭りの期間中でアジサイ園は多くの人が訪れていました。色んな種類のアジサイが7000株ほどあるそうで8分咲き程度に見えました。※関心のある方⇒「宗吾霊堂」
その後、佐倉宗吾の「宗吾御一代館」(700円)に入り、360年前に起こった佐倉騒動の発端から処刑までを等身大の人形66体を使って13場面にわたって展示されているのを案内の人の説明を聞きながら見て廻りました。佐倉宗吾は百姓一揆を指導して処刑された義民程度の知識しかなかったのですが、展示の説明を聞きながら詳しい当時の状況が判りました。処刑を覚悟で将軍に農民の窮状を直訴した佐倉宗吾(本名木内惣五郎)の義侠心の強さに頭が下がる思いでした。直訴は聞き入れられて農民は重税から救われましたが、佐倉宗吾は磔刑に子供4人は斬首となったそうです。その後佐倉藩は失政を悔いて100年後には宗吾に「宗吾道閑居士」の称号を与えてその後は「宗吾様」と呼ばれるようになったそうです。これについては史実として残っているものが少なく「伝説」となっている部分も多いという説もあるそうです。
(小泉元首相の色紙)ここを訪れた著名人の色紙が沢山ありました。