ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/30 久しぶりに歩いた金山と雨生山 その5:今回の最高地点金山から県境稜線を歩く。

2016-10-06 06:47:01 | 草花
「世界桜の園」は学校を定年退職した方が、「日本に3百余種、日本以外の国に百余種がある桜をこの山で咲かせたい」という願いを込めて、個人所有の山のなだらかな山肌約30ヘクタールに、延べ2千人の人々の手を借りて、いろいろな種類の桜の木を植えたそうです。
現在では9000本を超えているそうですが、まだ木が若いので、これから先が楽しみです。

また、ここには比丘尼城址があり、「愛の鐘」もあります。

シラヤマギク ↓

広い「世界桜の園」の中に入ってきています。道端にシラヤマギクが時々現れて来ます。



比丘尼城跡 ↓

昔、女城主が治めていたというので、比丘尼城という名前が残っていますが、今は空しく、城郭はありません。



今咲く桜 ↓

沢山ある桜の木の中には、ちらほら花を咲かせている木もあります。



愛の鐘 ↓

「愛の鐘」を横にみて、通り過ぎます。



笹の道にオミナエシ ↓

笹に埋もれるような道が続きますが、金山に至る分岐点近くで、オミナエシの花を見ます。
今回はいろいろな場所でオミナエシを見ましたが、キチンとした姿のものはこれが最後となりました。
これより、金山目指して登っていきます。



雪だるまのようなキノコ ↓

真っ白で、雪だるまのような形をしたキノコを見つけました。ですが、雪だるまのように滑らかではなくて角状の突起に覆われています。


エビネ ↓

道のわきでエビネの葉を見ます。毎年この株を見てはいるのですが、未だ花の咲いた姿を見ていません。


イナモリソウ ↓

エビネの反対側でイナモリソウの株も見ます。これも花にタイミングが合わず、まだ花姿に浴していません。



林道を横切る ↓

この林道を横切ると斜度がややきつくなり、辛抱の登り道が続きます。



30分後 ↓

30分ばかり辛抱して登り詰めたところが、本日歩く最高地点の金山山頂となります。
北側に木の間からわずかに眺望が得られるほかは全くの林間の場所です。
これから先は県境稜線を西進して雨生山を目指します。



シモバシラ ↓

稜線上にシモバシラのみられるところがあります。その株の存在を確認していきます。
花はまだこれからのようです。



シロオニタケか? ↓

また大きなキノコが出て来ました。比較のためにこうもり傘の持つところを一緒に撮りました。
傘の下部、曲がった部分の差し渡しが12センチほどありましたので、このキノコの直径は15センチ以上あります。
恐らく毒キノコのシロオニタケと思いますが、茎を手折って匂いを嗅ぎましたが、無臭のようです。



タマゴタケ ↓

稜線から10メートルほど離れたところに、きれいなキノコがありました。
タマゴタケのようですが、傘が破れていて、茎を折ると、パキっと折れてしまいました。こうなるといかに食用になるキノコであるとはいえ、食する魅力がありません。



テングタケ ↓

こちらは毒性の強いテングタケのようです。最近曇りや雨の降る日が多くなっていますので、キノコも勢いが良くなっています。



赤ハゲ地 ↓

蛇紋岩地のむき出しの場所に来ました。ここも特異な植生の見られるところですが、今は端境期にあるようでした。



ミカワマツムシソウ ↓

そんな中で、このミカワマツムシソウは健闘しています。



アキノキリンソウ ↓

アキノキリンソウも裸地で一輪だけ見つけることが出来ました。



ノッポのキノコ ↓

こんな姿ののっぽのキノコも見ていきます。きっと毒キノコなのでしょうね。



展望の丘へ ↓

県境稜線はこれから先もまだ続きますが、その中でも眺望の一番優れている場所を目指して進んでいきます。


キハギ ↓

稜線上でもキハギには時々出会っています。
コメント (2)
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