Weblog喫茶 モンブラン

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結婚記念日にちょっと贅沢ランチ:立川「味吉兆」の鯛茶懐石

2006-06-25 23:33:15 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日の記事でお知らせしましたが、今日は私とぱぴりおの11回目の結婚記念日でした。

しゅんけいには留守番をしてもらって、二人でお祝いのランチを食べに行ってきました。
お店は立川の伊勢丹の中にある「味吉兆」。
あの有名料亭「吉兆」グループのお店で、郊外ということもありリーズナブルに食べられるお店です。

実は、私たちは結婚を決めて、お互いの親を引き合わせた時、双方とも地方出身者だったので、お互いの親に東京まで出てきてもらい、銀座の「ホテル西洋銀座」の中にある「吉兆・ホテル西洋店」で、奮発してちょっと豪華なランチを皆でいただきました。
皆が緊張していましたが、その時のお食事が素晴らしくおいしかったので、「吉兆」は思い出のお店なのです。

さて、立川の「味吉兆」の名物は「鯛茶懐石」だということでしたので、それを二人でいただいてみました。
画像が満載なので、文章は短めにサクサク行きますよ~。(^▽^)

食前酒にフルーツのワインをいただいた後、早速前菜4種が運ばれてきました。


早くもやや逆上気味のヴィシア夫妻。
まずはごま豆腐から。ジュンサイを浮かべただしが張ってあります。わさびがいいアクセントに。


次は「なすの揚げびたし・ほうれん草とたこ添え」。
このナスが最高においしかったですねー。とても薄味なのですが、だしがいいのでナスの味がひきたちます。


「梅肉サラダ」。トマトやグリーンアスパラに、酸っぱい梅肉ソースをかけ、揚げたラディッシュ?のチップスを散らしてあります。


「玉子焼き、かまぼこ、エビと山桃酒漬け」。この玉子焼きは素晴らしかった!普通の玉子焼きなのに、絶対家庭では出せない味。山桃が甘くて香り高く、おいしかったです。


「お赤飯」。結婚記念日であることを伝えてあったので、お店からサービスしていただきました。華やかな器で、おいしい小豆のお赤飯。お祝いムードも高まります。


「えびしんじょの汁物」。これは唸りました。和食はだしが命であることを再認識です。ワカメが信じられないくらいのおいしさ。えびしんじょもふわふわで、たっぷりだしがしみこんでいます。

器は普通の黒塗りだったのですが、蓋の内側にこんな華やかな鶴の絵が登場。心憎いですねー。


焼物は「スズキのけんちん焼き」。淡白なスズキの焼物の後ろに、ごぼうなどが入った蒸し物がしのばせてあり、品の良い味付けです。


そして最後の料理は「鯛茶漬け」。
こんな感じで運ばれてきます。


これが具の鯛です。鯛の刺身を、秘伝のタレに漬けてあります。タレはゴマと味噌がベースで、みりんなども入っているようです。


まずは熱いご飯に、この鯛をのせてそのまま食べて味わい、そののちにご飯に鯛をのせて、熱々のほうじ茶をかけてもらい、蓋をしてしばらく蒸します。
鯛に熱が通って身が白くなったら、お好みで海苔とわさびをかけていただきます。
お茶漬けにするとこんな風になります。
もう、言葉を失うおいしさ。ぱぴりお、鯛を大事にとっておいて、ごはんをお代わりして2杯鯛茶をいただき、感動しておりました。


デザートはブルーベリーのババロアと、ヨーグルトとパイナップルのシャーベット。
和食のお店はデザートのレベルがさほどでもないことがよくあるのですが、このババロアもシャーベットも、フルーツの味がしっかり出ていておいしかったです。


というわけで、久々に和食の贅を堪能した二人でした。
銀座などでいただくよりもぐっとリーズナブルで、食材としてもそう高いものは使っていないのですが、さすがは吉兆・・・と感心する味付けで、大満足でしたねー。
いいお祝いになってよかったです。