モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
男女問わず誰しも若かりし頃、ルックスのよい歌手や映画スターなどに、ココロときめいた時期があるのではないでしょうか。
「人は見た目が9割」なんて本がありましたが、そんな年頃には見た目が20割くらいだったりするものかもしれません。
ラジオで映画音楽やポール・モーリアなどを聴いていた小学生の私が、ロックに目覚めたのも、きっかけは友だちのお姉さんが、このアメリカのバンド「チープ・トリック」のファンだったからでした。
友だちの家に遊びに行って、レコード(そうです、LPです)を聴かせてもらい、ジャケットや音楽雑誌を見せてもらうと、なんとそこには金髪サラサラロングヘアの、華奢な王子様のような人が、熱唱しているではありませんか。
きゅぴーん
いやもう、そこから私にナニカが目覚めたような気がします。
チープ・トリックは、ポップでわかりやすいメロディーと、4人のメンバーのキャラが「ハンサム系・コミカル系」といい具合に立っていたので、アメリカよりも日本でまず人気が出て、1978年に武道館でライブを行いました。
キャーキャーとものすごい女の子の熱気がムンムンと伝わってくる、このライブの様子を収めたアルバム「At BUDOKAN」が、世界的に大ヒット。
彼らは逆輸入の形で、アメリカでスターダムにのしあがったのです。
そして武道館も、海外ミュージシャンの日本での成功を示すシンボルになりました。
トップ画像は1979年6月号の「ミュージック・ライフ」。
当時は毎月この雑誌を買うのがすごい負担でしたねぇ・・・。
彼らは、人気のピークが過ぎてからもずっとバンドを続けていて、昨年でデビュー30周年を迎えました。
そこで、なんと30年ぶりに、この4月24日にあの「ブドーカン」でもう一度ライブを開くことになったのです。
バンドの近況を見ると、さすがに30年の月日は長く、かつての王子様も「ふっとり」なられておいででしたが、どんなライブをやってくれるのでしょうか。
これはチープ・トリックの2枚目のアルバム「In Color」(邦題:蒼ざめたハイウェイ)。
このアルバムが日本でヒットし、伝説の武道館ライブに至ったのです。
ジャケットの写真が懐かしいですねぇ。当時はLPジャケットだったので、大きくてもっと良かったです。
おじさんになっても歌い続けている王子様、がんばれー。
確かに解散した大物バンドの「復活ブーム」とも呼べそうな昨今ですが、チープ・トリックは「解散していなかった」ところがすごいなー。
TOTOなんかは、この春でとうとう活動停止なんですが、チープ・トリックはまだまだやりそうですからねぇ。
ドラムスがかなり年をとってきたので、心配ですが。
テープは使い分けてましたよ。金文字ラベルのメタルテープなんか宝物でしたね。
そうですねぇ、冷静に分析してみると、結構正統派王子様好きのようですねぇ。いやはや、お恥ずかしい。(笑)
チープトリックははまりませんでしたが、エアチェック・90分テープ3本セットの安売りを探しは共感です。深夜放送をこっそり録音して翌日聞いたりね。テープはする切れるまで使うか保存版にするかで使い分けたもんです。
ヴィシアは結構王子様系正統派2枚目好きですよね~~
エアチェックする人も、もうあまりいないでしょうね。
音楽はダウンロードで買える時代です。
でもiTune、1曲150円でしたっけ?
昔、90分テープ3本セットの安売りを探してさまよった身からすると、それってやっぱり高いなぁ・・・。
エアチェックはもっぱら歌謡曲でした。
ラジオもろくに入らない田舎の夜は本当に静かで、寝るしかする事がなかったです。
いやぁ、この辺の話ができる人が、当時からずっとあまり周りにいなかったので、あっさり通じてくれるとうれしいですねぇ。
(転校して記事中の友だちとも離れてしまったので)
ロックショウとミュージックライフを両方買うと、エアチェック用のテープが買えずに苦しくなるという時代で、毎月本屋で長考していましたよ。
ロックショウのほうが大判で紙がいいので、写真の見ごたえがありましたよね。
スペクトラムとは久しぶりに聞きました。トランペットとかくるくる回していましたよね。バイキングの角つき帽子?みたいなのもかぶっていたような。今にして思えばジェームス小野田のようなファッションだったか・・・?
そうなんですよ、チープ・トリックの1stはむしろパンクに近いような感じですね。マイナーな音作りでした。
見かけで判断されがちでしたが、12弦ベースとか弾いてたりして、演奏も歌もうまかったですよね。
語りだすと記事本文より長くなるかもしれないので、このへんで。(笑)
たしかこの号の「ミュージックライフ」を買うか邦人主流の「ロックショウ」を買うか悩んで、
私の命とも言える「スペクトラム」が特集されていたロックショウを買いました。
チープは最初のヒットと2曲目のメジャーな曲のテイストが全く違うんですよね。
本当に器用で才能が豊かなバンドでした。
あの当時、学校のチャイムの音が聴こえると興奮しました。