ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/07日 黒沢口の中の湯から歩く木曽御嶽 その1:台風の去った天気の良い日を狙っていました。

2016-10-09 07:10:45 | 草花
台風が日本海側を北東に向かって走り去り、中京圏では10月6日の朝から秋晴れのような良い天気になりました。
そういう時を狙って待っていたので、この日のうちに登山口まで出かけて翌日に山に入ろうと決めました。
毎年行く木曽御嶽に今年は行っていませんので、紅葉のきれいな黒沢口の八合目あたりを目指すことになります。

木曽御嶽を東側から ↓

この写真はこりんさんからの頂き物で、小生が御嶽を歩いているその日に、偶然彼もこの近くまで来ていて、御嶽から27kmほど南東にある風越山から撮った御嶽の雄姿となります。



実行図 ↓

赤線部分を歩きました。


断面図 ↓

単純な往復ですと左右対称になるところ、女人堂から、別の場所を往復していますのでその分だけ形が崩れます。



鳥瞰図 ↓

鳥瞰図に歩いた部分を赤線で入れてみました。上も含めてCGはカシミールのお仕事です。



恵那山 ↓

10/06日の車で移動中に恵那山の一部が見えていましたので車を止めて撮りました。
しかし、ここからは恵那山の山頂は見えていません。



三留野(みどの)宿 ↓

国道19号を北上しています。昔、三留野(みどの)は木曽街道の宿場でしたが、今では南木曾町となっています。



三留野(みどの)の大吊橋 ↓



三留野の大吊橋は木製で「桃介橋」とも呼ばれ、この名前はさる電力会社の社長さんが事業の一環として架けた橋だそうですが、その名前を頂いたようです。
近代文化遺産になっているそうです。 橋長は247mで、下を流れるのは木曾川です。



中の湯の駐車場 ↓

10月6日の暗くなったころにこの場所につきました。ここで車中泊する人がもう一人いました。
しかし、翌朝起きてみると、車は4台になっていました。(これは翌日下山後に撮りました。)



夜明けの前 ↓

前夜は午後8時に床に就き、あくる日は午前3時に時計をセットしました。
暗い中ですので朝食は取らずに、午前4時頃より歩き始めます。
ヘッドライトと手持ちの懐中電灯の二つで歩きます。
東の空が白んでくると空腹感が出て来ました。



ハイマツが出現 ↓

歩き始めの標高は1800m強でした。ここでは2300mの手前でハイマツが出て来ました。
あたりが明るくはなっていますが、未だ日の出前です。



夜明けの直前 ↓

時刻は午前5時33分。八ヶ岳連峰のあたりの空が茜色になって来ています。



ハイマツとダケカンバ ↓

ハイマツやダケカンバの木が出てきてどんどん高山帯の感じが強まってきます。



朝の空 ↓

時刻は5時37分 左に南アルプスの甲斐駒ケ岳、右に中央アルプスの峰が続きます。



恵那山 ↓

雲海から頭だけ出して、恵那山が見えています。



日の出 ↓

5時47分に八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の中間付近の山の稜線上から朝日が出て来ました。



八ヶ岳 ↓

茜さす空の中に八ヶ岳がシルエットで見えています。一番左は蓼科山ですね。

カシバードで描画 ↓

同じ範囲をカシバードで描画します。一番左の蓼科山は山頂部分が見えないので山名表記が出来ていません。



甲斐駒ヶ岳の右に中央アルプス ↓

甲斐駒ヶ岳は南アルプスの峰ですが、この暗さの中では山が中央アルプスと地続きのように見えます。

カシバードで描画 ↓

カシバードで描画するときに暗さも考慮してみましたが、やや見づらいですね。



ナナカマド ↓

道のわきで色づいたナナカマドが出てくるようになっています。
なおこの高山性のナナカマドは、タカネナナカマドとウラジロナナカマドがありますが、区別することなしに以後もナナカマドとだけ記していきます。



八合目着 ↓

八合目は女人堂又は地図上には金剛堂とも表記されていて、このあたりに礼拝場所があり、昔はそこが女人結界であったそうです。
時刻は午前6時ジャストで、ここであたりの景色を楽しみます。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする