モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
木・金と、ぱぴりおが関西方面へ1泊の出張に行ってきました。
関西はまだまだ暑かったようです。
木曜日は明石に泊まったぱぴりお、当然夜は「明石焼き」を食べたとか。
そして金曜日の夜遅く、おみやげを持って帰ってきました。
今日ご紹介するおみやげは、岡山県倉敷市・橘香堂の「むらすずめ」(正式には『むらすゞめ』)です。
私は知らなかったのですが、ぱぴりおによると、倉敷みやげとしては昔から定番の品だとか。
なぜ「むらすずめ」という名前なのかというと、江戸時代に倉敷の人々が、毎年お盆に「イグサ(イ草)」で編んだ折笠をかぶって豊作を祈願する踊りを踊っていたのだとか。
その踊る姿を、稲穂に群がる羽を広げた「すずめ」に見立てて、「群がるすずめ」→「むらすずめ」と呼ぶようになったそうです。
そして、明治初年(昔!)に、橘香堂の初代がこのお菓子を作ったときに、郷土の先覚者がお菓子の名前を「むらすずめ」とつけた・・・というわけです。
(「むらすゞめ」のしおりより一部抜粋)
お菓子は、簡単に言うと薄く焼いた「どら焼き」のような皮を、裏返しにして柔らかい粒あんを包み、真ん中を少し左右から重ねて”ひだ”を1本入れています。
言われてみると、「折笠」のようにも見えますかね・・・。
いただいてみると、なんというか「昔からあるお菓子だな~」という感じの、オーソドックスな味です。
関西のおばあちゃんとかに、ディープなファンがいそうですね。(^^)
どら焼きの皮をひっくり返しただけ・・・と言えばそうなんですが、そうしてあることで皮の食感がすっかり変わっていて、面白いです。
以前ご紹介した六本木の「おつな寿司」のいなり寿司も、わざわざ油揚げの内外をひっくり返してあるのですが、それだけで意外な見た目と食感が楽しめました。
その時の印象を思い出させるアイディアでしたね。
来週にはまた、関西方面のあちこちに出張があるぱぴりお。
おみやげは気にしないでいいので、体に気をつけて乗り切ってほしいものです。
まだ皮がひっくり返ったどら焼きって
食べたことないんだよねぇ。
近所の広島のもみじ饅\頭ほどは有名じゃありませんが、歴史のある銘菓だと思うのですが。
所詮、明治生まれ。
味は古くさいかも知れませんね。
でも、これが緑茶に合うんです。
少なくとも、吉備団子よりは気が利いたお土産ではないでしょうか。
harryさんへ:
そうそう、濃い目の緑茶が合いますよー。
伝統の味・・・って感じです。
皮がひっくり返っているだけで、ずいぶん印象が違うものですよ。
形も普通のどらやきと違って、ちょっと凝っていますしね。
機会がありましたらお試しあれ♪
ぱぴりおへ:
このお菓子は全然ノーチェックでした・・・。
個人的には、もみじ饅頭も吉備団子も「う~ん・・・」という印象なので、これはオーソドックスな味ながら、安心していただけますね。
ぱぴりお、あっという間に3個も食べていました。
ホントにあんこもの、得意ですねー。
明日から何と4日連続の出張。
泊まりはうち1泊だけですが、体に気をつけて行ってきてください。(^▽^)