週末にホンダのハイブリッドカー「Honda Green Machine」シリーズの3台目、CR-Zの試乗に行ってきました。
結婚前からしゅんけいが生まれるまで、CR-X SiRに乗っていたぱぴりお。
VTECエンジンの高回転の響きと、低い着座位置から得られるスピード感が楽しいクルマでした。
しゅんけいが生まれたので、リアにベビーシートが2つ積めないため手放しましたが、今でもまた乗りたいクルマです。
CR-ZはそんなCR-Xの、あの独特のスポーティーな形をほうふつとさせるデザインです。
小雨の中でしたが、期待して試乗に出かけました。
オレンジの試乗車(トランスミッションはCVT。6速マニュアルバージョンもあります)でディーラーの近所をぐるりと一周しました。
市街地なのでコーナーも少なく、十分にエンジンを回せるほどの道もなかったので、このクルマの全貌をつかむことはできなかったかもしれませんが、一言で言い表すと「物足りない!」という印象です。
1.5L、113馬力のi-VTECエンジンに14馬力のモーターという組み合わせですが、モーターでの発進が結構もたつきます。
いっそハイブリッドではなくガソリンエンジンのみで作ってほしかったところですが、今のスポーツカー離れの世の中、2ドアクーペを売ろうと思ったら、ハイブリッドカーとして出さなければならない大人の事情があったのかなぁ。
着座位置も思ったより高いので、視点が高くなってしまい、スピード感が得られません。
シートはちょっとバケットシート風になっていて良かったです。
メーター周りはボタンだらけでうるさい感じかな。
後方視界はあまりよくありませんでした(ぱぴりお談)。
試乗時にはほとんどコーナーがなかったので、ハンドリングについてはよくわかりませんでした。
スタイリングがよかったので期待していただけに、消化不良な感じといいますか・・・。
マニュアルだともう少し楽しめるのかな?
昔乗っていたCR-Xと比較すると、CR-Zは外見と中身のズレが気になります。
「まずデザインありき」でがんばった開発姿勢は褒めたたえたいのですが、惜しいなぁ。
ネット上では、いずれ「Type R」を出すんじゃないか?という噂もあるようなので、それを待ちたいところですね。