きたへふ(Cチーム)のブログ

ファミスタとは特に関係ありません。タブレット・スマホをご利用の方は、できればPCモードで御覧ください。

国道417号線で冠山峠を越えてみる・その3 (冠山峠→徳山ダム→旧根尾村)

2016年10月26日 | バイク
【現地訪問日:2016/9/2、記事作成日:2016/10/26】

 このエントリではその1(前編)その2の続きとして、国道417号線(+冠山林道)の冠山峠から岐阜県側の走行記を記載しています。


鯖江IC→冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村までの地図(google mapのデータ)
※ このエントリでは上記地図の冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村間について記載しています。


1. 冠山峠→国道417号線(徳山ダム手前)まで


冠山峠→徳山ダム→藤橋の道の駅までの地図


42-記念撮影

 福井県側から冠山峠に登ってきたブログ主は、写真を撮ったりして小休止をしていました。そして15:25頃に岐阜県側に向かって再出発します。


44-冠山を左手に下っていきます

 冠山は本当に特徴的な姿をしています。


45-ススキのある風景

 夏の終わりと秋の初めが一緒に来たような明るい山の風景です。


46-岐阜県側の山々

 本当に見晴らしが良いところです。この辺の風景は本当にたまらないものがあります。
 遠く(横浜)から走りに来て良かったと思えるひとときです。


57-ダム湖が見えます

 カメラの望遠機能を使うと、山と山の間に湖のようなものが見えます。あれが徳山ダムのダム湖になります。これからそのダム湖に向かっていく訳ですが、ようやく視認できるようなサイズなので、まだまだ遠い世界に存在しているように感じます。


58-山道を下っていきます

 冠山峠より岐阜県側は、福井県側よりも多少は走りやすい環境でした。


59-洗い越しと遭遇します(15:35頃)

 それでも落石や路面のでこぼこはたまにありまして、今回はそれに加えて、小川が道路を横切っている洗い越しまで出てきました。


60-水の発生源

 これまでにブログ主が遭遇した洗い越しは、山肌から浸みだした雨水が集まって沢(小川)となり、それが道路を横切っているパターンでした。
 しかしここの洗い越しは道の脇で水がコンコンと湧き出ているような状態で、あまりの珍しさに笑ってしまいそうになりました。


61-小石の転がる道

 尖った石を踏んでパンクしないように、丁寧に避けて走って行きます。


62-対向車がやって来ました

 今回、1車線の狭い峠道区間で唯一出会った対向車がこの車でした。先に気付いたブログ主が離合できる場所に避けて、対向車をやり過ごします。


63-ここから先は徳山ダムの管理用道路です(15:42)

 1つ上の写真から5分ほど下っていくと「林道塚線」の案内板があり、その近くにこの警告看板が出ています。この看板には

 「道路の規格・構造は、公道とは異なり、路肩の保全・法面からの落石等の防止が充分ではありませんので、利用される方は次の事項を遵守のうえ通行して下さい。
 一 土砂崩れ、路肩崩壊、落石等の危険があります。
 二 降雨、夜間、濃霧時等の通行は避けて下さい。特に大雨の時は危険です
 三 道幅が狭く、見通しも悪いことから通行時にはご注意ください。
 四 事故等の責任は負いかねます。

 独立行政法人水資源機構 徳山ダム管理所」

 との記載がされていました。


64-欄干がボロボロの橋

 小さな橋を渡っていきます。


65-右手が川になりました

 これが揖斐川の源流でいいのかな?(多分そうだと思う)


66-「ここから先、300m区間待避所はありません」の警告看板

 傾いた落石注意の黄色の標識もイイ感じです。


67-待機所

 この付近は1車線ながらも大型車が通れるレベルの幅員があるのと、こうした離合ポイントが設けられているのが良心的です。


68-ぐいーんと曲がっていきます

 川沿いの道をひたすら進んで行きます。


69-細い橋に出ました

 久々に人の営みを感じられるエリアに出てきました。


70-建設中の道路

 左手を見ると真新しい道路が見えます。冠山の下をトンネルで抜ける冠山峠道路が現在建築中となっています。


71-ここから先は国道417号線です (15:48)

 途中、写真を撮りながらでも、20分程度で冠山峠からここまで下りて来れたことになります。


2. 国道417号線復帰地点→徳山ダム→藤橋の道の駅まで


72-トンネルが出てきました

 このトンネルは塚白椿隧道(3330m)です。写真の右側はトラックやダンプカーが止まっている工事現場の基地のようなところで、道の真ん中に立っている人は工事関係の誘導員さんです。


73-地滑り発生現場

 左手の山側が崩れたみたいで、復旧工事が行われていました。


74-ダム湖が見えてきました

 お椀をひっくり返したような山の風景は、四国のような雰囲気があります。


75-湖にかかる橋を走っていきます

 湖の上の快速道を走って行きます。水の上(空の上)を走っているような感じがしてGoodです!


76-次のトンネルが出てきました

 今度のトンネルは櫨原義徳隧道(1292m)です。この辺りは1kmを越える長いトンネルが何本も出てきます。


77-またまた湖の上を走って行きます

 「あぁ^~ いいですわ~。こういうところ、たまらんですわ~。」
 

78-ダム湖沿いを快走します

 「あぁ^~ いいですわ~。こういうところ、たまらんですわ~。」(再掲)


79-本郷カンタク隧道(1630m)

 この付近の道路の橋やトンネルは、北海道のアイヌ語語源の難読地名に通じるような特徴的な名称が付けられています。一覧や読み方について知りたい方は、WikiPediaの徳山バイパスの項を参照下さい。


80-県道270号線の分岐点前(16:02頃)

 この先、T字路の左側ルートが岐阜県道270号藤橋根尾線になります。今夜ブログ主が宿泊する樽見(旧根尾村)へはこちらを通った方が圧倒的に近いのですが、今回は徳山ダム沿いの道を一通り走ってみたいという思いがあったので直進します。


岐阜県道270号 藤橋根尾線の地図 (google mapのデータ)

 藤橋根尾線は、馬坂峠を越えて道の駅うすずみ桜の里・ねお付近の場所に到達するルートとなっています。


81-徳之山八徳橋(503m)

 ここからは長い橋を通って対岸に渡ります。


82-でっかい湖の対岸に渡ります

 本当なら橋の上から湖の風景写真を撮りたいところでしたが、残念ながら「橋の上では止まるな」との案内が出ていたので、渡り終わったところからパシャリ。それでも綺麗な風景の写真が残せました。(´∀`)


83-ダムを過ぎても快走路が続きます

 橋を渡る前は右手がダム湖だったのですが、橋を渡ってしばらくすると左手側が川(谷川)の風景になります。


84-緑の山と川

 周りは山の木々の緑、川の水はエメラルドグリーンと緑一色でした。(役満です)


85-鶴見にやって来ました

 京浜東北線の川崎の隣の駅までやってきました(←横浜市民的ボケ)。


86-日陰になってきた山 (16:20頃)

 日が傾いてきて、山の低いところに影がかかってきました。こういうコントラストは好きです。


87-新川尻橋(16:23頃)

 再び橋を通って対岸に渡ります。


88-道の駅・星のふる里ふじはし

 そして旧藤橋村にある道の駅に到着します(16:30頃)。ここには温泉施設があるのですが、今回はトイレだけお借りして、温泉はスルーします。


藤橋の道の駅→根尾能郷(落ちたら死ぬ看板)までの地図 (google mapのデータ)

 当初の予定ではここから板取の「モネの池」に行くプランも考えていたのですが、陽がある時間帯に辿り着けるかどうかびみょーだったため、もう1つの予定経由地であった温見峠越えルート手前の「落ちたら死ぬ看板」と、うすずみ温泉の方に向かって行きます。


89-樽見鉄道の踏切(17:08頃)

 国道303号線を揖斐川沿いに岐阜方面に向かって行き、県道40号線で東にショートカットします。そして根尾川を渡り、樽見鉄道を越えて国道157号線に到達します。


90-根尾川沿いの国道157号線を北上

 樽見(旧根尾村)に向かって、川沿いの快走路を北上していきます。しかしかなり日が傾いて、日暮れが近づいてきました。今回の宿泊地は樽見鉄道の終点である樽見駅近くの民宿ですが、今回はちょっとその先まで脚を伸ばします。


91-旧根尾村側の県道270号線分岐点(17:27頃)

 そして県道270号線との分岐点に到着します。ここは写真番号80のところで分岐した道の反対側(終点)に当たります。時間があれば再び徳山ダムに行って戻ってきたいところでしたが、もう日暮れだし体力も残っていないので今回はスルーします。


92-能郷ゲート(この先大型車通行不能)

 国道157号線の温見峠越えルートは、過去に何人も死者を出しているガードレールの無い狭い断崖絶壁の恐ろしい道路環境で、その岐阜県側の入口が旧根尾村の能郷地区(根尾能郷)となります。
 そしてこの付近は豪雪地帯であるため、温見峠越えルートは半年近い冬季閉鎖が行われるのですが、岐阜県側の閉鎖ポイントがこの能郷ゲートになります。


93-落ちたら死ぬ看板(2年ぶり再会)…17:40頃

 国道157号線の温見峠は酷道マニアにとっての聖地ともいえる有名な道ですが、この「落ちたら死ぬ看板」も酷道マニアであれば知らない人はいないようなマスコット的存在となっています。
 ブログ主が初めて温見峠を通ったのは2年前の2014年7月のこと(このときの走行記はこちら)。前回来たときは落ちたら死ぬ看板の写真を1枚しか撮っていなかったので、今回はしっかりと記念撮影してきたのでありました。


94-住吉屋に到着(写真は翌朝撮影)

 そして能郷ゲートと落ちたら死ぬ看板のところからUターンしてうすずみ温泉でまったりし、完全に暗くなった20時前にこの日の宿泊場所となる住吉屋(公式サイト)に到着。午前3時過ぎにスタートした長い長いツーリングの1日目が無事に終わったのでありました。

 翌朝よりブログ主は“国道418号線を巡る旅”として2日目のツーリングを開始するのですが、この旅行記はまたの機会に記載したいと思います。(完)

※ 国道418号線の走行記はこちらを参照ください。(2017/10/29追記)


補足. 冠山峠より岐阜県側・徳山ダム側の道路環境について

 ・前述の通り、冠山峠より岐阜県側は福井県側よりもまだ走りやすい道路環境です。しかしガードレールの無い狭路や路面のでこぼこ&落石等があるので、注意が必要です。

 ・徳山ダム沿いの徳山バイパスは、ダンプカー同士が楽々通行できる広めの片側1車線の道路環境です。信号も無いので前に遅い車がなければ、50~70km/h近辺でひたすら走って行くような快速道となります。

 ・ただし注意点はトンネル内の気温で、トンネルの中は真夏でも肌寒く感じるくらい気温が低いという点です。トンネル内がひんやりしているケースはよくあるのですが、徳山バイパスのトンネルは長さが1kmを越える長いトンネルがいくつも続く点で厄介です。
 今回ブログ主は半袖+メッシュジャケットという夏仕様で走っていたのですが、マジで凍えそうになりました。暑い時期でも、徳山バイパス付近は(非メッシュの)薄手の長袖を1枚中に着ておくことをお勧めします。



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント

国道417号線で冠山峠を越えてみる・その2 (鯖江市→池田町→冠山峠)

2016年10月10日 | バイク
【現地訪問日:2016/9/2、記事作成日:2016/10/10】

 このエントリではその1(前編)の続きとして、国道417号線(+冠山林道)の福井県側から冠山峠までの走行記を記載しています。


鯖江IC→冠山峠→旧藤橋村→旧根尾村までの地図(google mapのデータ)
※ このエントリでは上記地図の鯖江IC→冠山峠間について記載しています。


1. 鯖江IC→越前市→池田町(かずら橋)


この区間の地図


01-鯖江IC (13:55頃)

 夜中の3時過ぎに横浜の自宅を出たブログ主は、約10時間半かけて北陸回りで福井県の鯖江市までやってきました(ここまでの走行距離は約630km)。9月になったとはいえ、この日は8月の真夏のクソ暑さでした。


02-池田町へ向かって行きます

 ここからは国道417号線で冠山峠の北側(福井県側)ルートの入口となる池田町に向かいます。この付近は日本海側の豪雪地帯ということもあり、信号機が縦型になっています。
 なお金沢方面から池田町へ行くには、鯖江ICよりも福井ICで降りた方が早いようですが、今回は国道417号線を巡る旅でもあるので、鯖江市スタートで極力国道417号線に沿って進んで行きます。

 鯖江市から池田町までは、越前市を抜けていきます。途中右折・左折の個所がいくつもあるのですが、初めて通るブログ主は土地勘がないため、ひたすらバイクナビの案内に沿って走って行きました。


03-右の山に向かって行きます

 今日の目的地(宿泊地)はあの山のず~と奥です。今日はこれまでに600km以上走ってきましたが、まだまだ先は長いです。てゆーか、これからが今日のツーリングのメインディッシュです。


04-脳汁が出るくらい好きな風景

 「あぁ^~、いいですわ~」

 ブログ主はこういう風景の道を自分のペースでまったり走るのが大好きでして、たまらない道路環境です。10時間走ってきた疲れが吹っ飛びます。


05-国道476号との最初の分岐点前 (池田町 上荒谷地区)

 池田町の中まで入ってきました(14:25頃)。途中に峠道があったのですが、路面・広さとも良好で走りやすかったです。


06-左を向いたところ

 綺麗な山と田んぼの風景。たまらないです。


07-感電注意

 でも「感電注意」のトラップ(電気柵)が仕掛けられているので、注意が必要です。 


08-国道476号との次の分岐点前(14:25頃)

 国道471号線は200mぐらい国道476号との重複区間があります。ここから右に曲がって再び国道471号線の単独区間(林道冠山線方面)に進んで行きます。 


09-池田町 市地区

 綺麗な風景と傷んだおにぎりが、ミスマッチながらもいい味を出している感じがします。


10-冠山林道・通行注意

 通行制限等は特に無いみたいでした。よかったです。


11-あの山に向かって行きます

 目的地はまだまだ先ですが、道路環境は良好なため苦になりません(これまでは)。


12-かずら橋付近の駐車場…奥の建物は公衆トイレと自販機

 ここでかずら橋の近くに到着しました(14:38頃)。鯖江ICからここまで約40分でした。ここは普通車が20~30台くらいが止められる広めの駐車場に(多分)民芸品を売っているお土産屋、そしてトイレと自販機があります。
 時間があればかずら橋でも渡ろうかと思っていましたが、今回はスルー。トイレに立ち寄って、飲みかけのペットボトルを飲み干して、代わりに新しいペットボトルのお茶を購入してタンクバッグに入れます(緊急用)。


2. かずら橋→冠山峠


この区間の地図

 この先に待ち受けるのは、酷道山登り区間。気合いを入れ直して、冠山峠に向かって再出発します。


13-川沿いの快走路を進行

 しかしかずら橋を過ぎてからもしばらくは快走路でした。


14-国道417のおにぎり(ダンプ遭遇)

 大きなダンプカーがやってきました。トンネルを掘った際の土砂でも運んでいるのでしょうか。


15-落石注意(27℃)

 日差しはきつめですが、気温が30℃を下回ってきて、かなり走りやすくなりました。ちなみに奥に見える黄色の警告看板には「冠山林道情報 この先2.0km冠山林道起点 福井県側 林道走行注意 カーブ多い」と記載されています。


16-冠山林道の池田町側ゲート(14:53頃)

 そして国道417号線はここで途切れ、ここから先は冠山林道に入ります。


17-警告看板

 左の警告看板には「事故多発区間 これより先、道幅が狭く 急勾配急カーブが連続しているため、転落事故対向車との衝突事故が多発しています 車の運転には充分注意してください」と記載されています。


18-林道らしい道に入ってきました

 林道に入ってまもなくして冠山峠道路の工事現場がありましたが、「止まらずに進め」みたいな看板が出ていたので、写真は撮らずにそのまま進みました。(´・ω・`)


19-林道を進んで行きます(若干小石が転がっています)

 狭くてガードレールの無い道路環境ですが、雰囲気は悪くありません。


20-待機所(いい景色)

 たまに車の離合ができるようにした待機所があります。


21-来た道が眼下になりました

 小石が転がった狭い山道をぐんぐんと登って高度を上げていきます。谷の方を見ると来た道が下に見えます。


22-片側が崖な道

 のんびり見とれてしまうような穏やかな山の風景が続きますが、転落するとタダでは済まない深い谷の崖道というしれっと恐ろしい道路環境になっています。


23-ブロックのある道

 こういう判りやすい崖道があるのもステキです。


24-かなり頂上に近づいてきました

 高所になってからの進行方向右手側は谷を跨いだ雄大な山の風景で、この風景を見ただけでも、遠くまで走りに来た甲斐があったというものです。


25-石が降ってきそうなところです

 山肌から石がポロポロ落ちてきそうな(というか実際に落ちてきている)ところです。


26-印象的な木漏れ日の風景

 昼下がりの時間帯となって、日差しが随分横になってきました。山の上の方に来たこともあり、木陰に来ると冷たい風が吹き込んできて、メッシュジャケットを着たブログ主は瞬間的な肌寒さを感じることがありました。


27-上の方まで登ってきた感があります

 写真は来た道の方向を向いて撮影しています。


28-峠の上に到着しました(15:17)

 そして福井県と岐阜県の県境となる冠山峠に到着します。途中、写真を撮るために頻繁に停車しながらの運転でしたが、冠山林道の起点から25分程度で到着しました。なお、上り区間での対向車はゼロでした。


3. 冠山峠を散策してみる

 せっかくなのでここでバイクを止めて、ちょっと近くを散策してみます。


29-冠山峠の石碑

 冠山峠といえば、独特な形状のこの大きな石碑です。ちなみに左のオフロードバイクは先客の方のものです。


30-揖斐川町・徳山村・藤橋村の石碑

 言い方は悪いですが、墓石のように見えます。


31-徳山村石碑の裏

 徳山村はこの先の徳山ダムの位置に存在していた村ですが、徳山ダム建設のために移設・廃村なった悲しい歴史のあるところです(歴史といっても1980年代~2000年頃のまだまだ近年の話ですが)。
 この石碑の本文には「徳山ダム建設のため 徳山村全体が水没することにより 昭和62年3月31日をもって徳山村が廃村になり藤橋村に編入された」と記載されています。


32-藤橋村石碑の裏

 そしてその藤橋村も市町村合併によって現在の揖斐川町になっています。藤橋村の石碑の本文には「町村合併のため藤橋村が平成17年1月30日をもって廃村になり平成17年1月31日に揖斐川町になった」と記載されています。


33-揖斐川源流-冠山

 揖斐川といえば、伊勢湾に流れ込む3つの大きな河川の1つですが(もう2つは木曽川と長良川)、揖斐川の源流が冠山になっているとのこと(へ~)。


34-冠山

 写真中央の独特な形状をした山が冠山です。確かに冠をかぶったような姿をしています。


35-綺麗な山々(岐阜県側)

 冠山より右手の方向、徳山ダムがある方向の風景です。
 

36-林道冠山線の看板

 図の部分が傷みきっていますが、左上の説明文のところには「林道冠山線 延長9,783m 幅員3.6m」「観光バス(30人乗り以上)の通行は禁止します」などの記載があります。


37-越美山地緑の回廊

 各種保護林を連結した「緑の回廊(コリドー)」が設定されていること、越美山地緑の回廊には希少野生動植物(ニホンカモシカ等)が存在している旨の説明が記載されています。


38-燃えて挑め!大縦断

 ところどころ文字が欠けていますが、なんとなく読めるような気がします。


39-トイレの案内板

 こんなところにもトイレがあるようです。


40-公衆トイレ

 あまり近づきたくない雰囲気があります。(;´Д`)


41-福井県側の山々

 冠山林道を上っている最中に見えていた山々がこちらです。


42-記念撮影

 せっかくなので、冠山・冠山峠の石碑・うちのバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)の3つが写る位置で1枚パシャリ。


43-遠景

 ちょっぴり離れたところからパシャリ。石碑と冠山が重なった姿が面白いです。

 冠山峠での休憩時間は10分程度。続けて徳山ダム方面に向かって、冠山峠の岐阜県側を下っていきます。


【補足】 冠山林道(福井県側)を走った感想

 冠山林道を福井県側から上った感想ですが、
 ・舗装路としての路面状況はまあまあ(酷い訳ではない)
 ・狭い道ながらも所々で離合も考慮されている

 という点が見て取れました。しかし…

 ・小石・枯葉・枯れ枝が場所によってはふつーに路面に散乱している
 ・たまに大きめの落石がある
 ・路肩がアヤシイ個所がある
 ・ガードレールの無い狭い1車線の崖道(いわゆる落ちたら死ぬ区間)がある

 という酷道要素があって、なんだかんだで結構エグいというのが正直な感想です。
 観光客が来るような風光明媚なところだと思ってナメているとヤられる可能性があるので、ここを通られる方は安全運転でお越し下さい。
 今回ブログ主は対向車がゼロだったのですんなり行けましたが、車の多い観光シーズンだとかなりシビれることになると思われますのでご注意を。

 ~その3へ続く



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント (3)

国道417号線で冠山峠を越えてみる・その1 (前編)

2016年10月03日 | バイク
【現地訪問日:2016/9/2、記事作成日:2016/10/3】

 このエントリでは国道417号線の旅の前編として、ツーリング概要、及び、横浜から福井県鯖江市までの旅行記を中心に記載しています。冠山峠の走行記を参照されたい方は、その2から参照ください。


1. 2016年夏のツーリング計画(余談)

 ブログ主はいわゆる酷道マニアの端くれであります。そういう逸般人ですので、機会があれば“酷道マニアにとっての”各地の名所を訪問したいと常々思っている訳ですが、そのうち走ってみたいところとしては、次のようなところがあります(ありました)。

 1-国道471号線の楢峠 (富山・岐阜県境)
 2-国道360号線の天生峠 (岐阜県)
 3-国道417号線+冠山林道の冠山峠 (福井県・岐阜県境)
 4-国道265号線 (九州山地を縦断する九州最凶酷道)
 5-国道477号線 (百井別れを有する近畿を代表する酷道)
 6-国道425号線 (酷道マニアでも畏怖する紀伊半島の通称シニゴー)
 7-国道418号線 (キングオブ酷道の異名を持つ日本最強酷道)

 それでブログ主は今年は8月31日から1週間の夏休みをもらえたことから、この機会に上記の道のいずれかを走りに行きたいと思っていました。ただし下の4路線はブログ主の居住地(横浜)からは遠いことや、長期の通行止めが続いていることもあってひとまず対象外。
 ということで今夏は上2つの楢峠と天生峠を巡るツーリング案、具体的には横浜から楢峠を越えて旧利賀村で一泊し、二日目は利賀→五箇山→白川郷→天生峠→安房峠→松本→ビーナスラインに抜けて関東に帰着するという、酷道探検+まったりツーリング案を検討していました。

 しかし夏休みの直前に大型台風が楢峠を直撃しそうな状況であったため、急遽日程前倒しで横浜⇔富山(楢峠)を雨に打たれながら日帰りするという苦行を実施。ところがこの台風は全然楢峠に影響は無かったというオチがついたのでありました。(;´Д`)
これらの経緯を含む楢峠の走行記はこちら

 そんなことで夏休みのツーリングプランが白紙になってしまったブログ主は、新たなツーリングプランとして上記リストの3番目と7番目に当たる冠山峠と国道418号を訪問するプランを立てたのでありました。

<具体的な新プラン>
 ・9月2日(金)の未明に横浜の自宅を出発
 ・関越道/上信越道から北陸経由で福井県入り
 ・鯖江ICから池田町経由で冠山峠へ
 ・冠山峠から徳山ダムを通って旧根尾村(樽見)で一泊
 ・9月3日(土)は国道418号をひたすら東進。ただし途中「モネの池」に寄り道する
 ・国道418号の終点の遠山郷に着いたら、そこから先はてきとーに横浜まで戻る

こんな感じで、行き当たりばったり感が多分に含まれる一泊二日で約1300kmをひた走るツーリングに出かけていったのでありました。


今回の夏休みツーリング(概要ルート)


2. 国道417号線+冠山林道について(補足)

 その前に今回の旅の目的の1つである国道417号線と冠山峠について補足します。
 国道417号線は岐阜県大垣市から福井県南越前町へ至るルートです。感覚的には岐阜県の揖斐川町(旧藤橋村)から徳山ダム・冠山峠を越えて福井県に入り、池田町・越前市・鯖江市へ抜けるルートとなります。


 徳山ダム・冠山峠近辺の国道417号線の地図(goo地図より)

 上の地図の真ん中付近にある大きな湖が徳山ダムのダム湖(徳山湖)。国道417号線はその上の冠山を挟むかたちで分断されています。
 この分断された区間は、現在冠山の下をくぐる長大なトンネルを含む「冠山峠道路」の工事が進んでいますが(2016年時点)、現時点でも代替経路となる冠山林道を挟んで通行可能となっています(ただし長い冬季閉鎖期間あり)。
 ちなみに地図右側の国道157号線は、かつてブログ主が震え上がった“落ちたら死ぬ区間”を含む、酷道マニアにとっては聖地ともいえる温見峠越えのルートとなります。(温見峠の走行記はこちら)

 この冠山林道(冠山峠)は「酷道マニアであれば(走り甲斐があって)一度は走っておいて損はないところ」と評されていますが、多くの観光客が来るような風光明媚なところとも聞いているので、ブログ主としては覚悟を決めて突入する酷道めぐりというよりも、風景を眺めながらのまったりツーリングを楽しみにしていました。

 また冠山峠を下りた先にある徳山ダムは、広域地図でもダム湖が見えるような日本最大級のダムです。徳山ダムの総貯水容量は、かつて国道439号を走った際に立ち寄った四国の水がめである早明浦ダムの倍以上あります。
 大規模ダム付近の道路や風景はアタリであることが多いので、この辺りも国道417号線の旅の楽しみにしていたのでありました。


3. 横浜→鯖江ICまで


新保土ヶ谷IC→上信越・北陸道経由→鯖江IC (google mapのデータ)

 今回ブログ主は冠山林道を北側(福井県側)から南下して、岐阜県で一泊する予定でした。そのためまずは横浜から福井市・鯖江市方面に向かって進んで行きます。
 横浜町田ICから鯖江ICまで高速道路で行く場合、新東名+名神+北陸道(名古屋・米原経由)で行くルートが一番近くて早いのですが(約460km)、ブログ主にとって最も重要なことは、走ったことのない道を走ってみること
 上信越道を全部走ったことのないブログ主は、これを機に群馬県の藤岡JCTから新潟県の上越JCTまで上信越道を一度に完全走破し、北陸道に入ってからは日本海沿いの親不知の風景を見たいと思っていたので、迷うことなく140km遠回りとなる上信越道経由の北陸回りルート(約600km)で福井県に突入するのでありました。


01-夜明けの高坂SA (朝5時頃)

 福井に向けて旅だったこの日(2016/9/2)は金曜日。休日と違って高速道路の割引は実質深夜割りしかなく、深夜割りを受けるためには4時までに最寄りの東名高速のICに入る必要があります。
 この日はちょっと寝過ごして出発が遅れてしまい、横浜町田ICにギリギリ4時前に滑り込みます。通常7,810円のところが5,470円(30%OFF)になるかならないかでは、ブログ主的には大きな差があるので危ないところでした。(;´Д`)

 そして海老名JCT→圏央道→鶴ヶ島JCT→関越道→高坂SAと1時間ほど走ったところで最初の休憩とします。


02-すっかり夜が明けた横川SA (6:10頃)

 そして関越道を北上し、藤岡JCTから上信越道に入って軽井沢(碓氷峠)の手前の横川SAに到着します。横川といえばブログ主も大好きな荻野屋の「峠の釜めし」ですが、こんな早朝に売ってるはずもなく、仕方なくコーヒールンバの流れる自販機で温かいコーヒーをすすって再出発します。(´・ω・`)


03-松代PA (7:25頃)

 更埴JCTを過ぎて長野市の松代PAで1回目の給油を行います(これまで約290km)。松代PAはPAながらも給油所があるところです。
 てゆーか上信越道はこれから先(妙高SAはあれども)給油所はなく、富山・金沢方面だと松代PAの次の給油所は約90km先の北陸道の名立谷浜SAになります。ブログ主は初めからここで給油する計画だったのですが、松代PAの手前には「給油するならここでせい!」という警告看板がいくつも出ていたのが印象的でした。

 松代PAを出発する頃にはすっかり夏の日差しになってきたため、ここからはサングラスをかけて出発します(7:40頃)。
 松代PAから先の上信越道は、途中から片側1車線になってしまうものの、妙高高原の綺麗な風景と空気に包まれて快走。上越JCTから北陸道を西進します。


04-名立谷浜SA

 そして北陸道に入って最初のSAである名立谷浜SAに8:40頃到着します。横浜の家を出て5時間ちょっと、距離にして約380km。ようやく日本海付近のエリアまで到達しました。


05-この日の朝食

 ここで遅めの朝ご飯+長めの休憩を取ることとします。
 明け方の圏央道・上信越道は肌寒いくらいだったのですが、この時点で気温は30度℃を超えていたと思われるぐらい暑くなっていました。そのため名立谷浜SAを出発するときは、下はメッシュパンツ、上はTシャツ+メッシュジャケという、一番涼しい格好で再出発したのでありました(9:30頃)。


06-有磯海SA

 名立谷浜SAから先は、やけにトンネルの多い区間と、高速道路が海の上にせり出した親不知の区間を通り抜け、魚津を過ぎた先の有磯海SAに到着します。(10:20頃)
 実はブログ主は有磯海SAに到着する前から急激に眠気が襲ってきたため、急遽このSAに飛び込んで写真にある赤い傘の休憩スペースの奥で20分ほど、タンクバッグを枕にごろりと横になっていました。なお、その間に蚊にたくさん刺されてしまいました。(;´Д`)


07-北陸新幹線の線路

 このSAはすぐ近くに北陸新幹線が通っており、休憩中に何本か北陸新幹線(E7系)の電車が通り過ぎるのを見かけました。ここの売店で仕入れた眠気の取れるドラッグを1本キメて再出発します。(10:55頃)


08-小矢部川SA

 有磯海SAから先は、立山連峰を左手に富山市を越えて、東海北陸道との分岐点である小矢部砺波JCTを過ぎて小矢部川SAに到着します。(11:35頃)
 ここではトイレ休憩をしただけで早々に出発します。


09-徳光PA(12:05頃)

 小矢部川SAの次の休憩地点は尼御前SAを予定していたのですが、途中ヘルメットのシールドが(小さな虫がいっぱい付いた)昆虫図鑑状態になってしまったため、急遽一番近いPAに滑り込んでシールドをクリーニングします。このPAにはショッピングモールが併設されているのですが、お店の中には入らずすぐに再出発します。


10-尼御前SA(12:35頃)

 ここで本日2回目の給油を行います。これまで横浜の家を出て約9時間、距離にして約600km。かなり疲れてきました。
 なおここの給油所のガソリン価格はやけに高くて、下道の安いところだとハイオク1Lが125円近辺、最初に給油した長野の松代PAが138円だったのに、ここはなんとリッター10円増しの148円。うちのバイクだと最大でも10数リットルしか入らないので、別に大した価格差ではないのですが、それでも何かムカつきます。


11-北鯖江PA(13:15頃)

 そして高速を降りる鯖江ICの直前にある北鯖江PAに到着します。本当は高速を降りて地元の料理を出してくれる定食屋にでも立ち寄りたいところだったのですが、店があるかどうかよく判らなかったのでここで昼食とします。
 2年前に温見峠を越える前に来た大野市での食事も仕方なくスーパーのお弁当で済ませてしまったので、福井県での食事にはとことん恵まれていない状況です。(´・ω・`)


12-北鯖江PAの中

 クソ暑い平日の真っ昼間の小さなPA…こういう光景や空気は嫌いではありません。


13-北鯖江PAのメニュー

 いかにも高速道路のSA/PA内で扱ってそうなメニューでした。


14-この日の昼飯

 牛カルビビビンバ丼セットにオプションのゆで卵を注文しました。炭水化物中心で、朝から野菜っ気のある食事が取れていません。(´・ω・`)


15-昼飯食いながらの風景

 「前田利家の戦めし!」ってなんだよ…と思いつつも、「こういう空気感好きだな~」と感じつつ男一人で黙々と飯をかき込みます。
 炎天下の長時間ツーリングでは塩分多目の食事をガッツリ食って、水分をガバガバ取り込むのがブログ主の流儀(というか熱中症を予防する生活の知恵)です。


16-鯖江IC (13:55頃)

 9月になったのにジリジリ焼けるような日差しが突き刺さるクソ暑い中、13:50頃に北鯖江SAを出発。そして数分後には高速の下車ICとなる鯖江ICに到着します。
 横浜の自宅を出て約10時間半、これまでの走行距離は約630km。ここからさらに150km・4時間程をかけて、冠山を越えた先の岐阜県の旧根尾村に向かっていきます。

 ~その2へ続く



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント

国道471号線で楢峠を越えてみる・その5 (富山市→横浜、その後)

2016年09月13日 | バイク
【現地訪問日:2016/8/27、記事作成日:2016/9/13】

このエントリでは国道471号線の楢峠越えルートの走行記のおまけとして、楢峠を下った富山市(旧八尾町)から横浜に帰着するまでの区間を中心に記載しています。
 ・前編についてはその1
 ・横浜→高山→旧河合村までの走行記についてはその2
 ・旧河合村→楢峠までの走行記についてはその3
 ・楢峠→旧八尾町までの走行記についてはその4
のエントリ参照ください。


1. 杉平ゲート→富山市(旧八尾町の市街地)まで


75-富山県側の楢峠の入口となる杉平ゲート(11:55頃)


当初予定していた杉平ゲート→天竺温泉の郷までの地図 (google mapのデータ)

 楢峠を無事に通り抜けることができたブログ主は、引き続き旧利賀村の温泉施設である天竺温泉の郷(公式サイト)に向かって行きます。本来はこの温泉で一泊したかったのですが、今回は日帰りしなければならないため、せめて日帰り温泉だけでも入りたいと思っていました。
 目的地までは真横(西)に向かえば2km程度の距離ながらも直通する道がないので、この先の栃折峠を経由する10倍以上の遠回りをして向かって行きます。


76-白木峰21世紀の森キャンプ場方面

 この辺りはキャンプ場になっているようです。


77-大長谷温泉

 正確には、白木峰山麓交流施設大長谷温泉というところのようです(公式サイト)。
 

78-栃折峠方面へ北上します

 杉平ゲートから先は多少狭い個所があるものの、交通量がほとんどないこともあり、快走路といってもよい道路環境でした。(地獄の峠越えを行った後なので、なおさらそう感じます)


79-ブログ主の好きな風景

 楢峠から下っている途中から感じていたのは、この付近の「緑や空気感が何となく故郷の大分に近い」ということでした。雪国の富山と九州の大分とでは気候帯も植物も違うはずなのですが、何故かこんな感覚がありました。
 


80-県道228号 島地新名線通行止め

 途中、進行方向右手に県道228号と繋がる個所に出ます。ただし県道方面は通行止めになっていました。


県道228号 島地新名線の地図 (google mapのデータ)

 県道228号線はこの先の谷折峠というところで長期間通行止めとなっており、復旧の見込みもなさそうな感じです。


81-花房橋 (12:10頃)

 そうしているうちに花房地区の花房橋というところに到着しました。


82-花房橋近くの迂回看板

 どうもこの先の栃折峠に向かう道で工事が行われており、日曜以外は9~17時が通行止め(ただし途中4回の通行止め解除時間あり)とのこと。


83-迂回ルートへ

 仕方がないので、橋を渡る手前の道を渡っていきます。
 迂回路は大半がセンターラインのない2車線道路で路面も良好。十分走りやすい区間でしたが、カーブも多く、路面も濡れていたこともあり、楽しんでいる感はなく黙々と走り続けます。


84-正間トンネル手前に到着(12:25頃)

 そしてどこを走っているのか理解せずに迂回案内に沿って走っていたところ、国道472号線の正間トンネルの手前に到達しました。地図を開いて現在地を確認したところ、旧利賀村方面とは思っていた以上に離れたところにいてびっくり。


花房地区→八尾ゆめの森ゆうゆう館までの迂回路経由経路 (google mapのデータ)

 旧利賀村方面へはトンネルをくぐって西進する必要があるのですが、これからまだ7時間ぐらい走って横浜まで戻らなければならないことを考えると、体力温存のために利賀行きは諦めて、国道41号線経由で帰宅を開始することにしました。

 ただし夜中の3時過ぎに家を出てすでに9時間。天竺温泉の郷に代わるどこかの温泉施設でひとっ風呂浴びて、体力回復を図りたいところです。それでツーリングマップルを見ると、ゆうゆう館という日帰り温泉施設が近くにありそうなので、そこで一休みすることにします。


85-越後 八尾ゆめの森 ゆうゆう館(公式サイト)

 ゆうゆう館には12:30頃に到着。ここでのんびり温泉に浸かって1時間ほど休憩します。


2. 富山市→横浜までの帰着


八尾から横浜(川崎)までの帰着経路 (google mapのデータ)

 14時半頃にゆうゆう館を出発したブログ主は、国道41号を南下して再び高山・旧神岡町方面に向かいます。


神通川沿いの国道41号線のストリートビュー (ストリートビューのデータ)

 初めて通る神通川沿いの雄大な光景は、なかなか見応えがありました。トラックの後ろについていくような状態でしたが、ひたすら50~70km/hで進行していく快速運転でした。


86-宙ドーム・神岡にて

 そしてゆうゆう館を出て約1時間の15:25頃に道の駅 宙ドーム・神岡に到着します(2年ぶり2回目)。ここでお土産を買うついでに、スーパーカミオカンデに関する展示資料等を軽く見て回ります。


87-国道471号を平湯温泉方面に快走(16:10頃)

 その後も国道471号を快走。その先の平湯温泉の付近から、来た道と同じ国道158号線で安房峠を越えて松本へ向かっていきますが、その先は後ろに大行列ができても道を譲ろうともしない大型バスののろのろ運転に付き合わされて、温厚なブログ主でもイライラしながら松本市内へ到着します。(新宿⇔高山間の高速バス、おまえや!!)


88-松本市内のガソリンスタンドで給油(17:40頃)

 ここで本日2回目の給油を行います。早朝にこの松本で給油してから約270km、今朝家を出てから約520kmとなります。
 ここからは来たときと逆ルートで松本IC→岡谷JCT→中央道で関東の方に戻っていきますが、高速に乗って間もなくしてポツポツと雨が降り始め、すぐ近くのみどり湖PAに逃げ込みます。
 雨は本降りの様相を見せてきたため、ここで20分ぐらいかけてかっつりと雨対策を実施。合羽もブーツカバーも付けて再出発します。


89-日の暮れた双葉SA (20時過ぎ)

 その後、1.5時間近くザーザー降りの雨に打たれながら運転を続けていたものの、たまらなく眠くなってしまい、甲府近くの双葉SAにIN。今回のツーリングでは、楢峠越えよりもこの区間の方が過酷でした。(;´Д`)
 渋滞情報を確認したところ、この先の小仏トンネル付近でいつもの渋滞が起きているとのことで、ちょっと時間を潰すべく、ここで夕食を取って再出発します。(20:20頃)

 その後も厳しい雨に打たれ続けて、当初休む予定のなかった談合坂SAにたまらずIN。双葉SAを出る前に眠気の覚めるドラッグを1本キメていたものの再び眠気が出てきたため、家から持ってきた一番高いやつ(500円ぐらい)をさらにもう1本キメて再出発します。(21時頃)

常盤薬品工業 激強打破 50mL×10本
クリエーター情報なし
常盤薬品工業


 渋滞が発生していた小仏トンネルは、ブログ主が通ったときにはすでに渋滞は解消済み。しかし今度は八王子JCT→圏央道→東名と進んだ先の海老名JCT~横浜町田IC間で9kmの渋滞が出ているとのこと。渋滞覚悟で圏央道に入ろうかどうか迷ったのですが、今回は調布まで行って多摩川沿いの道を下るルートで横浜まで戻ることを決意します。
 そして最後の休憩ポイントとなる石川PAに21:50頃到着し、再度長期休憩をして22:10頃に再出発。そこから1時間近く走って23時過ぎにようやく横浜市内の自宅に到着。

 こうして朝3時過ぎに家を出て夜23時過ぎに帰宅するという、走行距離約750kmの過酷な日帰りツーリング(うち8時間くらい雨に打たれるおまけ付き)は、昨年「こんなことなら雨でも降ってしまえ! ヽ(`Д´)ノ 」と念じた雨乞いが1年の時を経て自分に降りかかってくるというオチを伴った上で幕を閉じたのでありました。


3. さらにその後

 ブログ主が横浜から富山まで一泊旅行を取りやめて無茶な日帰りをした理由・・・それはその1に記載した通り、「翌日にもお仕事があったこと」と「強力な台風が迫っているから」でした。前者についてはブログ主は帰宅後バタンキューで爆睡するものの、翌日は体の疲れと腕の痛みが残るへろへろ状態でのお仕事となりました。(;´Д`)
 それで問題は台風の方。日本に近づいていた大型の台風10号は、8月30日(火)に本土に上陸する見込みとなりました。

 「わー大変だー、通勤時間帯に台風が最接近したらどうしよう。電車が止まったら会社に行けなくなっちゃうー(棒読み)」

 と危惧していていたものの、30日の朝は風雨が強くなる前の状態で電車は通常運行しており、普通に出勤せざるを得ない状況に。(´・ω・`)
 その後台風は勤務時間中に関東の南の海を通り過ぎて、夕方の帰宅時には風雨も治まっている状態でした。


2016/8/30 17時時点の台風10号の進路予想(yahooより)

 それでずっと気になっていたのは楢峠への影響。大型台風の直撃を喰らうものなら長期閉鎖必至な楢峠ですが、台風は当初予想されていたよりもかなり北寄りの進路を取ったこともあり、中部・北陸地方では大きな被害はなかったようでした。
 ブログ主は楢峠を含む国道471号線の交通規制情報等も見てみたのですが、楢峠は台風通過後も通行可能状態が続いていて、天気の方もブログ主の夏休みを迎えた8月31日からは台風一過の好天が続いていたようでした

 「なんてこったい!/(^o^)\」

 結局楢峠に関しては、当初計画していた8月31日からの一泊ツーリングプランで何の問題もなかったことが判り、一人で慌てふためいていたブログ主は大敗北を喫することとなりました。

 :
 :

 「クソっ、こうなってしまったからには、せっかくの夏休みは国道417号(冠山峠)と、キングオブ酷道こと国道418号線を巡る旅にでも行かざるを得ない! ヽ(`Д´)ノ」

 そう思ったブログ主は、750kmを走ってから1週間も経たない9月2日より一泊二日で1300kmを走るという、またまたハードなツーリングに出かけてくるのでありました。


今回の夏休みツーリング(概要ルート) …このツーリングのブログ記事はこちらを参照

<心の補足>
 台風の進路予想が外れただけならまだ笑い話なんですが、この台風10号の直撃を受けた岩手県(特に2年前のGWに旧岩泉線目的で訪問した岩泉町)では20名以上の死者が出るような大災害になっていることを聞いて、とても残念に思っています。町と龍泉洞の早期の復旧を祈っております。



4. 最後に: 楢峠を走ってみた感想&楢峠を走ってみたい人へ

 初めて楢峠を走ってみた感想ですが、ここはマジであかんというのが正直なところです。他の酷道マニアの方が言及される通り、ブログ主がかつて震え上がった温見峠を凌駕するヤバいところでした。

 具体的にどういった点がヤバいのかというと、酷道要素がどれもハイレベルということ。
 ・路面の酷さ = 大小混在の落石・舗装の剥がれ・苔・雑草あり
 ・幅員の狭さ = バイクと軽自動車の離合も不可能な狭い個所が多数
 ・転落危険度 = 落ちたら死ぬ区間を含むヤバイ個所多数
 ・坂のキツさ = 峠より河合村側が相当にキツい
 ・孤独/絶望感= 距離的には極端に長くないものの相当なもの

 車の場合は“万が一対向車と出くわした場合に見通しの悪い崖の狭路をバックで戻れるスキル”さえあれば、あとはゆっくり丁寧に進めば問題ないかと思います。逆に言うと、このスキルを持たない人は楢峠に立ち入らない方がよいでしょう(強い勧告)。

 ところがバイクの場合は、丁寧に進むだけではどうにもならない区間があります。それは楢峠の旧河合村側の区間でして、ここは「狭い急坂ヘアピンカーブの苔あり路面、かつ、転落リスクあり」という非常に厄介な場所です。


国道152号線 地蔵峠の写真(急な下り坂ヘアピンカーブ・浮き砂付き)

 丁度よい写真がないので他の道路の写真で代用してしまいますが、楢峠は上の写真のような
  ・ローギアでもゴリゴリ加速していくような急坂
  ・カーブミラーのない見通しの悪いヘアピンカーブ

 という環境に加えて
  ・バイクと車との離合もできない狭い道
  ・強いブレーキのかけられない苔の生えた滑りやすい路面環境
  ・路肩からはみ出したら即転落事故のガードレールのない道路

 という悪条件が加わった個所があります。

 楢峠にバイク来ようと思っている人は、「そんな道路環境であっても、ヘアピンカーブの先から対向車が突然沸いて出たときに冷静にバイクをコントロールできる人」であることが望ましいです。
 …でブログ主はと言いますと、今回は旧河合村側から上りだったので何とか無事に通過はできましたが、正直なところ、もし逆方向の急な下り環境でウェット路面であった場合は、無事に通れていた自信がありません

 ブログ主はいろんな酷道を走ったことのあるバイク運転歴20年超の人間ですが、それでもXJ6 Diversionという大型オンロードバイクでは、楢峠は相当に難易度の高さを感じる道でした。酷道慣れしていないバイク海苔は、楢峠には立ち入らない方がよいでしょう
 ツーリングマップルでは、楢峠の道は「舗装の荒れた狭路 ロードバイクは避けたい」との記載がありますが、これについてはブログ主も強く同感なのであります(自分で走っていてなんですが…)。



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント

国道471号線で楢峠を越えてみる・その4 (楢峠→旧八尾町まで)

2016年09月10日 | バイク
【現地訪問日:2016/8/27、記事作成日:2016/9/10】

 このエントリでは国道471号線の楢峠越えルートの走行記の続きとして、楢峠から富山市(旧八尾町)の区間を記載しています。
 ・前編についてはその1
 ・横浜→高山→旧河合村までの走行記についてはその2
 ・旧河合村→楢峠までの走行記についてはその3
のエントリ参照ください。


1. 楢峠→富山・岐阜県境まで


楢峠(県道34号分岐点)→県境までの地図

 楢峠は富山県と岐阜県の県境付近に位置しますが、温見峠(福井・岐阜県境)や京柱峠(徳島・高知県境)のように峠が県境になっている訳ではなく、楢峠は県境より岐阜県側に存在しています。そのためまずは県境に向かって進んで行きます。(11:08頃)


47-県道34号利賀河合線の岐阜県側入口

 楢峠の頂点から富山県側に下っていくと県道34号との分岐点に到達しますが、直進側のこの道は閉鎖されています。


48-反転して県境に向かって行きます

 あたかも行く道を塞がれている感じがしますが、国道471号線はその分岐点から右後ろにUターンする感じで坂を下っていきます。文字通り“先の見えない”深い霧の中を進んで行きます。


49-反対側のおにぎり

 この辺りの地名は、まだ岐阜県(旧)河合村二ツ屋となっています。ここのおにぎりはまだ原形をとどめています。


50-波打ったおにぎり

 ここのおにぎりは2つとも中央部が軽くへしゃげています。


51-右手の川と併走するようになりました

 ブログ主は峠道をよく走るのですが、高地の峠付近でありながら、そこそこの大きさの川が道路のすぐ横を流れているケースに出会った覚えはなく、かなり新鮮な光景に思えました。(道と川とに高低差がある“谷川”はよく見かけるのですが)


52-上の方が潰れたおにぎり

 こちらは上のおにぎりが半分にへしゃげてしまっています。ただしこの付近は再舗装されたばかりなのか、路面状態はかなり良好でした。


53-濃霧の道はまだまだ続きます(11:28頃)

 お昼前の時間帯ですが、まるで夕暮れ時のように薄暗いです。先の見えない道を進んでいきます。


54-またもや上が潰れたおにぎり

 これまで走ってるだけでヘルメットのシールドに水滴が付くような、水分たっぷりの濃霧が長らく続いていたのですが、雨粒は降ってはいない状況でした。しかしついにはポツポツと雨粒が落ちだしてしまいました…。
 ブログ主は飛騨高山のマックを出発したときから合羽は着ていなかったのですが、これ以上はあかんと判断して、この付近の離合可能な場所にバイクを止めて合羽を着込むことにします。そしてバイクのエンジンを切ると、周りは人工的な音が皆無な状況となり、自分一人だけが自然の中に取り残されたような感じを受けます。

 風が草木をガサガサと揺らす音と、隣の川の水音だけが聞こえる“だ~れもいない”深い山の中で合羽を着込んでいると、

 「はぁ~、俺ってこんな山奥で何やってるんだろうな~(;´Д`)」

 などと、ふと正気に戻ってしまいます。無論正気に戻ったところで、この酷道を抜けられる訳ではないので、まずは無事にこの峠から脱出することだけを考えます。


55-道のすぐそばを川が流れています(簡単に降りれます)

 この付近は本当に道のすぐ近くを川の水が流れています。道の方はガードレールがあったりなかったりするのですが、夜間にぼんやり車を運転していると、うっかり河原にツッコんでしまうんじゃないかと心配です。


56-県境に到着しました

 合羽を着込んで再出発してから間もなく、県境に到着しました。(11:31頃)

 岐阜県側から富山県側に入ったときは、「この先は、大雨の時、通行止となります。」と書かれた看板だけしか目に入りません。そのため注意していないと、ここが県境であることを見落としてしまうかもしれません。


晴天時の県境を反対側から(ストリートビューの画面を転載)
(google ストリートビューのデータ)

 なお、富山県側から岐阜県側に入った場合は、上に「岐阜県」「飛騨市」の案内板が出ているので、ここが県境だと判る状態になっています。


57-小坂谷林道方面

 進行方向右側に別の道が見えます。ツーリングマップルによると「東側は草原の断続 ダート2.5km」との説明のある小坂谷林道のようです。


小坂谷林道 (google mapのデータ)

 この林道を進むと打保(うつぼ)という獰猛な魚っぽい名前のエリアに繋がるようです。


2. 県境→杉平ゲートまで


県境→杉平ゲートまでの地図 (google mapのデータ)

 ここから先は富山県。旧八尾町方面に向かって、引き続き山を下っていきます。


58-法面の補強区間(おにぎりが雪の重みでずり落ちている点に注目)

 この付近は左手の山肌がぼろぼろと崩れやすい状態になっています。ここの石ころが道路上に転がってくる状態になると、通行止めになってしまうようです。


59-大長谷第四発電所取水堤

 久々に中に人がいてもおかしくない建物を目にしました。なおここはあくまで「取水堤」で、発電所の本体はもっと下流側にあります。


60-赤い橋を渡っていきます

 赤文字で大きく「路肩注意」「落石注意」と書かれた警告看板のある赤い橋を渡っていきます。
 “赤”というより“朱色”をしているこの橋はまるで神社の鳥居のようにも思えて、この先は軽々しく脚を踏み入れてはいけない神様の敷地内に踏み込んでいくような感じがします・・・


61-落ちたら死ぬ区間の始まり(11:35頃)

 「ヒョェェェーーー!!!」

 軽々しく脚を踏み入れてはいけない領域…などと思っていた矢先にとんでもない道路環境が出てきました。
 この付近は
  ・車1台がなんとか通れる狭い幅員(しかもいきなり狭くなるフェイント個所付き)
  ・左側は落ちたら死亡事故確実な落差のある崖
  ・段差も何もない、素っ気ない路肩(うっかり踏み外すとあの世へ直行)
  ・路面は荒れ気味+苔もある滑りやすい状況(しかも雨天)
  ・山側の路面は石がゴロゴロ転がっており走りにくい
 という道路環境で、ぶっちゃけた話ブログ主は、温見峠の“落ちたら死ぬ区間”を初めて目の当たりしたとき以上の衝撃を受けました。


62-崖の方を覗いてみる

 上の写真は横(山の方)を向いて撮っているのではなく、谷(下の方)を撮ったものです。霧がかかっているということもありますが、目に見える範囲に地面や川面がありません


63-落ちたら死ぬ区間2 (手前に転がっている大きな石にも注目)

 「あかん。涅槃と繋がっとるやないか!」

 もはやこの先の道と谷(空中)との境が判らなくなっています。対向車が来ないことを祈りつつ、道の山側(右側)を辿っていくように進んで行きます。ただし前述の通り山側は落石がゴロゴロしているところ。石にも注意しつつ慎重に進んで行きます。
 

64-こんな道をひたすら越えていきます

 最も恐ろしい区間はそれ程長くはありませんでしたが、それでも要注意な区間は続きます。
 路肩を示す赤白のポールがありがたく感じます。


65-パイプ

 先程の取水堤から発電所に伸びているのでしょうか?


66-カーブを下っていきます

 現在、Uターン気味に左に向かって進行中。ここを右カーブで下って眼下の向かいの道に進みます。


67-濃霧の谷(11:42)

 まだまだ霧が濃いです。


68-大長谷第四発電所の分岐点前(反対側から撮影)

 大長谷第四発電所は、川(谷)を挟んだ向かいに存在します。
 この写真は1つ上の濃霧の写真の2分後に撮影したものですが、こんな短時間でいきなり霧が薄くなってきました。


69-公告看板

 「この先、山菜等の採取は一切禁止」の旨が記載されています。


70-霧の薄い山の中腹まで降りてきました(11:45頃)

 雲の中から、雲の下に降りてきた感があります。路面も良くなってきました。


71-洗い越しキター

 路面も良くなってきた…と思った矢先に洗い越しが出てきました。洗い越しとは、橋を架けるまでもない小川を路面に通しているようなところです。


72-水の発生源

 山肌から沢が流れています。すぐ近くに恐らくこの沢を通すために設けられたと思われるグレーチング(排水溝)があるのですが、水の流れが変わってしまったためか、沢の水はグレーチングに落ちずに砂をまき散らしながら路上を通っている有様でした。(´・ω・`)


73-安心できるような道路環境になってきました(11:50頃)

 久々におにぎりに出会います。


74-民家と電線と電柱が見えてきました

 ようやく人里に降りてきました。万が一、この場でバイクが壊れて止まってしまっても何とかなると思うと安心感でいっぱいになります。


75-杉平ゲートで記念撮影(11:55頃)

 ここが楢峠越えルートの富山県側入口となる杉平ゲートです。県境と同様に「この先は、大雨の時、通行止となります。」との案内板が出ています。
 この写真を撮っているときに今回出会った唯一の対向車が楢峠に向かって走っていったのですが、狭い場所で出くわさなくてよかったです。

 楢峠前後の酷道区間はこれで終わりですが、この先も国道471号線を北上していきます。

 ~その5へ続く



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント

国道471号線で楢峠を越えてみる・その3 (旧河合村→楢峠まで)

2016年09月06日 | バイク
【現地訪問日:2016/8/27、記事作成日:2016/9/6】

 このエントリでは国道471号線の楢峠越えルートの走行記として、楢峠越えルートの岐阜県側の入口である岐阜県飛騨市(旧河合村)から、楢峠(県道34号線交点)までの区間を記載しています。
 ・前編についてはその1
 ・横浜→高山→旧河合村までの走行記についてはその2
のエントリ参照ください。


1. 旧河合村→楢峠まで


分岐点手前の案内板(国道471号方面の行き先抹消中)

 ブログ主は横浜から7時間かけて、旧河合村の国道360号と471号の分岐点までやってきました。(10:36頃)


旧河合村→楢峠(県道34号線分岐点)までの地図 (google mapのデータ)

 ここからが本格的な楢峠越えルートとなります。先程飯を食ったばかりですが、これから深い山の中に入っていくため、念のため自宅から持ってきた緊急時の水と食料が手元にあることと、電話やメールの着信がないことを確認し、意を決して楢峠の方へ進んで行きます。


21-分岐点の三択道路

 先程の分岐点から右を向いたところがこの写真です。初見殺しの三択道路になっていますが、よく見ると右側の道におにぎりがあるので、そちらの方に進んで行きます。


22-楢峠最初のおにぎりと通行不能看板

 これがそのおにぎり。昔は「河合村 角川」と書かれてあったのが、「飛騨市 河合町 角川」と修正されています。その先にでかでかと通行不能と書かれてあるのは長さ6mを越える大型車の話なので、バイク海苔のブログ主はそのまま進んで行きます。


23-この先狭小

 言われずとも、この先がどういう道路環境なのかは薄々想像しております。


24-再び現れた二択の分岐点

 こちらの方は「国道471号は左」を示す案内板が出ているので、すぐに判りました。
 個人的には奥の薄茶色っぽい橋が気になりました。てっきり高山本線の鉄道橋なのかと思っていたのですが、高山本線はこの付近は走っていないことに後で気付きました。


25-熊出没注意

 「クマに出会ったら、慌てず、走らず、ゆっくり後退して下さい。」と記載されています。実用的ですね!


26-渓流釣りの注意事項

 9月10日から渓流釣り禁漁になっています。渓流釣りの車と出くわす可能性が減るため、楢峠に走りに来るのであれば9月10日以降の方がよいかもしれません。


27-山の中へと進んでいきます

 寂しい山の中へ進んでいきます。


28-国道471号線の標識

 この標識には「富山 60km、南砺 68km」と記載されています。この辺りの道は狭いながらも路面は“まだ”良好です。


29-左手が川になっています

 路面も中央に草が生えて、アスファルトも剥がれ気味です。川の方もガードレールの無い路肩という酷道らしい道になってきました。


30-今度は右手が川になりました

 森の中に入っていく感があります。


31-九十九折りの難所を越えていきます

 道幅が狭く、折り返しレベルの急カーブのため、長さ6m以上の大型車は通れなくなっています。


32-砂が浮いている路面

 バイク海苔にとっては厄介な浮き砂です。


33-うっすら苔が生えている路面

 苔の生えた路面は非常に滑りやすく、バイク海苔にとっては浮き砂よりも遙かに厄介です。気をつけていてもタイヤが「ずるっ」と滑る可能性があるため、低速でバイクを傾けずに慎重に通過していきます。
 苔の生えた路面は楢峠より岐阜県側を中心に存在していましたが、上の写真よりも苔が濃い(より滑りやすい)個所も至るところにあるため、相当に神経をすり減らします。


34-わー、自然いっぱいの道路だー(棒読み)

 この辺りの道路中央部は、雑草がしっかり根付いてしまっています。
 これでも一応国道です。しかも471号・472号の重複区間です。


35-小さな橋を渡っていきます


36-落石注意

 楢峠の道は、手のひらを越すような大きなサイズの石はあまり転がってはいないものの(皆無ではない)、ピンポン球程度の小石は普通に転がっている状態でした。角の尖った石を踏んでパンクなどしたら大変なので、極力石を避けて慎重に進んで行きます。


37-山の方は霧がかかってきました

 あの山の向こうまで進んで行きます。気が遠くなります。


38-寂しい山の中を突き進んでいきます

 この辺りの路面はまだマシな方でした。


39-霧が濃くなってきています

 天気は回復傾向なのかと思いきや、雲行きが怪しくなってきました…


40-双子のおにぎり(旧河合村二ツ屋地区)

 楢峠のおにぎりは、豪雪の重さで上の471号のおにぎりがひしゃげてしまっていることが多いです。


41-谷を挟んで反対側の道

 写真でいうと右側が進行方向ですが、谷沿いにぐるっと回って向かいの道の方へ進んで行きます。


42-後続車を先に行かせます

 ブログ主はのろのろ安全運転な上に、頻繁に止まっては写真を撮って先に進むようなことをしていたので後続車に追いつかれてしまいました。そのためちょっと広めの場所で後続車を先に行かせます。しかし自分以外にも楢峠を通行するような人がいることが判って、なんとなく安心します。


43-霧がどんどん濃くなってきます

 内心、「これはマズイことになってきたなぁ…」と不安になってきます。
 この辺りの道は怖さは感じないのですが、もし谷に落ちたらとんでもない“しれっと恐ろしい”道なので、道路中央より右側を慎重に走っていきます。


楢峠より岐阜県(旧河合村)側の周辺道路地図

 ここから先、楢峠の頂点付近までは写真を撮っていないので地図+コメントで代用します。
 普段、林家ペー・パー子夫妻並に何でも写真を撮りたがるブログ主が写真を撮らない理由 … それは、写真なんぞ撮っていられない状況下に置かれているからに他なりません。ブログ主が訪問したときの楢峠の頂点に近い岐阜県側の道路は、

 ・力のある大型バイク(XJ6 Diversion)に乗っているにも関わらず、2速ギアではパワーが足りずにローギアに落とさざるを得ないような区間もある急坂。

 ・相変わらず狭い1車線かつガードレールなど無い危なっかしい道路。

 ・苔が生えて滑りやすい路面が、雨によってさらに滑りやすい状況。

 ・霧で見通しが相当悪くなってきた。

 という状況でした。

 ブログ主は普段バイクで風景写真を撮る場合は、エンジンをかけたまま路肩に寄せて停車し、バイクに跨がったまま首にかけたカメラでパシャリとして即再出発するのですが、ここの区間は急坂のためバイクに跨がったまま停止することは困難でした。
 やろうと思えばギアを入れたままエンジンを停止してバイクを止めることもできなくはないのですが、そこまでして写真を撮る気力はなく、そのまま先に進んでしまいました。


44-河合村の看板

 急坂が一段落したところで、河合村に関する案内板が出ていました。残念ながら濃霧で峠からの眺望は全くありませんでした。
 9月の足音が近づいているとはいえ、下界ではまだまだクソ暑い8月。しかしこの日の楢峠(標高1220m)は肌寒く、周りのススキも相まって、ここだけはまるで秋の世界でした。


45-この付近から下りに入っていきます

 上の写真のすぐ近くです。国道360号との分岐点から出発して約30分で楢峠の頂点に到着したことになります。途中頻繁に写真を撮りながらでも30分なので、普通に運転していれば20分足らずで来れたかもしれません。


46-県道34号利賀河合線の岐阜県側入口(閉鎖中)

 間もなくして県道34号との交点に到達します(11:08頃着)。
 上の標識には「↑南砺 60km、52km 富山↓」の記載があります。直進すると県道34号に入りますが、通行止めの看板とパイプ製のゲートで閉鎖されていました。


県道34号 利賀河合線の地図 (google mapのデータ)

 この富山・岐阜県道34号利賀河合線は、このまままっすぐ行くと利賀川ダムを経由して旧利賀村に至るルートで、砺波市方面へ抜ける場合は国道471号よりも短距離で抜けられるルートです。
 しかしこの県道34号線は、ここから先の富山・岐阜県境付近で路肩崩壊・落石の危険があるため長らく通行止めになったままで、今後の復旧予定もない状態となっています。
 そう言われると走ってみたくなるのが酷道マニアの性ですが、いつの日か走れる日はくるのでしょうか…

【参考動画】
 [車載動画2016-07-24]富山県道34号利賀河合線(利賀川ダムゲート→県境ゲート)
 

 その後もブログ主は旧八尾町方面に向かって、上り区間に負けない恐ろしい道路環境が待ち受ける国道471号を進んで行きます。

 ~その4へ続く



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント (6)

国道471号線で楢峠を越えてみる・その2 (横浜→飛騨市→旧河合村)

2016年09月05日 | バイク
【現地訪問日:2016/8/27、記事作成日:2016/9/5】

 このエントリでは国道471号線の楢峠越えルートの走行記として、ブログ主の居住地である横浜から、楢峠越えルートの岐阜県側の入口である、岐阜県飛騨市(旧河合村)までの区間を記載しています。前編については、その1のエントリを参照ください。


1. 横浜→高山市内まで


横浜市(新保土ヶ谷IC)→岐阜県飛騨市(旧河合村)までの地図 (google mapのデータ)

 8月26日(金)の夕方に急遽長距離日帰りツーリングを決行することを決めたブログ主は、会社から帰宅直後よりバタバタとツーリングの準備を行って23時頃に就寝。夜中の2時過ぎに目覚まし時計を鳴らすものの、すぐには起ききれずに3時頃にのそのそと起床し、最終準備をして自宅を出発します。
 自宅を出たブログ主は横浜新道→保土ヶ谷バイパス経由で東名の横浜町田ICに4時前にIN。海老名JCTから圏央道に入り、八王子JCTから中央道に入りますが、相模原の山奥からパラパラと雨に見舞われます。(;´Д`)


01-談合坂SAにて

 談合坂SAには5時前に到着。外はまだ暗いです。ここでは合羽を着込む小休憩だけで間もなく出発します。


02-八ヶ岳PAにて

 談合坂SAから1時間ほど走って、八ヶ岳PAには5:45頃に到着。夜が明けかけてきました。ここもトイレ休憩だけで間もなく出発します。


03-松本市内のガソリンスタンドにて

 中央高速では諏訪付近から霧雨になり、岡谷JCTから長野道で松本に向かっていると(本降りの雨とまでは言わないまでも)粒の大きな霧雨となって、ヘルメットのシールドにたくさん水玉が付く状態でした。
 まもなくして松本ICを降りて国道158号線に入り、上高地方面に向かって最初のガソリンスタンドに6:40頃到着。ここで1回目の給油を行います(ここまで約240km)。
 そしてこのガソリンスタンドを出発する直前から本格的な雨が降り出してしまい、防水対策をしっかり行って6:55頃に再出発します。(;´Д`)

 国道158号線は上高地に向かう観光客やバスで混雑することが多いところですが、早朝の時間帯ということもあり、スイスイ進みます。ただし雨が止む気配は全くありません。

 「と…峠を越えると天気が変わることなんて、よくあることだから (震え声)」

 などと天候回復を祈りつつ、安房トンネルを抜けて岐阜県側に入るものの、天気の状況は一向に変わりません。しかもまだ8月なのに、道中の気温計は15℃とかを表示していました。
 結局肌寒さで体の方を震わせながら、きっちり2時間(約100km)雨に打たれて、飛騨高山の市街地に到着します。(ここまで約5時間半、340km走行)


2. 高山市内→旧河合村(楢峠ルート入口)まで


04-アピタ飛騨高山店にて (アピタ飛騨高山店 公式サイト)

 朝9時前に高山市内に到達したブログ主は、ここで朝食&長めの休憩を取ることにします(8:55頃着)。しかしこんな時間から開いている飯屋はなかなか見つからず、結局ショッピングセンターに隣接したマクドナルドで朝食を取ることにします。

 「こんなところに来てまでマックかよ。しかもこの内容に700円は出せんな~」

 などと身勝手な文句を言いつつも株主優待券でタダ食いし、温かいコーヒーで体を温めてまったりします。結局マックでは1時間近く休憩して、ちょうど10時頃に再出発します。 
 ここからは旧河合村(現飛騨市)に向かって国道41号線を北上していきます。雨は高山のマック到着前時点でほぼ止んでおり、再出発したときには道路は乾きかけている状態でした。


05-飛騨古川・鷹狩橋手前

 この先で国道41号線から県道75号と国道471&472号が分岐します。


06-飛騨古川・野口交差点手前

 ここで国道41号とお別れし、左のルートに入っていきます。(10:15頃)


07-仰々しい警告看板

 ただしここの警告内容は国道360号の旧宮川村から先のエリアに関するもので、この先の楢峠等に関する記載はありませんでした。


08-高山本線の鉄橋の下を通ります

 ブログ主は乗り鉄ですが、残念ながらまだ高山本線は乗ったことがありません。いつの日か名古屋⇔富山間の特急ワイドビューひだ号にかぶりつき乗車をしたいと思っています。


09-宮川沿いに進んでいきます

 宮川は、富山県を代表する河川である神通川の岐阜県側での呼び名です。穏やかな流れですが、暴れたら怖そうな雰囲気がぷんぷん伝わってきます。


10-双子のおにぎり

 先程の国道41号との分岐点からは、国道471号と472号の重複区間となります。この重複区間は楢峠を越えた富山市(旧八尾町)の栃折まで続きます。このためこれから出てくるおにぎり(国道標識)は、基本的に471号と472号の2個セット(串刺し団子状態)となっています。 


11-国道360号との分岐点

 直進側が国道360号の旧宮川村・猪谷・富山市内方面、左が国道471号等の旧河合村・白川郷(天生峠)方面となります。当然左折します。


12-橋を渡っていきます

 この橋を渡ってすぐ左側が、旧河合村の中心駅である角川駅です。(角川は“かどかわ”ではなく、“つのがわ”と読みます)


13-高山本線の踏切を渡ります

 角川駅のある高山本線の飛騨古川⇔猪谷間は、人の少ない県境越えの閑散路線となるため、2~3時間に1本ぐらいしか列車は来ません。角川駅から高山方面へ行く列車は、11:57の次が15:45となっています(2016年9月時点)。


14-旧河合村の市街地に入ってきました

 この辺りは片側1車線の普通の道路環境です。
 なお、先程の橋からこの先の楢峠方面の分岐点までの区間(2km少々)は、国道360号・471号・472号の三重複区間となっています。


15-右折先通行止め

 楢峠方面は進行方向の右にあります。それが通行止めになっているのかと思って一瞬焦ったのですが…


16-全然違う道でした

 工事中なのは市道だったので一安心です。


17-国道360号を白川郷・天生峠方面に進みます

 このまま真っ直ぐ進むと、天生峠(あもう峠)を越えて合掌作りで有名な白川郷に向かいます。しかしこの天生峠も冬季閉鎖がある上に、しょっちゅう災害で通行止めになっている区間であります。ブログ主が2年前に白川郷経由で温見峠まで走りに行ったときも通行止めになっていて(体験記)、通りたくても通れなかった区間になります。

 ブログ主は、台風が来なければ1日目は楢峠を越えて利賀で一泊。2日目は五箇山→白川郷と回ってこの天生峠を越えて帰宅するプランを考えていたのですが、今回はお預けとなってしまいました。天生峠は酷道マニアであれば一度は走っておきたい峠の1つなので、残念です。(´・ω・`)


18-国道471号の分岐点の案内板が見えてきました

 先程の橋から2kmちょっと、ものの数分で到着です。しかしこの案内板、なんかおかしいです。


19-やったー、行き先抹消されてるよ! \(^o^)/

 本来なら国道471号線の先には富山や八尾や利賀などといった地名が書かれていてしかるべきところですが、わざわざ上に板を被せてまで行き先を隠している状況です。通れることが少ない区間とはいえ、行き先まで消されているとは尋常ではありません。 


20-本当の分岐点までやってきました

 そしてすぐ先の本当の分岐点のところまでやってきました。(10:35頃)
 ここの案内板に至っては、国道471号線(右側)方面の存在すら消されている有様です。\(^o^)/
 なおこの案内板の本来の記載内容ですが、こちらのホームページによると、以前は「48km 八尾 →」と書かれたあった模様です。

 ここからが本格的な楢峠越えルートの開始となります。

 ~その3へ続く



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

コメント

国道471号線で楢峠を越えてみる・その1 (前編)

2016年09月01日 | バイク
【現地訪問日:2016/8/27、記事作成日:2016/9/1】

 ブログ主はいわゆる酷道マニアの端くれであります(ただし酷道マニアといっても、ガレた道を走るようなガチ勢ではなくて、オンロードバイクで通行可能な道しか走らないライトな層ですが…)。
 そんな酷道マニアなどやっておりますと、「どこの国道が最も通行の難易度が高い(厳しい)のか?」という話題や討論を耳にすることがあるのですが、そうしたときに“日本三大酷道”と呼ばれる国道418号/425号/439号線に勝るとも劣らない高難易度の酷道として、必ずと言ってよいほど取り上げられる路線があります。

 その1つが国道471号線の楢峠(ならとうげ)越えのルートです。

 ブログ主は先日念願であった楢峠を走ってきましたので\(^O^)/、今回のエントリではそのときの走行記等を記載していきたいと思います。
 峠の状況だけを参照されたい方は、次のエントリを参照下さい。
  ・旧河合村→楢峠までの走行記 (その3)
  ・楢峠→旧八尾町までの走行記 (その4)


1. はじめに (国道471号線の楢峠について)


国道471号線の広域地図(主に単独区間)・・・google mapのデータはこちら

 国道471号線は、横浜市民のブログ主の目線で言うと、松本から安房峠(上高地付近)を越えてすぐの平湯温泉付近を起点とし、スーパーカミオカンデのある旧神岡町、飛騨古川・旧河合村を通り、険しい岐阜・富山県境を越えて旧八尾町/利賀村を経由し、能登半島の左付け根に当たる羽咋市(はくいし)に至るルートになります。
※ 正確には羽咋市側が起点のようですが。


楢峠の前後の区間の地図(google mapのデータ)

 その中でも富山県側の旧利賀村・八尾町方面と岐阜県側の旧川合村との間を結ぶ県境越え区間、特に県境より少々岐阜県側に存在する国道471号線の楢峠は、酷道マニアの間でも別格視される屈指の難所として知られています。

080504 Mt Fudo Mt Minamisawa view from Daikanbou Japan01s
楢峠から50km東の立山連峰の不動岳と南沢岳(Wikipediaより転載)

 富山県と岐阜県の境の山というと、黒部ダムがある北アルプスの立山連峰を思い浮かべる方も多いかと思いますが、楢峠は立山連峰からは外れているので、さすがに上の写真のような超絶山岳地帯ではありません。
 しかしそれでも楢峠は冬はメートル級の雪が降り積もり、例年12月頃から5月頃まで冬期閉鎖されるような豪雪地帯であります。

Mount Kongōdō
船山から望む金剛堂山 (Wikipediaの金剛堂山の項より)

 実際に楢峠に近いのが上の写真の金剛堂山ですが、この山の2~3km東側(上の写真で右側)に国道471号線が通っています。
 この写真を見ただけで、このルートがどんなところなのか薄々想像してもらえるかと思いますが、実際にこの楢峠ルートの道路環境は

 ・普通車1台がようやく通過できるぐらいの狭さ(離合不可)
 ・舗装の荒れた路面

というよくある酷道環境に加えて、

 ・周囲は圧倒的な絶望感を感じさせる人影皆無の広大な原野
 ・ガードレールのない狭い崖道(いわゆる“落ちたら死ぬ区間”)が存在
 ・しかし交通量は皆無ではなく、渓流釣りの車と、かち合わせる可能性がある
 ・夏場は虻が大発生して人間を襲ってくることもある

というオプションまでくっついてきます。そのため酷道マニアの間では、かつてブログ主が震え上がった国道157号線の温見峠越えルートよりも、楢峠の方が遥かにハードという評価になっています。(温見峠の走行記についてはこちらを参照)

 そしてこの楢峠にはもう1つ難点があります。それは通れる日がとても少ないということ。楢峠は元々冬季閉鎖期間が半年もある上に、災害の影響を受けやすい道路環境のため、工事による通行止めが多発している区間でもあります。

そのため、
 ・1年目=冬季閉鎖明けの梅雨の大雨で道路が崩れて、早くもその年の残りはアウト
 ・2年目=復旧工事が1年では終わらず、その年は一度も通れることなくアウト
 ・3年目=秋にようやく復旧工事が終わるも、まもなくして冬季閉鎖
などといったケースが発生しても全然おかしくないところでもあります。

 このため酷道マニアからは、楢峠のことは「開かずの国道」などとも呼ばれているのであります。


2. 楢峠行きを計画してみる (どうでもいい話)

 ブログ主が楢峠行きをマジで検討し始めたのは、去年(2015年)の夏頃からでした。ここ近年は通れることが多い楢峠も、前述の通り、通行止めがいつ発生してもおかしくないところなので、「行ける機会があるときに行っておきたい」との思いが強くありました。
 それでブログ主は昨年9月のシルバーウィーク(5連休)の後半に楢峠に行く気満々だったのですが、当初前半2日で終わる予定だったお仕事の日程が長くなることが直前になって決まってしまい、結局5連休中4日間は無機質なデータセンターに引きこもり、残り1日も自宅待機という最悪の状態となってしまいました。(;´Д`)

 シルバーウィークが潰れることが確定したブログ主は
 「クソっ、こんなことなら雨でも降ってしまえ! ヽ(`Д´)ノ 」
 ※ ただし自分の通勤時間帯は除く

 などと負け惜しみ的な雨乞いをしたものの、結局2015年のシルバーウィークは最終日を除いて全国的な行楽日和に恵まれてしまっていたのでした。
 絶好のアタックチャンスを逃したブログ主はその後も訪問機会を伺っていたのですが、仕事があったり・雨が降ったり・工事で通れなかったりしているうちに冬季閉鎖の時期になってしまってジ・エンド。大きな災害が起きないことを祈りつつ、来シーズンまで待つことになったのでした。

 :
 :

 そして年が明けて2016年の夏。昨年に引き続いて、今年も1週間の夏休みがもらえることになったブログ主は

 「大事な 大事なー アタックチャン~ス! 」

 などと口走りつつ、このタイミングで楢峠に行ってみようと再計画していたのでありました。なおブログ主の今年の夏休みは8月31日から9月6日まで。夏休みとしては遅めの日程ですが、バイクでツーリングするには炎天下の8月上~中旬よりもまだマシな時期になります。

 「今回はどこに泊まるべかな~。露天風呂が素晴らしいと評判の利賀の天竺温泉の郷にでもすんべかな~」(にっこり)

 そう思って宿を決めるべくブラウザを立ち上げたブログ主でしたが、とあるものを目の当たりにして、白目を剥いて「ヒィィィ」と叫び声を上げてしまいました。


台風の予想進路図を見たブログ主(※イメージです)

 ブログ主が叫び声を上げた理由 … それは天気予報の恐ろしい台風進路図を目にしたからでした。
 それによると南の海上を西の方に進んでいた台風10号が、伊勢湾台風並の強大な台風にパワーアップした上で、東の方にUターンしてくるではありませんか。しかもそれが8月30日に関東付近に上陸して、日本海側に抜けるような進路予想図となっています。


2016/8/26 15時時点の台風10号予想進路図(Yahooより)

 前述の通り楢峠は災害で崩れやすい道路。こんな台風の直撃を喰らおうものなら、次に通れるのは何年先になるのか判りません。
 無論、
 「関東直撃はいいの。でも楢峠だけはやめて!(´;ω;`)」
 「せめて日本上陸はブログ主が行って帰ってくる9月2日以降にして!(´;ω;`) 」

 などと台風さんに訴えたところで、聞いてくれる訳ではありません。

 そのためブログ主は台風が来る前に楢峠を走るべく、訪問日程を8月27日(土)に繰り上げることにしました。それを決めたのは前日の夕方頃。しかし夏休みの日程は変えられない上、翌8月28日(日)はたまたま仕事のある日となっています。
 そのため今回は、8月27日の1日だけで横浜から楢峠を通って富山まで行って戻ってくるという、とんでもない強行日程の日帰りツーリングを決行するのでありました。

 ~その2へ続く
コメント

XJ6 Diversionで満タンからガス欠手前までノンストップで走ってみる

2016年07月14日 | バイク
【走行日:2016/5/5】

 このエントリでは、2016年ゴールデンウィークの九州ツーリングの帰り(大分→神戸→横浜)に実施した、どうでもいいことについて記載しています。


1. くだらないことを思いついてみる(与太話)

 ブログ主は、2015年のゴールデンウィークはバイクで横浜から九州の実家に戻っていました。バイクで九州まで行ったということは、当然のことながら帰りもバイクで九州から横浜まで戻らなきゃいけないことなります。めんどいです。(;´Д`)

 時間があれば去年の暗峠のように(走行記)、どこか寄ってみたいところを訪問しながら、途中温泉でも入ってのんびり帰京したいところでありますが、今年のGWは5月6-7日がお仕事になってしまった関係で、5月5日中に帰京せざるを得ませんでした。
 しかもこの5月5日は3連休の最終日。帰る時間が夕方以降になる程、東名高速の厚木~海老名辺りが激混みになることが目に見えています。そのため何とかして、ラッシュが始まる前までに横浜町田ICを降りたいという思いがありました。


神戸六甲アイランド→横浜までの地図 (google mapのデータ)

 今回ブログ主は5月4日の夕方に西大分港を出るフェリーに乗って、5月5日の早朝に神戸の六甲アイランドに到着。朝7時頃より横浜に向かって出発するのですが、高速道路を走る際にSAを2つ毎(約100km・1時間少々の走行毎)に休憩を入れるいつものペースだと、横浜到着は8~9時間後の15~16時頃になりそうです。
 この場合、横浜着が16時頃だとラッシュが始まっている可能性があるため、できれば15:00より前に到着したいもの。そのため今回は休憩時間を削ってでも、時間短縮を優先させる方針で進むことにしました。

 しかし高速道路をそのままひたすら走るなどということは、常日頃「何かおもろいものはないか?」と話のネタや刺激を求めているブログ主にとって、これほど面白くないものはありません。

 「うーん、何か道中で楽しいモノとか、目標になるものはないかなぁ~」

 そう思い悩んでいたブログ主でしたが、ぴこーん (←頭の上で電球が光る擬音)と思いつきました。

 「せや! アレをやるチャンスやないか!」

 ブログ主が思いついた“アレ”とは、ガソリンが満タンの状態からガス欠手前の状態まで完全無停車で走りきること。つまりガソリンスタンドを出発して、次に停車するときはまたガソリンスタンド(それまでノンストップ)ということをやってみたかったのです。

 こんなくだらないことを最初に思いついたのは、2年前のGWに旧岩泉線を訪問したときのこと(走行記)。横浜から岩手(盛岡)に向かう際に埼玉県の蓮田SAで給油し、次に給油をした福島県の国見SAまで、途中那須塩原SAにしか止まらなかったという経験があったので、「次は完全無停車や!」と思っていたのでした。

 無論、こんなことをやっても誰が得する訳でもありません。休憩時間を無くすことで多少の時間短縮にはなるでしょうが、疲労の蓄積というリスクも伴う諸刃の剣。素人にはお勧めできません(吉野家コピペ風)。
 しかしながらこんなプレイを安全に挑戦できるのは、暑くも寒くもない時期の曇りか晴れの日に、高速道路で超長距離を移動する場合に限られます。チャレンジできる機会はそうそうありませんが、今日はまさにこの日です。

 「やるんだったら今しかない!」

 そう思って、無停車アタックに挑戦するのでありました。

 :
 :

 ちなみにこんなことを思いついたのは神戸から横浜に向けて走り始めたばかりのときのこと。神戸出発時点での満タンからの走行距離は90km超。あと160kmは問題なく走れそうなので、とりあえずガソリンが減るまで、ひたすら東進します。
 7:20頃に西宮ICから名神高速に乗り込み、京滋バイパス→新名神→亀山JCTと進んで三重県四日市の御在所SAに9時頃に到着します。神戸港からは無休憩で約2時間で到着しました。とりあえずここまでは順調な道のりです。


神戸港→名神→京滋バイパス→新名神→御在所SAの地図


2. 無停車アタックを計画・準備してみる

 その前にうちのバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)について補足します。
 普段ブログ主がこのバイクを運転する場合、概ね満タンから250~300km辺りでF-trip (フュエルトリップ、ガス欠警告モード)に突入します。昔のバイクでいう“リザーブに切り替わる”に近い状態のことです。(参考:XJ6 Diversionの燃料系統・燃費について)


燃料計の残り目盛りが0でF-Tripが24.9kmの状態の写真

 御在所SAに到着した時点でのバイクの走行距離は253kmちょっと。燃料計の残量も残り1目盛りに入ったばかりで、次のサービスエリアまでは問題なく走れますが、ここで横浜までの距離を逆算してみます。
 今回ブログ主は横浜町田ICで高速を降りる予定ですが、その手前の最終給油ポイントは海老名SA。今回のアタックを達成するためには、この海老名SAの手前までにF-Tripに突入している必要があります。


御在所SA→伊勢湾岸道→新東名→足柄SA→海老名SAの地図

 なお、ここ御在所SAから海老名SAまでは327km(google map調べ)。その1つ手前の給油ポイントである足柄SAまでは270km。そのため御在所SAで満タンにして走って行けば恐らく足柄SA手前で、遅くとも海老名SAの手前までにはF-Tripに突入しそうな計算です。ということで、ここで給油をしてチャレンジを開始することにします。

 …が、しかしその前に。
 今回のチャレンジでは一度走り出すと、3.5~4時間近くは走りっぱなしになる計算になります。その間にトイレに行けないのは当然のこと、乗用車と違ってその間に飲み食いすることもできませんし、背もたれも無い前傾姿勢が続きます。
 そのため御在所SAでは十分な休憩を取って、戦闘態勢を整えたのでありました。

<御在所SAでやったこと>
 ・Myお土産の赤福を購入(今回のチャレンジとは関係なし)

 ・軽くメシ食ってエネルギーを補充

 ・500mlのペットボトルのお茶を1本飲み干して水分を補充

 ・興奮して眠気が覚めるドラッグを1本キメる

 ・SAに到着直後と出発前にトイレに寄って、不要な水分を体内から排出



御在所SA上り線の給油所にて

 その後、御在所SAの給油所に移動してバイクのお腹を満タンにします。そして給油後にバイクを邪魔にならない場所に移動した後、最終の出発準備を行います。

<最終準備>
 ・ヘルメットのシールドと、眼鏡のレンズを綺麗にする

 ・ストレッチをして体をほぐす

 ・ジャケットやブーツをきっちり着用

 ・髪の毛が気にならないように、丁寧にヅラ(ヘルメット)を装着

 ・最後にグローブをきっちり装着し、最適なちんぽじを確認してシートにシットイン



御在所SA出発前のメーター(燃料計は満タンの6目盛り状態)

 そしてトリップメータをゼロに戻し、満を持して9:35頃に出発したのでありました。


3. 実際に走ってみた結果

 ここから先はバイク運転中のため、写真は無しになります。


御在所SA→横浜の地図 (google mapのデータ)

 御在所SAを出発したブログ主は、間もなくして四日市JCTから伊勢湾岸道へ。東名阪道の交通量はそこそこ多かったのですが、スムーズに流れていました。
  ↓
 伊勢湾岸道では景色は良い晴天の橋の上を進みます。しかし相変わらず、たまに吹く強い横風で車体が煽られることがあり、緊張感を強いられる運転となります。個人的にはあまり好きではない道路環境ですが、今回は比較的スムーズに通り抜けます。
  ↓
 伊勢湾岸道の海の上の区間を抜けると、東名高速とぶつかる豊田JCTを直進。新東名ができる前は渋滞の名所でイヤなところだったのですが、今回はすんなり通り抜けます。
  ↓
 豊田JCTを抜けると間もなくして豊田東JCTより新東名に入ります。というか伊勢湾岸道からは新東名に行く方が直進なので、そのまま進みます。(ここまで1時間足らず)
  ↓
 豊田東JCTからはまだ真新しい新東名の新区間へ入ります。新東名は、追い越しせずに左車線だけをまったり走っている車でさえ120km/hとかで走っているようなところで、何も無い山の中を快調に飛ばしていきます。ただし浜松いなさJCT付近からは、ちょっと交通量が多くなってきます。
  ↓
 御在所SAを出発してから約1.5hの11時頃に浜松SA付近に到達。普通に運転している場合はこの辺りで休憩を入れたくなるのですが、今回はスルーします。しかし問題なのは渋滞情報。どうもこの先の静岡辺りで短いながらも事故(故障車?)による渋滞が発生している模様。浮かない気持ちで先に進みます。(´・ω・`)
  ↓
 そしてついに静岡の手前で、予告のあった渋滞に捕まってしまいます。今回のチャレンジは足を着いたら負け(自分ルール)。ただし今回は短い渋滞ということなので、止まらないように頑張ります。
 そうしたところ一番ヤバいときはローギアまで落とした上に、歩くような速度で半クラッチでのろのろ運転するハメになったのですが、何とかして無停止&無着地で渋滞を突破することに成功。引き続き無停止チャレンジに取り組みます。(´∀`)
  ↓
 静岡の渋滞を抜けて以降、そこそこ流量の多い新東名を走っていたブログ主ですが、今度はこの先の新清水IC付近で、3km程度のマジものの渋滞が渋滞が発生していることを電光掲示板で把握。しかも渋滞の長さは新清水に近づくほど長くなっていきます。(;´Д`)
 普段なら3km程度の渋滞なら仕方なく真っ直ぐ突っ込むのですが、今回は止まらないことが最優先事項。そのため今回はちょっと遠回りながら、その手前の新清水JCTより清水連絡路へ進み、清水JCTから東名高速で横浜方面へ向かうルートに変更します。


新清水IC(×マーク付近)が渋滞のため清水連絡路経由で東名高速へ
  ↓
 清水連絡路と清水JCTから先の東名高速は空いていて快速運転。特に由比付近の海沿いの道から見える富士山の光景はとても綺麗でした。写真に残せなかったのがとても残念でした。
 また、このときは御在所SAを出てから約2時間半が経過したちょうどお昼頃。近くのSAで桜エビの丼でも食べたいところですが、今回は泣く泣くスルーします。(´・ω・`)
  ↓
 その後も東名高速を順調に進んで行きますが、新東名を走り慣れた後で走る御殿場JCT以西の東名高速は、路肩の狭さや、道のでこぼこが気になります。やっぱり新東名って、140km/h走行を前提とした高規格道路なんだなぁ~と思い知らされるものがありました。
  ↓
 そして御殿場JCTで新東名と再合流して間もなくすると、当初の目的地の1つであった足柄SAに近づきます(12:30頃)。しかしこの時の燃料計の残量は残り2目盛りから1目盛りになったばかり。F-Tripに突入するまであと50kmは走れる感じです。
 今回のチャレンジではF-Trip状態になるまで無停止でなければならないので(自分ルール)、足柄SAはスルーして先に進みます。まぁ予想の範囲内ですが、さすがに丸3時間走り続けていることもあり、休みが欲しくなってきました…。
  ↓
 足柄SAを過ぎると間もなくして神奈川県に突入します。クソ長い静岡県とようやくオサラバできるとともに、走り慣れた地元のテリトリーに入ってきたということで、あと一息感が強くなってきました。(´∀`)
  ↓
 そして東名高速上りの最大の渋滞ポイントである厚木IC~海老名JCT~海老名SAが近づきます。電光掲示板では海老名JCTから圏央道方面が混んでいるとの情報が流れていましたが、本線に関しては渋滞情報なし。
 しかし厚木に近づくに連れて、3車線は全て車で埋まって40~60km/hぐらいでゆっくり流れる状態になっていました。まさに渋滞の一歩手前になってきました。(;´Д`)
  ↓
 そして本当に渋滞で停止になる手前で、海老名SA付近に到着します。ここで困った問題が発生。当初の計算では海老名SAに到着する頃には楽々F-Trip状態になっている予定だったのですが、今回は想像以上に良い燃費で走行ができたみたいで、清水周りの遠回りをしたにも関わらず、いまだにF-Tripが点灯していないのです。
 燃料計が残り1目盛りになったのが50km以上前の足柄SA付近だったので、そろそろF-Tripになってもおかしくないのですが、まだF-Trip状態になりません。

  「うわ、燃料早く減らないかな~(;´Д`)」

 そう思っているうちに、海老名SAに入る分岐点をそのまま過ぎてしまいます…

 海老名SAを過ぎてしまったら、その次は横浜町田ICで高速を降りて保土ヶ谷バイパスを走った後、信号のある一般道に入ります。それは今回の目的である「次に足を着いて停車するときはガソリンスタンド」という計画が事実上困難になったことを意味します。

 「せっかくのチャレンジもこれで\(^o^)/オワタ」

 そう思ってがっくりした直後に燃料計がF-Tripに突入して、ぴっこんぴっこん点灯し始めたのでした。おぃおぃ、あと1km早く点灯してくれればよかったのに…。(;´Д`)

 そして御在所SAを出てから3時間45分、西宮ICに入ってから6時間の13:20頃に横浜町田ICを降ります。


横浜町田ICを降りたところのストリートビュー(保土ヶ谷バイパスの横浜市内方面は左)

 ブログ主のバイクはETC搭載のため、横浜町田ICの料金所は無停止で通過。続けて東名高速直結で実質的に高速道路のような保土ヶ谷バイパスに入り、ここも無停止で横浜市内方面に進んで行きます。


横浜新道の料金所付近のストリートビュー

 その後、新保土ヶ谷ICからこれまた自動車専用道の横浜新道に入り、やはり無停止で通過していきます。


三ツ沢上町付近のストリートビュー

 しかし保土ヶ谷で横浜新道を降りて国道1号線に入り、一番近いガソリンスタンドが見つかる前に三ツ沢上町付近の信号で赤信号に捕まってしまいジ・エンド。
 このときの時間は、御在所SAを出てからちょうど4時間の13:35頃。距離にして348km(google map調べ)をノンストップで走って、今回のチャレンジは不完全燃焼の状態で終了したのでありました。\(^o^)/

 4時間ぶりに地に足を付けたブログ主は、「ふー」と息をついてイナバウアーをキメ(反り返るように大きく背伸び)、その後も黙々と自宅に一番近いガソリンスタンドまで走って行きます。

 今回は残念ながら完全無停止とはならなかったものの、「前回給油時から一度もエンジンを切ることなく&一度もバイクから降りることなく、次の給油場所まで移動する」という、(誰得な)個人記録だけは達成できたのでありました。

 その後自宅に着いたブログ主は荷物を降ろした後、御在所SAで買った赤福と冷たいお茶でようやく一息つけたのでありました。


4. 走ってみた感想・補足

 ・走っている間はそうでもなかったのですが、家に着いてからは腕や手が軽く痛み・しびれが出てきました。体にダメージが残る走り方のため、翌日もツーリングが控えているような場合は、こんなアホなことはしない方が良いでしょう。

 ・当初は「何もせずひたすら3~4時間を走り続けるのは苦痛なのかなぁ」と思っていたのですが、実際に走ってみるとそうでもありませんでした。
 これは「止まらないで海老名まで進む」という目標(目的)があったので、それに向かって進んで行くことの楽しさや緊張感があったのがよかったのだと思います。

 ・バイクに乗っていて「燃料が早く減って欲しい」などと思ったのは、これが最初で最後だと思います(笑)。

 ・ブログ主は、元々「夜明け前に家を出て深夜に帰宅」するような日帰りロングツーリングをしている人間であることに加えて、ゲルザブとスロットルアシストという長時間・長距離運転を補助する器具を使った上で今回のチャレンジに取り組んでいます。よいこのみんなはマネをしないで、適時休憩を入れる安全運転を行ってください!

 ちなみにゲルザブとスロットルアシストはブログ主のお勧めのツールなので、ロングツーリング中に手やケツが痛くなる方は、是非試されてみることをお勧めします。なお「ゲルザブ」はケツが痛くならないバイク用座布団で(詳細はこちら)、「スロットルアシスト」は軽く手のひらを載せるだけでアクセルを開けられ続けるツールです(詳細はこちら)。
 特にスロットルアシストは値段の割に効果絶大ですので、お持ちでない方にはマジでお勧めです。

EFFEX(エフェックス) ゲルザブ R バイクシート 巻きつけタイプ GEL-ZAB EHZ3030R オートバイ 二輪用
クリエーター情報なし
EFFEX(エフェックス)


ラフ&ロード スロットルアシスト ブラック フリー TR001
クリエーター情報なし
ラフアンドロード(ROUGH&ROAD)



5. どうでもいい比較

 今回ブログ主がノンストップで駆け抜けた距離は、前述の通り約348km (google map調べ)。
 これを新幹線のノンストップ運転距離と比較してみると、こんな状況になります。

(1) VS 東海道新幹線(のぞみ号)


東海道新幹線の最長ノンストップ区間(名古屋⇔新横浜間)の地図 (google mapのデータ)

 2016年現在、東海道・山陽・九州新幹線で一番長い無停車区間は、名古屋⇔新横浜間の337.2kmです。
 勝ちました。\(^O^)/

(2) VS 東北新幹線(はやぶさ・こまち号)


東北道新幹線の最長ノンストップ区間(大宮⇔仙台間)の地図 (google mapのデータ)

 2016年現在、東北・北海道・山形・秋田新幹線で一番長い無停車区間は、大宮⇔仙台間の321.5kmです。
 勝ちました。\(^O^)/

(3) VS 上越新幹線(とき号)


上越新幹線最長ノンストップ区間(大宮⇔新潟間)の地図 (google mapのデータ)

 2016年現在、上越・北陸新幹線で一番長い無停車区間は、大宮⇔新潟間の303.6kmです。
 勝ちました。\(^O^)/

 勝った・負けたとかいう問題じゃないことは百も承知ですが、それでも速達タイプの新幹線でも1時間40分ぐらいかかるような区間より長い距離を、バイクで無停止で走ったということは、「我ながらアホやな~」と思わずにはいられませんでした。



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント

大分県道41号 大分大野線を走ってみる・その2 (県道622号→県民の森→大分市街地)

2016年06月25日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/2、記事作成日:2016/6/25】

 このエントリでは大分県の県道41号 大分大野線の走行記の続きとして、県道622号の分岐点付近から大分市街地まで区間について記載しています。旧大野町から県道622号までのアクタ神峠越えの区間については、その1のエントリを参照ください。


大分県道41号 大分大野線の中域地図 (google mapのデータ)


1. 県道622号分岐点から青少年の森まで


大分大野線でもっともヤバい区間の地図

 大野町側からアクタ神峠を越えて、県道622号弓立上戸次線のところまでやってきたブログ主ですが、ここから再び山越えルートに入って、県民の森(青少年の森)方面に向かって行きます。


50-大分(田尻)方面離合困難の警告看板

 幅員1.5mで離合困難の警告が出されています。1.5mというとブログ主が両手を広げたよりも狭い幅しかありませんが、どうなるのでしょうか…


51-再びY字型の分岐点に当たります(15:04頃)

 先にある小さな青い標識には、左側が県道41号、右側が百木・弓立と記載されています。もちろん左側に進みます。


52-左が竹、右が木の酷道

 そして左の道に入ったところから、酷道臭の漂う道が出てきます。道を境に右側は林、左側が竹林になっているところが面白いです。


53-路面を覆う葉が多くなりました

 左が竹林なこともあり、落ちている葉っぱは細長い笹の葉が多くなっています。


54-路面はどんどん酷くなっていきます1

 今度は山肌がヤバくなってきました。


55-路面はどんどん酷くなっていきます2

 今度はガードレールが無く、路肩と崖の境目も判らなくなってきました。
 なんか加速度的に路面状態が酷くなっている感じがします。


56-大分大野線で最悪クラスの路面状況(15:07頃)

 そして大型オンロードバイク(XJ6 Diversion)に乗っているブログ主にとって、かつてない最悪クラスの道路環境が出てきました。
 それは…

 ・舗装が痛んででこぼこの路面
 ・左の崖に向かってかなり傾いた路面
 ・路面上に万遍なく1~2cmは積もった砂と土と葉っぱと石
 ・晴天続きで他の路面はドライなのに、なぜかここだけ雨が降ったようにぬかるんだ状態

 という感じです。この路面をオンロードバイクで走っていると

 ・丁寧に徐行しても、タイヤが路面をうまく掴んでくれなくて、スリップ・転倒しそう
 ・必要以上にアクセルを回すと、後輪が空回りしてスリップ・転倒しそう
 ・地面に足を付けると、ぬかるんだ路面に足を滑らせてバイクごと転倒しそう
 ・うかつに左によった状態でバランスを崩したり左足をついたりすると、大きく傾いた路面に足を取られてバイクごと谷に転落しそう

 という極めて恐ろしい状況です。
 ちなみに上の写真はまだマシな区間のところで、本当にヤバいところの写真ではありません。
 本当にヤバい区間では、歩くような速度で停止せず・転倒せずにバイクをゆっくり進めることに精一杯で、とてもとても立ち止まって写真を撮れるような状況ではありませんでした。

 正直なところブログ主は、「こいつはマジであかん」と思って引き返すことも検討しましたが、ここはバイクの切り返しさえも不可能な狭い道。もう意を決して前に進むしか、選択の余地はありませんでした。


【参考】国道157号線(温見峠越え)の根尾能郷~根尾黒津間

 ちなみに上の写真は酷道マニアの間では“落ちたら死ぬ”で有名な、断崖絶壁のガードレールのない狭い1車線区間のところです(走行記はこちら)。
 この“落ちたら死ぬ”区間は、崖下に転落したら死亡事故間違いなしの恐ろしいところです。しかし路面状態はそれほど悪い訳ではないので、バイクだと道の半分より山側を丁寧に走りさえすれば、そこまで恐れる必要はないところです。

 しかしながら大分大野線の最悪の区間は、「油断をすると崖下に引きずり込まれる」ように思え、ブログ主はその引きずり込もうとする悪魔の手から逃れるのに精一杯だったという状況でした。
 酷道には多少の経験や耐性のあるつもりだったブログ主ですが、それでもこの区間だけは心底生きた心地がしませんでした

 そしてなんとなく覚えていた「“落ちたら死ぬ”危機感を感じさせるカーブの崖道」というのが、まさにこの状態だったことにようやく気付いたのでありました。


57-今度は右手が竹林

 しかしブログ主はなんとか無事に(転倒することなく)最悪の区間を突破し、先を進んで行きます。


58-路肩も山肌も崩れかけた道路

 この辺も相当にイカれた道路状況ですが、前の最悪区間と比べるとアスファルトが露出した路面で、タイヤが滑らないだけでも救われた気分になります。


59-朽ち果てた竹が散乱する光景(15:10頃)

 そして荒れた道を挟んで、朽ち果てて乱雑に倒れた竹が目に入ってきます。ブログ主が18年前に来たときに心の奥底に刻まれていた強い印象の光景が、たった今、目の前で蘇ってきました。
 ブログ主は「これこそが県道41号大分大野線を代表する風景」だと考えています。


60-覆い被さった木の下を通り抜けます

 実際の距離的にはそう長くないのですが、酷い道が長く長く続いているように感じます…


61-ちょっぴり開けたところに来ました

 竹がしなった状態で倒れていて、隣の山が見える状態になりました。


62-一旦左が開けたところに出たと思いきや


63-再び路肩のイカれた林の中に入っていきます


64-ガードレールのある個所・ない個所

 この辺りはガードレールのない狭い1車線区間となっています。ただしその先にはガードレールがあります。


65-路面全体が洗い越し状態の道

 山肌から浸みだした水が路面を覆っています。


66-緑成分の少ないところ

 周りは新緑と雑草が生い茂る緑成分の多いところですが、なぜかこの付近は枯れ草と枯葉だらけで、一面が茶色の状態でした。


67-大分大野線のみの標識

 本来なら「41」と書かれた六角形の標識があるところですが、その部分がなくなっちゃっています。


68-林道のようなところとの合流点(15:15頃)

 峠道を登りきったところで別の道と合流します。上の写真は来た道の方角(逆側)を向いて撮影しています。


69-標識とあかん看板(拡大)

 上の写真の別角度からの1枚です。離合困難の警告看板の裏に、県道41号のチビ標識が隠れています。


70-最悪の道は脱しましたが酷道が続きます

 またまた洗い越しのような個所が現れました。


71-路面が乾いてさえいればまだマシなのですが…


72-林道佐渡ヶ内線(15:18頃)

 立派そうな林道に見えますが「林道の規格・構造は、公道とは異なり路肩の保全・法面の落石防止等の処置が、十分ではありませんので、利用される方は、次のことを承諾厳守のうえ、通行してください。」との案内が出ています。
 杭には「林道佐渡ヶ内線 幅員4.0m 延長932.7m」の記載があります。1km足らずの短い林道のようです。


73-真ん中が苔の道

 先程幅員4mの林道と繋がったのですが、これからも・この先も県道41号線は狭い狭い道が続きます…


74-中判田方面への分岐点(15:22頃)

 右に行く道を指し示す看板には「←中判田・10号線 9.5km」と記載されています。


75-左はキャンプ場へ

 まもなくしてY字路に着きます。この辺りはすでに「県民の森」の敷地で、左の方は「キャンプ場」、右の方は「青少年の森 展示館 1.5km」の看板が出ています。ここは右に進みます。


76-相変わらず狭い道を行きます

 道は狭いですが、雰囲気は良くなってきた感じがあります。


77-青少年の森の駐車場に到着(15:25頃)

 そして大型バスが複数台は止められる広めの駐車場が出てきます。大型車がここまで来れるかどうかは別の話ですが…


78-青少年の森(黄色いロープで閉鎖中)

 大分市南部~旧大野町・朝地町付近のだだっ広い地域が「大分県県民の森」で、この付近はその中の「青少年の森」というエリアになります。
 大分県の県民の森は総面積が4,472haと、東京都檜原村の都民の森(200ha)の22倍もの広さがあります。


79-ドッグラン(上の写真のすぐ右側)

 この辺りはドッグランの敷地になっていますが、(平日ですが)ゴールデンウィーク中なのにロープで閉鎖されており、周りには人の気配が全く感じられない無人の世界でした。



80-公衆トイレ(右端)

 ただし(小汚い)トイレだけは誰でも使うことができるので、ちょっと用を足させてもらいます。


2. 青少年の森から大分市街地まで

 青少年の森に着いたブログ主ですが、ここではトイレに立ち寄っただけで、ものの数分で再出発します。


81-青少年の森からの下り始めてまもなくの分岐点(15:28頃)

 緑の看板には「←展示館0.7km」「↑大分市田尻5.5km」の案内が出ています。


82-ひっそりと隠れたあかん標識

 しかしその裏にひっそりと、幅員1.5m・離合困難のあかん標識が仕込まれています。イヤらしいですね。


83-下りもずっとこんな調子

 青少年の森には大型バスが何台も止められる駐車場があったのですが、大分市街地から青少年の森に至る道は、写真のような軽自動車とバイクの離合もできないような狭い道が延々と続きます。


84-こんな道が延々と続きます

 延々と言っても距離的には6km足らずですが、体感的には相当に長く感じます。


85-ちょっとはマシな個所

 たまにはこういう離合可能な幅員も(さすがに)あります。


86-地味にヤバ目な道

 県民の森を出て大分市街地に近づいていっても、その酷道っぷりは手を緩めてくれません。


87-枯葉も多い道

 左が山肌、右がちょっとした崖(高さは無い)になっているエリアが続きます。


88-青少年の森からまだ2km (15:37頃)

 写真を撮りながらということもありますが、10分かけて2kmしか進んでいません。離合不能な場所で対向車が来ると詰むので、気が気でないというか、神経をすり減らします・・・


89-森の間をすり抜けます1

 道路状況は全然変わりません(涙)。


90-森の間をすり抜けます2

 この辺りは山肌が崩れて、葉っぱと小石(ただし粒度がちょっと大きめ)が路面に広がっています。


91-黒いガードレール(15:43頃)

 理由はよく判りませんが、意図的に黒く塗ったガードレールが現れました。


92-道が開けてきました(15:44頃)

 ようやく悪魔の区間から脱出できました・・・
 ここから先は2車線の走りやすい道が続きます。


93-上石川トンネル(延長143m)

 プレートを見ると1999年7月とありました。ブログ主が前回走ったとき(1998年8月)には、まだなかったトンネルになります。


94-反対方向の警告看板1

 反対側を見ると、縦長タイプの「幅員1.5m 離合困難」の警告看板が出されています。



95-快走路になりました

 これまでの山道が嘘のような快適な道路環境です。 


96-反対側のあかん看板(大野町方面離合困難)

 でも反対側を見ると、道路環境に合っていない毒々しいあかん看板が出ています。


97-ちび標識(15:50頃)

 異様に背の低い県道標識が出てきました。


98-ここは高台の住宅地

 この辺りは田尻ニュータウンという戸建て住宅が密集している(大分では著名な)大型住宅地です。こんな住宅街のすぐ近くから、あのような凶悪な道路環境が待ち受けているとは想像しがたい状況です。


99-住宅地の中を抜けていきます

 高台から降りてくると、民家が多くなります。


100-田尻入口交差点(15:53頃)

 そして旧大野町側から県道41号線に入って最初の信号機にぶつかります。
 県道41号線は、この先を2km程進んだ先の明磧橋(あけがわらばし。渋滞情報に出てくる場所として、大分市民は知っておかねばならない地名)がゴールになりますが、この付近は馴染みのエリア過ぎて道路環境を追う気にもならないので、県道41号線の旅はここで終了となります。
 その後ブログ主はわさだタウン(近くのショッピングモール)に寄って、無事実家まで帰宅したのでありました。


最後に. 県道41号大分大野線を走ってみたい方へ

 ・大分大野線は、酷道マニアのブログ主がこれまで走ってきた中で、二度と走りたくないと思った最凶・最悪クラスの酷い道です(酷いといってもオンロードバイクが走れるレベルでの話ですが)。酷道走行に免疫の無い一般市民は、(市街地区間を除いて)大分大野線を走ろうなどと思わない方が無難です

 ・幅員1.5mの警告が出ています。これは四輪は軽自動車以外来るなと言っているのと同義なので、普通車で来てはいけません。
 ちなみに車の横幅の規格は軽自動車が140cm、5ナンバー普通車は170cm(以内)です。実際の道路環境は、狭いところでも普通車がギリギリ通れるぐらいの幅員はあるんじゃないかと思いますが、保証はできませんし、無理は禁物です。

 ・大分大野線の難易度のとらえ方は、乗ってる車によって変わってくると思います。悪路走行を見越した軽4WD(ジムニー等)やオフロードバイクであれば、「ひでー道だなぁ(笑)」と言いながらも、ふつーに通行できるかと思いますが、オンロードバイクではマジで洒落にならない区間があるので来ないことを推奨します。来る場合でも、絶対に軽い気持ちでは来ないこと。雨が降って数日以内の場合も避けましょう。

 ・大分市街地~青年の森間は、離合不能な区間が長く退避場所が少ないにも関わらず、対向車が現れる可能性が十分にあります。車の人は行き過ぎた退避場所まで長距離バックせざるを得ないシチュエーションが発生しうることは覚悟しておきましょう。



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント (6)

大分県道41号 大分大野線を走ってみる・その1 (旧大野町→アクタ神峠越え)

2016年06月15日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/2、記事作成日:2016/6/15】

 ブログ主はいわゆる「酷道マニア」の端くれであります。
 そんな逸般的な趣味を持つブログ主でありますが、当然のことながら生まれながらにしてこういう変態さんだった訳ではなく、“目覚める”きっかけとなった“原体験”があります。それが故郷の大分県の県道45号 宇目清川線と県道41号 大分大野線になります。
 このエントリでは宇目清川線に続いて、大分大野線について思い出話を交えながら走行記を記載したいと思います。


1. 大分県道41号 大分大野線について+与太話


大分県道41号 大分大野線の広域地図 (google mapのデータ)

 大分県の県道41号大分大野線は、その名の通り大分市と旧大野町(現豊後大野市)を結ぶ約25kmの路線です。
 この路線は大分県を抜粋した地図には必ず記載されているような、地図上ではあたかも主要道のように見える道ですが、実際には大分市街地~大野町間での通しの移動に使われることはほとんどない路線です。
 それもそのはずで、実はこの大分大野線は大分県の酷道マニアであれば知っていなければならない、大分県を代表する険道ルートなのであります。

 ブログ主が「大分大野線は酷道マニアを唸らせるイカれた道」という評価受けていることを知ったのは、酷道走破趣味を持つようになった00年代後半以降のことですが、実は初めてそういう評価を目にしたときは、“さもありなん”程度にしか思いませんでした。
 というものブログ主は一度だけですが、この道を実走して、その酷さを味わったことがあるからでした。

 :
 :

 それはブログ主が大学生の最後の年である1998年の8月下旬のこと。松坂大輔のいた横浜高校が夏の甲子園を制した頃なので、夏休みの終わる1週間ぐらい前になりますでしょうか。
 当時就職先も決まって、来春より上京することが決まっていたブログ主は、

 「これから修論で身動きが取れなくなる前に、地元九州のことをもっと深く知っておかなきゃ(使命感)」
 
 などと思い、故郷の大分を中心に「今までに走ったことのない道をいろいろと走ってみよう」と画策していました。要はバイクに乗れる時間があるうちに、思いっきり走っておきたかったというだけなんですが。
 そうしたときに候補に挙がったのが、この大分大野線になります。


大分県道41号 大分大野線の中域地図

 ここで大分市と旧大野町について少々補足します。大分市街地⇔大野町間の移動では、今も昔も犬飼経由の国道10号+国道57号がメインルートとなります(上の地図の右側ルート参照)。
 ところがこのルートは00年代に犬飼バイパス+中九州横断道路ができるまで、国道10号から57号が分岐する犬飼の久原交差点で右折待ちの車でとんでもない大渋滞が発生するような、通過時間が予測できない嫌らしいルートでもありました。

※ ちなみに犬飼とは、ギャグ漫画のデトロイト・メタル・シティに出てくるクラウザーさん(根岸くん)の実家や、あべよしストアーのあるあの犬飼です。(ブログ主は全巻保有)

デトロイト・メタル・シティ 1 (ジェッツコミックス)
クリエーター情報なし
白泉社


 そのため学生時代のブログ主は「犬飼を通らずに大分から大野町に抜けられる穴場のルートがないものか」と常々思っており、“地図上では大分市街地から大野町までドンピシャの最短経路”として記載されている県道41号大分大野線が使えるんじゃないかと、以前から気になっていました。
 ところが道に詳しい人を含むいろいろな知り合いに「大分大野線を通ったことがあるか? どんな道か?」と聞いても、誰一人答えられる人がいません。これは車社会の大分では、かなり特異なことです。

 「これはおかしい。きっと何かが隠されているに違いない。(←陰謀論)」

 そう思ったブログ主はこの目で原因を確かめるべく、(興味半分で)この道を通ってみようと思い立ったのでした。

 :
 :

 そして竹田方面から大分に向かう機会があった際に、大野町側から大分大野線を北上してみたのですが、そこで待ち受けていたものは

 ・ダムまでの快走路
 ・ダムの先から集落までの1~1.5車線の狭い生活道路
 ・集落から先の普通車サイズの車ですら通れるかどうか判らないほど狭い山道
 ・荒れた路面とガードレールの無い狭い崖道
 ・離合スペースの場所すら満足にない、延々と続く狭い山道

 という絵に描いたような超絶悪路でした。
 かつて“地図上では普通に見える”県道45号宇目清川線で酷い目に遭ったこともあり(体験記)、薄々「こんなもんだろう」と覚悟はしていたものの、実際に走ってみると想像以上にひでー道が出てきてびっくりしたというのが正直なところでした。(;´Д`)

 結局のところ「大分大野線はまともに走れる道ではない」ことが判ったので、それ以降この道を走ることなかったのですが、横浜に移り住んで15年以上経った今でも何故かふと大分大野線のことを思い出すことがあり、その時は決まって

 ・ローギアでないと登れないような民家横の強烈な短い坂(大野町側)
 ・“落ちたら死ぬ”危機感を感じさせるカーブの崖道

 の光景がうっすらと脳裏に浮かぶのであります。

 「おかしーなー。温見峠(走行記)と違って、大分大野線には“落ちたら死ぬ”ようなヤバい区間ってなかったような気がするんだが…」

 と思うものの、さすがに20年近く前に1回だけ走った道なので記憶が定かではありません。そのためブログ主は

 「やむを得ない。大分大野線の状況を確かめるために、もう1回走りに行かざるを得ない。(゜∀゜)」

 そう思ってバイクで大分まで帰省したついでに、再び大分大野線を走りに行ったのでありました。


2. 大野町市街地(57号線)から師田原ダムまで


県道(旧国道)57号線から師田原ダムまで

 この日(2016/5/2)は午前中に宇目清川線を走って、ととろバス停の近くで昼食(走行記)。その後、宇目小国林道とよく判らん県道(険道)を走って原尻の滝の道の駅で休憩。そこから大野町に出て道沿いのガソリンスタンドで給油し、大分大野線での峠越えに備えます。


01-県道57号線竹田犬飼線(大野町田中)

 ここは以前は国道57号線のおにぎりがあったのですが、現在は(まだ真新しい)県道を示す六角形の標識が出ています。どうも自動車専用道の中九州横断道路ができてからはそちらが国道になって、元国道57号の下道は県道に格下げになったみたいです。


02-県道41号との分岐点前

 ここの案内板も国道57号のおにぎりマークが、県道57号のシールで上書きされています。県道41号大分大野線は、この先を左折して中土師(なかはじ)方面に向かって行きます。


03-ここから横道に入ります

 側道に入るような感じですが、ここから大分大野線の旅がスタートします。(14:25頃)


04-浅草バス停

 この辺りは浅草地区です。大きな提灯のあるお寺があるところです(嘘)。バスは7時台と17時台の2本しかないようです。


05-県道41号の標識(浅草)

 六角形の標識が傷みかかっています。


06-一本の木

 印象的な木でした。


07-イイ感じの道路です

 県道57号線からは快速道になっています。これは前回(18年前)に来たときと同じです。


08-十時川を渡ります(14:30頃)

 この辺りは十時(ととき)地区で、川の名前も「とときがわ」と読みます。


09-林道中土師線

 全長1185mの短い林道のようです。


10-師田原ダムに着きました(14:32頃)

 ここは「したはら」ダムと読みます。ダムに関する詳細はこちらのサイトを参照。


11-師田原ダムの湖面

 警告看板にはボート・遊泳禁止、そして釣りをする場合は遊漁券を買え(さもないと巡回員が割増料金を取るぞ)と書かれています。


3. 師田原ダムから貫原地区まで


師田原ダムから貫原地区までの地図

 前回来たときは、ダムから先が1~1.5車線の生活道路でした。18年の時を経て、どのように変わっているのでしょうか…。


12-師田原バス停

 まだよい道路環境です。


13-平成森林公園方面との分岐点

 左に曲がると、(現在は潰れて余所に買われた)旧香りの森博物館の方に進みます。県道41号は直進します。


14-よい道が続きます

 前回来たときは、確か先程の分岐点より先が狭い道だったはずですが、現在は改良されています。


15-木浦内方面との分岐点(14:38頃)

 左側の道は木浦内という地区に進むようですが、県道41号は右側を直進します。


16-県道632号中土師犬飼線の手前

 この辺りが中土師地区になります。


17-右に行くと犬飼方面

 県道632号との合流点です。(14:40頃)


18-あかん看板が見えてきました


19-あかん看板拡大

 「大分大野線 大分(田尻)方面 幅員狭少につき 離合困難!!との注意が出されています。
 ※ 「“狭少”ではなく“狭小”やろが!」というツッコミは、当ブログでは受け付けておりません。


20-よい道が続きます

 ところが警告に反してよい道が続きます。


21-一本杉トンネル

 プレートを見ると2007年5月に開通したようです。比較的新しいとはいえ、開通して10年近く経過していることになります。


22-大野町の方の安藤地区

 そして安藤地区に到着します。(14:45)
 前回来たときにもこの安藤地区のバス停を見たことは覚えていて、普通車がようやく通れるレベルの狭い道なのにバス停があって、「えー、こんなところまでバスが来るの??」と驚いた覚えがあります。
 ちなみに安藤という地区は、ここの旧大野町側と、これから越えるアクタ神峠を下りたすぐ先(大分市側)にもあるので、混同しないように注意する必要があります。


23-まだまだ快走路が続きます

 前回来たときは安藤地区がバスの終点だった気がするのですが、現在はその先も快速道が続いています。


24-貫原地区の標識

 貫原(ぬきはら)地区というところにやって来ました。


25-貫原バス停

 現在はここまでバスが通っているようです。(1日2本ですが)


26-Uターンレベルのカーブを曲がります

 快速道もここで終わりのようです。(14:48頃)
 直進すると公民館のある集落に行くようですが、ここは道なりに左に進みます。


27-離合困難の警告看板

 しかしながらこの先は「離合困難」「大型車通行できません」との警告が出されています。


4. 貫原地区から黒岩地区まで(アクタ神峠越え)


貫原地区から黒岩地区までの地図

 ここから先は、大分市と豊後大野市(旧大野町)との境界である「アクタ神峠」という県道41号線の南側の難所を越えていきます。
 アクタ神とはどういう神様なんでしょう。酷道マニアに取り憑くような邪神でなければよいのですが…。


28-いきなり狭い山道になります

 先程の快走路が終わって左急カーブに進むと、いきなり狭い道になります。写真左奥のガードレールのある道に注目します。


29-大分方面はこちら

 上の写真からもう少し進んだところがこのT字路です。右の方に「大分方面↑」との看板が出ていますので、そちらに進んで行きます。ちなみに左に曲がると先程のガードレールのある道(矢形地区)に出ます。

 ここから先は険しい山道になるのは知っているのですが、ブログ主の脳裏に刻まれていた「ローギアでないと登れないような民家横の強烈な短い坂」というのは、険しい山道に入る前の大野町側の集落だったので、結局今回はその場所を見つけられなかったことになります。きっと県道41号の旧道にあったのだと思われます。(´・ω・`)


30-アクタ神峠の道1

 山が切り開かれた場所に出ました。


31-アクタ神峠の道2

 文字通り“林立する”木の中を進んで行きます。


32-アクタ神峠の道3

 大分大野線で印象に残っている光景といえば、この“倒れた竹”の風景。18年前も同じ光景を見かけたことを思い出します。


33-天面山林道入口

 この道を進んでいくと、犬飼と竹中の間の大野川沿いに出るようです、


34-急カーブの下り坂

 下りに入ってきました。


35-大分市に入ってきました(14:55頃)

 峠の頂点部分ではなく、峠より少し大分市側に下ったところが市境になっていました。


36-枯葉の多い道

 枯葉の多い急カーブを下っていきます。


37-急な下り坂を下って曲がっていきます

 似たような急坂急カーブを下っていきますが、路面状況はまだマシな方です。


38-改良された道に出ました

 イイ感じなところに出てきました。


39-ところが再び山道モードへ…

 世の中そんなに甘くありません。


40-民家が見えてきました

 凄い山奥の集落の風景ですが、これでも大分市(中核市)の一角です。


41-洗い越し状態の道

 ジャブジャブした川ではないので、通行に支障はありません。


42-田舎道を進んで行きます


43-民家の軒先を通っていきます(黒岩地区)

 電柱には「大分市 河原内 字 黒岩」と書かれています。


44-広い道に出ました

 ここは県道622号 弓立上戸次線になります。このまま真っ直ぐ進むと竹中の方に至る道です。


45-反対側に行く道があります

 そして竹中方面に進んで行くと、何の案内表示もない道と合流します(Y字型の道)。


46-県民の森方面はこちら

 振り返って左側から合流した道路の方を見ると、合流してきた道が「県民の森」方面になっています。「県民の森」や「青少年の森」は県道41号線沿いにあるので、こちらの道が正解なんでしょう。
 奥には県道622号の標識が出ていますが、これは綺麗なバイパス道ができる前の旧道時代の標識だと思われるので無視して進みます。


47-県道41号の標識が出てきました

 古い標識ですが、こちらの道で正解のようです。


48-Y字型の分岐点のえらく古い標識(15:03頃)

 そうしたところ再びY字型の分岐点が現れました。今度の分岐点は左側が青少年の森になっているので、そちらの方に進んで行きます。

 なお、申し訳程度に後ろに隠されてあるこれまた古い警告看板には、

 「トンネル工事及び台風10号の災害により大分大野線及び霊山線は現在通行止となっています。大分市方面へ行かれる方は国道10号線又は国道442号線(野津原)をご利用下さい。」

 と記載されています。以前使われていたものなので、気にせずに向かいます。


49-大分大野線はこちら

 そのY字型分岐点の左ルートの入口がこちら。
 一番左に41の文字の消えかかった大分大野線(地名表記無し)のチビ標識、そして恐らく出しっ放しになっているだけだと思われる凍結注意の看板、そして右には離合困難の警告が出されています。


50-大分(田尻)方面離合困難の警告看板

 ここのあかん看板は、大野町側にあったもの(写真番号18番)と変わらないようです。

 警告看板の記載内容が同じなこともあって、ブログ主は「これから先の道もアクタ神峠越えと同等の難易度の道が続くもの」と勝手に想像していたのですが、想像以上にヤバくて肝を冷やす道が出てくるとはこの時点では思ってもいませんでした。

その2へ続く



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント (2)

大分県道45号 宇目清川線を走ってみる・その2 (稲積水中鍾乳洞→旧宇目町まで)

2016年05月05日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/2、記事作成日:2016/5/29】

 このエントリでは大分県の県道45号 宇目清川線の走行記の続きとして、稲積水中鍾乳洞から県道6号日之影宇目線まで区間について記載しています。旧清川村から稲積水中鍾乳洞の区間については、その1のエントリを参照ください。


大分県道45号宇目清川線の地図(google mapのデータ)

 これから稲積水中鍾乳洞より南の“酷道(険道)”区間を走って行きます。


1. 稲積水中鍾乳洞から梅津越まで


稲積水中鍾乳洞から梅津越までの地図

 ブログ主はこれからの酷道区間に備えて稲積水中鍾乳洞で休憩を入れていたのですが、10:50頃に再出発。県道45号を南下して梅津越(豊後大野市と佐伯市の境となる峠)に向かって行きます。


24-県道45号を南下

 稲積水中鍾乳洞の先にも集落があるので、もうしばらくはふつーに走れる道が続きます。


25-県道688号線(右側)との分岐点

 ここは道沿いに進んで行きます。
 この先の田んぼ沿いの道で、体調1.5mぐらいはありそうな蛇(アオダイショウ)が道の真ん中で二つ折りで寝そべっていました。こちらから危害を加えない限り襲ってくることはない大人しい性格の蛇だとは判っていますが、それでもいきなり遭遇するとギョっとします。


26-1車線モードに入ってきました

 ここから先は人気(ひとけ)の無い山の中に突中していきます。


27-険道モードの幕開けです

 車の離合が不能な1車線で道路の中央がひび割れて苔が生えているという、よくある酷道モードに入ってきました。


28-針葉樹の葉っぱが多い道

 杉の葉っぱが多い路面です。広葉樹の葉っぱが落ちているよりもまだ走りやすいのですが、油分を含むので注意が必要です。


29-あかん道になってきました

 20年前に予備知識なしでこの道に来たときは、1車線の区間が長くなってから「なんかこの道はおかしい」と思い始め、この辺りで「あかん。マジでまずい道に入り込んでしまった…」と急に不安になったことを思い出します。


30-見通しの悪い道

 山道ではよくある光景です。


31-カーブと橋を渡っていきます

 写真にある赤くて長いものは、「山火事用心」の1文字1枚の幕です。


32-これでも枯葉少なめな路面

 酷道区間に入ってきたブログ主ですが、走っていて若干の違和感がありました。それは…

 「ぬるいな…」(CV:清川元夢)

 ということ。ここでいう“ぬるい”は、酷道の難易度的な話です。思い出補正があるとはいえ、20年前に来たときはもっと酷かったような気がします。


33-木漏れ日の酷道

 そして走っている最中にその理由に気付きました。それは

 落ちている葉っぱが(これでも)少ないこと。

 20年前に走ったときは11月の晩秋の時期で、道を取り囲む木々から枯葉が雨のように降り注ぎ、路面が見えなくなるまで道が葉っぱで埋もれるという恐ろしい状況でした。
 そのときと比べると今回は新緑の時期で落ち葉も少なく、まだまだ(酷道マニアが)走る分にはそれ程苦は無い状況でした。


34-林道との分岐点(進行方向反対側向きに撮影)

 梅津越林道というところらしいです。


35-峠の頂点の手前

 そして梅津越の頂点(標高460m)に到着しました。(11:03頃)


36-下りの開始です

 下りになってからも道路環境はあまり変わらないみたいです。


37-佐伯市(旧宇目町)に入ってきました

 市境は梅津越の頂点ではなく、ちょっと旧宇目町側に入ったところにありました。


38-久々の県道標識

 ここから先、南田原地区が続きます。なお南田原は“みなみたばる”と読みます。(九州では“~原”という地名は、“~ばる”と読むことが多いです)


39-広い道と交差します

 そして深い山の中の頂点に近いところで、広い片側1車線の立派な道路と交差します。ここは宇目小国林道で、左に曲がってその先を進むと国道326号線に至ります。


2. 梅津越から県道6号線交点(終点)まで


梅津越から県道6号線までの地図

 引き続き県道45号線を下っていきます。


40-下りに入ってからもすてきな道が続きます


41-枯葉で路肩が判らない道

 うかつに左に寄ると転落する可能性があるので、真ん中より右側を慎重に走ります。20年前に来たときは路面が完全に枯葉で埋もれていて、どこが路肩なのか全く判らず、肝を冷やした場所になります。


42-真っ直ぐな道

 これまでのぐにゃぐにゃな山道からは想像できない真っ直ぐな道が突然現れました。国道157号線の温見ストレート(走行記)を彷彿とさせます。
 愛称がないなら、「梅津ストレート」とでも勝手に名付けようかしら。(゜∀゜)


43-この辺りはまだまともな道です


44-民家が見えてきました

 こんな山奥にも家がありました。ただし次の民家が見えるのはかなり先になります。


45-二択の分岐点

 遠目からはどちらが県道なのか全く判断の付かない、初見殺しのY字型分岐点に到達しました。(11:13頃)


46-正解は左側

 よく見ると左側の道にある柱に「↑みやざき 直進10号線」と縦書きで書かれてあります。これがないとマジで判りませんでした。


47-アスファルトから草が生えている道

 なんとなく平和な感じがします。


48-旧宇目町南田原地区

 市境から南田原地区が続きます。


49-保安林の間を抜けていきます

 この辺りの路面はそれ程悪くはありませんでした。


50-またまた路面が悪くなってきました

 先程のY字型分岐点を過ぎてからは葉っぱの少ない路面状況が続いていたのですが、再び路面状況が悪くなってきました。


51-両方の路肩があかん道

 この辺りはセダン型の普通車がようやく通れるかどうかの狭い1車線で、路肩は崩れかけている上に葉っぱで判りづらい状況になっています。さらに道の真ん中も荒れて苔が生えているため、バイク海苔としては左右どちらかの轍(わだち)の上を走るしかない状況になっています。


52-木が覆い被さってきそうです

 20年前にここで枯葉のシャワーを浴びたことを思い出しました。葉っぱはいいですけど、蜘蛛とか毛虫とかが落ちてきたらイヤです。(;´Д`)


53-再び林道の分岐点

 さすがにこちらの分岐点は迷いません。


54-山肌側が小川になっています

 この辺りは左手の山肌がしっとり濡れていて水がしみ出しており、それが左路肩に集まって小川状態になっていました。


55-洗い越し状態の道

 その小川が道を横切っている状態になっています。


56-やめてください、バイクが汚れます (´;ω;`)

 大分地方は快晴が数日続いていたため、路面はどこもドライ状態だったのですが、この付近は山からしみ出した水が路面全体を浸した上に、針葉樹・広葉樹の葉っぱがべったりと張り付いています。(;´Д`)
 まるで雨上がりの道を走っているようでした。


57-よけはし

 小さな橋を渡ります(11:30頃)。
 橋の奥にある水色の物体はコミュティバスの「除」というバス停です。この辺りは、“除”と書いて“よけ”と読む地区のようです。バス停があるということは、この付近には人が住む集落があって、バスが通れる道路環境にもなっていることなので、ちょっと安心します。


58-明るい清流沿いの道

 気持ちよいところですが、対向車が来ても離合できる場所がありません。バスとか来たらどうしようかと思います。


59-最後の県道標識

 ここも南田原地区です。


60-覆い被さりそうな山肌

 またもや薄暗くて濡れた路面が出てきました。


61-県道45号の終点に到着しました(11:35)

 そして宮崎・大分県道6号日之影宇目線とぶつかります。
 右に進むと木浦鉱山や杉ヶ越という県境の峠を越えて、宮崎県の日之影町に至ります。


62-来た道を振り返ります

 オレンジ色のカーブミラーがあるところが来た道です。長渕川沿いの山の中に入っていく感じです。 


3. おまけ: ととろに寄ってみる


県道6号線合流点から国道326号までの地図

 時間があれば20年前と同じく日之影方面に行ってみたいところでしたが、今回は夕方までに実家に戻らなければならないこともあり、国道326号方面に進みます。


63-県道6号線を国道326号方面へ

 先程の合流点から左側に進んで行きます。
 「がまぱっくん散歩中!」という可愛らしい注意看板が出ていますが、いきなり大きなガマガエルと出くわすと多分ビビると思います。


64-ととろ分岐点

 ここを左に曲がって、轟と書いて“ととろ”と読む地区に向かいます。ととろというと、思い浮かべるのはアレですね。


65-ととろバス停

 先程の分岐点から1kmちょっと走ったところに、ととろバス停があります。(11:45頃到着)
 

66-ととろバス停の待合室の中

 待合室の中には、トトロとメイちゃんとサツキちゃん(いずれも目が点)がいます。


67-小トトロとメイちゃん

 バス停から道を挟んだ小さな橋の近くにも、小トトロとメイちゃんがいます。
 ちなみにこのととろ地区自体はアニメ映画“となりのトトロ”とは(名前が同じこと以外に)直接の関連性はなく、映画が公開されてから数年以上後に誰かがトトロ関係のパネルを“勝手に”置いて行ったのが口コミやローカルニュース等で取り上げられて以降、密かな観光地になったという経緯があります。
 ジブリの許可を取っているのか非常に気になります。(←無粋&余計なお世話)


68-近くのお店に立ち寄ります(お花が綺麗です)

 ととろバス停の近くには駐車スペースがあり、ここにバイクを止めて小高い場所にあるカフェ&レストランと雑貨屋のある場所に上がります。


69-昔の郵便ポスト

 味のある風景です。ちなみに掲示板のようなものは、上にあるカフェ&レストランのメニューが書かれています。
 メニューはパスタ・ピザ・リゾットといった定番ものの他、野生鹿肉のハヤシライス(オーナー捕獲の鹿)、猪丼(オーナー捕獲の猪)といったものまで用意されています。


70-デザート

 ブログ主はパスタコース(和風パスタ+サラダ+デザート+ドリンクで1300円なり)をいただきます。どれもなかなかの美味でございました。
 またここのご主人様はバイク海苔で、バイクで来たことを伝えるとドリンクを1杯サービスしてもらえるようです。ブログ主は抹茶ラテ(写真の右上)をいただきました。(´∀`)

 ちなみにここのご主人様は狩猟で山の中に入ることを想定して250ccのオフロード車を購入したものの、捕った獲物を持ち帰ることを考えると軽トラでしか猟に行けないことに後から気づいてしまい(笑)、新しいバイクに乗り換えたいのだけど金欠で買えない状況とのこと。(´・ω・`)
 もし近くを通りかかる予定のあるバイク海苔の人は、是非立ち寄って飯食ったり、コーヒー1杯でも注文して応援してあげてください。

<お店情報>
 店名: Ryuo (リュオ)
 住所: 〒879-3302 大分県佐伯市宇目南田原 ととろ
 電話: 0972-54-3503
 URL : http://www.saiki.tv/~yano0308w/index.html


71-国道326号線との合流点

 その後ブログ主はお店を12:40頃に出発し、県道6号線の起点である国道326号線に着きます。
 この国道326号はかつては川沿い1車線の強烈酷道だったのですが、1998年頃に全線改良されてからはどの車もひたすら70km/hぐらいで飛ばすような超快走路に生まれ変わり、大分~宮崎間のメインルートを国道10号線から奪い取ったところでもあります。
 走っていて気持ちよいところですし、道沿いにある宇目の唄げんか大橋や北川沿いの荒々しい源流の風景は目を見張るものがありますので、もしツーリングコースを検討されている方にはお勧めの区間でもあります。(ただしスピード違反の取締注意!)


72-ととろ入口交差点

 なお、この交差点の名前は「ととろ入口」となっています。
 この後はブログ主はここからちょっと北上した地点から横道に入り、前述の宇目小国林道を走って緒方町の原尻の滝に向かいます。

 そして今回20年ぶりに訪れた県道45号を走った感想として
 ・(道路環境が酷いという意味で)変わってなくて安心した。(゜∀゜)
 ・でも今日の状態なら星5つは付けられないな~。せめて星4つかな。


 などと、通ぶったことを思いながら先に進んで行きます。しかしその後に走る県道41号大分大野線が文句なしで星5つが付けられるような強烈酷道(険道)だということは、この時点では想定していないのでした。

県道41号大分大野線の走行記に続く


4. 最後に

 これから県道45号宇目清川線を走ろうとしていている人への助言です。

<乗用車で通ろうとしている人へ>
 ・セダンタイプも普通車はぎりぎり通れると思いますが、幅員が狭いので軽自動車やコンパクトカー以外は来ない方が無難です。

 ・もし対向車と遭遇した場合に、路肩の崩れた狭い1車線道路をバックして戻れるだけの技量が無い人は来てはいけません。

 ・南側から稲積水中鍾乳洞に行く場合は、県道45号は使わずに、無理せず国道326号の方を通りましょう。多少遠回りをしてでもこの道を避ける価値はあります。

<酷道マニアの人へ>
 ・落ちたら死ぬようなヤバイところではないので、枯葉シーズン以外はふつーに路面状態の悪い酷道(険道)だと思います。

 ・ただし枯葉の舞う時期はかなりシビれる道になりますので、覚悟した上でお越し下さい。(゜∀゜)



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント (8)

大分県道45号 宇目清川線を走ってみる・その1 (旧清川村→稲積水中鍾乳洞まで)

2016年05月04日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/2、記事作成日:2016/5/24】

 ブログ主はいわゆる「酷道マニア」の端くれであります。
 そんな逸般的な趣味を持つブログ主でありますが、当然のことながら生まれながらにしてこういう変態さんだった訳ではなく、“目覚める”きっかけとなった“原体験”があります。それが故郷の大分県の県道45号 宇目清川線と県道41号 大分大野線になります。
 今回はその前者の宇目清川線について、思い出話を交えながら走行記を記載したいと思います。


1. 大分県道45号宇目清川線について+与太話


大分県道45号宇目清川線+トトロバス停までの広域地図(google mapのデータ)

 大分県の県道45号(宇目清川線)は、大分県中南部の町の間を結ぶ幹線道路である国道502号線の旧清川村から、大分県ではメジャーな観光地である稲積水中鍾乳洞を通って旧宇目町(現佐伯市)に至る約22kmのローカルな県道です。恐らく地元住民と稲積水中鍾乳洞を訪れる観光客以外の通行需要はほぼ無いと思われるマイナーな路線です。
 そんな目立たない道ですが冒頭で触れた通り、ブログ主にとってこの道はと~っても思い出の深い場所でもあります。

 それはブログ主がまだナウでヤングな大学生であった1996年の晩秋の時期に遡ります。同じ下宿に住んでいた大学の仲間達と話が盛り上がって

 「今度、みんなでドライブ&ツーリングに行こう!」

 ということになり、ブログ主はそんなリア充イベントのプラン(ルート)を検討する係になりました。

 当時ブログ主は九州在住でして、車やバイクを持っている大学生であれば、阿蘇・久住のようなメジャーな場所は誰でも一度は走りに行ったことがある状態でした。そのためブログ主は

 「普段は行かないスペシャルなルートを通ってみたい」

 などと思い、地図を開いてたまたま目に入った、次のような走ったことのないルートを検討したのでありました。

★★★ (当時の)ぼくのかんがえたさいきょうの集団ツーリングプラン ★★★
 ・国道57号/502号方面から県道45号宇目清川線に入り、稲積水中鍾乳洞を見物。
   ↓
 ・県道45号をそのまま南下し、県道6号日之影宇目線に出る。
   ↓
 ・日之影宇目線を南下して日之影町→高千穂町へ行き、天岩戸神社を見物。
   ↓
 ・県道7号緒方高千穂線を北上して、緒方町の原尻の滝を見物。
   ↓
 ・国道57号/502号方面に戻る。

※ 実態を知ってる人からすると笑っちゃうようなルートですが、この時点では触れません。


当時検討したツーリングプラン(右から時計回り)の地図 (google mapのデータ)


 そしてツーリング日の1週間ほど前の日のこと。当時バイクに乗ることが楽しくて仕方がなかったブログ主は、

 「みんなが楽しめる道かどうか、実際に走って確かめてこなくちゃ(使命感)」

 などと思い、上記のルートを単身で文字通り“先走り”してきたのでありました。まぁ、本心はただ単にバイクに乗りたかっただけなんですが。
 しかしそんな甘っちょろい考えを持っていたブログ主の前に、想像を絶する光景が待ち受けていました。…それは

 ・離合など絶対にできっこない狭路
 ・転落したらヤバそうなのにガードレールは無い道
 ・てゆーかガードレールの敷設ができそうにもない、やばい路肩
 ・とにかく小石と落ち葉が散乱している路面
 ・(誇張表現ではなく本当に)枯葉で埋め尽くされて見えない路面

 …という、今のように酷道に関する知識や経験そして“酷道に突入することの覚悟”のなかった当時のブログ主にとっては、あまりにも強烈すぎる道路環境でした。
 また、“幹線道路と同じ太さ・線種で地図に記載されている国道/県道であっても、実際にまともに走れる道とは限らない”ということを思い知らされた最初の体験でもありました。

 そして這々の体で県道45号線を抜け出したブログ主を待ち受けていたのは、これまた結構な険道の県道6号日之影宇目線。こちらの路面状況は宇目清川線ほど酷くはないものの、寂しい山の中を延々と走り続けるようなところです。
 現在のようにナビもなく、進んでいる方向が合っているかどうか100%の自信がない中で、初めて通る数十キロの寂しい狭路をたった一人で駆け抜けていくのは本当に心細いものがありました。そして青雲橋のある国道218号線に辿りついたときの安堵感はハンパないものがありました。

 結局ブログ主はその後、まともな道路環境であることが確実な高森経由で帰宅(正解)。そして当然のことでありますが、下宿仲間とのドライブ&ツーリングは当初のプランを撤回して、阿蘇・久住・やまなみハイウェイという無難なルートに切り換えたのでありました。

 そして…

「こんな道(宇目清川線)なんか二度とこねーよ!! ヽ(`Д´)ノ ウワァン」

 と思って、宇目清川線のことはブログ主の記憶から封印されたのでありました。

 :
 :

 そして時は流れて2010年代半ばのある日のこと。とある酷道訪問記のサイトを見ていたブログ主は驚きました。
 そのサイトでは実走した全国の酷道/険道の難易度を付けており、かつてブログ主が震え上がった温見峠の国道157号線(走行記はこちら)ですら、3つ星(中級)と評価しているようなところでもあります。
※ 温見峠は転落死のリスクがありますが(←これはこれでおかしい)、路面状況はそれ程酷い訳ではないので、ガチの酷道マニアからは、“酷道”としての難易度は中級程度と評されています。

 そんな辛口評価を行っているサイトにおいて、あのマイナーな県道45号宇目清川線が取り上げられており、しかも酷道ランクは最悪クラスの5つ星として評価されていたからです。

これを見たブログ主は思いました。

 「俺って、予備知識無しで飛び込んだ人生初の酷道が、よりにもよって5つ星かよwww」

 と。そして立派な変態さん(酷道マニア)に成長した今ではこう思うようになりました。

 「本当に5つ星が付く道だったのか、もう一回確かめに行かなきゃ(使命感)」

 と。こうしてブログ主はバイクで九州に帰省した2016年のゴールデンウィークに、二度と行くことはないと思っていた県道45号宇目清川線を、わざわざ好きこのんで再訪問してみることにしたのでした。


2. 国道502号線(旧清川村)から稲積水中鍾乳洞まで

 20年ぶりに宇目清川線を訪問したのは、ゴールデンウィークの合間の平日である2016年5月2日(月)のこと。この日は暑くも寒くもない快晴という、バイク海苔にとって最高のツーリング日和でありました。
 朝9時前に大分の実家を出発して、国道10号線→国道502号線の三重町経由で旧清川村に10時前に到着。ここから県道45号線に入って稲積水中鍾乳洞方面に南下していきます。


国道502号線から県道718号線合流点までの地図


01-豊後大野市清川町三玉地区

 大分県は市町村合併が進んで、旧大野郡の三重町・緒方町・大野町・朝地町・清川村は、現在は豊後大野市となっています。そして県道45号の終点となる旧宇目町は、現在は佐伯市になっています。


02-この辺りはええ感じな道路

 この後に地獄の道路環境が控えているとは思えない快走路です。


03-県道688号線との分岐点

 右に進むと県道688号 中津留轟牧口停車場線という変わった名前の県道に進みます。右に進むと轟・左右知方面に向かいます。左右知は“そうち”と読みます。


04-なんとなく好きな風景

 下の県道718号線との合流点(T字路)の手前辺りです。


05-県道718号線との合流点

 ここで県道718号伏野三重線(左側)と合流し、右に進んで行きます。今回ブログ主は県道45号を完走する目的のため旧清川村から走っていますが、大分・三重町方面から稲積水中鍾乳洞に行くには、三重町から県道718号線で直行した方が近いです(道も以前から整備されていました)。


県道718号線合流点から稲積水中鍾乳洞までの地図


06-川沿いの道へ

 ここからは清流沿いの道になります。


07-やったーケータイ使えるよ \(^O^)/

 都会の人や若い子は「当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、ブログ主のような人間は山奥に入ると携帯が使えないのは十分に判っていますので、こうした案内があるだけでも安心できます。
 ちなみに稲積水中鍾乳洞付近では、docomoのガラケーはアンテナが立っていましたが、OCN mobile one (docomo系回線)のSIMが刺さっているNexus7は圏外になっていました。(´・ω・`)


08-轟木橋

 味のある石橋が出てきました。


09-白山川河川公園

 この辺りは白山渓谷という秋は紅葉が綺麗なエリアになっています。


10-中山・近郷方面との分岐点

 橋を渡っていきます。


11-橋から見た風景

 20年前に来たときは綺麗な紅葉の風景だった覚えがあります。


12-落石注意・100m先離合所あり

 稲積水中鍾乳洞までは大半が1.5~2車線でバスも通れる道路環境ですが、それでも一部離合困難な区間があります。(退避場所あり)


13-稲積水中鍾乳洞(右側)との分岐点

 稲積水中鍾乳洞の入口までやって来ました(10:20頃)。休憩のため、一旦鍾乳洞の観光施設の方に立ち寄ります。


3. 稲積水中鍾乳洞で休憩してみる(余談)


14-入口の案内看板

 看板には日本最大の水中洞という記載があります。稲積水中鍾乳洞は観光地のため、観光バスも止められる広めの駐車場と誰でも使える公衆トイレ、そして入場券やお土産品を売っている建て屋があります。


15-稲積鍾乳洞の特色

 世界的にも珍しい鍾乳洞らしいのですが、興味のないブログ主にはよく判りません。(´・ω・`)
 鍾乳洞の中は年間を通して涼しいので、夏場の訪問をお勧めします。


16-観音様

 稲積鍾乳洞の近くに来ると、まず先にこの大きな金色の観音様が目に入ってきます。


17-稲積大観音の看板

 御利益についてはなんとなく胡散臭さを感じますが、その下に稲積水中鍾乳洞の独自ドメインのURL (http://www.inazumi.com/)が書かれてあるのがナウいです。


18-ロマン座

 この施設には入ったことはないのですが、上記のサイトを見てると本物の映画館ではなく、昭和30年代を彷彿させる展示場(お店?)になっているようです。あの赤い自販機で瓶のコーラ買いたいです…


19-名水100選に認定

 この看板の奥に写っている建物が入場券やお土産品を販売しているところです。


20-水くみ場

 ここで名水を汲んで帰ることができます。お店では持ち帰り用のポリ容器や水そのものも売っています。


21-本日入場の方は無料

 お水は鍾乳洞の入場券を買った人であれば無料で汲んで帰ることができますが、それ以外の人は有料になっています。


22-お店の中

 お店の中には簡易郵便局が併設されています。ここでブログ主はお土産品を買い、ミニ紙コップの冷水機で名水をいただき(無料)、トイレに立ち寄って再出発の準備をします。


23-お帰り口

 駐車場を出て県道45号線に復帰します。
 20年前に酷い目に遭った道が今はどうなっているのか、(内心ビクビクしつつも)心躍らせながら酷道に突き進んでいきます。

その2へ続く



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント

国道388号線を走破してみる・その3 (宮崎・大分県境→旧蒲江町→佐伯市)

2016年05月03日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/1、記事作成日:2016/5/14】

 このエントリでは国道388号線の走行記録の後編として、宮崎県延岡市(旧北浦町)から大分県佐伯市までの走行記録を記載しています。前編の熊本県湯前町→旧南郷村間についてはその1を、中編の旧南郷村→旧北浦町間についてはその2のエントリを参照ください。


このエントリでの走行区間の地図


1. 旧北浦町 三河内地区→宮崎/大分県境まで


この区間の地図

 熊本県湯前町から国道388号線をてこてこと走ってきたブログ主は、宮崎県と大分県の県境に近い延岡市(旧北浦町)の三河内地区までやってきました。この国道388号線と県道43号が繋がる三河内のT字路交差点は、左(県道側)に進むと宗太郎峠の大分・宮崎県境越えルートに至ります(運転本数が少なくて18きっぱーの鬼門として乗り鉄にはよく知られた山奥の閑散区間です)。しかし国道388号線はその反対の海側に向きを変えて進んで行きます。

 ここでブログ主は一旦バイクを止めてヅラ(ヘルメット)を外し、ペットボトルのお茶を口にして気合いを入れ直します。なぜ気合いを入れ直すのか…。それはこの先の県境越えルートがかなりひどい酷道であることを一度走って知っているからに他なりません。(゜∀゜)

 前回ここを走ったのは2008年のこと。ブログ主が酷道マニア的な性癖を持って各地の妙な国道を訪れるようになったのは2010年代に入ってからですが、そうした経験を踏まえた上でも過去にブログ主が体験した中で、通行可能な一般国道としては路面状態が最悪クラスの場所だと断言できるのが、この県境越えルートになります。

 気合いを入れ直した後、ヅラを再装着して国道388号線を進んで行きます。


01-宮崎県側のあかん標識 (16:50頃)

 再出発して間もなくのこと、この辺りは広い片側1車線の快走路ですが、そうした道路環境に似つかわしくない標識が目に入ってきました。


02-あかん標識の拡大

 なんという禍々しい標識なんでしょう!

 この先の国道388号線は点線になっていて、離合困難と毒々しく記載されています。ブログ主はこういう標識を見ただけで(;´Д`)ハァハァと興奮してしまいます。(←変態)


03-市道との分岐点1 (市尾内地区)

 禍々しい標識の先にあるT字路の交差点に到着しました。国道388号線は直進になるのですが、道路のラインは右の市道の方へ誘導されています。


04-市道との分岐点2

 そして国道388号線側の道の右側には「長さ8m以上の大型車 国道388号通行困難 宮崎県」との警告看板が出ています。


05-市道との分岐点3

 同じく国道388号線側の道の左側には「この道路の大分県側は長さカーブ多く幅員も狭小で大型車(長さ8m)以上の通行はできません 宮崎県」とのお知らせが出ています。

 「国道388号線へは、これ以上進ませはしない!」

 こうした強い意志をひしひしと感じる環境になっています。


国道388号線(上)と市道(下)の宮崎/大分県境越えルートの地図

 というのも実はこの県境越えルートは国道388号線があまりにもイカれているためか、代替ルートの市道が整備されています。そのため普通の車は上の地図でいう下側(灰色)の市道ルートを通るように誘導されているのです。

 もちろんブログ主はそうした警告を無視して、真っ直ぐ国道388号線を突き進んでいきます。(゜∀゜)


06-2車線の道路が1車線になってきました


07-田んぼ沿いの田舎道を進んでいきます1


08-田んぼ沿いの田舎道を進んでいきます2

 国道のイメージとはほど遠い、農家の軒先や田んぼに繋がる横道のようなところを抜けていきます。


09-県境まで2km(市尾内地区)

 でもここはれっきとした国道。国道388号のおにぎりも出ています。県境まで2kmとの杭も出ています。


10-山登りルート開始

 田んぼ沿いの道を過ぎて、山登りルートに入ってきました。


11-葉っぱの多い道になってきました

 そろそろあかん雰囲気が出てきました。


12-宮崎側の酷道1

 1車線の中央部に苔が生えた、酷道によくある路面になっています。


13-宮崎側の酷道2

 悪路に入る前に「大分県側は長さカーブ多く幅員も狭小で…」という、まるで「宮崎県側は普通の道路だ!」と言わんばかりの警告看板がありましたが、そういう宮崎県側も結構なお点前でございました(酷道マニアが堪能するという意味において)。


14-県境に到着 (17:00頃)

 ここで「大分県」と「佐伯市」の看板のある県境に到着します。山登りを開始して2km足らずなので、あっけなく到達した感じです。


15-県境の看板(宮崎県側)

 反対側には当然のごとく宮崎県の看板があります。ボロボロに痛みきったおにぎりには「県境 Pref Boundary」の地名が記載されています。


 ・・・しかしながらブログ主は、大分県側の看板の状況を見て落胆してしまいました…。それは「あの」看板が無くなっていたからです。


16-2008年8月に撮影した県境の看板

 これは8年前に来たときに撮影した写真です。


17-今回(2016年5月)の県境の看板

 そしてこちらが今回撮影した写真です。

 上の写真と見比べて欲しいのですが、右にある通行困難の赤い看板が朽ち果ててしまっていること、中央の国道388のおにぎりがすくすくと成長して蒲江の看板付近まで伸びていること、「路肩注意」の黄色の看板が「巾員極狭」の小型看板に代わったことが目につきますが、今回ブログ主が注目して欲しいのは、2008年の写真に存在している正方形に近い一番左の警告看板です。


18-2008年8月の県境の看板(拡大)

 この看板には警告 鹿児島県、宮崎県 メジロ密猟者は大分県に入って密猟はしないで下さい 発見次第警察に通報します。 佐伯地方振興局」と書かれてあります。

 この鹿児島県民と宮崎県民を露骨にディスったとも受け取れる、とても公的機関が作ったとは思えない言葉足らずの警告看板は、ブログ主のような性格の悪い大分県人の心の琴線に触れる迷看板として、個人的には(ネタ的に)高く評価をしていたのですが、無くなってしまったのがとても残念でなりません。(´・ω・`)
※ ちなみにメジロを許可無く捕まえることは、大分県人が大分県内で行っても犯罪行為です。


2. 宮崎/大分県境→旧蒲江町まで


この区間の地図

 この後ブログ主は、国道388号線のメインディッシュである県境より大分県側の道を下っていきます。


19-大分県側の酷道1

 県境より大分県側は、警告通りの本格的な酷道になります。


20-対向車がやってきました

 運転してたのは若いねーちゃんでしたが、どうしてこんなところを通っているのでしょうか?
 カーナビにダマされたのか、ブログ主のような酷道マニアなのかは知るよしもありません。


21-大分県側の酷道2

 この程度はまだ序の口です。


22-洗い越しのような個所

 国道352号線の樹海ライン(走行記はこちら)のような道路上に意図的に沢を通してある洗い越しではなく、山の陰からしみ出した液体が路面を浸しているような陰湿な感じがあります。


23-葉っぱで覆われた道路

 路面が石と葉っぱで埋まり、オンロードバイクでは走りづらい状況になってきました…


24-かなりやばい道路環境(これでも国道です)

 狭い上に路肩もボロボロです。ガードレールも無い上に崖に向かって傾斜もあるので、路肩からは離れて徐行で通過します。


25-一息付けるエリアに着きました


26-林道名護屋線のゲート

 ゲートは閉まっていて、一般人は入れないみたいです。


27-ヘアピンカーブ部分

 この辺りはまだまだマシな部分です。


28-8年前に肝を冷やした下り坂

 ここは急な下り坂なのですが、8年前に来たときは他の路面は乾ききっていたのにここだけ苔がびっちり生えて滑りやすくなっており、重たいオンロードバイク(CB1000SF)に乗っていたブログ主は肝を冷やしながら抜けていった区間になります。
 ブログ主はここを最大の難所と想定して身構えていたのですが、今回は苔がほとんどない状態だったので、それ程苦も無く通過できてしまいました。


29-夕方前の山の風景

 かなり日が西に傾いてきました。(17:15頃)


30-酷い道が続きます

 今度は進行方向左手が崖になってきました。


31-酷道区間のおにぎり(丸市尾浦地区)

 反対側から見る用に新しいおにぎりが追加されています。


32-横を向いた木がこんにちはしている酷道

 8年前に来たときは、道路沿いの木の1本がかなり倒れかかっていて、木とぶつからないように背をかがめて通行しなければならない(大型車ならアウト)という、とんでもない個所がありました。今回は幸いにして道を塞ぐような倒木類はありませんでした。
 なお写真のような区間は、左側は崖への転落リスクあり、中央部分はひび割れや苔あり、右側は枯葉と山肌から転げ落ちてきた石がゴロゴロしている…というバイク海苔にとってどこを走っても酷い環境でした(泣)。


33-酷道区間も終わりに近づきました


34-東九州自動車道が見えます

 左手に高速道路が見えます。8年前にはなかった光景です。(ちなみに蒲江IC~北浦IC間は2013年に開通)


35-県道122号線との合流点

 ついに山下りが完了して、海沿いを走る県道122号線と合流しました。(17:25頃)


36-合流点から来た道を振り返ります

 こちらの方にも大型車の通行はできない旨の警告看板が出されています。


37-大分県側のあかん標識

 禍々しいと評した標識の大分県側バージョンがこちら。毒々しい離合困難に加えて、国道388号線が波を打った点線区間になっているのが、とてもステキです。(゜∀゜)


3. 旧蒲江町→佐伯市街地まで


この区間の地図

 蒲江から佐伯の市街地までの国道388号線は、過去に何度も走ったことのあるブログ主のテリトリーとなります。


38-穏やかな名護屋湾の風景

 国道388号線はこれまでの山間部の酷道ルートとは打って変わって、ここからは静かな海沿いのルートとなります。
 ちなみにこの日は宮崎港(標高0m)を出発して九州山地を越えて湯前に行き、そこから再度九州山地(標高1120mの大河内峠)を越えて、再び標高0mの九州の東海岸まで戻ってきたことになります。我ながらアホだと思います。


39-蒲江の市街地まで快走路となります


40-国道388号線の海の風景1

 この辺りの入り江と漁村の風景は、たまらないものがあります。


41-毒化の危険性のため二枚貝の採取・食用禁止の看板

 でもこういうギョっとする看板があったりするので油断なりません。


42-県道37号線佐伯蒲江線との分岐点

 蒲江から佐伯の市街地へは、国道388号線を通るルートと県道37号線を通るルートがありますが、どちらも広めの2車線道路で、所要時間もあまり変わりません(上の地図参照)。どちらも交通量はそこそこあります。


43-道の駅かまえに到着(17:40頃)

 ここの道の駅では魚貝類や地鶏等をその場で焼いて出してくれる屋台が常駐していて、いつも美味しそうな煙をだしているのですが、ブログ主が到着したときはもう撤収モードに入っていました。(´・ω・`)
 結局この道の駅ではトイレに立ち寄り、飲みかけのペットボトルのお茶を飲みきってゴミ箱に捨てただけですぐに再出発してしまいます。(日が暮れてしまう前に佐伯に着いてしまいたいという理由もありました)


44-蒲江~佐伯間の国道388号線の風景1

 ほとんどがこんな感じの標準的な片道1車線国道です。


45-県道687号線との分岐点

 右に行くと半島部分になっている西野浦に行きます。


46-入江沿いのルート1

 海沿いのおにぎりです。


47-入江沿いのルート2

 蒲江~佐伯間の国道388号線のうち、海沿いの一部区間で見通しが悪い上に車の離合が困難な1車線の狭い個所があります。しかも交通量はそこそこあるので神経をすり減らします。


48-入江沿いのルート3

 ただし前述のような1車線区間は徐々に改善されているようで、この写真の区間とかがまさに改良された区間になります。


49-夕方近くの海の風景

 あぁ^~ いいですわ~な心洗われる風景です。


50-佐伯市街地に向かって山登りを開始します

 今は同じ佐伯市ですが、佐伯市街地と旧蒲江町とは本当にひと山越えた場所にあるため、これから峠道を上っていきます。


51-尾浦地区・旧米水津村方面との分岐点手前

 この先に佐伯市と旧蒲江町とを隔てる山&トンネルがあります。


52-峠道の途中から蒲江の町を見下ろします

 さっきまで走っていた海沿いの港町が眼下にみえるようになりました。


53-県道501号線・色宮港木立線との合流点(亀の甲橋交差点)

 ひと山越えると、もう佐伯市街地の手前です。(18:25頃)


54-夕方が近くなってきました


55-堅田川沿いの道

 逆光の状態でそのまま撮影しているため、写真ではかなり日暮れが進んでいるように見えますが、実際にはまだ陽が残っている状況です。


56-蛇崎交差点

 国道388号線はここを右に曲がります。ちなみに佐伯~蒲江間のもう1つのルートである県道37号線とは、1kmほど直進した先の交差点で再合流します。


57-番匠川にかかる大きな橋を渡ったところ

 番匠川(ばんじょうがわ)は、大分県南部を流れる佐伯市を代表する大きな川です。


58-直角に曲がって中江川を渡ります

 曲がった先には自衛隊の建物や、佐伯~宿毛間のフェリーターミナルが近くにあります。


59-ゴール地点が見えてきました


60-ゴールは佐伯駅前の国道217号合流点

 写真で赤信号になっている個所が今回のゴール地点です。佐伯駅の目の前になります。


61-最後のおにぎり

 これが湯前から走ってきた国道388号線の最後のおにぎりになります。「佐伯市 駅前」というストレートすぎる地名になっています。

 こうして国道388号線を走破する旅は、日暮れになるギリギリ前の18:40頃に無事に終わったのでした。その後、1時間以上かけて実家に到着したときは、完全に真っ暗になっていました。


4. 最後に(国道388号線を走破されたい方への助言)

・水上村→椎葉村間の湯山峠は、このブログではさらっと流していますが、ここも一般人にとっては十分すぎる酷道なので注意が必要です。

・椎葉村→南郷村間の大河内越えは、酷道マニアのブログ主がお腹いっぱいになるレベルの酷道です(路面的にも精神的にも)。そのため覚悟を決めた上で突入しましょう。なお途中の数十kmは本当に何も無いので、緊急時に備えて最低1食分の食料とペットボトル1本ぐらいは持っていた方がよいでしょう。助けてくれそうな車が通りかかるまで、何時間かかるか判りません。

・宮崎/大分県境の区間は大分県側の路面状況がマジでよろしくないので、オンロードバイクで走行する場合は、晴天が2~3日は続いた状態で走ることをお勧めします。雨天時や雨天直後の走行はマジでお勧めできません。その場合は無理をせずに市道ルートを使いましょう。

・九州山地を横切る区間は、途中ガソリンスタンドが一切存在しない前提で給油計画を立てた方が良いでしょう。熊本側は人吉盆地内の市街地で、宮崎側は10号線沿いのどこかで(24h営業店あり)給油することをお勧めします。何も無い山間部を楽々往復できるだけの燃料を持った上で山登りを開始することをお勧めします。



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント (2)

国道388号線を走破してみる・その2 (南郷村→延岡市→北浦町)

2016年05月02日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/1、記事作成日:2016/5/10】

 このエントリでは国道388号線の走行記録の中編として、宮崎県美郷町(旧南郷村)から旧西郷村→旧北郷村→門川町→延岡市内→旧北浦町までの走行記録を記載しています。前編の熊本県湯前町→旧南郷村間については、その1のエントリを参照ください。


このエントリでの走行区間の地図


1. 旧南郷村→旧西郷村→旧北郷村まで


この区間の地図(美郷町内)


01-国道446号との分岐点前(13:55頃)

 ブログ主は旧南郷村から国道388号を東進し、国道446号との分岐点から北上して旧西郷村に向かいます。文字だけ見てると東西南北が判りづらいです。ちなみに旧南郷村から大きな市街地に出るには、このまま道なりに国道446号を突き進んで日向市に出るルートが一般的です。


02-国道446号との分岐点(小又吐地区)

 国道388号線はここから左折して旧西郷村に向かうルートになります。
 なお宮崎県の山間部や川沿いを走っていると、“吐”という文字を使った地名をよく見かけました。帰って調べてみたら、“吐”というのは(ゲロではなく)水が吐かれている地名を意味し、“吐合(はきあい)”だと川と川の合流点を意味する地名になるのだそうです。
 

03-旧西郷村に向かって北上します


04-残存する狭い道

 旧南郷村から旧西郷村に向かう峠越えルートは、かつては結構な酷道だったらしいのですが、現在はかなりの区間で改良が進んでいます。写真のような狭い区間も若干残っていますが、大半は2車線の走りやすい道路環境でした。


05-小谷地区

 旧西郷村に入ってきました。


06-日陰山(たぶん)

 さわやかな春の山里の風景と空気でした。


07-田代隧道

 橋のような感じがしますが、隧道(トンネル)になっています。


08-国道327号線との合流点(14:20頃)

 ここを左折します。


09-国道327号線との重複区間

 短い区間ですが、右手に耳川を見ながら国道327号線との重複区間を進んで行きます。


10-西郷村 和田橋付近

 国道327号線とはここで別れて、国道388号線は右ルートの橋を渡っていきます。


11-和田越トンネルを越えて旧北郷村へ向かいます

 旧西郷村から旧北郷村の区間は、片側1車線の普通の道路でした。


12-県道210号との分岐点(14:35頃)

 旧北郷村の市街地である宇納間地区に到着しました。直進すると県道210号宇納間日之影線に進むので、国道388号線はここで右折します。


13-門川町に向かって東進します

 旧北郷村から先もしばらく快走路が続きます。


14-五十鈴川に沿って進んで行きます


15-五十鈴川の風景

 景色のよいところを走っていると、ひときわ風光明媚な場所に到着します。


16-舟方轟(とどろ)

 ここは舟方轟という名所のようです。


17-舟方轟の説明看板


2. 旧北郷村→門川町→延岡市内まで
 

この区間の地図

 旧北郷村の宇納間から門川町へは、ひたすら五十鈴川に沿って東進します。


18-道の駅ならぬ道の泉に到着

 「道の泉 北郷」というところに着きました。泉があるらしいのですが、スルーして先に進みます。


19-一部狭いところがあります


20-県道20号線北方北郷線との分岐点

 左に曲がって6km程進むと北方町の国道218号線(延岡~高千穂間を結ぶ幹線道路)に出るようです。ここは直進します。


21-この付近から五十鈴川が右手になります


22-門川町に突入します(14:55頃)


23-北郷村~門川間は広い道と狭い道が混在しています

 ただし狭い区間でも1.5車線ほどあって車とバイクなら離合できることと、また路面も良好なので、バイクだとそれほど苦にはなりません。


24-県道225号線八重原延岡線との分岐点

 右に曲がると東郷町に向かいます。これまで南郷→西郷→北郷と来たので「シメは東郷や!」と行きたいところですが、経路ではないのでそのまま先に進みます。


25-沈み橋が見えます


26-国道10号線の300m手前まで来ました

 目の前の踏切は日豊本線です。


27-門川町中須交差点(15:20頃)

 ここで左折し、国道10号線との重複区間を北上していきます。


28-片側2車線の国道10号線を北上します

 国道10号線は北九州から大分・宮崎を通って鹿児島に至る東九州の大動脈となる主要幹線道路です。そのため日中は常に交通量が多く、市街地では片側2車線の区間もあります。近年東九州自動車道ができましたが、それ以前は宮崎~日向・延岡間の車の移動は事実上国道10号線しか選択肢がなく、GWや盆正月などの帰省ラッシュ時は渋滞に巻き込まれることもしばしばでした。


29-特急にちりん号(787系)と遭遇

 都会と違って電車の本数が少ないので、電車と遭遇すると嬉しくなります。ちなみに大分以南の日豊本線は、ほとんどが単線区間です。


30-国道10号線と388号線の重複区間

 国道10号線と388号線のおにぎりが出ています。


31-延岡市内で給油(16:00頃)

 今朝西都市で給油してからの走行距離はまだ210kmで、このまま走っても燃料は佐伯市まで持つと思われましたが、休憩を兼ねてここで給油を行います。旧南郷村からは快適な区間が多くて、走っていて苦にはならなかったのですが、それでも前回の休憩からいつの間にか2時間が経過していました。


3. 延岡市内→道の駅北浦まで


この区間の地図


32-国道10号線と388号線の分岐点(左手前が北浦方面、左奥が宮崎方面)

 先程のガソリンスタンドを出て間もなく、国道10号線と388号線の分岐点となる交差点に到達します。結構重要な交差点だと思うのですが、現地にも地図にもこの交差点の名前が無いのがなんだかな~と思います。ここを右折して再び国道388号線の単独区間に入っていきます。


33-北浦町に向かって進んで行きます(右)


34-一部分がぽっかり削れた山が見えます


35-北川にかかる大きな橋を渡っていきます


36-オレンジセンターラインのふつーの国道です

 延岡市内から旧北浦町への道は片側1車線のふつーの国道で、交通量もそれなりにあります。


37-県道212号線浦城東海線との分岐点

 右に曲がると、東海と書いて「とうみ」と読む地域に出るようです。


38-さっきの削れた山の近くに来ました

 何か採掘でもしているのでしょうか?


39-右に行くと神戸

 前日、神戸港からフェリーに乗って宮崎入りしたばかりなのですが、いつのまにか神戸に戻ってしまったようです(誤)。


40-右に行くと島浦行きフェリー乗り場


41-新浦城トンネル(904m)

 以前の国道388号線は海側のぐにゃぐにゃルートだったのが、このトンネルができてからは真っ直ぐ突き抜けられるようになっています。トンネルの入口の右にあるお魚の絵が特徴的です。


42-須美江地区

 東九州自動車道が開通したことで、インターチェンジがこの辺りにもできています。ちなみに2016年5月時点では、蒲江以南は無料で通行できるようになっています。


43-見通しのよいS字カーブ


44-熊野江トンネル

 このトンネルを越えるとチェックポイントとなる道の駅北浦になります。


45-道の駅北浦に到着(16:25頃)

 延岡市内から約20分で到達しました。


46-道の駅北浦の風景(鯉のぼりが泳いでいます)

 この道の駅は、綺麗な海の海水浴場・キャンプ場エリアにあります。


47-2008年8月の風景

 上は8年前に訪問した際の写真ですが、夏だとこんな光景です。南国って感じがします。
 道の駅北浦では一旦バイクを止めたものの、写真を数枚撮っただけですぐに再出発してしまいます。本当はここで宮崎の名物&大好物である「ういろう」をGETするつもりだったのですが、そのことをすっかり忘れてしまっていて、気付いたときには時すでに遅しでした。(;´Д`)


4. 道の駅北浦→県境手前(三河内地区)まで


この区間の地図

 道の駅北浦からも引き続き国道388号線をひたすら走り続けます。


48-ハイトンネル

 変わった名前のトンネルです。


49-県道122号線古江丸市尾線との分岐点(16:35頃)

 右は海沿いを走って県境を越えて大分県(旧蒲江町)に至るルートになります。


50-ここから山の中に向かって行きます


51-山沿いの道。日が傾いてきました。

 この辺りの道路環境は良好です。


52-県道43号線北川北浦線分岐点の手前

 左に曲がると県道43号線経由で旧北川町と国道10号線に出ます。国道388号線は右に進みます。 


53-三河内地区の交差点(16:45)

 ここのT字路は、デフォルトで県道43号線(左)側に向かうように仕向けられています。


54-この先の警告看板

 それは何故かというと、右に進んだ先の国道388号線はこんな感じだからです(推定)。


55-大分県境に向けて進んでいきます

 ここから国道388号線の最大の難関・悪路である宮崎・大分県境ルートに向かって突入していきます。(その3へ続く)



 ・2016年ゴールデンウィークのバイク旅行・インデックスページに戻る
コメント