昨夜、芸能人が俳句を作る番組を見ていて、気になった言葉。
銅像が帽子を「かぶさせられている」
違和感、感じません?
私の感覚だと「かぶせられている」なんだけど・・・
頭がこんがらかってきたので、整理します。
1)AがBに帽子をかぶせる=BがAに帽子をかぶせられる ・・・帽子をかぶせたのはA(=行為者)
2)AがBに帽子をかぶさせる=BがAに帽子をかぶさせられる ・・・帽子をかぶったのはB(=行為者)で、Aがそうさせた。
ですよね?
なので、「かぶさせられている」というなら、銅像さんが自分でかぶったことになるんだけど、
それは無理なので、やっぱり「かぶせられている」でしょう。
私は歳のせいか「ら」抜き言葉にはまだ慣れませんし使えません(^^;)。
娘なんか「見れる」「食べれる」ですけどね〜。
実はこの記事を上げた後、「かぶらせられる」という言葉も思い浮かんできまして、さらに混乱しています。
そのうち整理したいと思います。
ら抜き言葉は気になるときもありますが、気がつけば自分でも使っていますね~。(苦笑
それよりも最近は「~させていただきます」にイラッとするときが多いです。
「やらせていただきます」を「やらさせていただきます」
「使わせていただきます」を「使わさせていただきます」
と言うのと「さ」を入れるという部分は同じですすけど、
謙譲の意味ではないので、そのまた発展形なんでしょうか。
「ら抜き言葉」を載せている辞書はあるようですけど、
これは「ら抜き」より新しそうなので、まだ載っていないかもしれませんね。
さ入れ言葉!?
そう言えば聞いたことがあります。
一見(?)丁寧な言い方だけど、これはおかしいですよね~。
辞書に載るほど一般的になってほしくないですが・・・。