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モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
読んでくださっている女性(もしかしたら男性も)の方の中には、子供の頃、ぬいぐるみと一緒に寝ていた・・・という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
私も子供の頃にはぬいぐるみが大好きで、買ってもらったものは皆ベッドにぎっしり並べ、毎日並べ替えて日替わりで、お気に入りのコと添い寝するのが楽しみでありました。
いつのまにか、徐々にそういうことをしなくなったと思ったら、代わりにベッドに小さなラジオを持ち込んで、親に隠れてイヤホンでこっそり深夜番組を聴くようになり、違う”夜の楽しみ”を見つけた、イケナイ小学生になってしまったわけですが。(^~^;
そしてぬいぐるみを省みなくなってずいぶん年月が経ちました。
その後ぱぴりおと結婚して、子供たちも生まれ、いろいろ大変な目に遭いつつも、まぁまぁ何とか暮らしていたのですが、このブログでも何回か書いたことがありますけれど、2004年の夏に大きな病気をして、7ヶ月間も入院してしまいました。
最初の2ヶ月は意識もなかったのですが、その後意識が戻って、徐々に自分がどこにいるのかわかるようになると、いつのまにか病院のベッドの上に、小さなネコのぬいぐるみが置いてありました。
それが画像のぬいぐるみ「ミーちゃん」です。
ミーちゃんはピンクの地に桜の花の柄で、首輪にヒモで少し長く、黒いフェルト製のマスコットがブラブラくっついています。
誰がくれたんだろう・・・?と思って後日夫に聞いたら、8月に私がまだ意識がほとんどなかった頃、札幌に住んでいる私の父がお見舞いに来た時に、泊まったホテルで買ってきてくれたのだそうです。
「意識が戻ったら、握ったりしてリハビリになるように」と持ってきたのだとか。
その頃は、まだ容態がどうなるか、全然わからない時期だったのだと思います。
父も、昏睡状態の私の姿を見るのはつらかったことでしょう。
どんな気持ちで、何十年かぶりに私のためにぬいぐるみを買ったのでしょうか。
ずっと猫が大好きだった私のために、猫のぬいぐるみを選んでくれたんでしょうね。
幸い、その後奇跡的に私は回復し始め、ミーちゃんはまた赤ちゃんからゆっくりと始めた私の心の友になって、ずっと一緒にベッドにいてくれました。
今では一緒に家に帰って、部屋の片隅にいつもいます。
入院していた時のことは、あまり詳しくは覚えていないのですが、ミーちゃんを見るたびに「本当に何ヶ月も入院していたんだな・・・」と、一緒に寝ていた病院の、ちょっと狭い、真っ白なベッドを思い出します。
もう、あのベッドに戻らないですむといいな・・・。
あの頃は、きっとりりあちゃんにもずいぶん心配かけたことと思います。今は、おかげ様でだいたい普通に暮らしていけているので、ありがたいことですよね。
そうですか、ミーちゃんもらって、私は笑っていたんですか・・・。(涙)
父が来てくれたことも、全然覚えていないんです。
きっと父のことも、当時はわからなかったんじゃないかなぁ。
本当にこんなに良くなれたなんて奇跡のようです。
せっかく神様にもらった第二の人生、大切に生きていきたいですね。
おねーさん自身は覚えてないだろうけど、これを持たせたとき、すごく嬉しそうに笑って
このミーちゃんが、いつまでも健康のお守りとして傍にいてくれますように
私は、入院中はほとんど夢心地に過ごしたようなもので、記憶も断片的ですし、いろいろなことはぼんやりとしか覚えていません。
だから、未だに自分がそんなに長期に入院していたとは、あまり実感がないんですね。
でも、記憶をたどってみると明らかに1年近く”霞のかかった”失われた期間がありますねー。
ミーちゃんはその失われた期間の証拠品のようなものです。(^^)
そういえば、病院のベッドは寝心地はよかったですね。
過去に入院した時のベッドとは雲泥の差。
おかげで私は、良くなってくるとリハビリも口実をつけてさぼったりして、ぐーぐー寝ておりました。
本当に、2ヶ月も意識不明で、その後もなかなか寝返りも打てなかったのに、床ずれの痕が一つも体に残っていないのは、ナースさんたちのおかげですよねー。
4時間ごとに姿勢を変えてくれたのだそうです。
ぱぴりおが会社を延々休んでずうううっと付き添っていたので、ナースさんも気にかけてくれたんでしょうね。
スタッフの方にも、ぱぴりおにも感謝です。
腰、お大事に・・・。
床ずれなどができないように、良く眠れるようにとのことだったと思います。
もともと寝るのが大好きなヴィシアは7ヶ月もこのベッドにお世話になったのでした。
ずっと寝たきれいでも、ほとんど傷ができなかったのは、このベッドと看護婦さんの誠心誠意の介護のおかげだったと感謝しております。
うぅっ...また腰が