ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/5日 蒲郡郊外・相楽山の秋花(下=最終記事):赤とんぼ ミズヒキ コウヤボウキ ゴンズイ

2015-09-18 07:11:45 | 草花
九月五日にこの山に入ってから、もう二週間近く経ってしまいました。
鮮度が命の花便りで、遅れを申し訳なく思う気持ちは持ち合わせていますので、どうか適当に流して読んでやってください。

この山に来たのはツルニンジンの花を見たかったからでしたが、かつてあれほど群生していた株は、その場所に行っても全く見ることが出来ませんでした。
その場所は、やや暗くなっていて、何よりも光を好みそうなツルニンジンにとってはとても生育できるような環境からかけ離れてしまっていました。

見落としが無いか、もう一度探しなおしましたが、どんなに探しても見つけることは出来ませんでした。
ジイソブ(ツルニンジンの別称)もまた小生から遠のいてしまいました。

蒲郡方面 ↓

蒲郡方面に眺望の利く場所があり、そこに行ってみます。
海に浮かんだ小さな丸い島は”竹島”といって、特異な植生を持つことから、島全体が国の天然記念物に指定されています。


赤とんぼ ↓

見た最初はショウジョウトンボかと思い、撮りましたが、そうではありませんね。



オミナエシ ↓

これはあとから聞いたところによると、自生のものではなくて、以前植えたものが残っているようです。
ややこしいですね。



サルトリイバラ ↓

青い実が赤く色づくまで、未だ大分日数が必要のようです。



オオバノトンボソウ ↓

花は終わっていて、株を見るだけです。



ノギラン ↓

やや湿り気のある山斜面にノギランがまとまってあります。



キンラン ↓

キンランも出てきますが、株だけの姿です。



ミズヒキ ↓

自然の中で見るミズヒキはのびのびとして見えますね。


フジ ↓

フジは豆の莢を垂れ下げていました。



タラノキ ↓

タラの木は高いところで花を咲かせています。


ヒツジグサ ↓

池にはヒツジグサが沢山花をつけています。


コウヤボウキ ↓

林縁ではコウヤボウキに花が付いて来ました。



イソノキ ↓

イソノキは実を赤くしています。このあと熟して黒紫色になります。



広場 ↓

山上にこんな空地があり、そこにこんな建物があります。雨天にも集える多目的の覆いでしょうね。



ゴンズイ ↓

ゴンズイに赤い実がたくさん見えます。赤いものは外皮で、中にある種は真っ黒です。



ナガバヤブマオ ↓

林道の日当たりの良い場所で蔓延っていました。



タラヨウ ↓

これも植栽ものですね。ややこしいのでこういうことは控えて、自生のものだけで公園を形作って欲しいと思いますが、植えてしまったものは仕方がありません。
タラヨウは葉書の木とも呼ばれていて、木の葉に硬いもので字を書くように強くなぞると、やがてその文字が葉に浮き出てきます。
葉を2枚ほど頂いて帰り、孫に見せてやることにします。
コメント (4)
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