斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

Y30というクルマの魅力

2005年05月07日 | 私乗記
本日セカンドカー(仕事用車)の候補となるクルマを観に行きました。
乗ったクルマは表題にあるとおり、Y30型セドリック/グロリアシリーズのまぁバンです。
乗ったのは、ヒト桁の価格が魅力な平成2年式セドリックバン2.0カスタム5MT(CA20型の4発車、NOX・PM法不適合なワンオーナー12万キロという代物)と平成11年式グロリアバンDX5MT(VG20型の6発車、過走行の11万キロだけどワンオーナーという代物)の2台です。
ファーストカーとしてカスタムされている方やセカンドカーに所有されている方も多く、王道っぽかったので敢えて避けていたのですが、お世話になっている方の勧めもあり、意を決して観にいってみました。

平成11年最終型のほうは、群馬400が新車時のナンバーでエアバック付きというのは笑わせて頂きました。

試乗してみると、ステアリングは緩くフラフラしていて何処がセンターなのかわからないし、リヤサスはリーフリジットならではのドタドタした動き、レスポンシヴなんて何処吹く風といわんばかりに漫然と吹き上がるエンジン。
いわゆる評論家サン的にはダメダメなクルマなんでしょうが、妙に味があり、すべて笑って許せてしまうのがこのクルマならでは魅力なんでしょうね。
世間では丸目4灯のほうが人気があるみたいですが、個人的にはセダンと同じ顔付きになるほうが、ムダにメッキパーツがあり4ナンバー車とは思えない重厚感と高級感を醸し出しているのステキです。
広大で使いやすい荷室、見切りがよく運転し易いボディと意外としっかりした内装。
16年造り続けても問題がなかった理由を垣間見たような気がします。
忘れ去られていたのではない、普遍性を具現化していたため変化の必要がなかったんだぁと実感。

個人的にはV6+5MTという組み合わせで最終型というのが魅力なので、予算オーバーですがグロバンに惹かれています。

補足
グロリアワゴン乗りのOさんクルマ紹介ありがとうございます。
雪道走るから、FR車はパスって言っていたのに思いっきり悩んでしまうではないですか(笑)。
あのおおらかなドライブフィールと左クォーターウインドウのみパワーというのが素晴らしい車ですね。
Oさんが下駄車として3台乗り継いでいる理由もわかるような気がします。