BIKEBIND自転車日記ブログ2

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BMW・i3の製作工場を見てみよう

2013-12-25 01:40:00 | その他
BMWの次世代を担うであろう技術が投入されたi3とi8。特にi3は電動モーターオンリーのモデルと充電用のエンジンを備えたモデルが用意されるコンパクトカーです。

シャーシにはアルミを採用し上部の居住区にはカーボンを採用しており、製作工程は徹底してオートメーション化が図られています。カーボンがここまで人の手を介さないで出来るとは、驚きです。











カーボンセクション


充電池一杯(笑)


アルミフレーム、真ん中にカバーの付いた充電池がすでにセットされている


完成!







http://www.bmw.com/com/en/insights/corporation/bmwi/concept.html#lifedrive

乗っかっている時点ではもちろん立体ですが、上、下、右、左のパネルを接着して完成されます。カーボンファイバーの前段階の糸は三菱レーヨンのPAN系のようです。それを意図度アメリカのSGL車でファイバー化しているとのこと。パネルは原糸からシートにされ、RTM式で樹脂を注入されます。量産品に求められる生産時間の短縮、ハイサイクルタイプのカーボン製作は多くの会社が様々なアプローチで挑んでいますが、BMWはRTM式を選んだようです。ここらへんはどこが正解とは言えませんが、BMWという信頼あるメーカーが採用したという事実はこれからのカーボン作成の指標の一つになるでしょう。

でシャーシは井桁状のアルミ角パイプで形成されており、その中心に畳のごとく巨大なバッテリーユニットが納められています(バッテリー電池は複数並べられています)。その上にカーボンシェルを乗せて、諸々を組み付けます。ここら辺はテスラに似ています。カーボン部はモノコックと言っていいでしょうが、車輪の付くシャーシ部は一応別なので、これは何式と言えばいいのでしょう? ハイブリッド式?

とにもかくにもここまでカーボンを採用したのは、量産車としてはこのi3が世界初となるんでしょう。フェラーリとかマクラーレンは一般的ではないので除外です(笑)。価格は電気モーターのみが500万円ほど、エンジン付きが550万円ほどです。もちろん高価です。それでもここまでカーボンを採用していてこの価格は……、安いでしょう! それもあのオートメーション工程が貢献しているかと。アルミボディのクルマはホンダやアウディなどが実績がありますが、メジャーとは言えません。ひょっとすると一足飛びにカーボンボディのクルマが普及するのかも知れませんね。



サンタクルーズの開発室を覗いてみよう(主にアルミフレームの)

2013-12-24 04:15:00 | 自転車
溶接や切削の試作現場が見られます。破壊テストの現場は見たことがありますが、こちらの動画もまた貴重です。








なにやらこの若者が主催するインターネットメディアの取材のようです。メカニカルエンジニアのニック・アンダーソンが説明してくれます。

テストで壊れはじめたフレームは、徹底して壊されます。そんなにしなくても……、と思ってしまうくらいです(笑)。ショックアブソーバーが付いていないので、力が逃げずフレームはダウンチューブのショック受け部分から折れていきます。

後ほど視覚化されてかなり応力が掛かっているのが分かるトップチューブのシート側の曲がった部分は、意外にも大丈夫です。トップチューブが折れるのはヘッド側です。現在ロードバイクの設計がこの部分は横潰しにしているのは、応力を逃がすためですが、この動画でそれがよく分かります。

なるほどねえ。


ガンプラワールドカップを制した作品

2013-12-24 02:59:00 | その他
ガンプラはここまで来ましたか……!


↑優勝作品 『宇宙世紀最強の機体』
http://bandai-hobby.net/GBWC/GLOBAL/

以下引用

 アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2013」の世界大会決勝戦が22日、東京・台場の「ガンダムフロント東京」で行われ、15歳以上が応募できるオープンコースでν(ニュー)ガンダムをベースにした日本代表、山内俊平さん(42)の「宇宙世紀最強の機体」が世界一に輝いた。また、14歳以下のジュニアコースでは、シャア専用ザクをベースにした香港代表、チョイ・チキットさん(14)の「Forgotten “The Red Comet”」が優勝した。同大会は今年で3回目で、日本代表が優勝するのは今回が初めて。

【写真特集】もはや芸術の域! 各国の力作

 審査は“ガンプラ名人”で有名なバンダイの川口克己さんや「電撃ホビーマガジン」の木村学さん、「ホビージャパン」の岡村征爾さんら5人の審査員が、各作品を工作力、塗装、アイデアの3項目について採点。その結果、日本代表の山内さんと香港代表のチキットさんの作品がグランプリを獲得した。優勝の黄金色のトロフィーを掲げたさんは山内さんは「制作当初から応援してくださった皆様に感謝します。皆様の励ましや支えがモチベーションになりました。ありがとうございました」と喜びを語った。

 オープンコースの2位はマレーシア代表、3位は韓国代表、ジュニアコースの2位はインドネシア代表、3位は台湾代表の作品。また、特別賞には、ジュニアコースタイ代表とオープンコース韓国代表が選ばれた。世界一決定戦には、ガンダム好きで知られる俳優の及川光博さんもプレゼンターとして出席した。

 ガンプラビルダーズW杯はバンダイが主催し、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。今大会には、日本、イタリア、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、北米(米国・カナダ)、中国、韓国、台湾、香港、タイの13エリアが参加。それぞれ予選を勝ち抜いた各国代表が同日行われた決勝戦でチャンピオンの称号を懸けて激突した。なお、第1回大会ではオープンコースでマレーシア代表、ジュニアコースで中国代表が優勝。昨年の第2回大会では、オープンコースで香港代表、ジュニアコースでインドネシア代表が優勝した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131222-00000002-mantan-ent
引用終わり



ま、この曲でも聴きながら(笑)。

ガンプラワールドカップ開催されているとは……。三回目ですか? 知らなかったです。昔読んだプラモ狂士郎の世界が間近に来ているんでしょうか(笑)?

昨年出たバージョンカトキのνガンダムがベースです。いやあ、ガンプラでここまでの密度感が出せるとは……。サイズ的には30㎝くらいのはずです。写真も上手ですけど、やはり元が良いからかと。

私が昔作っていた頃は、ひたすらウェザリング、汚し塗装が主流でした。今でもこの手のものはつや消しで仕上げるのが主流のようです。これもマット仕上げですが、塗り分けはされていますが、汚しはしていません。この同系色を近くに配置する方法はお台場ガンダムにも採用され、巨大感を出すのに一役買うということです。完成に三ヶ月掛かったとか。まあ、掛かるでしょう、これならば。

細部に至るまでほとんど作り直しているようですが、現代版の解釈として格好いいですね。最近はロボが皆羽根付きのデザインになってしまっていて、心に突き刺さらなかったのですが(好きなのもありますよ?)、これはドストライクです! うほー、かっこええ!

先日、これとベースが同じであろうνガンダムがオークションで90万円を超す価格で落札されたと聞きました。これならば、それを優に超える値が付くことでしょう。お金で物を評するのはちょっと下衆な感じもしますが、ちょっと妄想してしまいます(苦笑)。

拍手!


フットバイクなる自転車?

2013-12-24 01:26:00 | 自転車
あー、はいはい。これ聞いていたことがありました。折に触れて思い出していたのですが、何故かパソコンの前に来るとすっかり忘れているという……(汗)。



http://instagram.com/p/hy9xRWkhzF/



中南米か南米でとても流行っていると聞きました。キックボードのゴージャス版と言ったらいいのでしょうか? ドライブトレインがないので効率の良い走りとか、平地を時速50キロでかっとぶとかは出来ません。上りも押しらしいです。

でも普通にフラットな路面を走るとか、下りを楽しむには最適だとか。故障部分も少ないですしね。ホイールが最大のコストパーツと言えますか。

面白いバイク? ですねえ。……日本だと交通区分はどうなるんでしょ(苦笑)?




Xフュージョン・レベルの組み立てを見てみよう

2013-12-23 18:58:00 | 自転車
限定だと言いつつ、色々気合いが入っているXフュージョン・レベル。コーティングなどを省いて良いので、普通に市販してくれませんかね? 今では数少ないシングルクラウン倒立フォークですから。

しかしこの動画は組み立てで驚かされたのではありません。マーケティングマネージャー、ジョン・ハウアーとマネージャー、ジョエル・スミス以外に……、

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ポール・ターナーが居ます(一番右)。……あなた、こんなところで何やっているんですか(笑)? 

あー、これで最近Xフュージョンが良くなった理由が判明しました。いや、選手達の開発ももちろん重要です。しかしその意見を反映するというか、メカに反映できるエンジニアがやはり必要です。ロックショックス創始者の一人である彼ならば、申し分ない、いや、これ以上の人材はいないでしょう。

人は色々動きますね。海外でもメーカーの興亡が激しいので、こういったことが起こります。メーカーや営業も業界内で動くのが当たり前ですしね。

Xフュージョン、まだまだ期待できるでしょう。