斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ルパン三世のクルマがもらえるそうです。

2006年11月22日 | 本日のニュース
昨日あたりから話題になっていることですが、バンプレスト社が来年2月に発売されるゲームソフトの販促イベントとして、ルパンの乗るオープンカーと峰不二子の乗るハーレーをプレゼントするというイベントをやっております。(モチロン1名ずつですよ)

このニュースに関して、母親が面白いこと言ったので、紹介したいと思います。
「ニュースで見たけど、ルパンのクルマってオープンカーなのね。てっきり、フィアットのスバル(360)みたいな格好のクルマかと思ったのに。」
まぁあれはFIATヌーバ500(通称:チンクェチェント)という車種だということを教えておきましたが・・・
そして個人的にはオープンなのはありだとしても、
それにしても、ルパン三世という作品は凄いですよね。
還暦まで2年を切った主婦でさえ、イメージする車があるということが・・・
それを見ていた子供がいたということも大きな原因としてあるとは思いますが、ここまで、広く浸透しているアニメ作品も凄いと思います。

ベースになる光岡自動車のオープンカーは、VWビートルベースのBUBUクラシックSSKでいいんですよね。
“レプリカではなく、もう少し本物が手に入り易いFIAT500で良かったのじゃないかな。”と思いつつもきっと、ゲーム中に登場しないという大人の事情があったための決定ではないかと思います。

補足
ルパンが乗っているクルマって、「サンバーじゃなかったっけ?」と思ってしまった人も、スバリストを中心にかなりの数がいるのではないでしょうか?
サンバーの型を間違っていそうで、怖いのですが・・・
確か、テールランプがバンパーとリヤゲートの間にあった、550cc初期のやつです。ハイルーフ仕様で、サンルーフが付くモデル。(昔、プラモで作った記憶があります。)
当方としては、銭型警部の乗る、埼玉県警仕様のP410型ブルーバード(初期型)なら欲しいと思っております。

95%の日常を大切にする

2006年11月22日 | クルマ
MR-Sの生産打ち切りで思うことです。

販売の低迷に至った原因は、高性能モデル(例えば2ZZ-GEエンジンを載せる)が無かったことや鮮度を失わない為に積極的な追加or限定モデルの導入を怠るという不人気車なりの対応を採ってしまった。
モチロンそれもあるともいますが・・・
個人的にMR-Sに一番欠けていた事は、
“一張羅としてまかなえる程度の最低限の実用性は担保していなかったこと”
では無いかと思っています。
車庫事情に恵まれていない日本ならではのことですが、軽快オープンスポーツ、ミッドシップならではのハンドリングは十分に楽しめるモデルでした。
しかし、MR-Sはそこで終わってしまったような気がします。
2人で2泊3日程度の旅行の荷物も満足に置けないようなクルマでした。
気ままなツーリングに不向きなクルマでした。(どこかにベースをつくって、戻らなくてはならない)
趣味車として割り切るにしても、1トンを超える1.8リッターの小型乗用車としてはちょっと潔すぎたのではないでしょうか。
維持費が安く、地域によっては車庫証明の不要な軽自動車でもないと、この潔さが足枷になってしまったのでは・・・
むしろそこまで割り切ってしまうには、手に目に触れるところに共用部品が目立ち、安っぽい印象が強かったしねぇ。

ライバルになるマツダ・ロードスターには狭いながら、定員の数泊分の荷物を載せられるだけのトランクを備えているし、先代までのMR-2はトランクだけではなく、Tバールーフ仕様とすることで、青空駐車に耐えられる高い耐候性を持っていました。
“貧乏臭い”と笑う方もいるかもしれませんが、購入の決め手としては結構大切な事かもしれません。

“95%日常”とはアルテッツァの登場時のコピーにあった、“5%の非日常を楽しむ”(ちょっと違うかも)を利用したものです。

当方がスポーツセダンやフル4シーターオープンが好きなのは、95%の日常を大切にすることで、5%の非日常を心おきなく楽しめるし、日常の運転もより楽しめるのではないでしょうか。また日常の中に時折、非日常を持ち込むことが出来る懐の深さもあると思います。

ホンダのエスにクーペが追加されたときに、実用性と耐候性高さを売りにしていたので、決して間違いではないと思います。

補足
友人には独身時代はMR-2(AW11型)1台で、通勤、ジムカーナ、スノボ、磯釣りを賄っていた奴がいましたし、同僚にはロードスター(NB型)で現場に自宅から直行する奴がいるので・・・(トランクにはレベル、三脚、黒板、ヘルメット、反射帯を積み、ロールバーに標尺とポールを固定する。