【現地訪問日:2017/4/7-8、記事作成日:2017/5/18】
このエントリではその1 (サンライズ出雲編)とその2 (出雲大社参拝編)の続きとして、三江線に乗車する前の江津での出来事を中心に記載しています。
1. 今回の三江線の旅行プランについて(まとめ)
三江線を含む広域地図(google mapのデータ)
その1の冒頭でも触れましたが、三江線は広島県三次市と島根県江津市とを結ぶ路線ですが、三次⇔江津間全線を乗り通しで運行される列車は上り・下りとも1日に2本程度しかないという超絶ローカル線となっています。
その三江線は2018年3月末を以て廃止になることが決まってしまったこともあり、今回ブログ主+嫁は出雲大社にお参りしたついでに、“せっかくだから”この三江線に乗りに来ています。
01-三江線の時刻表@江津駅
しかし江津駅から三次駅までの三江線全線を直通する列車は、早朝5:53に出発する始発電車と15:15発の便のみとなっています(その間も12:34発の浜原行き1本しかありません)。
02-三江線の浜原行き普通列車@江津駅(キハ120形気動車)
ということで遠地の人間が始発便に乗るとすれば、江津駅近辺で一泊することが事実上必須となります。
そのためブログ主(+付き合わされた嫁)は出雲市から江津に移動して前泊した後、翌日は朝の5時台から行動を開始する予定なのでありました。
2. 江津駅での前哨戦
2017年4月7日16:20頃、ブログ主+嫁はスーパーおき5号を下車して江津駅のホームに降り立ちます(詳細はその2を参照)。
03-江津駅の駅名標
江津駅に着いたブログ主は隣のホームに止まっている無人の三江線の列車(16:33発 浜原行き)を見て
「おー、明日乗っていく列車はこういうやつか~」
などとワクワクしながら、記念にホーム上の駅名標や時刻表などを撮影します。
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そんなときでした。見知らぬ人の声が突然後ろの方から聞こえてきました。
「おや、そちらさんも三江線お目当てですか? (^^)」
と。
その瞬間、ブログ主はあるものを感じました。
04-声をかけられた瞬間のブログ主 (※ イメージです)
後ろをふり向くと、そこにはリュックを背負った50代くらいのニコニコしたおぢさんと、一眼レフの立派なカメラを手にした若い息子さんが目に入ってきます。ブログ主の直感は当たっていました。
どう見ても同業者(鉄ヲタ)です。本当にありがとうございました。
なんでも話を聞いてみたところ、やはりブログ主と同様に翌日の始発の三江線に乗りにわざわざ長野県からやって来たとのこと。しかも今夜宿泊する宿が同じだったり、昨年増毛に失敗するなど(ブログ主の体験記はこちら)、同じような考えや行動をしていて笑えました。
05-今回宿泊するビジネスホテル
今回宿泊するホテルは、「スーパーホテル江津駅前」(公式サイト)。江津駅から徒歩数分の近場にあるので便利です。
先程の同業者の親子とほぼ同時にチェックインします。
06-ホテルのフロントにて三江線の写真集を発売中
面白そうなので思わず買ってしまいました。綺麗な写真満載でポストカードまで付いて2160円です。
ホテルの宿泊料はクレジットカードが使えますが、この本は現金販売なので注意が必要です。
4. 買い出し+夕食に行ってみる
無事にこの日の宿泊地に到着したブログ主+嫁ですが、昨夜(サンライズ出雲号)は寝足りなかったこともあり、ホテルに着くなり1時間少々の仮眠を取り、すっかり日の暮れた時間帯にのそのそと起き出して活動を再開します。こんな時間から何をしようとしているのかというと、“翌朝の飯の買い出し”です。
このホテルには無料の朝食があって、ビジネスホテルのバイキング朝食が大好きなブログ主は是非とも食べたかったのですが、いかんせん明日は早朝5:53に出発する始発電車に乗る必要があるので、時間的にホテルで朝食を食べることはできません。(´・ω・`)
※ ちなみにここのホテルの朝食は6:30スタート。
ということで最寄りのコンビニまで買い物に出かけたのでありました。
07-ホテルから最寄りコンビニまでの地図(google mapのデータ)
ふつー、市を代表する駅や駅近くのホテル近辺にはコンビニの1件ぐらいあってもおかしくないのですが、江津市の市街地は駅より西側のエリアに移ったとのことで、2017年現在、江津駅前やホテル付近にはコンビニは1件もなく、最寄りといってもちょっと離れたところまで歩いて行かざるを得ない状況でした。(´・ω・`)
08-灯籠の夜景
駅前の国道9号線を歩いて西に向かっていると、左手の方に松明というか灯籠の光が見えてきました。
桜が満開の時期なので、小高い公園のようなところで桜祭り(夜桜)でもやってるのかもしれません。(詳しいことは不明)
09-JAいわみ中央 Aコープごうつ店
今回ブログ主+嫁はホテルから一番近いコンビニのローソンを目指していたのですが、そこに辿り着く前にJA系のスーパーに到達しました。ブログ主は旅先ではその土地固有の“地元のスーパー”を見て回るのが好きなこともあり、ローソンではなくここで買い物をすることにします。
店の中に入ってお総菜・お弁当コーナーを覗いてみると、お弁当類はすべて半額のタイムセール中。ラッキーでした。そそくさと明日の二人分の朝食用弁当や、ブログ主の大好きな9%の炭酸フルーツジュース(※子供は飲めません)などを買い込みます。
そして買い物を終えて店外に出る頃には、お店はすっかり閉店モードに。
「なんや、(お店が)閉まるのがやけに早いな」
と思ったのですが、このスーパーの閉店時間は19:30。都会の方ではこんな早い時間に閉まる大型スーパーはほとんど見かけないので新鮮な光景でした(←ディスっている訳ではない)。
10-この日の夕食(一人1080円なり)
そしてホテルの方に戻っていき、ホテルの向かいにある「和飲ダイニングkomachi」という夜でも定食メニューを出してくれる飲み屋で夕食とします。ホテルに戻ってからはホテル内の天然温泉に入浴して一日の疲れを取り、翌朝は早いので早めに床に着きます。
5. 早朝の江津駅
そして日付は変わって2017年4月8日(土)。ブログ主と嫁は5時起きして身支度をし、ホテルを出て江津駅へ向かいます。
11-夜明けの江津駅(駅舎)
明々と電灯が付いています。明け方のこういう風景は好きだったりします。
12-明け方の江津駅(改札)
今回乗り込む列車は5:53発の三次行き。駅には発車15分前に着きました。
駅員さんはこの時間にはいないので、勝手に改札を通り、跨線橋を渡って三江線の列車が来る3番ホームに向かって行きます。
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そして2・3番線のホームに降りたブログ主の目の前に現れたもの、それは…
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13-朝5時台の江津駅のホーム
とても朝6時前の田舎のローカル線の光景とは思えない人だかりでした。\(^O^)/
この人たちのほとんどが、ブログ主と同様に三江線に乗りに来た同業者です。
実はブログ主は、昨日のうちから何となく気になっていたことがありました。それはブログ主はこれまでの経験から同業者は1人見かけたら、実際には10人はいるということ。駅に着いたらまさにこの状態で、笑ってしまいました。
14-三江線の列車が入線してきました
こうして、「ドキッ! 同業者だらけの三江線の旅(仮称)」は、これからスタートするのでありました。
~その4へ続く~
このエントリではその1 (サンライズ出雲編)とその2 (出雲大社参拝編)の続きとして、三江線に乗車する前の江津での出来事を中心に記載しています。
1. 今回の三江線の旅行プランについて(まとめ)
三江線を含む広域地図(google mapのデータ)
その1の冒頭でも触れましたが、三江線は広島県三次市と島根県江津市とを結ぶ路線ですが、三次⇔江津間全線を乗り通しで運行される列車は上り・下りとも1日に2本程度しかないという超絶ローカル線となっています。
その三江線は2018年3月末を以て廃止になることが決まってしまったこともあり、今回ブログ主+嫁は出雲大社にお参りしたついでに、“せっかくだから”この三江線に乗りに来ています。
01-三江線の時刻表@江津駅
しかし江津駅から三次駅までの三江線全線を直通する列車は、早朝5:53に出発する始発電車と15:15発の便のみとなっています(その間も12:34発の浜原行き1本しかありません)。
02-三江線の浜原行き普通列車@江津駅(キハ120形気動車)
ということで遠地の人間が始発便に乗るとすれば、江津駅近辺で一泊することが事実上必須となります。
そのためブログ主(+付き合わされた嫁)は出雲市から江津に移動して前泊した後、翌日は朝の5時台から行動を開始する予定なのでありました。
2. 江津駅での前哨戦
2017年4月7日16:20頃、ブログ主+嫁はスーパーおき5号を下車して江津駅のホームに降り立ちます(詳細はその2を参照)。
03-江津駅の駅名標
江津駅に着いたブログ主は隣のホームに止まっている無人の三江線の列車(16:33発 浜原行き)を見て
「おー、明日乗っていく列車はこういうやつか~」
などとワクワクしながら、記念にホーム上の駅名標や時刻表などを撮影します。
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そんなときでした。見知らぬ人の声が突然後ろの方から聞こえてきました。
「おや、そちらさんも三江線お目当てですか? (^^)」
と。
その瞬間、ブログ主はあるものを感じました。
04-声をかけられた瞬間のブログ主 (※ イメージです)
後ろをふり向くと、そこにはリュックを背負った50代くらいのニコニコしたおぢさんと、一眼レフの立派なカメラを手にした若い息子さんが目に入ってきます。ブログ主の直感は当たっていました。
どう見ても同業者(鉄ヲタ)です。本当にありがとうございました。
なんでも話を聞いてみたところ、やはりブログ主と同様に翌日の始発の三江線に乗りにわざわざ長野県からやって来たとのこと。しかも今夜宿泊する宿が同じだったり、昨年増毛に失敗するなど(ブログ主の体験記はこちら)、同じような考えや行動をしていて笑えました。
05-今回宿泊するビジネスホテル
今回宿泊するホテルは、「スーパーホテル江津駅前」(公式サイト)。江津駅から徒歩数分の近場にあるので便利です。
先程の同業者の親子とほぼ同時にチェックインします。
06-ホテルのフロントにて三江線の写真集を発売中
面白そうなので思わず買ってしまいました。綺麗な写真満載でポストカードまで付いて2160円です。
ホテルの宿泊料はクレジットカードが使えますが、この本は現金販売なので注意が必要です。
三江線写真集 | |
クリエーター情報なし | |
今井印刷 |
4. 買い出し+夕食に行ってみる
無事にこの日の宿泊地に到着したブログ主+嫁ですが、昨夜(サンライズ出雲号)は寝足りなかったこともあり、ホテルに着くなり1時間少々の仮眠を取り、すっかり日の暮れた時間帯にのそのそと起き出して活動を再開します。こんな時間から何をしようとしているのかというと、“翌朝の飯の買い出し”です。
このホテルには無料の朝食があって、ビジネスホテルのバイキング朝食が大好きなブログ主は是非とも食べたかったのですが、いかんせん明日は早朝5:53に出発する始発電車に乗る必要があるので、時間的にホテルで朝食を食べることはできません。(´・ω・`)
※ ちなみにここのホテルの朝食は6:30スタート。
ということで最寄りのコンビニまで買い物に出かけたのでありました。
07-ホテルから最寄りコンビニまでの地図(google mapのデータ)
ふつー、市を代表する駅や駅近くのホテル近辺にはコンビニの1件ぐらいあってもおかしくないのですが、江津市の市街地は駅より西側のエリアに移ったとのことで、2017年現在、江津駅前やホテル付近にはコンビニは1件もなく、最寄りといってもちょっと離れたところまで歩いて行かざるを得ない状況でした。(´・ω・`)
08-灯籠の夜景
駅前の国道9号線を歩いて西に向かっていると、左手の方に松明というか灯籠の光が見えてきました。
桜が満開の時期なので、小高い公園のようなところで桜祭り(夜桜)でもやってるのかもしれません。(詳しいことは不明)
09-JAいわみ中央 Aコープごうつ店
今回ブログ主+嫁はホテルから一番近いコンビニのローソンを目指していたのですが、そこに辿り着く前にJA系のスーパーに到達しました。ブログ主は旅先ではその土地固有の“地元のスーパー”を見て回るのが好きなこともあり、ローソンではなくここで買い物をすることにします。
店の中に入ってお総菜・お弁当コーナーを覗いてみると、お弁当類はすべて半額のタイムセール中。ラッキーでした。そそくさと明日の二人分の朝食用弁当や、ブログ主の大好きな9%の炭酸フルーツジュース(※子供は飲めません)などを買い込みます。
アサヒ もぎたて 新鮮ぶどう 缶 350ml×24本 | |
クリエーター情報なし | |
アサヒビール |
そして買い物を終えて店外に出る頃には、お店はすっかり閉店モードに。
「なんや、(お店が)閉まるのがやけに早いな」
と思ったのですが、このスーパーの閉店時間は19:30。都会の方ではこんな早い時間に閉まる大型スーパーはほとんど見かけないので新鮮な光景でした(←ディスっている訳ではない)。
10-この日の夕食(一人1080円なり)
そしてホテルの方に戻っていき、ホテルの向かいにある「和飲ダイニングkomachi」という夜でも定食メニューを出してくれる飲み屋で夕食とします。ホテルに戻ってからはホテル内の天然温泉に入浴して一日の疲れを取り、翌朝は早いので早めに床に着きます。
5. 早朝の江津駅
そして日付は変わって2017年4月8日(土)。ブログ主と嫁は5時起きして身支度をし、ホテルを出て江津駅へ向かいます。
11-夜明けの江津駅(駅舎)
明々と電灯が付いています。明け方のこういう風景は好きだったりします。
12-明け方の江津駅(改札)
今回乗り込む列車は5:53発の三次行き。駅には発車15分前に着きました。
駅員さんはこの時間にはいないので、勝手に改札を通り、跨線橋を渡って三江線の列車が来る3番ホームに向かって行きます。
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そして2・3番線のホームに降りたブログ主の目の前に現れたもの、それは…
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13-朝5時台の江津駅のホーム
とても朝6時前の田舎のローカル線の光景とは思えない人だかりでした。\(^O^)/
この人たちのほとんどが、ブログ主と同様に三江線に乗りに来た同業者です。
実はブログ主は、昨日のうちから何となく気になっていたことがありました。それはブログ主はこれまでの経験から同業者は1人見かけたら、実際には10人はいるということ。駅に着いたらまさにこの状態で、笑ってしまいました。
14-三江線の列車が入線してきました
こうして、「ドキッ! 同業者だらけの三江線の旅(仮称)」は、これからスタートするのでありました。
~その4へ続く~
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