モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
「ゆとり教育」の見直しがずいぶん進んでいますが、うちのしゅんけいはまさに、小学校から「ゆとり教育」だった世代です。
毎年春に配られる教科書を見て、その中身の少なさに「ええっ!?ほんとに大丈夫なの?(^^;」と思っていましたが、やっぱり大丈夫じゃなかったようですね。
その見直しの一環として、昨年から行われることになった「全国学力テスト」。
全国の小学校6年生と中学校3年生が受験します。
昨日、そのテストが行われ、しゅんけいも半日受験しました。
全国の小学6年生、約117万1000人が受けたというマンモステスト。
「国語A(20分)」「国語B(40分)」「算数A(20分)」「算数B(40分)」の4種類を解きます。
トップ画像がその問題冊子。
おお、なんか「それっぽい」ですね。
表紙を見たら何となく、受験生時代を思い出して緊張しました。
算数Bではこんな問題が。うぐぐ?
パラパラと見てみましたが、おかーさん40分で全問解けるかどうか。(^◇^;;
しゅんけいは「時間が余っちゃったよ~」などと余裕の発言をしていて、焦りましたね。
全国学力テスト”両親バージョン”も一度開いてみるといいかもしれません。
何しろ受験者が多いので、結果が出るのは、すっかり忘れた頃の9月だとか。
受験者には、点数などの成績票が渡されるそうです。
これから数年間、こういうテストがいっぱいあるんだよー、しゅんけい。
時間が余ったなんて言っていられるのも、今のうちですよ~・・・。
あと4年~8年先だと思っていた子供達はがっかりですね。
でもそんなに焦らなきゃならないなんて相当な学力低下なんですね。
うちの娘の年代は最たる被害者なんですよ。
公立高校に通っていたら1浪どころではなかったでしょう。
「ゆとり教育」なんて考案した人の子供や孫は
小学校から有名私立に通ってるんだからうちにはカンケーねーって軽いノリで始めた大罪ですね。
日本なんて資源もなくて小さい国で、しかも若者はどんどん減っているわけで、世界で生き残っていこうと思ったら「頭」で勝負するしかないですよね。
とはいえ、理科なんかは実験・観察してナンボの面白さ・・・な教科だと思います。
先日しゅんけいが、とある塾の公開テスト(中学受験生用)を試しに受けてみたのですが、小学生の実験では使わない指示薬の、「酸性・アルカリ性での色の変化を答えよ」という問題が出ていました。
しゅんけい、もちろんあてずっぽうで解答。(^^;
塾では実験はしませんから、正解できた子も、机上の知識に過ぎないと思うんです。
そりゃー丸暗記で覚えたって楽しくないでしょう。テストのためだけにですよね。
理科離れ、無理ないです。
ゆとり教育の裏側で、知識ばかりの詰め込みが一層拡大していったのでしょうね・・・。
推進者の責任は重大だと思うなぁ。