生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

長い名前の資格の本・・・

2013年04月21日 02時34分01秒 | 資格
芸能人に続いて、今度は主婦が書いた資格の本である。

「7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法」という、長~い名前の本。それなりに、読むべきところはあるのですが、やはり問題は、この長~い本の名前。

7人家族といっても、育てている子どもは1人だそうで・・・加えて、「夫が会計士」だそうで、一般の主婦とは環境がぜんぜん違う。しかも、取得した難関資格とは税理士のみ。加えて、合格できたのは「TACのおかげ」とのこと。

専門学校に行って税理士になるなら、そんな大変なことではない。TACだけで、平成23年度の実績として443名も税理士に合格している。このような合格体験記めいた勉強法を読まずとも、「TACを信じて頑張りましょう!」で合格するはずなのだから。

例えば、この本のp.92には「ノートはとらない」ということが書かれているが、本当にノートを取らない勉強法が万人に適合するかどうか?テキストに書き込む方式ではなく、ノートを取って合格している方も、それこそ無数にいる。

あるいは、p.104には「できなかった問題は、2週間後にやり直す」ということが書かれているし、pp.104-105にかけて「できなかった問題に再チャレンジするときの間隔は、2週間を目安にするといいでしょう」とされているが、その「2週間」という根拠は何かで実証されているのだろうか・・・と、私は見てしまうわけで。私は可能な限り高速で、できなかった問題は再チャレンジするタイプの人間だし、忘却曲線の仕組みからすれば、早くに何度も再チャレンジしたほうが、記憶としては定着するはずである。

私の学習法が正しいという保証もないし、そもそも、個性を無視した勉強法が正しいとは思えない。ゆえに、自分が一番効果的だと思う学習法や勉強法を見出すことが大切なのだが、そんな方法を探すのに、膨大な時間を費やすくらいなら、一問でも多く問題集を解くことを推奨させていただきたいものである。なんせ、何かしら学ばない限り、合格することはできないだろうから。

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