異様な光景

本日仕事での移動中、真新しいホンダ車の廃車体を積んだトラックが走っておりました。

それは前方を走る平ボディの4トン車に3台のクルマがワイヤーで固定されておりました。
一番上にはまだ3ヶ月少々のストリームが積まれておりました。
前面はグッチャリ逝っていましたが、そのほかが不自然なぐらいに綺麗な事故車です。
あやしい。
よく見るとボディサイドにはボディの歪量を見るためのモノでしょう。
黄色と黒が組み合わされた円マークがクオーターパネルに貼られているではありませんか？
おそらくこのストリームはフルラップ前面衝突試験にのぞむために使われた試験車でしょう。

目撃箇所は芳賀から宇都宮へ抜ける道。
きっと出処はあそこでしょう・・・

そこまでならどうでもいい。
並走していて気が付いたことなのですが、荷台の下の方には詳細不明な左ハンドルの5ドアハッチバック車（先代シビックぐらいの大きさ）とインスパイアか北米仕様アコードと思われる車両も前面衝突の痕と円マークがボディサイドにありました。
ストリームに目を奪わせておいて、下の車の異様さに気づかせないようにしていたのでしょう。（まんまと罠に引っかかった？）
その証拠にトラックのナンバーすら覚えていないし。。（三重や所沢ナンバーだったかも？）

自動車メーカーの開発拠点が多い栃木県内では結構ある光景です。
話題になったニューモデルの解体車が、異常に早くやたらに入庫する自動車リサイクル工場とかあるしね。
さほど痛んでいない、1年落ちにも満たないクルマが“破砕処理扱い”になっていたり・・・

補足
実験車両の廃棄処分は未だに日産の方が厳重な気がします。
県内を移動していると、結構見かけます。
偶然にやたらと遭遇するのは「撮影して、スクープ雑誌に売却！！」という下心が無いからかもしれません。