ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

08/31日 東三河山裾の花めぐりその7 本宮山表参道(下):馬の背・日月(ひづき)岩・ミヤマウズラ

2015-09-12 07:14:10 | 草花
この本宮山の表参道歩きでは、ミヤマウズラの花を見つけたらそこで引き返すつもりでした。
しかし、最初に出会ったひと花が貧弱でしたので、もう少しきちんとした、この花らしいものに出合うまで、山道を登っていくことにしました。

ウォーキングで人気の山ですので、沢山の人たちとすれ違います。その人たちにミヤマウズラの花情報を聞いて行きますが、殆どの場合は花に無関心の人ばかりでした。
そこで、自分の直感を頼り、このあたりならば咲いて居そうだ・・・・というところをその都度調べていくことにしました。


急登 ↓

林道との交点から山道は、岩石帯の急登が始まります。



センチコガネ ↓

土の上にセンチコガネの美しい姿が見えました。ちょっと元気が無かったかな?



馬の背岩 ↓

急登は未だ続きます。 このあたり一体を馬の背(岩)と呼んでいます。



梯子岩 ↓

次に階段状の場所が現れました。ここを梯子岩と表示されていましたが、近年つけた名前かもしれません。


蛙岩 ↓

どう見てもカエルに見えなかった、蛙岩でした。この横に休憩用の東屋が作られていました。



日月(ひづき)岩 ↓

岩に「日月」と彫られたということでしたが、「日」の字が分かりません。
筆跡は弘法大師によるとのことですが、それが何か?・・・・の世界でした。


ミヤマウズラ ↓









道からはずれて、ここなら有りそうだ、と言う場所を攀じていきますと、求めていた花姿にやっと出会えました。今度の株は申し分ない花姿を見せています。
ミヤマウズラはラン科シュスラン属の地面に生える常緑の草です。
シュスラン属ですので葉にふかふか感があり、草の高さは10センチ以内であり、コンパクトで、葉に芸のあることから、愛好家により、乱獲の対象になっています。
現に、この山のものも激減していて、「絶滅危惧」のような状態です。
欲しいから持ち帰るという、幼児のような短絡的な悪い癖はぜひ直して欲しいものです。


28丁目 ↓

石柱に「廿八町」とあります。 懐かしい字が使われていますね。
そろそろ引き返すことにします。

林道交差 ↓

馬の背を下り、林道と交差する場所に戻りました。本当は林道のほうを歩きたかったのですが、新東名高速道路関連の工事中なのでしょうか、通行止めとなっていますので、往きに使った山道で戻ります。



下山 ↓

山から下りて、次なる最後の目的地雨生山・金山の山麓を目指して、車で走ります。
コメント (4)
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