Lee's Diary

ドラマが好き。
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龍馬伝 第23回 「池田屋に走れ」 *感想*

2010-06-07 | 春ドラマ(2010)感想
前回の内容が あまりにも印象的すぎたせいなのかしら・・・?
見終わった後も はて?何が描かれていたんだっけ?といったような(池田屋シーンは別にして)
ぼんやりとした印象しか抱けなかった気がする第23回。

脱藩して龍馬と共に新たな道を進む決意をしたものの(というか それしか道がなかったというか・・・。) 
土佐にいる仲間のことが気になってしかたがない亀弥太(音尾琢真)。
そんな亀弥太に かつて勝(武田鉄矢)に教えられたことを言って聞かせる龍馬(福山雅治)の様子は
なかなか興味深くて面白かった。
「わしらはもう新しい道を進みゆう。」「目を覚ましや亀弥太っ!」という言葉は
土佐の仲間や過去に対して極めてクールな龍馬といった印象を与えてしまいそうだけれど
第20回・第21回と しつこいほどに土佐の仲間達を気にかける龍馬を描いてきただけに
悲しみや葛藤を乗り越えて 未来を見据え始めた龍馬の成長ぶりが窺えるシーンとなっていたのが良かった。
土佐に帰りたい帰りたいと駄々をこねていた龍馬だけれど ひと回り大きくなったということなのねぇ。
海軍操練所の仲間達を前にして演説する龍馬の様子も 
龍馬の成長が窺えるものとなっていたのは良かったと思う。
(龍馬が人前で あれほど大演説をするのは初めてじゃないかしら?)
ただ 龍馬の演説の内容については ちっとも共感できなくて さっぱり感動できなかったのだけれど・・・。
個人的には第21回でも見られた長次郎(大泉洋)の冷静な視点が好き。
「志の違うものを無理に引き止めることはないですろう。」 という長次郎の言葉に大きく頷いてしまったわぁ。
少々ウザいほどの青臭さを見せる龍馬と クールで現代的な長次郎の対比が面白いといえば面白いケド。

ラストの池田屋のシーンだけは とても印象的なものとなっていたのが良かったなぁ。
池田屋に集まる攘夷派の面々の異様な雰囲気。顔に脂汗を浮かべる亀弥太の様子。
ひとつの思想を深く信じ その思想を実行できると本気で思い込み 
次第に追い詰められていく攘夷派の面々の様子は リアル感たっぷりだし
襲撃された後の池田屋の様子だけを描いて 
新撰組の登場するシーンは 返り血を浴びて町を練り歩くトコロだけというのもステキ。
沖田が歌を口ずさんでいるのも 得体のしれない新撰組の不気味さが現れていて良かったなぁ。
前回に引き続き エンターテイメント性たっぷりな新撰組の描かれ方はカッコよくっていいわぁ。

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