Lee's Diary

ドラマが好き。
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龍馬伝 第18回 「海軍を作ろう!」 *感想*

2010-05-03 | 春ドラマ(2010)感想
「海軍を作ろう!」という 何やら無邪気な楽しさが漂ってくるタイトルが とても印象的な第18回。
そんなタイトルの雰囲気どおりの ワクワクするような楽しさを感じるとともに 
歴史が大きく動き出す様子を目の当たりにしたような高揚した気分にもさせられた今回のストーリー。

沢村惣之丞(要潤)と再会し 海軍の訓練生として勝塾に入るよう 沢村に勧める龍馬(福山雅治)。
この時の惣之丞が 頑なに攘夷の思想を貫く者たちを代表しているかのような反応を見せているのが面白い。
その後 勝塾に送られてくる土佐勤皇党の3人と龍馬、長次郎(大泉洋)の対面は
視野が狭まりガチガチになっているような土佐藩士と 自由な空気をまとったような龍馬との対比が印象的ね。
そして 紙の上に浮かべた異国の船を撃破しては 子供のように大喜びをする勝塾の訓練生たちと
勝が目指す志が 当時はいかに受け入れ難いものであったか
といったことが象徴されたようなエピソードは 見ていてとても面白かった。
ゆったり どっしりと構え 若者の成長を待ち続けているような勝麟太郎(武田鉄矢)。
土佐からやって来た藩士が 勝塾で未知の世界を体感する様子と勝の考えとを交互に描き出す演出に
見ていてワクワクしてしまったわぁ。 勝先生ったら器が大きくってステキなのねぇ。

こんな度量の大きな勝を斬ろうと 勝の元に現れる以蔵(佐藤健)のエピソードも良かったなぁ。
佐藤健くんが演じる以蔵が大好きな私としては ついに勝の用心棒を務める日が来たかといった感じ。
地球儀を持ち出して講釈をたれたい勝と それを止めようとする龍馬の掛け合いや
勝と龍馬の勢いに押されてオタオタする以蔵の様子も面白かった。

山内容堂(近藤正臣)との対面を果たすことになった半平太(大森南朋)。
大殿様とのお目見えを許され 浮かれまくる半平太の様子は
普段の半平太が見せる冷静な振る舞いとは あまりにもかけ離れているものだから 
その喜び方が 何やら常軌を逸した異様な様子に見えてくるのが とてもいい。
対面が終わった後に見せた 緊張と喜びで腰砕けになって 
今にも失神してしまいそうな半平太の様子も見応え十分で良かったなぁ。
土佐勤皇党からも勝塾へ入門させるように命ぜられたり 自分の前で龍馬の脱藩を許すと言われたりと
プライドの高い半平太にしたら かなりの屈辱的な仕打ちも受けたはずなのに
そんなことよりも 大殿様に対面した喜びの方が大きいような半平太の様子が哀れ。
純粋なまでに攘夷を目指す半平太の ひとり虚しく空回りしているような様子が印象的だった。

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