ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

二番続けてお月見:中秋の名月とスーパームーン。そして夜更けには月に群雲と虹色の輪

2015-09-29 08:48:57 | 草花
27日の日曜日に恵那山を歩いて、最後の林道歩きのところで、夜になってしまいました。
しかし、この日は旧暦の八月十五日ですから「中秋の名月」です。
ならわしどおりに、山歩きの最後の部分は”お月見”をしながらのんびり歩くことになりました。

明けて、28日は、満月で、「スーパームーン」となりました。
月は地球の周りを楕円(だえん)状の軌道で回っており、今年は28日午前10時46分にもっとも地球に近づき、同11時51分に満月となる・・・・ということです。
残念ながら午前11時51分では月が見える位置にありませんが、夜になるとその”スーパー”が姿を現してくれました。

聞いた話ですが、今年もっとも小さく見えた満月(3月6日)に比べると、直径は1・14倍となり、明るさも3割ほど増すということです。

二晩にわたり、眺めたこの月の様子を比べてみても、丸さに変わりがあるようには思えませんが、コンパスで真円を描いて、それと比べれば違いが出てくるかもしれません。

いい加減な考えの小生は「二晩とも真ん丸だぜぇ・・・・・」と済ませています。

恵那山から下りて来て眺めた「中秋の名月」 ↓

日曜日に恵那山を歩いて、すっかり日暮れになってしまいました。
最後の林道歩きは10.5kmあるということで、ヘッドランプを点けて歩くことになりましたが、途中で月が出てきましたので、お月見をしながらの、風雅な山旅最終章となりました。
「中秋の名月」は遮るもののない明るいものでした。



「中秋の名月」から一夜明けて、28日は朝から孫一人が乗り込んで来ました。
土曜日に参観日があり、それの振り替え休日とかで、我が家が俄かの学童託児所となりました。
このときのために、「仮面ライダー」・「ウルトラマン」・「ニンニンジャー」・「トムとジェリー」・「ピタゴラスイッチ」・「超能力ファミリー・サンダーマン」などを録り溜めしておきますが、何のことはありません。
携帯のゲーム機を持ち込んできて、それで遊んでいました。

夕食の時間になり、今晩の月がスーパームーンであることを教えて、「さぁ月見をしよう」と誘っても全く興味を示しません。
そこで、食べ物で釣ることにしました。  


栗 ↓

これは恵那山の山麓歩きで拾った栗で、それを茹でて皮を剥いてやると、「おいしい!」と言います。
やっと”釣り上がって”きました。


スーパームーン ↓

これで、スーパームーンのお月見をすることが出来ます。
その月はまだ東の空に出てきたばかりで、やや赤茶けていました。

夕食は栗ご飯でしたが、これは到来ものの「屋敷栗」と言われる大粒の栽培栗でした。
こちらは山栗と比べると、栗そのものの味は大幅にダウンします。



床に就く直前に、月の様子を見ようと玄関の外に出てみると・・・・・・・
月に群雲 ↓

空には雲がかかっていて、スーパームーンはその背後にありました。
ありがたいことに虹色の輪も見えていて、何か得をしたような気分になりますね。
時刻は23時59分で、日をまたぐ直前のことでした。
コメント (4)
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