ほろ酔いハングル

韓国語学習の覚え書き・+・気になった日本語のメモ

「人間」の読み方

2017-05-10 | 日本語メモ

朝ご飯を食べているとき、某放送局でやっている「ことば検定」を見ます。


きょうの問題は
「人間到る処青山あり」の「青山」は元々どんな意味か?
というもので、
答えは
「墓地」

これは江戸時代末期、釈月性という僧が残した言葉だそうですが
蘇軾の詩の一節
「是(いた)る処の青山 骨を埋む可し」
がもとになっているとのことです。

意味は
 人はどこにだって骨を埋める地があるものだ。
 故郷ばかりが死に場所ではないのだから、志を持って郷里を出、おおいに活躍すべきである

読みは
 じんかんいたるところせいざんあり
この場合「人間」は「じんかん」と読むんですね。
「人間(じんかん)」は「世の中」という意味だそうです。

同じように
「人間万事塞翁が馬」の「人間」も「じんかん」なんですって。
知りませんでした。

ただ、調べると「「にんげん」とも読む」となっているので、「にんげん」でも間違いではありません。


5 コメント

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青山が (ハーちゃん)
2017-05-16 01:05:14
墓地なのは何かで知って「え、そうだったの?」と思った事があります。

でも「人間」が「じんかん」だとは!

この「ことば検定」というの、タメになりますねぇ\(^o^)/。
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Re.青山が (シフォン)
2017-05-16 15:48:54
ハーちゃんさん、こんにちは♪
「ことば検定」ご覧になってますか?
私はこのところ朝の定番になっております。

きょう引っかかったのは、問題の答えではなく、
「奥の細道」の「月日は百代(はくたい)の過客にして・・・」
「ひゃくだい」だと思っていました。
昔、暗記させられたはずなのに・・・。(-_-メ)
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百代 (ハーちゃん)
2017-05-17 00:32:31
そうなんですねぇ。はくたい...。

松尾芭蕉には興味があって、伊賀上野の生家にまで行ったことがあります。

忍者だったとか、ホモだったとか、諸説あってわからないところがまた面白いですよねぇ(^^)。
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Re.百代 (シフォン)
2017-05-17 09:03:04
おお、芭蕉に関心があるんですね。
山形には山寺芭蕉記念館というのがあります。
数年前に初めて入ってみましたが、なかなか良かったです。
もし山寺にいらっしゃる機会があったら、寄ってみてください。
http://www.yamadera-basho.jp/?p=top

芭蕉忍者説は聞いたことがありますが、ホモだという話もあるんですか!? 
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同行人の (ハーちゃん)
2017-05-18 00:08:23
曾良とそういう関係だったとか(⌒-⌒; )。

真実はわかりませんが...。
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