斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

多分、誰の記憶の中にもあると思います。

2005年05月06日 | クルマ
皆様のクルマに対する原点は何でしょうか?
当方はヤングオートカスタムカーで、クルマをいじるという事を知り、当時の週間少年ジャンプに連載されていたよろしくメカドックで開花させてしまったといったところでしょうか。
GW末の金欠のため、近所の本屋に足を運び時間潰しのネタを購入してきました。
購入したのは、「サクラムック グランドチャンプロード」です。
早い話が、チバラキ仕様や街道レーサー仕様と呼ばれる80年代のゾク仕様車の写真集です。
登場するクルマの多くは当時のものなので、違法改造車や無車検車なんでしょうが、個人的には懐かしさや小さい頃には憧れたスタイルのひとつでもあります。
今では、正統派な事をやっている方の心の奥底にはきっと潜んでいるスタイルだと思います。
ギャランやコロナといった、今考えると意外と思えるような車種もカスタムベースにされていたりして、個人的には楽しめました。

今回発見したのは、昨今スポコン仕様車などに見られる、クリアテールや他車種のフェイスやテールをスワップするなんていうのは当時から行なわれている、意外と伝統がある手法だったのすね。
430ハードトップのフェイスとセリカLBのバナナテールを移植したジャパンのハードトップなんていうのが掲載されていましたから

昭和60年前後、当時住んでいた場所には、クルマをいじっているアンチャンがいまして‥、その方が乗っていたのが、書く目4灯のコロナハードトップ2000GTにボルトオンターボ&セミワークス仕様なんツーのに乗っていまして、アンチャンの友人たちの車を含めもろに影響を受けました。
この頃受けた影響の名残としては、初代ソアラが妙に好きだったり、ハイエースを購入したらインチアップではなく、絶対にクレーガーかエンケイディッシュを履かせようと思ってしまう辺りにあると思います。

最近では旧車イベントなんかにも、街道レーサー仕様や控えめな(?)チバラキ仕様ぐらいまでならエントリーしている場合もあり、ひとつの文化として認知されつつあるようです。
さすがに、シルエットもどきやゾク仕様まで行くと、違ったイベント(笑)でしかお目にかかれませんが‥。

当方は幼少期に実車にてクルマ好きを開花させ、クルマ趣味という魑魅魍魎のなかで、80年代のFF第一世代のファミリーカー理解してくる人が非常に少ないヘンな場所に着地してしまいました。
ちなみに、この時期のクルマは、ガス規制真っ只中のクルマと並ぶ、2大エアポッケットのひとつだそうです。

補足
トラックバック先の@nifty BOOKSには、写真と簡単な説明がありますので、良かったら覗いてみてください。
こういったクルマ、皆さんもココロの何処かには記憶しているハズです。(乗っていた方もなかにはいらっしゃるかも‥)
よろしくメカドックは、いずれネタとして、出していきたいと思います。
今回は、劇中で警察官小野氏の乗っているヨンメリパトはボルトオンターボ車なんですけど、何処のターボキットなんでしょうかねぇ。
極東?HKSラジョイ?SK?のどれかだと思うんですけど‥。