Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

北海道千歳市:もりもと「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」

2005-06-27 22:11:22 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
週初めの月曜日、関東はとても暑くて大変でしたね。いかがお過ごしでしたか?
昨日は長大な潜入レポートを遅くまでかかって書いて力尽き、昼間はぐーたらしてしまったヴィシアです。(^^;
徒歩2分のローソンに行くにも汗をかくほどの暑さでした。

今年の夏も猛暑と聞いています。
去年は病院のベッドの上で意識もなく、(熱が高かったので)冷房のガンガン効いた集中治療室で暑さも感じずにこんこんと眠り続けていたヴィシアにとって、2004年の夏は全く記憶にないマボロシの猛暑の夏でした。
今年はたっぷりとその地獄の暑さが味わえそうです。皆さん、健康っていいですねぇ・・・(涙)。(^^;

さて、ヴィシアが暑さに弱いのは、北の大地・北海道で生まれ育ったからです。
そのホームグラウンド・札幌市に、今は妹・りりあ先生と、母亡き後再婚した父が、それぞれに暮らしております。
妹・りりあ先生の愛猫2匹との日々を綴ったブログ「猫だんご」は、毎日大変面白く、ワタクシも自分のブログより面白いんじゃないかと危惧しつつ毎日読んでは笑っております。Bookmarkに入っていますので、まだお読みでない方はよろしければ一度ご覧ください。

その妹・りりあ先生は、実はワタクシに似ずなかなかマメなところもありまして、折に触れていろいろなものをヴィシア家に送ってくれています。
面白い猫マンガだったり、しゅんけいへのプレゼントだったりするのですが(いつもありがとう!)、
昨日は北海道のいろいろなお菓子やインスタントラーメンを送ってくれました。

インスタントラーメンがまた面白いのですが、それはまた別の機会にご紹介することにして、
今日はその荷物の中に入っていたお菓子を一つお披露目したいと思います。

北海道の玄関・千歳空港のある千歳市に本社がある、株式会社「もりもと」の新製品。
千歳で取れた甘さ一杯のトマトをふんだんに使ったトマトゼリー「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」です。

「もりもと」のオンラインショップのURLを貼っておきます。
http://www.haskapp.co.jp/shopping.html

この会社は、もともとは千歳の原野に自生していた「ハスカップ」という、ブルーベリーのような味の果実を原料に、ジャムやお菓子を作って細々と売っていた会社です。
ところが千歳に空港ができて人が来るようになると、徐々にハスカップの知名度も上がり、だんだん業績が伸びてきて、いろいろなお菓子を作るようになったようです。

こんな感じのゼリーが入っています。しゅんしゅんが撮ったので、画像がブレてしまっていてすみません。


箱の中に入っていた説明書によると、千歳に「田園倶楽部北海道」という日本最大の面積を誇る大きな農園があって、そこに東京ドームの1.5倍の広さの広大な温室を備えて、ハイテク機器を駆使し、トマトの原産地・南米アンデスの環境に近づけて栽培しているそうです。
なので甘味がたっぷり、果肉ぎっしりなのだとか・・・おいしそう

早速良く冷やして食べました。
お味は・・・とってもおいしいっ!!
りりあ先生、これおいしいねぇ~!!
トマトの爽やかな甘さと、少し加えたレモンのすっきり感。
甘いものが苦手な人でも、これならすいすい!って感じです。
子供たちもぱぴりおも大喜び。もちろんワタクシも大感激。
撮影する間もなく、あっという間に送ってもらった4個を食べつくしてしまいました。
からっぽの容器ですがいちおうアップします・・・。


オンラインショッピングを見ると1個250円くらいですが、これは絶対また食べたくなりますね。きっとそのうち、オーダーしてしまいそう。

皆さんにもこれはオススメします。
夏バテなどでちょっと食欲のない時などにもいいかもしれません。
りりあ先生、ほんと、美味しいものをありがとうございました。
また何か見つけたら送ってください~。(^人^)

酒池肉林の夜:ボルドー1975ワイン会潜入記

2005-06-27 01:52:25 | ワインの幸せ

モンブランご来店の皆様、こんばんは。
風邪がなかなか抜けずに、しばらく更新をお休みしていましたが、いかがお過ごしでしたか?
おかげさまですっかり良くなり、今日はスイート10の指輪を探しにぱぴりおと近郊のデパートめぐりができるまでになりました。

そう、6/25は私たちの10回目の結婚記念日だったのです。
もう10年ですか~、早いですね。
あっという間でしたね、ほんとにいろいろなことがありました。
ヴィシアにとってはこの10年はいろいろな病気との闘いの日々でもありました。
そもそも結婚してすぐ子供ができて、出産の時に死にかけたのが始まりだったでしょうか。
それからはこれでもか・・・と病気の嵐。苦しい時もありました。

とどめに去年はすごい大病をして、いよいよヴィシアもおしまいか(^^;とぱぴりおも一時は腹をくくったそうですが、何とか生還して今では一応普通の生活を送っています。
そんなことを振り返ってみると、無事にこのスイート10を選べるようになったなんて夢のようです。
子供たちもまだ小さいし、もう少し長生きして、病気で失った分の時間も人生を満喫したいですね。(^^)
まだまだ死なへんでぇ~。(笑)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日はこの間の金曜日の夜に、都内の某ビストロで開かれた、「ボルドー1975ワイン会」にぱぴりおと潜入してきましたので、その突撃レポートをお送りしたいと思います。

この会は、あるワインマニアの方(一般人です)が主催して、ビストロの一角を借り切って行われたもので、フランスはボルドーの1975年産の赤ワインを中心に、白ワインや甘口ワインも組み合わせて総勢7本のヴィンテージワインをお料理とともにテイスティングしてしまおう・・・という、夢のような美味しい企画です。
ぱぴりおはネットで検索してこの会の開催を知り、申し込んで参加。
会は全部で28人で、この手のワイン会としては大規模な方だとか。
他にも初参加の方が8人もいらしたので、そんなに恐れることはありませんでした。

集まった方々はどちらかというと女性の方が多くて、年齢的には20代後半から40代くらいまでといったところでしょうか。
まずは簡単な自己紹介の後、早速トップ画像の白ワインで乾杯。
1) 1997 Chateau Latour Martillac, Pessac-Leognan です。
わりと軽めでさっぱりしていてフルーティ、あまり酸味がなくて飲みやすく、色が黄金色で大変美しいワインでした。

次には、ボトルの画像がありませんが
2) 1993 Chateau Smith Haut Lafite, Pessac Leognan
を、カツオのたたきにガーリック風味のパン粉を薄くつけて少しソテーしたものと合わせていただきました。
このカツオの下には甘めにマリネしたダイスカットのトマトが敷いてあり、絶妙のマッチングでとてもおいしかったです。
(後で激しく後悔したのですが、この日はワインの写真は一生懸命撮ったのですけれど、お料理の方は食べることばかり気をとられて(笑)、写真を一枚も撮らなかったんです!大失敗!

ワインは1)より少し酸味があり、すっきりした辛口の味わいでした。ブドウの香りが際立っていて、1)と2)で比べるとたぶんこちらの方が「通好み(笑)」なのでしょうが、ワタクシ的には1)の方が飲みやすかったです。シロウトなので・・・。(^^;
ここで1)をもう一度飲み返してみると、あら不思議、味が変わっているではありませんか。
時間を置いたことで、開けたての時より一層飲みやすいマイルドな味に変化していました。
この傾向は大体どのワインでも見られ、開けてしばらく置いておくと、(温度が上がるのも関係あるかもしれませんが)味わいはマイルドになる傾向がありました。

次は、いよいよ本日メインの1975年ボルドー赤ワインたちに移ります。
3) 1975 Chateau Fieuzal, Graves

ボトルからラベルが剥がれてしまったそうで、ラベルだけの写真です(笑)。
お料理は、う~ん何だったっけ・・・すみません、今もうぱぴりおが寝ちゃってるんでわかりません。明日聞いておきます~。
このワインはミディアム~軽めといった感じで、少し辛口でした。香りがよく、プレーンでさっぱりした感じです。温まってきた方が香りが良くなりました。
良くも悪くも、「普通」に楽しめるワイン、という印象でした。

お次は
4) 1975 Chateau Soutard, St. Emilion
です。画像撮るの忘れました・・・。
これは主催の方が「ボトル違いでの味の差を比べてみてください」とおっしゃって、同じ銘柄のボトル違いのものを2本飲み比べました。
ボトル(1)は、ミディアムボディという感じの辛口で、少しピリッとした酸味が感じられました。
ボトル(2)は、(1)よりも軽めで酸味もまろやかで飲みやすく、私としてはこちらの方が好みでした。
同じ銘柄のものでも、セラーごとの微妙な保管条件の差などで、このように味が違ってくることがあるのだそうです。確かに30年も保存してれば、差も出てくるでしょうね。すごいなぁ・・・。

1975年3本目は
5) 1975 Chateau Bel Orme Tranquoy Lalande, Haut Medoc
です。

このあたりでお料理には、メインディッシュの「ウサギのソテー」が出ました。
う、うさぎですか!?
ちょっと引きましたが、お皿の上のお肉を見ると、ほんのりピンク色で鶏肉のような優しい色合い。
ドキドキしつつ食べてみるととても柔らかく、臭みも全然ないのに鶏肉のように繊維質がぱさつくこともなく、実にしっとりとおいしいのです。
赤ワインは4)よりも香りがフルーティで強く、軽い味わいで私としてはとても好みでした。ただ、開けてすぐは酸味が強い感じがしたので、しばらく置いた方が一層おいしかったです。

そして赤ワイン競演の最後を飾るのは
6) 1975 Chateau Cos Labory, St. Estephe

でした。
こちらも香りがよく、味は酸味がわりと強めで渋みもあり、フルーティーさは少なめで、時間を置いた方が美味しくなる感じでした。上級者向けの味わい、なのでしょうか。
ヴィシアとしては5)の方が好みでした。

3)~6)の4本の1975年ボルドー赤ワインの中で、ヴィシアの一番のお気に入りは5)ですね。

この後はおいしいデザートが出て、仕上げは白の甘口ワイン
7) 1975 Chateau Filhot, Sauternes

で締めくくり。
これはまさに食後にぴったりといった趣の甘いワインでした。少し苦味もあるのですがおいしくて、香りがふくいくとしています。酸味も少しあり、口の中で転がす感じで味わうとおいしかったです。

・・・で、トータル3時間くらいかかったでしょうか、酒池肉林の宴はつつがなく終了し、ヴィシアとぱぴりおはポンポコリンのお腹を抱えて、皆さんにお礼を言って帰途に着いたのでした。

今回の会の参加費は一人1万円。
ヴィシア家にとっては決して安くはない金額ですが、結婚10周年記念のいい思い出になりました。
ありがとう、ぱぴりお。またこんな素晴らしい会があったら、ぜひ行きたいです。

ずいぶん今日は長くなりましたが、とどめにぱぴりおの新ワインコレクションをご紹介・・・。
甘口 白 1999 Chateau d'Yquem Lur-Saluces と、有名シャンパンのMOËT & CHANDONのミニサイズです。


甘口の白ワインの方は「シャトー・ディケム」という有名なワインだそうで、2万円位するものだとか。
これは、フランスに住んでいるぱぴりおのお友達の韓国人のチャンさんが、結婚記念日のお祝いにわざわざ注文して届けてくださったのです(フランスから空輸したわけではありませんが)。
どひゃ~、ありがとうチャンさん!いい人だ!

モエ・エ・シャンドンはぱぴりおが自分で、結婚記念日のお祝いにと、お試しも兼ねて買ってくれたものです。
結局、この週末はどちらも開けませんでしたが、大切にワインセラーで出番を待っています。
近日中に(次の週末くらいかな?)どちらかは飲むことになると思うので、そうしたらインプレッションを報告しますね。

は~、今日は長々と書いてしまった・・・。
最後までお読みいただいた方々、本当にどうもありがとうございました~。