ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/07日 黒沢口から歩く木曽御嶽 その3:女人堂から九合目を目指して岩尾根を登っていく

2016-10-11 07:26:04 | 草花
女人堂では、ここから三の池の方に迂回する道があり、そちらの方では、向かい合う山斜面のダケカンバ林の黄葉がとても美しく眺められる場所があります。
しかし、今年は黄葉する葉、そのものが強い風で落とされてしまったらしくて、多くを望めそうにありません。
ですから、そちらに行くのは後回しにして、まずは頂上方面を目指して真っ直ぐ登っていくことに決めました。
このルートでは高度を上げるにしたがって、中央アルプス、南アルプスの背後に富士山が見えてくるので、ガスが上がってくるまでにそこまで到達しようということになります。

ここで礼拝 ↓

ここで礼拝を済ましてから歩き出すことにします。



再び歩き始める ↓

時刻は午前6時50分頃ですが、上を目指してまた歩き出します。




ナナカマドの赤い実 ↓

道筋にナナカマドの真っ赤な実を見ます。



岩尾根に取付く ↓

女人堂から南進して小尾根に出るとそこにも霊廟があります。
ここから岩屑の小尾根道を西に進むことになります。



南アルプスの聖岳方面 ↓


カシバードで確認 ↓

雲海に浮かんで中央アルプスがあり、その背後に南アルプスの聖岳の方面が良く見えています。
しかし、どこまでも墨絵の世界ですね。


女人堂を振り返る ↓

女人堂が眼下になりました。



北アルプス ↓


カシバードで確認 ↓

北アルプスの方面も良く見えています。雲海はまだ残っています。



八ヶ岳と経ヶ岳 ↓


カシバードで確認 ↓

尾根の上を登っていきますので、眺望は申し分ありません。八ヶ岳は雲海の向こうでやや距離感があります。



鋸岳と甲斐駒ケ岳 ↓


カシバードで確認 ↓

南アルプスの北部方面を見ますと、茜の空に甲斐駒ヶ岳が綺麗な三角錐を見せています。



北アルプスと鉢盛山 ↓


カシバードで確認 ↓

北アルプスと鉢盛山の位置関係を確認しておきます。
こうして見ていると、鉢盛山にも一度は行ってみたいと思い始めました。



小尾根を歩く ↓

岩屑の小尾根道を登りますが、行く手が見えているので、気が急きがちです。



薬師岳も見える ↓
 

カシバードで確認 ↓

ここから黒部五郎岳も薬師岳も見えていたことは、家に帰ってから写真を拡大して分かったことです。
現地では薬師岳と黒部五郎岳が一つの山体になって見えました。



両側がハイマツの道 ↓

この山行中で一番ハイマツの密度が濃かった場所を歩いていきます。



刀利天 ↓

刀利天とは仏教の世界で須弥山の頂上にある世界のことを指すそうで、帝釈天が住む天だそうです。
いにしえ人は森林限界から上の別天地に身を置いて、そういう信仰心も沸き起こって来たのではないでしょうか。



常念岳方面 ↓


カシバードで確認 ↓

常念岳方面をズームしてみます。
あまり特徴がないのでやや分かりづらさがあります。
コメント (8)
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