ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/13日 恵那山を神坂峠から広河原経由で回遊 8分の2:まだ大判山あたりを歩いています。

2016-10-18 07:28:21 | 草花
今回の恵那山シリーズでは、極スローペースでブログを進めていますので、一般的な山行記としては全く参考にはならないと思います。
この緩慢なペースで8回続けていくわけですので、その点どうかゆっくりと、そして、適当に距離を置いてお付き合いください。
今回は大判山というところあたりを歩いていく部分のレポートで、これで、山頂までの道のりの40%くらいになるのでしょうか。
午前五時に歩き始めて、いろいろよそ見をしながら歩いて、午前7時45分のところまでのレポートです。

大まかにいえば、標高1700メートル付近のところを山のコブに合わせて登下降しているところです。
この部分では背丈のあまり大きくはない木の黄葉を楽しみながら歩を進めています。

木の種付き ↓

これはリョウブの花の後でしょうか、今回はこの姿を何度も目にしました。



白樺 ↓

白樺の疎林が時々出て来ます。ここのものはヒョロッとしていて随分背が伸びています。高いもので15メートルほどはあったかと思いました。



道筋のブナ ↓

奥のほうに細く小さなブナが見えていますが、今回はそういう育ち方のものを多く見ています。



案内看板 ↓

この告知方法と、道しるべの作り方は、黒沢口登山道でも見てきたものです。おそらくは30年以上を経ているのではないでしょうか。 これを見て懐かしさとともに一種の安心感も湧いてきます。



大判山まで ↓

笹露に濡れてズボンをびっしょりにしながら歩いていきます。



シャクナゲ ↓

このシャクナゲは葉裏にごくごく短い毛があって、ビロードのような肌触りを感じます。
ところが頂上ではケナシハクサンシャクナゲという種類があって、そちらには葉裏に毛がないのです。
それについては後日、これと同じような写真をつけて記事に出します。



ブナ ↓

やや太めのブナを見ます。見上げても葉はほとんどついていませんし、実もないようです。
今年は熊さんにとって厳しい冬になりそうですが、その前に、人里に頻繁に下りて来そうで心配です。



オオカメノキ ↓

オオカメノキはこれも良い色に紅葉する種類ですが、今年はこんなくすんだ色のままに落葉するようです。



フクオウソウか?

シャッキリとした花姿ではなくて、もうとっくに時季を過ぎた姿ですので、自信を持っては特定できていません。



南木曾岳 ↓

南木曾岳が画面の中央に見えています。そして右背後になりますが、はるか遠くという感じで中央アルプスも見えています。



富士見台と神坂山 ↓

上の図柄の右側に振ると、近場の富士見台と神坂山(みさかやま)が見えてきます。



アキノキリンソウ ↓

朝早い時に会ったものよりも、もう少しましな姿のものが、残っていました。



大判山 ↓

大判山には7時12分に着きました。歩き始めて2時間10分後というので、相当スローペースになっています。 ここの標高は1696メートルと標示されています。



ヤマハハコ ↓

この花はドライフラワーになっても姿が変わらないようですから、この時とばかりに飛びついて撮ります。



黄葉する斜面と対面 ↓

少しガスが掛かっていますが、山斜面にちょっと良い黄葉がありましたので、しっかり収めます。



シラタマノキ ↓

シラタマノキの”白い玉”は噛むとほのかに甘いのですが、そのほかに大きな特徴のサロメチール臭があるのですが、つい先日木曽御嶽であまり香りを感じなかったので、今回は試食を省きました。



ダケカンバ林 ↓

今年のダケカンバの黄葉はこの辺が限度ではないでしょうか。



また下り ↓

大判山からその黄葉に向かってまた下って行きます。



クルマバハグマ ↓

花の時季には遅くて、うらぶれたような姿を見るしかありません。



カエデ類の黄葉 ↓

普通でしたらもっと赤さを増すであろうカエデ類もあいまいな色です。それでもこの先、紅葉の度合いは進むのでしょうか。
コメント (6)
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