ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/27日 伊吹山笹又コース その4:山上の西遊歩道から山頂を目指す。フジテンニンソウ、ルリトラノオなど

2015-09-01 07:00:47 | 草花
二百十日の今日は、関東大震災の日から数えて92年経っていますが、その日は正午少し前にマグニチュード7.9の大地震が首都圏を襲い、建物倒壊や火災などによって10万5千人あまりの尊い命が失われたとされています。

火山列島、地震列島のわが国ですから、いつ何時その規模の地震が襲い掛かるとも限りません。
実際にそれ以後も実に沢山の地震が頻発していて、地震の年表で調べてみると、今の生活が奇跡であるかのように思えてきてしまいます。

地震に限らず、災害への備えをしっかりやっておこう・・・と、口で言うのは簡単ですが、地震・雷・大雨や火事への備えは並大抵のことでは有りません。
こればかりは地道にコツコツと少しずつ心して備えてゆくしか有りませんね。



動植物保護の呼びかけ ↓

ここで言う動物は、最近食害で問題になっている鹿までも含んでしまうのでしょうか。
鹿は稀少植物を見境もなく食い荒らし、絶滅させられてしまう植物も出てくるようです。
今のうちに何とかしないと、日本の山がどうかなってしまいそうです。



山上の駐車施設 ↓

ここをサンテラス駐車場というそうです。今回は建物には近づかずに山の最高地点を目指します。



遊歩道入口 ↓

ここから山頂を目指して3つのルートが派生します。


一方通行 ↓

ところがどれもを自由に歩けるわけではなくて、東ルートだけは下り専用に使う道となっています。



西遊歩道の始まり ↓

そこで、今回は山頂を大回りすることに決め、最初は西ルートで登り、東ルートで下りてくることにしました。
幸いなことに樹陰が有りましたので、階段に腰掛けて、食事をとります。



サラシナショウマ ↓

食事をしている目の前にサラシナショウマが存在を誇示しています。



ウバユリ ↓

ウバユリはもう種の形成中ですね。食事を済ませて、道を登り始めます。




シオガマギク ↓

シオガマギクの巴字型の花序が出てきました。



フジテンニンソウ ↓

山頂部の”テンニンソウ”はフジテンニンソウだそうですが、そのまま受け止めておきます。



オオマムシグサか? ↓

日本に40種類以上あるといわれるテンナンショウ属ですが、ここのガイドブックにオオマムシグサの生育が記録されていたので、それかもしれません。葉も実にもつやのある大柄な草でした。



ドライブウェイ ↓

低木の間から、眼下にドライブウェイを見下ろします。


駐車場鳥瞰 ↓

少しだけ高度を上げました。



石畳 ↓

山道に、こんな配慮のされた部分も有りました。


琵琶湖方面 ↓

琵琶湖が近づきましたね。



運搬用レール ↓

これは山頂にある店舗の物資運搬用のものでしょうね。小生はまだこれの仕事ぶりを、見たことがありませんが、ネット上ではちゃんとお仕事している写真も有りました。



ルリトラノオ ↓

これは伊吹山の特産種だそうです。
残念ながら花には遅かったようです。



シモツケソウ ↓

押しなべて、花には遅かったのですが、ありがたいもので、まだ、こういう花も見かけられます。



山頂方面 ↓

遊歩道とはいえ、花の少なくなった「お花畑」の斜面を登っていくのはかなり負担に感じます。
時折山頂を見上げて息継ぎしながら登っています。山頂はすぐ近くなのですが・・・・・・



サラシナショウマ ↓

サラシナショウマは、時折、群落を見せています。




コイブキアザミか? ↓
 
これはガイドブックに”特産種”として紹介されていたアザミのようですが、草全体がくしゃくしゃしていると感じました。



シオガマギク ↓

シオガマギクは、このルートで何度も出てきました。


キンミズヒキ ↓

こんな山上にも、まだ、キンミズヒキが顔を出してきます。
コメント (8)
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