今週は、天候の変化と気温差がありすぎです。

お待たせいたしました。本日(4月1日)BASにて引き上げ納車がありました。到着まで、しばらくお待ちください。練馬ナンバーですが、オーナーが現在、九州に転勤中のため、九州までレッカー納車です。

コンディションレベルチェックパックCでお預かりです。その他、水漏れ修理とエンジンオイル交換、オイルフィルター交換です。

ラジエターキャップが高圧タイプになっていますが、メリット(リリーフバルブの耐圧力が高いので、沸点が上がり冷却効率が少し良くなります)デメリット(クーラントのラインがバンド締め付けとOリングで成り立っているので、Oリングやパイプの劣化に注意が必要です。)があります。一部だけ部品の性能を上げた場合は、バランスが崩れるので、注意が必要です。また、エンジンオイル混入は無しなので、修理とコンディションレベルチェックCに入ります。



冷却水のホース類を外し、組み直します。クーラントは全量交換中です。部品交換を行う場合は、最低限、分解した通りに戻さないと不具合が発生します。

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄します。配管をチェックして、組みなおします。エアクリーナーは、洗浄後、自然乾燥、専用オイル添付です。


ブリーザーパイプが外れていたので、ブローバイガスが空気中に放出され、乗車中は、オイルの臭いがします。バッテリーは、メンテナンスフリーの物で、XJR用なので、補充電のみ行います。交換時期不明ですが、まだ少し使えると思います。煩雑に外すドレンボルトにアルミワッシャーを使用すると、ボルトにワッシャーが噛み込みやすいです。修理以外で定期的に取り外す部分は、純正のワッシャーの方が良いと思います。スパークプラグは、右側2本と左側2本では焼け方が違ってきているので、調整が必要です。

充電電圧も出ているので、レギュレーターは平気そうです。ダイヤフラムは点検しましたが、分解はしておらず緩みもありませんでした。ただ、パージジェットが詰まり気味でしたので、ジェットニードルを伝ってきたガソリンで、ゴム類が少し痛んでいます。
フルードは、3カ所とも劣化があり、交換した方が良いと思います。

午前中、雨がほぼ上がっていたので、最終チェックと試乗です。以前より乗りやすくなっている予定です。

納車準備完了です。よろしくお願いいたします。

納車前に追加作業です。フルードを3カ所交換。

この車両は、マスターが左右ともデイトナニッシン製のラジアルポンプマスターです。ブレーキ側は問題無いのですが、クラッチ側は、ピストン径が小さく、旧型Vmaxに適合しないため、フルードの送り出し量が足りず、クラッチが切れない症状がよくでます。応急処置として、クラッチレバーを曲げ直し、できるだけストローク量を増やすようにしています。最近、メインスタンドを外している車両が多いですが、整備の際は、簡易的に装着すると作業が楽です。


ギアオイルも交換しました。ギアケースは、ドレンボルトに磁石があり、フィルター代わりになっています。新車時は、驚くほど鉄粉が出ますが、当たりが出れば減ってきます。また、上側の丸いカバーは、ブリーザーですので、温度が上がった際、圧力を逃がすようになっていますが、ギアケースを外した際などに、このカバーをぶつけて潰れていると圧力が抜けず、代わりにスイングアーム側にオイルが出る場合があります。これらの作業の後、無事に納車になりました。
2017.04.01 作業担当 ヤダ(矢田)