斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

日産栃木工場に見るこだわりのクルマとは

2005年05月15日 | クルマ
当方の通勤路は日産栃木工場に向かうクルマの中で、異常に目撃する機会の多いクルマはブルーバードSSS-RパルサーGTi-Rの2車種です。

中でもブルーバードは受注生産の競技用ベースグレードで、多くの台数が売れた理由ではないとおもうし、ランエボやインプWRXといった4WDスポーツがチューニングベースになる前だったのでそんなに目立った存在ではなかったはずです。

最終型でも14年以上前のクルマなので、やはり乗っている方が多いとおもいます。
しかも目撃するのは、最終型ではなく、CA18DET-の載った前期型のほうが多いのです。
R32のGTRやパルサーGTi―Rが登場する前で、R31のGTS-Rと並んでブルーバードSSRが日産の競技用ベース車両の最前線だった頃のモデルです。
なかには、ごく最近に希望ナンバーで「23」(日産のエースナンバーね)を取ったレストア済みのような個体もあります。

最近では、初代プリメーラ(P10型)も目立つようになってきました。一般的に売れたCiやTmのSセレクションではなく、TeやT4がメインです。なかには、初期型Tsの5MT仕様なんていうとても稀少なグレードを見かけることもあります。
どうやら日産に勤めている方々は、アテーサがお好きなようです。
当方の知り合いで日産栃木工場に勤めている方が乗っているクルマにもその傾向が見られました。
チョット紹介してみると、サニーGTSアテーサ、ステージア250tRSFOUR、プリメーラT4、スカイラインGTS-4(HNR32)等々‥
別に皆様がアテーサに乗っているわけではありませんが、一般的なニッサン車に占めるアテーサ比率は高いような気がします。

補足
アテーサをイチバン最初に名乗ったのはSSS-RのあるU12型ブルバードがイチバン最初だったような記憶があります。
究極のアテーサな日産車といえば、友人の父親(日産栃木工場に勤めてます)が保有するセドリックです。
グレードは2.5ブロアムJFOUR、型式としてはE-ENY33になります。
意外と知られていませんが、コイツはアテーサなだけではなく、RB25DETが載っているんですよ。だから結構速いし、モチロン雪道には強いし高級感も充分にあります。
多分ものすごい稀少グレードだとおもいます。(スカイラインが生活4駆になった後に登場しています。)
グランツーリスもなら数度見たことありますが、ブロアムはこの1台しか観た事がありません。
気になって、ネットのカタログを調べてみたらY34にもあったんですね。(どのぐらい売れたのでしょうか)
ちなみにこの親父さんがセドリックの前に乗っていたクルマはU12ブルーバードSSSリミデット(4WD+ターボ)でした。