Lee's Diary

ドラマが好き。
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ハガネの女 第5話  *感想*

2010-06-19 | 春ドラマ(2010)感想
* ハガネの女 「不登校児童が連れてきた悪魔!!」 *

えらく大袈裟なサブタイトルがついてるのねぇ・・・などと思っていたけれど
大袈裟でもなんでもない サブタイトルどおりの衝撃的なストーリーだった第5話。

今回も藤間先生(清水ミチコ)の
「欠点のない男なんてねぇ 落とし穴があるんだから必ず。深くて真っ暗な恐ろしい落とし穴がね。」
という意味深な言葉で 今後のストーリーが不穏なものとなるコトを視聴者に予感させるという演出。
第3話あたりから 藤間先生がいい味を出し始めたのがとってもいいなぁ。

この藤間先生の予言のとおり もの凄~く深い闇を隠し持っていた賀茂和音(今井悠貴)の父親。
いやぁ 今回の父親も恐ろしい~!!
原作が漫画だからなのか この父親のキャラが 背筋がゾッとするほど確立されているのがいいわぁ。
「生まれ変わったら結婚したいお父さんナンバーワン。」 などと 
周りの母親たちからも極めて評判のいい父親の裏の顔・真の顔が 少しずつ見えていく展開は
まるでサスペンスドラマを見ているよう。
追い詰められた諒子(高橋由美子)が事故にあうシーンも 
視聴者が事故を予測できるようなシーンを排除してあるので かなり衝撃度が高くって良かったなぁ。

徹底的に卑劣に描かれた父親が ラストで言い放つトドメの暴言に対して
ハガネのとった行動も これまた かなり衝撃的。
あそこで あの父親に あんな行為をとってしまっては ハガネの教職も危うくなってしまいそうだけど
何ともやり切れない 後味の悪いストーリーのなか ハガネの「ハガネの女」然とした行動を見ることで
何とか溜飲が下がる思いとなる展開は とても良かったと思う。

ハガネが子供の家庭に少々深入りしすぎな印象は受けるけれど
誰に相談することも 誰を頼ることもできずに孤立していた諒子が 
さりげなさを装ったハガネの言葉に動かされ ハガネに助けを求める様子からは
ハガネの更なる魅力を たっぷりと感じることができたことが良かったなぁ。

愛梨(大橋のぞみ)の母親エリ(横山めぐみ)から猛烈アタックを受けている塩田(要潤)。
次回は 愛梨のエピソードに絡めて 立場が危うくなった塩田の様子も描かれていく様子。
今回 これだけ娯楽性もたっぷり盛り込んだ衝撃的なストーリーとしたからには
その後の和音と父親の関係には きっちり落とし前をつけてもらわないと 
それこそ後味の悪いストーリーとなってしまうと思うので
その後の和音のエピソードは どの程度きちんと描かれているのか・・・そのアタリも楽しみにしたい。

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