全仏オープン決勝はN.ジョコビッチ(ランク1位セルビア)とS.チチパス(ランク5位ギリシャ)の対戦になりました。応援しているチチパスは7-6、6-2と2セットを連取して、もう1セットを取れば初優勝のところまできました。しかし王者ジョコビッチの壁は高く、3-6,2-6と逆転されタイにされてしまいました。
最終5セット目は、ジョコビッチが1ゲーム目をブレークして、チチパスが追う形になりました。会場の観衆も「チチパス!チチパス!」と連呼して応援しました。しかしジョコビッチはそのままキープして6-4で取り優勝しました。4時間半に近い試合でした。チチパスは余程悔しかったのか、試合後は頭からタオルを被って顔を見せずうずくまったままでした。きっと泣いていたのでしょう。表彰式の間も今にも泣きそうな顔をしていました。2セットまで勝っていたのですから、「これで優勝できるかも」と思ったのでしょうね。まだ22歳ですからこの悔しさをバネに更に強くなって戻ってきて欲しいです。
これで全仏オープンテニスは男女とも応援していた選手が負けて終了してしまいました。残念ですが次回を期待しましょう!