生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

同窓会報

2019年05月02日 08時08分18秒 | その他

連休も半分が終了。

まあ、連休ってこんなものである。気が付けば半分が消化され、また次に気が付くころには最終日となっているはずである。よく「時間はすべての人々に対し平等」と言われるが、結局のところ、どう転んでも時間は過ぎ去ってしまうし、基本的には生まれた順番に従って、極楽浄土に召されていくのだから。

とはいえ、無為に時間を浪費することは気が引けるので、朝から、郵便物の整理をしていると、2019年4月25日付の高校の会報を発見した。最後のページに書かれているのが「平成31(2019)年度入試合格者数」である。

国公立の合計は現役139人、浪人53人となっている。国公立は第一志望と思われるが、私立が凄い。現役734人、浪人268人が合格となっている。当然のことながら、一学年の生徒数360人より多い。立命館大なんて207人も合格している。関関同立合計だと569人。本当、驚きの合格者数である。

校長先生は、挨拶で「進学先は、京都大・大阪大・神戸大など近畿の国公立大学等が中心となっていますが、毎年、北海道大・東北大・筑波大・早稲田大など近畿圏外のSGU(スーパーグローバル大学)への進学も果たす」と仰せであるが、現役国公立合格者139人中、京大はわずか8人。無論、東大はゼロである。かろうじて、阪大18人、神大24人。校長先生が言及された北大は現役0人(浪人4人)、東北大は現役0人(浪人1人)、筑波大は現役2人(浪人0人)、早大は現役1人(浪人2人)で、基本、我が母校は近畿圏以外に進学する者は、校長挨拶で言及できるほど多くない。

正直、大阪の府立高校では、東大、東工大、一大、あるいは早大、慶大でないなら、近畿圏の大学で代替可能なので、下宿してまで進学しようと思わない。まあ、その大学しかない学部や学科といった特殊事情や、受験制度の日程関係で近畿圏外の大学を志望することもなくはないが。

個人的には、どこであろうと、大学に進学できたなら、そこで一所懸命頑張ればいいと感じている。世間を知らない状況だと、やれ「偏差値」やら「有名大学」とか、希望通りにいかないことに、余計な感情を持ってしまうこともあるだろう。しかし、学力的に、そこの大学しか行けなかったのは自分の実力不足だし、経済的に進学できないなら、働きながら夜間の大学や通信制の大学で学ぶこともできる。短大卒業から大学院に進学した人も知っているし、高校卒業から大学を飛び越して大学院に進学した人も知っている。いくらでも、学歴の更新はできるのに、それをしないこと、そこから目を背けること、諦めてしまうことは、自己責任以外のないものでもない。

とはいえ、大学を卒業しなくても、選り好みさえしなかれば、これだけ人手不足の世の中なら仕事を得ることは、さほど困難ではない。しかし、だからこそ、今、この瞬間、学ぼうと志を持つことは非常に尊く、素晴らしいことだと、私は感じてしまうのである。


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