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増毛再チャレンジ

2017年01月03日 | 旅行・鉄道
【現地訪問日:2016/11/8-9】

 このエントリでは2016年11月にブログ主(40代・男性)が増毛に行こうとした記録を記載しています。


1. 増毛再チャレンジ計画

 時は2016年10月。ブログ主はちょっと憂鬱でした。
 なぜ憂鬱だったのかというと、それは北海道にあるJR留萌線の留萌~増毛間が廃止になる12月4日が迫っているからでした。
 ブログ主は半年前の2016年3月に、はまなすに乗りに行くついでにこの区間に乗りに行ったものの、雪崩発生の恐れがあることから肝心の留萌~増毛間は運休。仕方なくバスで留萌⇔増毛間を往復してきたのでありました。(;´Д`)
このときの訪問記はこちら


行き止まりの線路の増毛駅(2016年3月訪問時)

 そのためブログ主は再度留萌~増毛間の列車に乗る機会を求めていたのですが、横浜在住のブログ主が北海道に行ける機会(&金)はそうそうなく、このまま廃線まで指を咥えてみているしかない状況でした。

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 しかしそんなときに会社で予期せぬことを耳にしました。
   「11月に札幌でのお仕事(出張)があります」
 と。

 その出張は誰でも行ける訳ではなかったのですが、そのことを聞きつけたブログ主は、エヴァ19話の碇シンジ君なみに出撃を懇願周りの人を制圧してお仕事の調整をして、無事に北海道へ行く権利をGETしたのでありました。無論翌日は休みを取った上で、この機会に増毛行きの列車に乗ることを狙います。\(^o^)/


1. 今回の増毛プラン

 今回ブログ主の札幌出張は11月8日(火)。この日は札幌で一泊し、翌9日(水)は休みを取って増毛に向かうことにしました。また札幌から朝一で移動できるということは、なかなか乗る機会が得られない札沼線の新十津川行き(2016年時点で1日1本のみ運行)に乗れるということ。ということで、今回は次のような計画を立てたのでありました。

<11月9日旅程(当初計画案)>
 ・札幌(6:58)→札沼線普通列車→(7:38)石狩当別
 ・石狩当別(7:45)→札沼線普通列車→(9:28)新十津川
 ・新十津川役場(9:41)→路線バス→(9:52)滝川
 ・滝川(10:22)→スーパーカムイ9号→(10:35)深川
 ・深川(11:08)→留萌本線普通列車→(12:47)増毛


当初予定の経路(駅すぱあとで作成)…クリックで拡大


 ~ここから帰り~
 ・増毛(12:57)→留萌本線普通列車→(14:28)深川
 ・深川(14:49)→スーパーカムイ26号→(15:55)札幌
 ・札幌(16:20)→快速エアポート162号→(16:57)新千歳空港
 ・新千歳(19:30)→ANA078便→(21:10)羽田空港

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 そして11月8日は予定通り札幌入りしてお仕事をこなし、夜はすすきので飲み会。


すすきのの風景 (ウイスキーはニッカ派なので、ここが見れて嬉しい)

 すすきのでは「明日は朝早くホテルを出るので、一次会で抜けさせてもらいます」と言って早めにホテルに戻り(←ウソは言っていない)、早朝の出発に備えます。
 しかし気になったのは翌日の天気。天気予報では「暴風雪」という予報になっています。関東在住の元九州男児のブログ主には「横風と雪が強いんかな~」ぐらいに思っていたのですが、ネットで意味を調べてヒエェとなりました。

「暴風雪警報」が発表された時の対処方法とは? (トラブルCh)より抜粋

 ・「暴風雪警報」が出ている際には外出を控えることが大切です。また外出したくてもできないような状況にもなるため、停電に対する準備や、食べ物の買い置きをしておくことも必要となります。

 ・また自動車で外出した場合、視界不良や運転不能状態に陥ることで立ち往生したり、急激な積雪で身動きがとれなくなる場合もあります。

 九州出身のブログ主にとっては11月上旬に雪が降っていること自体が信じられないくらいの光景なのに、遭難の危険性があるために外出は控えるようにという旨の警告が出されていてビビりました。北海道恐るべしです。


2. 11月9日の新行動計画

 朝6時前に起床したブログ主は、真っ先に天気予報とJR北海道のサイトを確認します。
 そしてJR北海道の運行情報ページに記載されていたもの

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 それは「留萌本線の留萌~増毛間は終日運休」の記載でした。

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 ブログ主の増毛計画、完全にオワタ\(^o^)/

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 結局増毛行きが不可能になったブログ主ですが、天候が酷いのは道北の方で道央付近の列車は普通に動いているっぽいこと、そして今回は空港に早く着いても前の便に飛行機の時間を変更できない安いチケットのため、早く新千歳に行ってもどうしようもありません。
 また遠からず廃止になることが濃厚な、札沼線の北海道医療大学より先の区間(新十津川方面)にだけは絶対に乗っておきたかったので、今回は次の旅程に急遽変更しました。

<11月9日の新旅程>
 ・札幌(6:58)→札沼線普通列車→(7:38)石狩当別
 ・石狩当別(7:45)→札沼線普通列車→(9:28)新十津川
 ・新十津川役場(9:41)→バス→(9:52)滝川
 ・滝川(10:22)→スーパーカムイ9号→(10:35)深川 ←ここまでは同じ

 そして深川駅で一旦下車してみどりの窓口で増毛行きの記念乗車券を購入した後、下記の逸般的な経路で新千歳空港に向かうプランを急遽考えたのでありました。

 ・深川(10:54)→オホーツク3号→(11:15)旭川
 ・旭川(11:33)→富良野線普通列車→(12:40)富良野
 ・富良野(12:56)→根室本線普通列車→(13:59)滝川
 ・滝川(14:32)→スーパーカムイ24号→(14:59)岩見沢
 ・岩見沢(15:06)→室蘭本線普通列車→(16:38)苫小牧
 ・苫小牧(16:45)→千歳線・手稲行→(17:10)南千歳
 ・南千歳(17:24)→快速エアポート166号→(17:27)新千歳空港


11/9の新十津川から先の経路(駅すぱあとで作成)…クリックで拡大



3. 11月9日の行動結果

 今回は手短に道中の状況を説明します。


01-新千歳→新十津川までの乗車券

 新千歳→新十津川間は100kmを越えるので、乗車券の有効期間は2日間あります。昨日新千歳から乗って札幌で途中下車し(右上に途中下車印あり)、この日は札幌から続きに乗ることになります。


02-増毛→新千歳までの乗車券

 今回の旅行では、予め(留萌線の起点である)深川駅までの切符を買っていたものの、深川→増毛間の乗車券は現地で記念乗車券を購入する予定だったので持っていませんでした。しかし増毛からの帰りの切符は予め購入していました。
 しかしこの乗車券は使わなくなったことは確実なので、とりあえず払い戻しを受けるためのスタンプを後で押してもらうこととします。

 それにしても増毛駅がなくなると、四国の半家(ハゲ)駅~増毛駅間のネタ乗車券を買うことができなくなるので残念です。(´・ω・`)


03-石狩当別行き普通列車の車内

 この日は札幌駅を6:58に出発する札幌駅が始発の列車に乗ります。通勤ラッシュの逆方向に向かう列車のため、乗客はまばらでした。しかもこの車両は転換クロスシートの座席で座りやすく、とてもありがたい車両でした。μシートが付いていたので、快速車両が当たったのかもしれません。


04-都市圏区間の札沼線

 札沼線の北海道医療大学までは複線区間もある電化された通勤路線で、札幌へ向かう反対側の列車は立ち席もびっしりの満員状態でした。


05-新十津川行き列車の車内

 電車は定刻通りに終点の石狩当別駅に到着。その後、1両編成の新十津川行き列車に乗り換えます。列車は乗り換え客でいっぱいでした。とはいえその乗客の大半はお隣の北海道医療大学駅でごっそり降りていきました。
 ブログ主はボックス席の2人目として進行方向逆側の通路側に座っていたのですが、1人目の方も北海道医療大学駅で降りたので、ブログ主は進行方向窓側席の良席を早々にGETできました。(´∀`)


06-札沼線の車窓1

 関東では10日前まで「クールビズ」うんぬん言っていたぐらいなのに、この日の札沼線沿線は一面銀世界でした。


07-石狩月形駅にて1

 北海道医療大学駅を過ぎてからはボックス席に1~2人しかいない状態となり、残った乗客の半分は石狩月形駅までに降りていきました。ここから先に行く人は、ほとんど同業者(鉄ヲタ)と思わしき人ばかりでした。


08-石狩月形駅にて2 (新十津川方面)

 札沼線は学園都市線という愛称が付いていますが、その昔は留萌線の石狩沼田駅まで繋がる路線でした。そのため札幌の札と沼田の沼で札沼線という名前になっています。


石狩沼田駅(2016年3月訪問時)の写真

 ちなみに冬の石狩沼田駅はこんなところです。


09-札沼線の車窓2

 終点の新十津川駅の一つ前の駅(下徳富:しもとっぷ)駅から車窓の風景を動画に残していたのですが、列車が雪しぶきを跳ね上げてしまったため、まるで雨天時のような水しぶきがいっぱいついた窓の状態になってしまいました。(´・ω・`)

札沼線・浦臼→新十津川間の車窓の風景



10-新十津川駅にて1

 そして終点の新十津川駅に到着します。


新十津川駅でいただいたカード

 新十津川駅では、出迎えに来てくれた幼稚園か保育園ぐらいのちびっ子から「またきてね 新十津川」のカードをもらえました(おぢさん大感激)。


11-新十津川駅にて2

 乗ってきた列車はキハ40の気動車です。


12-新十津川駅にて3

 駅舎の中には、壁に写真などがありました。


記念に先程いただいたカードの宛名面に駅のスタンプを押します。


13-新十津川役場バス停(新十津川駅から徒歩5分ぐらい)

 札沼線で新十津川までやってきた乗客のうち半分以上は折り返しの列車に乗って帰ったようですが、ブログ主は路線バスで滝川駅に向かいます。新十津川~滝川間は4km程度で、路線バスで200数十円ぐらいで移動できます。バスは(1本しかない)新十津川行き列車とぴったりの時間で接続しており、のんびりしていると乗り遅れてしまう可能性があります。
 ただし万が一バスに乗り損ねても、タクシーで移動できなくない距離なので、まぁなんとかなると思います。


14-バスで石狩川を渡ります

 新十津川は1日に1往復しか列車が来ないという超絶ローカル線ですが、石狩川を挟んでわずか1km先には特急列車がガンガン走っているJR北海道の幹線である函館本線が存在しています。ブログ主はその函館本線の全特急が停車するターミナル駅の滝川駅に向かっています。
 

15-滝川駅に到着

 バスは15分足らずで滝川駅に隣接したバスターミナルに到着します。その後、お隣の滝川駅に向かいます。


16-スーパーカムイ号(789系)

 滝川駅から深川駅までは特急スーパーカムイ号に乗ります。スーパーカムイ号は高速運転なのに静かで振動のない快適な乗り心地で、ブログ主が素晴らしいと思う列車の一つです。


17-深川駅に到着

 到着ホームの隣には、本来は増毛行きの列車が停車していました(この日に限り留萌行き)。本来はこれに乗る予定だったのですが、乗れなくて本当に残念です。(´;ω;`)


18-本日運休の案内(スーパー宗谷1,2号やオホーツク4号も運休になっています)

 今回は増毛まで行けないものの、留萌駅と深川駅でしか発売されていない記念入場券と記念きっぷを、ここ深川駅のみどりの窓口でGETすることにします(記念切符の詳細はこちらのPDFを参照)。

 その他のことも含めて、ブログ主は深川駅で次の3点をしようとしていました

 (1) 硬券セットと増毛までの常備券型きっぷの記念乗車券を購入する

 (2) 深川→(函館線)→旭川→(富良野線)→富良野→(根室線)→滝川→(函館線)→岩見沢→(室蘭線)→苫小牧と、苫小牧→新千歳空港までの乗車券+一部区間の自由席特急券を購入する

 (3) 手持ちの増毛から新千歳空港までの切符について、運休理由による払い戻しを受けるためのスタンプを押してもらう

 しかし今回対応した深川駅の駅員が全然イケておらず、(1)はすぐにできたものの(2)はかなりの時間を要してやっとのことで発券、(3)については対応できませんでした。
 (3)は別の駅でも対応できるのでまだよいとして、(2)が発券されないと時間が迫っている次の列車に乗れないし、その上同じく記念乗車券を購入している同業者が後ろに並んでいるので、その人達にも迷惑がかかってしまいます。


深川駅でやっとのことで発券してもらった逸般的な経路の乗車券

 「逸般的な経路とはいえ、このくらいの乗車券、とっととマルス打って発券せーや(憤怒)」
 とイライラしながら、深川から特急オホーツク3号に乗って旭川に向かいます。
 ※ マルスとは全国のJRの駅で使われる指定券等の発券システムのことです(詳細はWikiPedia参照)


19-旭川駅で富良野線に乗り換え

 旭川には定刻の11:15に到着し、11:33発の富良野行き普通列車に乗り換えます。
 …が、その前に深川駅では対応できなかった払い戻しのスタンプを押してもらいに改札口の窓口に向かいます。そうしたところ旭川駅の職員さんは座席指定の取り消しと払い戻し申請のスタンプ+日時記入をさくっと行ってくれました。さすがです。(´∀`)


払い戻し申請のスタンプの押された切符

 通常は切符の払い戻しには1枚につき200円ぐらいの手数料がかかるのですが(特に指定席特急券の当日キャンセルはさらに高額)、運休が理由による払い戻しは手数料ゼロで全額返金されます。その払い戻しを受けるために必要な証明に当たるスタンプがこれになります。


20-富良野線の車内

 旭川を出てしばらくは国道237号線沿いに進んで行きます。


21-雪がちらつく富良野駅に到着

 そして北海道の中心近くに位置する富良野に到着します。


22-富良野駅のホーム(奥にディーゼル機関車のDF200が見えます)

 富良野駅では滝川行きの普通列車とよい時間で接続するので、駅舎には移動せずに向かいのホームで15分程待ちますが、とにかく寒いです。吹雪の手前といった感じです。11月上旬でこれですか…。


23-根室線の車内

 新十津川行きの列車と同じく、キハ40の1両編成の列車となっています。好きなボックス席が取れた状態でした。


24-島ノ下駅

 島ノ下駅は富良野駅の隣の駅ですが、真冬の雪山の風景です。


25-滝川駅に到着した根室線の列車

 再び滝川駅に戻ってきました。滝川駅では次の列車までちょっぴり時間があったので、温かいコーヒーでも出してくれるようなお店がないか探してみたのですが、すぐには見つけられませんでした。(´・ω・`)


26-岩見沢駅で室蘭本線の普通列車に乗り換え

 その後、滝川から岩見沢まではスーパーカムイ号で移動。その後室蘭線の列車に乗り換えます。


27-室蘭線の車内(西日が床に反射しています)

 この車両も1両編成となっています。


28-室蘭線の車窓

 この辺りは北海道でも温暖な方なのか、雪はちょっぴりしかありませんでした。


29-終点の苫小牧駅に到着

 岩見沢を出たときはすかすかだった車内は、追分駅で高校生が大量に乗り込み、一気に賑やかになります。この状態は千歳線と接続する沼ノ端駅まで続きます。新千歳空港へはここで千歳線に乗り換えるのが正しいルートですが、ブログ主は終点の苫小牧まで向かいます。
 料金も沼ノ端駅で乗り換えた方が通しで計算できて安上がりなのですが、今回の切符を残したい思いがあったのと、もしかしたら苫小牧→南千歳間で特急に乗る可能性もあったので、苫小牧折り返しの乗車券を事前に買っていたのでありました。


30-南千歳駅に到着

 追分駅を出た頃は日暮れ前の状態で、南千歳に着いたときはもう真っ暗でした。南千歳駅では次の快速エアポートが来るまで上の待合室でテレビを見ながら待っていたのですが、ニュースはアメリカ大統領選挙一色でした。


31-羽田行きNH78便(B777-200)

 その後ブログ主はお隣の新千歳空港に到着後、空港内でお土産を買って、ラウンジでタダ酒をかっ喰らった後、羽田行きの飛行機で帰京したのでありました。

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 そして約1ヶ月後の2016年12月4日。ついに留萌線の留萌~増毛間が最後の日を迎えてしまいました。
 ブログ主はgooglemapで増毛駅を見ていたのですが、この日は鉄ヲタと報道陣とお見送りの地元の人でごった返していたようで、人の多さを示す棒グラフ(ピンク)が一番上まで突き抜けているのを見て笑ってしまいました。


2016年12月4日20時台の増毛駅のgooglemap情報

それにしても留萌~増毛間に乗りたかったよー、ちくちょー!ヽ(`Д´)ノ
 
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