Lee's Diary

ドラマが好き。
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龍馬伝 第26回 「西郷吉之助」 *感想*

2010-06-27 | 春ドラマ(2010)感想
第26回の放送を見るまでは 高橋克実さんの西郷吉之助というのが 何だかピンとこなかったのだけど
あら~ 予想外に私の中ではしっくりくる西郷さんだったわぁ。

勝(武田鉄矢)の提案で西郷に会うことになる龍馬(福山雅治)。
何のために自分のところにやってきたのかと問う西郷を相手に 
唐突に西郷の好みの女性の話題を持ち出して その後は 自分の気になる女性の話で場を暖めた後 
いきなり核心へと切り込んでいく龍馬の様子は なかなか見応え十分で面白かったなぁ。
ここのトコロ 青臭い龍馬のイメージが強くなっていただけに 龍馬の強かな交渉手腕を垣間見られたのがいい。
でも やっぱり西郷さんの方が その表情だとか語り口だとか物腰だとか・・・一枚も二枚も上手に見えてしまうケド。
それにしても 龍馬が言った「二人の気になる女性」って お一人はお登勢さんのコトだったのねぇ。
一人がお龍なのは分かったけれど はて?もう一人って??と思ってしまったわぁ。
(私の中では 龍馬伝のお登勢さんの印象って・・・ 正直あんまり無いのよねぇ・・・。)

龍馬と西郷の対面とともに 今回の見どころだったのは 弥太郎(香川照之)と以蔵(佐藤健)のエピソードねぇ。
舌を噛み切る体力も気力も残されていない以蔵の様子が痛々しい。
弥太郎と同じように いつまでも こんな以蔵の姿を見ているのは辛くなるようなエピソードだった。
半平太(大森南朋)から預かった毒饅頭を 果たして弥太郎は以蔵に渡すことができるのか?
弥太郎がどのような行動をとるのかということに 注目しながら見ていたのだけれど
結局 弥太郎は毒饅頭を以蔵に手渡すことはできなかったのねぇ。
ブルブル震える毒饅頭を持つ手と 恐怖と悲しみで歪む表情・・・香川さんの迫真の演技は圧巻。
そして 苦しみから解き放たれて楽になれると思ったのもつかの間 
その機会を奪われてしまった以蔵が あまりにも哀れだった。

そうそう 半平太から毒饅頭を預かり途方にくれる弥太郎のシーン。
どう見ても懐に入れているようには見えなかったので 毒饅頭の行方が気になったのだけど
やっぱり弥次郎(蟹江敬三)が危うく食べそうになる展開なのねぇ(笑)。
その後 弥太郎が事の顛末を家族にぶちまけてしまったのは ちょっと驚いてしまったけれど
幼馴染の龍馬は脱藩の身で落ち着く場所も無く 半平太と以蔵は投獄されているなか
何でも包み隠さず相談できる家族と共にいる弥太郎の幸せが垣間見えるような 何とも印象的なシーンだったなぁ。 
   
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コメント (2)
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