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マヴィックシューズの製作現場を見てみよう

2013-06-15 15:13:00 | 自転車
へー、ラストにマスキングテープを貼り付けて、その上にデザインを描き着込んでいくんですね。

この前見かけたおそらくゼリウス系のロードシューズのほかに、MTBモデルフーリーもデザインを一新して来るみたいです。というより、トレイル系のアルパインに似ているような気がします。合いの子ということなんでしょうか? エンデューロ対応であることは間違いなさそうですから。

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昔はプロ選手だとスポンサーの製品ではあまりフィットしないので、そっくりなものを作ってくれる専用のショップで自分のシューズを誂えていたと聞いています。もちろんエースクラスの人間にはメーカー自らが足型を取って作ってくれていましたけど。

しかし最近のシューズはほとんどそのまま使われているみたいです。インソールによって微調整もして居るみたいですが、それは根本的な解決方法ではありません。あくまで微調整です。

ソールなどはカーボン製でガッチガチになっていますし、革新的な縫製技術が生まれたも聞きません。ソールの形状、反り、固定システムの変遷、アッパー素材の進歩。これらが重なって硬いのに快適というシューズが一般的になりました。なかでも熱可塑樹脂を利用したタイプの物は、誰でもオーダー的なフィット感が得られますからかなり大きな要因でしょう。このジャンルはおそらくシマノがトップだと思います。専用のバキューム装置もありますから、通常の熱可塑タイプよりも一歩上行くコンセプトですよね。

シューズ系では全くの新規参入組だったシマノが、ここまでの製品を作るとはだれが予想したでしょう。完全に自転車特化ですけど。あれやこれやでもう20年以上経つので、ノウハウの蓄積はかなりなものになっているでしょう。海外製品が格好いいというのは間違いないですが、初心者はシマノを選ぶのが無難です。本気で走る人以外は、ナイロンとかブラスファイバー系のソールで十分だと思います。

この動画ではアン・カロリン・ショソンがマイシューズの相談? をしています。ベタですけど、こういう多くの経験を持つ貴重な人物からの意見を聞くことは大切です。制作者には制作者の、乗り手には乗り手のアンテナがありますから、その需要性をマヴィックは十分理解しているということなんでしょう。

黄色どころか蛍光イエローといった感じでど派手なマヴィックのシューズですけど、基本的にはどんな色のウェアにも似合うという不思議な性能を持っています(笑)。一般的なドレスコードを越えて行ってしまっているあたりに、マヴィックの自転車乗りからの厚い信頼を感じます。



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