モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
以前から「危ないよねー」と言われてはいましたが、中国産の食品や歯みがき・土鍋など日用品の安全性について、この頃またたくさんの問題が起きていますね。
今日のヤフーのニュースで見ましたが、
>2007年6月30日、中国の食品監督部門が行なった一斉調査で、180か所の食品加工工場に重大な違法行為があったとして、工場閉鎖命令が出された、と海外メディアが報道した。(中略)
>とてもにわかには信じられないことだが、香港の食品分析機関によると、ある工場では大豆の代わりに人間の頭髪を使って醤油を生産していたという。この頭髪醤油、味は大豆醤油と変わらないそうだが、人間の頭髪には鉛をはじめとする有害な重金属が含まれており、これを摂取することは人体に重大な危険を及ぼすと警告している。(後略)
私は高校生のころ「物理化学部」というのに入っていて、年に一度発行する部誌に載せるための実験で、大豆の代わりにカマボコを材料にして醤油を作ったことがあります。
作り方は結構簡単なんですよ。
大まかに説明しますと、
1)カマボコを細かく刻みビーカーに入れる。
2)適切な濃度に薄めた塩酸(濃いと危ないですよ)を入れて加熱する。
するとたんぱく質が酸で分解されて、アミノ酸になり、液の色は黒くなる。
少し薄めたイカ墨のような色。
3)水酸化ナトリウム溶液で中和し、pHを中性にしてろ過する。
液の色はお醤油に似た、褐色を帯びた黒になる。
こんな感じでした。
でも、劇物を使いますので、家庭では決してやらないでくださいね。
実験書に「pHが中性であることを確認したら、少量ならなめても大丈夫」と書かれていたので、余ったカマボコにちょっとつけて食べてみました。(笑)
(まねしないでねー。)
すると、意外とお醤油っぽいんですよね。
塩酸と水酸化ナトリウムの中和でできた、塩味もついているんです。塩辛いくらい。
ただ、アミノ酸たっぷりといっても、コクや香りは全然ないです。人工っぽい味でした。
売っているお醤油の方が、まろやかで絶対おいしい。
とはいえ、ソースをカマボコにつけるよりはマシかと思いました。
カマボコも人間の頭髪も、たんぱく質でできている点は一緒ですから、頭髪で作っても同じような「うそっこ醤油」ができるのだろうとは思いますが・・・。
頭髪には鉛のほかにも水銀など、いろいろな微量元素が含まれています。
上の方法で醤油もどきを作ると、これらの微量元素は除去されずにそのまま製品の中に残留しているので、日常的に摂取していると体内に蓄積して、ひどい場合には「鉛中毒」などの病気になってしまう可能性もあるでしょう。
気分の悪くなるような話ですみませんでした・・・。
今や、自国生産品だけで食料をまかなえる国は皆無です。
食の安全を守るためには、世界各国が同じレベルでトレーサビリティを確保しなくてはなりません。
日本でもこれまで様々な食品の偽装が明るみに出ましたが、良心を持って真面目に製造しているメーカーさんたちには、ぜひこれからもポリシーを守っていっていただきたいですねー。
感じですよね。
人間の頭髪醤油…
こわすぎです。
自分で食べるんじゃなければ、何をやってもいいのだ!・・・っていうのは、やめてぇ~って思いますね。
頭髪醤油、ほんとこわすぎ。
怖いし気持ち悪いし。
食べ物を口にするにも、何を信じたら良いのか困ります。
消費者は出来た製品を信じて買うんですもの。
←ぱぴりおさん無事お帰りになられたのですね。
重いのに沢山のお土産を・・・。
中国の友達もたくさんいて、中国の人の賢明さ、優しさ、家族を大切にするところ全部好きでした。
でも一部の「儲かるためなら何でもやる」ってのは怖い。
今は何でも国産を確認して買っています。
これも加工の最終工程が日本だと「国産」となってしまうんですけど。
いつも思うこと「どの国もどの人も等しく豊かだったら絶対に犯罪なんて起きないのに」と
そうですよねー、鉛や水銀が入っていなくても、やっぱり気持ち悪い・・・。(--;
考えてみると普通の人々は、食べ物は全部誰かが作ったものを買わなくちゃいけないわけですから、作り手は信頼性を保ってほしいですね。
ぱぴりおはケニア・タンザニアしか行ったことがなく、今回のような「買い物ツアー」は初めてだったので、友人にくっついてですがブランド物を一気にたくさん見て、勉強になったと言っていました。
私も勉強したい・・・。
私も仕事で中国人の方とご一緒したことがありますが、大変勤勉で真面目な人たちだったので、こういう一部の悪人の話を聞くと残念ですね。
「国産」という保証自体も今や揺らいでいる状態ですから、誰でも履歴をたどれるようなシステムができればいいのですが、国際的なレベルのものはまだできていません。
しかしこれだけいろいろな問題が噴出すると、早急に整備しないといけないでしょうねー。
皆が等しく豊かになれば、他人をだましてうまい汁を吸おうなんて人も、いなくなるかもしれませんね。
正直、気持ち悪くなりましたが、知って良かった~
でも怖いですねえ~。
まだまだ、あるのでしょうね。
はるか昔、食品関係の仕事についてる人は自分の所で作った製品は食べないって。
なんだか、結びつくような気がしますね。
一体何が安全なの?って感じですよね。
あっ!軍曹様、お帰りなさい。
もう疲れは取れましたか?
気持ち悪い話でスミマセンでした~。
でもおっしゃるとおり、こういう怖い話はまだまだたくさんあるのでしょうね。
私などはきっと知らない間に相当恐ろしいものを食べてしまったと思いますが・・・。(^^;
ぱぴりおはおかげさまで、元気になってきました。
でもまだ夜は早々に寝てしまいますね、今週いっぱいくらいは、調整期間かなー。
ベストセラーになっていた「食品の裏側」にハマって以来ラベル表示は気をつけるようにしていました。
確かに同じ食品で「原材料名」欄の文字数が多い(=添加物が多い)ほど値段が安い。ちょっとの贅沢で安心が買えるならと思い添加物の少ないものを選んでいましたが、キャリーオーバーは記載されないんですよね。加工品では"醤油"は"醤油"としか記載されてませんものね。
スナック菓子やお弁当をとおして髪の毛醤油もう口にしているかもしれませんね。
怖~~い
「食品の裏側」、そういえば流行ってましたね。読みそびれてました。
添加物の問題は難しい側面がありますね。今、完全に添加物ゼロの食生活を送ろうとすると、コストがものすごいことになりそうです。
スーパーのお惣菜なんか、廃棄率が大幅に増えて、どこも作らなくなるでしょう。
もちろん、できるだけ少ない方がいいだろうとは思いますが、「安心or値段」という究極の選択みたいになってきてますよね。
しかし髪の毛醤油は論外だなー。(-_-;