【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/6/10】
このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その1 (前編、小林市→旧須木村)の続きとして、宮崎県の旧須木村(現小林市)から西米良村に向かう途中の田代八重ダムまでの走行記を記載しています。
それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間 (このページ)
・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)

国道265号全体の地図(google mapへのリンク)
今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。

旧須木村→西米良村間の地図 (google mapのデータ)
このエントリでは、上の地図の下側から田代八重ダムまでの区間について記載しています。
1. 県道143号分岐点→輝嶺峠まで

県道143号分岐点前 (11:00頃)
小林市街地から旧須木村に北上してきたブログ主は、宮崎県道・熊本県道143号 中河間多良木線との分岐点まで到達しました。

国道265号と県道143号との分岐点の地図
上の地図の★マークのところになります。
ここから右折し、九州最凶国道と評される国道265号の中でも特にイカれた区間として酷道マニアの間で著名な輝嶺峠と尾股峠を越えて西米良村に向かっていきます。

01-分岐点から先
先程の分岐点からもしばらくは、改良された2車線の道になっています。

02-ここから先、1車線区間
小林市街地からは快速道が続いてきましたが、ここから先は酷道の基本である1車線に変わります。ブログ主も「ついに来たか」という気持ちになります。

03-狭くて枯葉だらけの道が出てきました
この辺りはまだ序の口です。

04-Y字型の分岐点 (11:06)
2つ上の写真のところにもちょっと写っていますが、ここでY字の分岐点に突き当たります。正面に「←西米良 国道265号」と書かれた青い看板があるので迷うことはないのですが、逆に言うとこの看板がなかったら、どちらに進んでよいのか判らない初見殺しの状態になっていたと思われます。

05-覆い被さるような木の下を通ります
人気(ひとけ)の全くない山の中に向かって突き進みます。

06-まだまだマシな道路環境
路面(アスファルト)のひび割れが気になってくるようになりました。

07-絶壁の横を通り抜けます
この辺りは路面に落ちている葉っぱが多くなって、大型オンロードバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)で走っているブログ主にとってはキツくなってきた感があります。

08-網タイツの絶壁の横を通り抜けます
輝嶺峠の前後はこの写真や1つ上の写真のように、片側(今回の進行方向では左側)が切り立った崖や岩場になっている区間がたくさんありました。

09-輝嶺峠の祠 (11:24)
そして酷道区間に入って20分ほど走ったところで、輝嶺峠(きれいとうげ)に到着します。この峠には写真の祠があり、鳥居の部分には「輝嶺峠之神」と書かれています。

輝嶺峠の地図
輝嶺峠は地図だと★マークのところになります。
2. 輝嶺峠→県道144号分岐点まで

10-ここから峠の下り道
輝嶺峠に到着したブログ主ですが、休む間もなく先に進んで行きます。

11-右手の方は絶景ポイント
「誰もいない深い山の中に入り込んできたな~」という感覚があります。
この先の人気(ひとけ)のあるポイントとなる西米良村まで、30km以上もこんな酷道が続くのかと思うとげんなりしてきますが、たまにこういう眺望ポイントがあると嬉しくなります。

12-道路状態は下りもあまり変わりません
輝嶺峠より西米良村方面も道路環境は変わらないというか、さらに酷くなっている感があります。

13-沢にかかる橋
こういうカーブどころの小さな橋は、砂や葉っぱで滑りやすかったり、路面がでこぼこだったりするので、通行に気を使います。

14-やっぱり酷い道
オンロードバイク海苔にとっては落ち葉(特に濡れ落ち葉)はスリップしやすいため、落ち葉の多い環境は勘弁してほしいもの。5月は落ち葉の少ない時期ですが、それでも峠前後の路面は多くの葉っぱが散乱する状態になっています。
「今の時期でこれなら、晩秋はどんな地獄になるんだ…」と考えるだけでも恐ろしくなります。

15-県道144号との分岐点前 (11:45)
そうしているうちに熊本県道・宮崎県道144号 槻木田代八重線との分岐点前まで到達しました。

国道265号と県道144号との分岐点の地図
地図でいうとこちら。県道144号側に進んで行くと多良木町方面に進み、槻木(つきぎ)地区で最初に分岐した県道143号と合流します。
3. 県道144号分岐点→田代八重ダムまで

16-この辺りの道路環境は悪くはありません
先程の県道との分岐点辺りから道路環境は改善されます。

17-県道360号との分岐点前 (11:50)
県道360号 田代八重綾線との分岐点の手前まで来ました。

18-田代八重大橋手前
正面に見える赤い橋が田代八重大橋(国道265号 西米良村方面)、岩陰に隠れていますが橋の手前より右側に行く道が県道360号(綾方面)となっています。そして橋のすぐ下が綾北川と田代八重ダムのダム湖になっています。
なお“田代八重”は“たしろばえ”と読みます。

田代八重ダムの地図
地図でいうとこの辺り。

19-綾町方面通行止め
右側の県道360号は、この先通行止めの案内が出ていました。(峠に入る前からこの旨の案内はありました)

20-県道360号側から見た案内板
左の小林方面が来た道、右の西米良方面がこれからの行き先です。こんな道がまだ30km近く続くのかと思うと気が滅入ります。

21-橋の上から見る田代八重ダム
先程の赤い橋の上から右側を覗くと田代八重ダムが見えます。これだけ大きな人工物があるにも関わらず、辺りは全く人気(ひとけ)が感じられない無人の世界。
「もしこんなところでバイクが壊れて、一人で取り残されたらどうしよう…」
などという不安な感情が一瞬心をよぎりますが、そんなことを考えてもしょーがないので、一旦ヅラ(ヘルメット)を取ってフェリーの中で買ったスナック菓子を少々つまみながら、ペットボトルのお茶で水分補給をして、第2の難関である尾股峠に向かって進んで行きます。
~その3へ続く~
このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その1 (前編、小林市→旧須木村)の続きとして、宮崎県の旧須木村(現小林市)から西米良村に向かう途中の田代八重ダムまでの走行記を記載しています。
それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間 (このページ)
・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)

国道265号全体の地図(google mapへのリンク)
今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。

旧須木村→西米良村間の地図 (google mapのデータ)
このエントリでは、上の地図の下側から田代八重ダムまでの区間について記載しています。
1. 県道143号分岐点→輝嶺峠まで

県道143号分岐点前 (11:00頃)
小林市街地から旧須木村に北上してきたブログ主は、宮崎県道・熊本県道143号 中河間多良木線との分岐点まで到達しました。

国道265号と県道143号との分岐点の地図
上の地図の★マークのところになります。
ここから右折し、九州最凶国道と評される国道265号の中でも特にイカれた区間として酷道マニアの間で著名な輝嶺峠と尾股峠を越えて西米良村に向かっていきます。

01-分岐点から先
先程の分岐点からもしばらくは、改良された2車線の道になっています。

02-ここから先、1車線区間
小林市街地からは快速道が続いてきましたが、ここから先は酷道の基本である1車線に変わります。ブログ主も「ついに来たか」という気持ちになります。

03-狭くて枯葉だらけの道が出てきました
この辺りはまだ序の口です。

04-Y字型の分岐点 (11:06)
2つ上の写真のところにもちょっと写っていますが、ここでY字の分岐点に突き当たります。正面に「←西米良 国道265号」と書かれた青い看板があるので迷うことはないのですが、逆に言うとこの看板がなかったら、どちらに進んでよいのか判らない初見殺しの状態になっていたと思われます。

05-覆い被さるような木の下を通ります
人気(ひとけ)の全くない山の中に向かって突き進みます。

06-まだまだマシな道路環境
路面(アスファルト)のひび割れが気になってくるようになりました。

07-絶壁の横を通り抜けます
この辺りは路面に落ちている葉っぱが多くなって、大型オンロードバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)で走っているブログ主にとってはキツくなってきた感があります。

08-網タイツの絶壁の横を通り抜けます
輝嶺峠の前後はこの写真や1つ上の写真のように、片側(今回の進行方向では左側)が切り立った崖や岩場になっている区間がたくさんありました。

09-輝嶺峠の祠 (11:24)
そして酷道区間に入って20分ほど走ったところで、輝嶺峠(きれいとうげ)に到着します。この峠には写真の祠があり、鳥居の部分には「輝嶺峠之神」と書かれています。

輝嶺峠の地図
輝嶺峠は地図だと★マークのところになります。
2. 輝嶺峠→県道144号分岐点まで

10-ここから峠の下り道
輝嶺峠に到着したブログ主ですが、休む間もなく先に進んで行きます。

11-右手の方は絶景ポイント
「誰もいない深い山の中に入り込んできたな~」という感覚があります。
この先の人気(ひとけ)のあるポイントとなる西米良村まで、30km以上もこんな酷道が続くのかと思うとげんなりしてきますが、たまにこういう眺望ポイントがあると嬉しくなります。

12-道路状態は下りもあまり変わりません
輝嶺峠より西米良村方面も道路環境は変わらないというか、さらに酷くなっている感があります。

13-沢にかかる橋
こういうカーブどころの小さな橋は、砂や葉っぱで滑りやすかったり、路面がでこぼこだったりするので、通行に気を使います。

14-やっぱり酷い道
オンロードバイク海苔にとっては落ち葉(特に濡れ落ち葉)はスリップしやすいため、落ち葉の多い環境は勘弁してほしいもの。5月は落ち葉の少ない時期ですが、それでも峠前後の路面は多くの葉っぱが散乱する状態になっています。
「今の時期でこれなら、晩秋はどんな地獄になるんだ…」と考えるだけでも恐ろしくなります。

15-県道144号との分岐点前 (11:45)
そうしているうちに熊本県道・宮崎県道144号 槻木田代八重線との分岐点前まで到達しました。

国道265号と県道144号との分岐点の地図
地図でいうとこちら。県道144号側に進んで行くと多良木町方面に進み、槻木(つきぎ)地区で最初に分岐した県道143号と合流します。
3. 県道144号分岐点→田代八重ダムまで

16-この辺りの道路環境は悪くはありません
先程の県道との分岐点辺りから道路環境は改善されます。

17-県道360号との分岐点前 (11:50)
県道360号 田代八重綾線との分岐点の手前まで来ました。

18-田代八重大橋手前
正面に見える赤い橋が田代八重大橋(国道265号 西米良村方面)、岩陰に隠れていますが橋の手前より右側に行く道が県道360号(綾方面)となっています。そして橋のすぐ下が綾北川と田代八重ダムのダム湖になっています。
なお“田代八重”は“たしろばえ”と読みます。

田代八重ダムの地図
地図でいうとこの辺り。

19-綾町方面通行止め
右側の県道360号は、この先通行止めの案内が出ていました。(峠に入る前からこの旨の案内はありました)

20-県道360号側から見た案内板
左の小林方面が来た道、右の西米良方面がこれからの行き先です。こんな道がまだ30km近く続くのかと思うと気が滅入ります。

21-橋の上から見る田代八重ダム
先程の赤い橋の上から右側を覗くと田代八重ダムが見えます。これだけ大きな人工物があるにも関わらず、辺りは全く人気(ひとけ)が感じられない無人の世界。
「もしこんなところでバイクが壊れて、一人で取り残されたらどうしよう…」
などという不安な感情が一瞬心をよぎりますが、そんなことを考えてもしょーがないので、一旦ヅラ(ヘルメット)を取ってフェリーの中で買ったスナック菓子を少々つまみながら、ペットボトルのお茶で水分補給をして、第2の難関である尾股峠に向かって進んで行きます。
~その3へ続く~
![]() | ツーリングマップルR 九州 沖縄 |
クリエーター情報なし | |
昭文社 |
![]() | ゆずピールチョコチョコチップス 5袋いり |
クリエーター情報なし | |
農業生産法人 有限会社すき特産 |
![]() | ランチバッグ 弁当袋 小林市 超軽量 バッグ 肩掛け 3way 伸縮性 Black One Size |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます