通勤に使っているのは、スクーターですが、1日往復7kmぐらいしか乗らないため、メンテナンスは調子が悪くなってからしか行っておらず、ベルトが切れて走行不能になりました。そもそもベルトを装着したのが、6年ぐらい前で、まだ、1万キロでしたのでもう少し持つかと思っていたのですが、駆動系を少し弄っているため負担があったようです。日頃のメンテナンスは、重要です。
エンジンの始動性が悪いということでお預かりです。電気系のようなので、順次見ていきます。ステーターの3相配線は、導通もあり、抵抗値も規定値内なので、平気そうです。
液式の純正バッテリーでした。とりあえずセルモーターは普通に回り、クランキングできますが、点火しにくいようです。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。
電圧計が付いていますが、バッテリー端子部より低く表示されています。
エンジンを停止した後での電圧ですが、問題無さそうです。配線周りを点検し修正していきます。
プラグコードに自作ノロジー風のシールドが付いています。プラグキャップはノーマルですが、プラグキャップとコード、コードとイグニッションコイルの差し込みが抜けていたりするので、4気筒とも分解し、修正です。イグニッションコイル側の差し込みが抜けていると腐食します。
リア側は、イグニッションコイルが見えているので良いですが、フロント側は、取りださないと差し込み部が修正できないので、丸ごと外します。
エアクリーナーは、K&N製ですが、汚れていたので、洗浄です。ダイヤフラムは回転や作動不良がないので、平気そうです。
スパークプラグは、NGK製JR8Cでしたので、今回は、点検清掃のみです。バッテリーは取り外し、液面が下がっていたので、補水し、補充電です。車載で補充電を行っていると液式は、たまに補水しないと極板が露出するとまずいです。
パイロットスクリュー部に圧入栓が入ったままでしたので、抜きます。エンジンをかけ、パイロットスクリューの作動を確認した後で、キャブレター同調を行いました。電気系については、念のため、イグニッションリレーを装着しました。
最終チェックと試乗です。エンジンも1発で始動できるようになったので、問題無さそうです。無事納車になりました。車体周りは見ていませんが、メンテナンスを行った方が良さそうです。
2019.05.19 作業担当 ヤダ(矢田)