生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

郵便物整理中・・・

2017年05月03日 11時24分47秒 | 単身赴任
郵便物の転送を廃止したため、東京の自宅宛の郵便物はそのまま自宅に送られるようになりました。

その節はひと騒動あったのですが、なんとか、無事郵便物は届いているようです。自動車保険の更新や、カードの切替、各種ダイレクトメール等々。そんな中、同窓会会報が送られていました。

同窓会といっても高校の同窓会。結構、歴史のある高校なので、しっかりした同窓会組織が形成されています。同窓会会長の挨拶の中に、「生徒の皆様の活躍、教職員の方々の努力もあって、府内10校の進学指導特色校として多くの受験生の希望の学校になりました」と書かれていました。

「進学指導特色校」って、初めて耳にする言葉だったので、ネットでしらべてみると、なんとなく面白くない情報が・・・


>進学実績の高い大阪府立高校10校を「グローバルリーダーズハイスクール(進学指導特色校)」
>として指定し、予算を重点配分している府教委は8日、10校の平成25年度の最難関大学への
>進学実績が、指定を始めた23年度と比べて2割以上増えたことを明らかにした。

まず・・・「最難関大学」ってどこなのよ?

同窓会会報の最後のページに平成29年度入試「進路」が掲載されており、進学指導特色校にしていされている我が母校の合格実績が掲載されています。主な結果(5名以上)を見てみると・・・

北海道大学 5人
京都大学 11人
京都工芸繊維大学 11人
大阪大学 26人
大阪教育大学 10人
神戸大学 23人      
大阪市立大学 24人
大阪府立大学 22人 
(国公立大学 合計193人)

早稲田大学 6人
中央大学 6人
京都女子大学 16人
同志社大学 134人
同志社女子大学 39人
立命館大学 202人
龍谷大学 27人
大阪医科大学 5人
関西大学 163人
近畿大学 142人
関西学院大学 65人
武庫川女子大学 35人
(私立大学 合計1,072人)

この会報だけから判断すると、東京大学0人、一橋大学0人、東京工業大学0人、名古屋大学0人、慶應義塾大学0人(その他私大の中に入っている可能性もありますが)という結果となっています。しかも、現役・浪人の区別が不明ですが、合格者の人数から勘案するに、現役・浪人を合算した結果じゃないか・・・と思います。

この結果を踏まえ、再びネットの記事を見てみると・・・

>10高校が“公立エリート校”に

う~ん・・・どう考えると、この結果から「公立エリート校」という記事になってしまうのでしょう?偏差値的には、私が受験した際は学区でトップ校でしたが、その後、2番手にランクダウンした上に、この進学結果。最難関大学の定義も難しいのですが、それでも、目覚ましいほどに進学実績がすごい訳でもありません。なんせ、東大・一橋・東工大=0人、早慶上理=8人という実績は長男の通っていた中堅都立高校、あるいは次男の通っていた中堅私立高校より格段に劣る結果です・・・

そもそも、大阪の府立高校生が東京の大学に行くことはメジャーじゃない。国立なら京大・阪大・神大、公立なら市大、府大があります。私立には関関同立があるし。下宿代を払ってまで上京する必要はない上、地元で就職するなら近畿圏にある大学でも知名度的には問題ありません。むしろ、東京の大学に通いつつ、関西の企業の就活に参加する方が労力がかかってしまいます。

そんな大阪府立高校において、難関校進学実績に東京の大学を入れるのも無意味と思うのですが・・・

それにしても、立命館大学の202人は圧巻ですね!立命館大学の付属高校みたい。私立大学の合格実績あ1,000人超っていうのも凄いな~1学年定員360人ですから、どれだけ併願しているのやら。昔の現役生は、国公立狙いで戦って、不合格なら一浪は当たり前って感じだったのに、今は浪人しない方向感なのですね。とはいえ、我が母校の国公立合格者の現役生対浪人生の比率は50:50程度なのですが。

さて、この会報はいらないな・・・郵便物整理を続けます。
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おかげさまでアクセス800万件!

2017年05月03日 09時01分53秒 | アクセス
小平に戻ってきて熟睡することができました。

朝起きて、ベートーヴェンの交響曲第7番第二楽章を聞きながらPCを開いてみると、拙ブログのアクセス件数が8,001,033件となっておりました!

これも、ひとえに、皆さまのご愛顧の賜物と深く感謝しております。ブログ開設から4,638日で訪問者数は1,496,469人ということですので、一日平均、アクセスが1,725件、訪問者数が323人となっております。いただいたコメントについても7,848件を日数で割ると1日1.7件。自分の返事を勘案すると、1日1コメント弱を頂戴しているという計算でしょうか。

750万件が11月5日ですので、半年ぶりの御礼ということとなります。書き綴った記事は14,159件。概ね・・・つまらない記事です。生涯学習とは無関係の、日常の些末な出来事が中心になっております。本当に申し訳ございません・・・

大学院の話も、大学の話も終結してしまいましたし、機構も、放送大学も手つかずの状態です。現在は名古屋に単身赴任しているので、味噌カツとか、愛知県の話に特化してしまっていますが、まあ、それも致し方ないことかな~と思っています。

せっかく名古屋にいるのだから、名古屋や愛知、あるいはその周辺に対して尊敬の念を抱き、可能な限り歩き回りたい。これは、一種の神、いや仏が与えたもうた試練であり、チャンスではないかと思っています。

私たち人間は「好奇心」を持ってしまったからこそ、他の動物と違い、文明を切り拓き、発展を遂げてきました。その「好奇心」がDNAに刷り込まれていることは、人類の幸運であり、不幸でもあります。「好奇心」があるからこそ、物事を究めるという行動にでるのですが、「好奇心」があるゆえに諦めることができなくなるのです。

「好奇心」は一種の麻薬。だからこそ、寝食も忘れて、好奇心の対象に没頭することができるのですが、その好奇心の対象を見誤ると、意味のないことへの執着という無間地獄に陥ってしまいます。

何度も言っているのですが、その昔、資格にハマった時期があり、ややもすると、生涯学習というより、何でもいいから資格の数を増やすことに没頭しかかったことがありました。ネットを中心に、雨後のタケノコのごとく増殖する無意味なクズ資格。そんな「クズ資格」を集めることで、自分自身も「クズ人間」になりかかったわけです。

数の魔力。無論、まともな資格を積み上げれば、それなりに、学びを追求したこととなるでしょう。されど、ネットで瞬時に取れるクズ資格を集めても、クズはクズでしかありません。ましてや、そのクズ資格に登録料や更新料を払うのは愚の骨頂。そのお金が裏社会に流れ、無意識のうちに犯罪を助長しているかもしれないのです。犯罪幇助の汚名を被ってまで、わけのわからぬ資格を、人生という貴重な時間を削ってまで取得する意味はあるのでしょうか?

私は地獄に落ちる前に気が付いたので、「資格争い」から撤退したのですが、それと同じような空気に学位取得がなりかねない状況だったのかもしれません。確かに、学位は法令に基づいた、それなりに価値のあるものなのですが、数に執着しすぎているのは、まさに煩悩から解脱できていない証拠。

取得するチャンスを与えられたことが「神の見えざる手の配慮」と思って貪欲に学位を取得してきたが、一歩下がって、「何のために学位を取得するのか?」を見極める機会を与えられたのでは・・・と考えるわけです。

東京に戻って、800万件のご支援を賜って、ようやく、何かが見えてきたのかもしれませんね。
コメント (4)
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