ほろ酔いハングル

韓国語学習の覚え書き・+・気になった日本語のメモ

芋づる慣用句(19)

2008-10-11 | 慣用句
きょうは「치다(打つ、たたく)」です。
日本語の使い方と同じものがけっこうあります。

  가슴을 치다 : 胸を打つ

  큰소리를 치다 : 大きな口をたたく

  무릎을 치다 : 感心する

朝鮮語辞典によると、「はたと思い当たって、感心して膝を打つ」だそうです。

  목을 치다 : 首にする/首を切る/解雇する

  꼬리를 치다 : 愛嬌を振りまき誘惑する/おべっかを使う

この「しっぽを振る」も日本語と同じですね。誘惑するという意味はないけど。

  몸부림을 치다 : もがく/苦闘する
    ・몸부림:身もだえ、もがくこと、あがき

  진【陣】을 치다 : 陣を張る 
これは「張る、つるす」という意味の치다

↓の치다は「見なす、見立てる」の意味
  그렇다 치고 : そうだとして、それはそうとして
  그렇다 치더라도 : (たとえ)そうだとしても

芋づる慣用句(18)

2008-10-10 | 慣用句
きょうは「아프다(痛い)」を集めました。

  배가 아프다 : 嫉妬する
「お腹が痛い」と嫉妬、つながる?
  
  골치가 아프다 : 頭が痛い/厄介だ/面倒だ
    ・골치:頭

  귀가 아프다/따갑다 : 耳が痛い
    ・따갑다:(刺すように)痛い、ひりひり痛い

  가슴이 아프다 : 胸が痛む/いたわしくやるせない
ドラマでお馴染みのフレーズですね。

  뼈 아프다 : とても後悔して、苦しい
    ・뼈:骨

  어디 아프냐 : 人が突拍子もないことや見当外れなことをした時にいう言葉

最後に諺を
  눈에 넣어도 아프지 않다 : 目に入れても痛くない 
準2級のことわざリストをみると、日本語と同じものが多いですね。

ついでにもう1つ、秋らしいものを
  벼 이삭은 익을수록 고개를 숙인다 : 実るほど頭の下がる稲穂かな
    ・이삭:穂
    ・숙이다:下げる、うなだれる
トウミには↑のように日本語訳がついていたんだけど、
日本語では「実るほど頭を垂れる稲穂かな」でしょ
と調べてみたら、どちらもありみたいです。 ⇒参考
2つのケースで「頭」の読み方が違うのも興味深い。

芋づる慣用句(17)

2008-10-09 | 慣用句
きょうの‘まいにちハングル講座’で注目したのは「왕【王】-」
「非常に大きい」という意味の接頭語です。
スキットには、“王トンカツ”や“王のり巻き”が出てきましたね。
ちょっと検索してみたら、“王マンゴー”“王カルビ”の記事がありました。

  문턱이 높다 : ①(銀行などの)融通がきかない
             ②(人に)よりつきにくい

    ・문턱:敷居、上がりがまち

  눈이 높다 : 目が高い

  코가 높다 : 鼻高々だ


目、鼻ときたら、次は口でしょう。(笑
  입을 떼다 : 話を始める
    ・떼다:①取る
         ②やめる、断つ
         ③(話そうとして口を)開く

  손을 떼다 : 手を引く

  혹을 떼다 : 問題点や悩みを解決する

    ・혹:こぶ

  시치미/시침를 떼다 : しらばくれる/知らん振りする
    ・시치미(시침は縮約形):タカの飼い主の住所を書いて尾の中に結んでおく
                     四角い名札

芋づる慣用句(16)

2008-10-08 | 慣用句
‘まいにちハングル講座’きょうのポイント表現
  -에 따라 : ~によって、~にしたがって  ・・・依拠を表す
    ex. 사람에 따라 달라요.
       (人によって異なります。)

きょうは色んな소리を集めました。
  되지도 않은 소리 : とんでもないこと/話にならないこと
    ・소리:音、声、話

  아쉬운 소리 : 不足分を補うために人にねだること
    ・아쉅다:物足りない、心残りだ

  우는 소리 : 泣き言
  
  죽는 소리를 하다 : とても大変だと訴える
  
  앓는 소리 : 大げさに振舞うこと/過度に心配すること

    ・앓다:①(病気を)患う、病む
         ②胸を痛める

あまり心配し過ぎて、体をこわしてはいけません。
  가슴을 앓다 : (恨み、後悔で)一人思い悩み、胸を痛める

  몸살을 앓다 : 過労などで体調をくずす

   ・몸살:過労が原因で起こる病気

  열병【熱病】을 앓다 : (何かに夢中になって)熱をあげる

芋づる慣用句(15)

2008-10-07 | 慣用句
みそじっくすblogさんのカウントダウンが、ハン検までの日にちを数え始めました。

  틀에 박히다 : 型通りで新鮮味がない
    ・틀:型
    ・박히다:①差し込まれる、打ち込まれる
          ②(心に)刻み込まれる

  가슴에 박히다 : 心の中に刻みこまれる/記憶に強く残る

  가시가 박히다/돋치다 : とげがある

    ・돋치다:生え出る、突き出る

박히다は박다の受動態
  못을 박다 : ①人の心を傷つける  ②念を押す/釘を刺す
    ・못:釘
    ・박다:①(釘などを)打つ、打ち込む
         ②型に入れて押す、型で押す
         ③(植物が)根をはる、根をおろす
         ④(話を)明確にする、釘を刺す

  뿌리를 박다 : 根をおろす/根をはる/定着する

못は「(皮膚にできる)たこ」の意味もあります。
  귀에 못이 박이다 : 耳にたこができる

ついでに、뿌리다も
  돈을 뿌리다 : お金を無駄遣いする
    ・뿌리다:振りまく、まく

  재를 뿌리다 : 邪魔をする/茶々を入れる
この재はなんの재? 灰?

芋づる慣用句(14)

2008-10-06 | 慣用句
週末2日間に見たドラマ
憎くても可愛くても(1週間分)、ファッション70's(1,2話)、オンエアー(13,14話)
朱蒙(56話)、ホジュン(61話)、太陽の女(10話)  ⇒視聴ドラマ一覧表
歯止めがかからなかった。。

  금을 긋다 : (限界・限度などの)線を引く、歯止めをかける
    ・금:折り目、裂け目、ひび、筋、線
    ・긋다:(線・字画などを)引く、限界を引く

  획을 긋다 : 転機を迎える
    ・획【畫】:一筆で書いた線や点、字画

  선을 긋다 : 線引きをする/線を引く

線つながりで
  선이 닿다 : コネを持つ
    ・닿다:つく、届く、触れる、(関係が)結ばれる

ソンつながりで (苦...
  손길이 닿다 : 手が届く
    ・손길:(差し伸べる)手

  가슴에 닿다/와닿다 : 感動させる
와닿다が辞書に載ってない。。와 닿다??

  피부에 와닿다 : 実際に経験したことのように感じられる

もっと直接的に  
  피부로 느끼다 : 実際に経験する

芋づる慣用句(13)

2008-10-05 | 慣用句
慣用句って、個々の単語は知ってるけれど、句としての意味がわからない
  잘 나다 : (皮肉って)えらい
のようなものと、元々の単語がわからないものがありますよね。

↓ 私は모が分からなかったので、まるっきりお手上げ。。
  모가 나다 : ①角張る、とがる
           ②(言動が)目立つ
           ③(言動に)角がある、とげとげしい
           ④(お金・物の使い方が)激しい

    ・모:①角、隅
       ②角(かく)  ex.三角:세모
       ③(物事の)側面、(物事を見る角度) 
       ④性格のとげとげしい部分、角

↓は想像がつく?
  빛이 나다 : 価値を持つようになる

  바람이 나다 : ①浮気をする
             ②仕事の能率が上がる
             ③熱中する

芋づる慣用句(12)

2008-10-04 | 慣用句
きょうピックアップしたのは
  칼을 갈다 : 刀を研ぐ
これは、そのまんまで分かりやすいんですが、
「갈다」という動詞が、いろいろな意味を持っているので整理します。

まずは、「研ぐ、磨く」
「歯を磨く」は「이를 닦다」と言いますよね。
「이를 갈다」となると「歯ぎしりをする、(歯ぎしりをして)悔しがる」
닦다は「こすって磨く」、갈다は「削って磨く」だそうです。

↓は、「削る」意味合いがより強いのかも
  뼈를 갈다 : 苦痛に耐えながら、真心を注ぐ

一方、手を닦다すると
  손을 닦다 : 関係を絶つ/完璧に終える

つぎに、「替える、取り替える」という意味もあります。
同じ「替える」でも、바꾸다は「相互に交換する」場合
갈다は「古い物・不用品を新しい物と取り替える」場合
に使う。
  돈을 바꾸다. (お金を両替する。)
  전구를 갈다. (電球を取り替える。)

もう1つは、「(田畑を)耕す、(農作物を)栽培する」です。

芋づる慣用句(11)

2008-10-03 | 慣用句
きょうのラジオ講座には、先日upした두근두근(どきどき)が出てきましたね。
ソ・ウナさん、냠냠と可愛く食べてました。

  그렇고 그렇다 : そんなものだ、似たり寄ったりだ 

  말도 말다 : (さんざんな目にあって)口にもしない

  아닌게 아니라 : 他でもなく

  모르긴 몰라도 : 必ずしもそうとは言いがたいが、十中八九は

  그래서 그런지 : だからかなのか

芋づる慣用句(10)

2008-10-02 | 慣用句

今期のハングル講座は「‘ハングル耳’を鍛えよう」というテーマで、
スキットも1つだけでなく、応用編、実践編とあって、あきないですね。
文法については、さらさらっと説明してくれますが、様々な内容が入ってます。
きょうのポイント表現は
    -(이)라면 : ~なら、~だと言うのなら
「라면이라면(ラーメンなら)」って...(笑

で、ラーメンではなくて、ご飯に関する言葉から行きます。
  뜸을 들이다 : ①(うまくいくように)少し間をおいて時期を待つ
          ②もったいぶる

    ・뜸:(ご飯などを)蒸らすこと、蒸れること
    ・들이다:①(中に)入れる、入らせる
         ②(賃金・労力などを)投入する、かける、費やす

「들이다」つながり
  눈독을 들이다 : もの欲しげに見る
    ・눈독:①目に含む毒気  ②もの欲しげな目つき

  발을 들이다 : 関与する
「足を踏み入れる」 これは分かりやすい。

  길을 들이다 : 熟練する/飼いならす
    ・길:①(磨いて出した)つや
       ②(動物を養育して)なつかせること
       ③手馴れること

길って「道」だけでなかったんですね。↓が道です。
  길을 뚫다 : 方法を探し出す
    ・뚫다:①(穴を)あける、貫通する
         ②(障害・難関などを)切り抜ける、突破する
         ③(方法などを)見つける

길다(長い)という形容詞もありますね。
  꼬리가 길다 : ①悪事を長く続ける。
          ②戸を閉めないで出て行く人をとがめていう言葉