生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

仕事納め

2004年12月30日 22時14分39秒 | その他
皆さんから遅れること数日、銀行は今日が仕事納めです。でも、昔は12/31まで働いていたので、ありがたい限りです。私が銀行に入るちょっと前まで、銀行は土曜日も営業していました。今では完全週休2日です。ありがたい限りです。しかし、先輩が「土曜日は午後から休みだから、若手は土曜の午後遊びにいったものだよ」なんて話を聞くと、それもまた幸せ!と思えてしまうのが、私の単純なところです。

単純なくせに、時々考え込むことがあります。「通信制大学で何を学び、何を実現したいのだろう?」「資格を取ってどうしたいのだろう?」「本をたくさん読んでどうなるのだろう?」まるで、モラトリアムの学生みたいです。

学校も行かず、資格もとらず、本も読まず、なんら自己啓発もせずに、大過なく働いている人も多数います。いや、むしろそのようなライフスタイルの人の方が多数を占めるのではないでしょうか?私のような、勉強するのが趣味の人間は「マイノリティ」の位置づけになるのではなかろうか・・・。

家族との団欒も控え、学問に勤しむ生活が果たして「正解」なのか?知らず知らずのうちに、大切なものを失っているのではないか?疑いはじめると、キリがありません。

そんなとき、ふと思い出すのが「無用の用」という言葉です。石森先生はサタワル島に渡られました。そのとき、先生は未開の島に渡って、タロ芋を食べる生活をどうして受け入れることができたのだろうか?文化人類学者として、成功が約束されていたわけではないのに、あえてそれを実行に移した。人生を棒に振りかねない、異郷での長期の研究です。きっと先生は、それが、社会的に認められなくても、自分がやらなければ、という思いに駆り立てられたのだと思います。

私が今やっていることも、他の人が真似できないことかもれません。社会人である以上、大胆な研究はできませんが、自分の人生を賭して、生涯学習の道を追い求めているわけですから。後悔するなら、老後に時間はたっぷりある。今はただ、学習の道を走り続けるだけです。


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