BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2010 パンターニ

2009-11-27 00:09:00 | 自転車
いつか書こう書こうと思っていたら、新しいモデルが出てきてしまいまして……。いけませんなあ。

パンターニ

言わずもがな、最も新しい伝説、イタリアの英雄、稀代のヒルクライマー、マルコ・パンターニのブランドです。もちろん後付です。存命中はありませんでした。まあ、ドイツにはウルリッヒのバイクもあるくらいですし、コッピも後付ですし。

パンターニは思い出深い人物です。生まれて初めて見たツール・ド・フランスの勝者。忘れもしない1998年、フェスティナドーピング問題で荒れに荒れた年でした。それでも私にとって初めて見たツールは輝いていて、その勝者であるパンターニはまぎれもなく英雄でした。

それがあんな人生の終わり方をするとは……。

胸に去来するものがあります。

さて、




Corsair

色違いです。カーボンモデルですね。基本構造はモノコックです。インテグラルシートポスト装備の、まあ標準的なモデルです。オートクレーブでもないですが、高圧でカーボンを固めてあるようです。


Skin

7005-T6アルミです。チューブにはトリプルバテッド加工を施してあります。パンターニと言えばアルミです。カレラのアルミモデルから、ビアンキのアルミまで最新のバイクで彼は山を、レースを駆け抜けて行きました。

バイクは正直、海のものとも山のものともつかぬ製品です。しかし、パンターニと名前が付いているだけで、このバイクはピラーテフリークには存在価値があるでしょう。


http://www.bikeradar.com/news/article/pantani-frames-now-available-in-uk-24131

POC

2009-11-26 23:17:00 | 自転車












今季から日本上陸の

POC

です。ポップなデザインなライディングギアですね。

しかし……、MTBが冬の時代、さらにDHに至ってはツンドラ地帯のような日本に置いて、これは……?

別に安くないですし。

悪くはない、悪くは無いのですが……。

ハーフヘルメットやグローブなどは物珍しく、デザインもいいですが、値段がトロイリーよりはるかに高い……。

うーーーーーん。

厳しいですか?

パナレーサー・CG

2009-11-25 12:13:00 | 自転車

CG XC


CG 4X/AM

2010年、注目のタイヤは数あれど、MTBではこれがナンバーワンかも知れません。

来年からオウンチームを起ち上げる
セドリック・グラシアが日本の
パナレーサーと組んだシグネチャーモデルです。

AMとXCでは、力が注がれているのは間違いなく前者でしょう。でも何故かXCのタイヤに『CG』をモチーフにしたパターンに採用しています。

XCはセンターリッジに近い形状です。CとGの形の縦長ブロックが効いています。さらにこのブロックはグリップ方向にも粘るはずです。突き刺すタイプとは反対の性格ですね。走りの軽さとグリップ。当たり前の機能ですが、一流こそ基本に忠実ということでしょうか。

AMはブロックがかなり大きいです。そして意外と密ですね。通常下り系のタイヤはブロック間の間を開けて、突き刺し性能を上げるのがセオリーなんですが。おそらくコンパウンドでグリップを稼ぐタイプなのでしょう。さらにブロックには斜めに切り欠きが入れられています。斜め方向へのグリップ力を重視した結果かと。

基本的にかなり柔らかいコンパウンドを採用していますね。グラシアが「スティッキー、スティッキー」とうるさくわめいています。さらに「ジャパン、ジャパン」とも叫んでいます。

不思議な感じがしますね。

http://www.youtube.com/watch?v=q-jyH2NE30w


ここ数年、プロ選手との開発モデルはかなりの確率で成功を収めているパナレーサー。今回も良さそうな感じです。MTB界でもコラボモデルが流行っていますし。

レンスキー・クーパー

2009-11-23 06:03:00 | 自転車


オススメです。

レンスキー・クーパー

ライトスピードの創始者が始めたブランドです。そんなにチタンが好きなら、そのままライトスピードにいればいいのに……。なんて思ってしまいますが(苦笑)。

レンスキーは手頃なモデルが多いです。ライトスピードやマーリン、セブンを比べれば、もう半額に近いかな? と思ってしまいます。

かといって安ければそれで良いかというわけではありません。結局チタンは数がはければ、安くなるという素材ではないからです。

チタンの埋蔵量は膨大です。しかしなぜレアメタルと呼ばれるか? それは偏に加工性の悪さにあります。

そしてチタンはクロモリ以上に生産者が重要なのです。同じ6/4チタンでも業者により性能がまったく異なるばかりか、同じ会社の製品でも違います。そう、グレード別に値段がつけられているのです。なのでただ安ければ万歳という素材ではありません。

それを判断するのはどうしたらよいか? いくつか方法はありますが、普通の人には分からないでしょう。なので簡単に分かる方法だけを言いますと、

ブランド買い

これにつきます。え? どうしようもない意見だって? はい、そうなんですが、ことチタンに及んではこれが最も簡単な正解方法です。

アメリカチタンとロシアチタン、中国チタンなどはおおよそ区別が付きますが(あくまでおおよそです)、同じ会社の同じチタン合金で、高級チタンかクズチタンかなんて、もうビルダーでも分からないでしょう。

と言うわけでクーパーはめでたく、この難関をパスしたわけです。

価格が19万9500円という破格値です。トゥルーテンパー・アルファフォークも付いています。サイズもXS~XLまで6種類。いいじゃないですか。

安いバイクからステップアップしたい人、レースに飽きた人。もちろん本気でバイクに取り組んでいる人にも広く勧められます。

皆がカーボンに乗っているこのご時世に、じゃないですか?

http://www.zetatrading.jp/news/index.html

2010 デダチャイバイク

2009-11-18 00:43:00 | 自転車
意外と情報が出回っていない感じですね。

チューブメーカーの雄、デダチャイがオリジナルのフレーム製作に乗り出します。

去年もネロコルサのようなモデルはありましたが、今年から本気で行くみたいです。

カーボンの時代になり、昔ほどチューブメーカーの影響力は無くなりました。それでもフルカーボンフレームが簡単に作れるセットや、数多くのカーボンパーツは製作していました。ですがこのままでは忘れられた存在に成ってしまうということにいち早く気がついたのでしょう。

結構大胆なフレームです。